ルールについて考える(その3)です。戦略こそが従うべき唯一の神であり、戦術に過ぎないものを偶像として崇拝することなかれ。
【今回の内容】
ルールの効用/ルールと戦略の違い/ルールと戦術/日本の教育/戦略的思考/口だけ野郎/理想状態を描く能力/規範を押し付けない/戦略的中国人/日本人は戦略的なのか?/社会が決めた価値基準/登山の中国、高原の日本?/フィードバックループ/意識高い系ヨーロッパ/速さと遅さ/ルールと老人/戦略的エバンジェリスト/失敗の予感/謎のゲスト
◆「超」入門 失敗の本質
【パーソナリティ】
とよだ:日本のIT企業で働くビジネス哲学芸人。
ショーン:シリコンバレーのテック企業で働くデータの魔術師。
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※このラジオは、個人の見解に基づくものであり、所属組織を代表するものではございません。
サマリー
13歳から始める戦略的な人生ルール作りについて考えるエピソードでは、ルールのポジティブな側面や家庭内の合意形成におけるルールの重要性が議論されています。また、戦略とルールの違いや教育制度における戦略的思考の欠如についても触れられています。13歳からの戦略的人生を考えるシリーズでは、教育における理想状態の描き方や各国の文化が戦略的思考に与える影響が探求されています。日本と中国の戦略的思考の違いや、役立つ能力としての理想像を描く力についても議論されています。13歳からの戦略的人生ルールメイキングについて考え、変化に対する日本とヨーロッパの違いにも触れています。また、戦略的思考の重要性とそれに対する価値観の変化についても論じられています。
ルールのポジティブな側面
そうね。だから僕のイメージしてるルールって、とよだくんのイメージしてるルールで、ちょっと多分、温度差みたいのがやっぱあるじゃん。僕はポジティブにちょっと見てたりとかさ。
あー。そこをもっと話したほうがよかったな。しおくんのイメージしてるルールっていうのは、さっき言ってたゲームとかするときに、本当はないんだけど、それをあるってことにすることによって、面白くするものみたいなイメージがあるってこと?
うーん、まあそれも一ついい面のルール、いいルールだよね。なんか面白くするルール。
はい。
とか、時間制限を設けるから、あ、なんかこう、なんだ、切迫性というかさ、やんなきゃっていってこう、いろいろエネルギーが出るみたいな。
なんかアイディアをさ、10個出そうってなってさ、制限時間10秒ですって言われるとさ、結構必死になってやると思うんだけどさ、じゃあちょっと1週間で考えてくださいって言われるとさ、ちょっとダラッとするみたいな。
はい。
だからそういうクリエイティビティを上げるルールというかね。
はい。
とか、まあ意味のあるルール、目的に沿ったルールで、うまく自分たちの活動に役に立つルールは、もうある気がするよね。
そういう目で俺はルールっていうのを見たことがないんだな。
そうね、ネガティブなイメージだよね、ルールって。
そういうネガティブな話を聞いて、そういうポジティブな面をルールって言葉から俺は引き出せないんだなと思った。
戦略とルールの違い
へえ。
とか、あとは例えばね、家族とか子供とかとの間でもさ、これをこうするようにしようねって言って、合意するから今後喧嘩が起きにくくなるとかさ。
はい。
そういう面もあるんじゃないかなと思ってて。
お互い納得いくルールができていれば、なんかその線を越えないから相手を不快にしないとか、お互いフェアだよねっていう状態を保てるみたいな。
なんかさ、その戦略もルールもさ、何らかの望ましい状態を想定して、そこに持っていくための道筋を作るというか、制約をつけるというか、そこはなんか同じような気がしたんだけど。
同じだね。
何が違うんだろう、その戦略とルールって。
同じなんじゃないの?
同じ?
あ、じゃあ戦略=ルールってこと?
あ、でもどうなんだろうな。なんかあんまり戦略っていうと時系列の順序とか、いろいろもっと複雑にあり得る気がするけど、ルールってなんか平坦な感じするよね。
時系列がある一点っていうか、AだったらB、CだったらDみたいななんか、ただのデシジョンツリーというか、分岐があったりするっていうだけな感じするよね。
何だろうな。今思い、俺の頭の中に浮かんだのは、戦略はなんかA地点からB地点に進んでいくイメージ。違う状態に変化するイメージ。
で、ルールっていうのは一つの状態を何らか望ましい状態みたいなのを作って、それを固定するっていうか、維持するみたいなイメージがあるなと思ったんだけど、どう思う?
それも目的次第だった気がして、例えばさ、NISAでさ、あれちょっと詳しく知らないけど、ちょうどね、僕が日本離れるぐらいの時に出てきたやつで、100万円だっけあれ。株を取引する口座にぐらいまでは免税になるみたいな。
そういう感じだと思うんだけど、そういう新しい枠というかルールを設けることによって、より多くの国民の人が株に興味を持ってもらって、全部セービングにお金を集めるんじゃなくて、投資にも回しましょうっていう風に促してる。
ある意味ルールかなと思って。だから、あるA地点に行くまでのステップとして、そのAダッシュというか、最初のステップ1ってとこに向かうにはこういうルール、ガードレールみたいなのを敷いてあげると、国民っていうこう、つぶつぶというかいろんな集団があって、それがちょっとずつ移動していく感じかなと思ったんだけど。
で、それはAに向かう一歩みたいな。
なるほど。それはルール。ルール。
うん。100万円までは免税というか控除しますよみたいな。安くしますよっていうルール決め事かなと思うんだけど。
法律もルールって言ってなかったっけ。人は殺したいけないっていうことと。
ルールか。なんかルール、今のだとなんかちょっと抽象度が、戦略と戦術の違いみたいな感じがしたなと思って。
先ほどのNISAの例で言うと戦略は、国民が株とかに、投資商品に今現状興味を持ってませんと。
で、興味を持っていろいろ投資が盛り上がるっていう状態を目標というか理想状態として、そこにどういうふうな施策を打てば、じゃあそのAからBに移動できるかっていうのを考えるのが戦略で、
それをやるための実際の施策というか、戦術レベルの具体的な施策がさっき言ったルール、枠を作って、そこだと免税ですよみたいなルールを作るっていう気がして、
ルールはもしかしたら戦略の、戦略というか戦術?戦術の一つなのかって思った。
教育と戦略的思考
うんうん、そうかもね。
ああ、そういうこと。
だから目的が変わったりして、戦略が変わったら、ハウの戦術も変わるべきだよねっていう感じ。
おお、そういうことか。ああ、わかったわかったわかった。戦術に過ぎないのが、そんなでかい顔するんじゃねえよっていうふうに思ってるんだ俺が。
でかい顔してるんだ。
戦術ごときで戦略に沿わなくなったら、お前はすぐに撤退するのが筋であろうと思ってるんだね僕は。
でもルールっていうと、戦略よりさらに上にあるものみたいな、全体を拘束している法則みたいな感じに見えてるのが、ちょっと違和感があったのかもしれない。
お前もうちょっと低いレベルのもんだろうって言いたいんだな俺は。
そうかもしれない。
戦略に従属するべきものだろうお前はって言いたいんだなと思った。
目的ないのに戦略、戦術の部分だけ教えるなよとか、ずれてるようなことを押し付けてくるなよってとこが、とよだくんの気に入らないとこだ。
ちょっと今納得した。
あとはその日本の学校教育でさ、やっぱこう戦術だけをやるみたいなことって結構多い気がしてさ。
とにかく理由はいいからやれっていうのが多かった。今は分かんないけど。
その勉強しなさいみたいなね、とりあえず。
何のために勉強するのってところはあんまり聞かずにさ。
とりあえず先生の言うこと聞きなさいみたいなのが昔はあって、そういうことを考えさせるのをやめさせるみたいなさ。
だからその名残でルールが押し付けられるととよだくんはいやいやいやとなると。
日本人ってやっぱその戦略的思考が弱いみたいなよく言われて、
第二次世界大戦の軍隊でこんな愚かなことをしたみたいなのをまとめてる失敗の本質っていう本があるんだけど、
やっぱそれを見ると日本人の学校教育的な柔軟性のなさというか、
もうこれはこうなんだからこうなんだみたいな。
その戦略的思考の弱さが結果的にあれだけの被害をもたらしたみたいな感じのことが書いてあるんだけど、
いや戦略的思考だなと思った。なんか大事なのは。
その戦略的思考を広めねばならないと思った。
まあそうね。それは、そうね。それがあったらいい時もあるだろうね。今は広がってないのかな。
それがあったらいい時?
いやだから戦略的思考があった方がいい場合もあるだろうし、その物事にいい面と悪い面があるだろうから。
なんか今は足りないフェーズで増やした方がいいのかもしれないけど。
逆に戦略的思考が多すぎるとネガティブ要素みたいなのがありそうな感触を受けてるってこと?
いやいやそれはもう極端な例でね。本当にそれしかやらなかったら何も実行する部隊がいないみたいな。
考え続けてるだけ。
あーそういうことね。戦略だけ捏ねくり回して何もやらないみたいなね。
とか全員が戦略を考えるって言って誰も動かないみたいな状態は極端な例を考えるよね。あると。
なるほどなるほどね。いやでもね、そんな風にはならないだろう。
でもこっちの会社とかでもさ、口だけで全然あいつは動かないみたいな状態とかさ、聞いたりするからさ。
みんながみんな戦略をやりたがって手を動かさない状態。
そもそも手は動かせない能力の人たちで、口だけは達者みたいな人たちが集まると何も動かないみたいなこととかもあるわけ。
お、そう。口だけは達者。でもその口がさ、ちゃんと理にかなってる内容だったらいいんじゃないかなと思ったんだけど。
それが理にかなってないから口だけ野郎っていう風に言われちゃうのかね。
例えばさ、家の中のね戦略を考えるぜって言って、家の中でうちはこういう家庭にした方がいいって言うんだけどさ。
一切家事を手伝わないとか働いてこないっていう状態だったらさ、そしたら話にならないかな。
でもそれがその戦略を立てる人間が非常に理にかなった戦略を立ててるのであれば、それは役割分担でもう片方のパートナーが手を動かすか、
もしくは手を動かすのが嫌なのであればその手を動かすお手伝いさんみたいなのを雇ってやってもらうとかの方が合理的な気がしたけどね。
手を動かす、今の極端な例だと本当に口しか動かさないから働いてない状態で、そういう代替手段も取れない状態で口だけ言ってる状態だと、
手伝いさんも雇えないわけよ。お金も稼いでないから。
それだったらさすがにメンバーとしてはいられないんじゃないかなって。そこまで極端にいくと。
なるほど。
まあでもちょっと今行き過ぎた例だから戻すと。
日本にはもうちょっとその戦略的思考を入れた方がいいんじゃないかっていうことね、とよだくんとして。
と思ったね、この話をして。
どうなんだろうね。でも今そういう戦略的思考の人とかも増えてるのかなと思うんだけど。
理想状態を描く教育の重要性
戦時中と違って情報もさ、割と等しく言語の壁も薄くなってアクセスできるようになったりして、
似たようなものを見て情報も共有してて増えてないのかな、戦略的思考の人。
何だろうな、戦略的思考。多分ロジカルシンキングとかをできる人は増えてるんじゃないかなって気がするんだけど、
その戦略を立てるにはまずその理想状態を描かないといけないっていう目的地か、
目的地が何なのかをはっきりさせないといけないっていうふうに言ったと思うんだけど、
目的地を描くっていうのが結構難しいんじゃねえかなって思ったな。
難しいと思う。
なんかその自分でその目的地を描くなんていう教育を受けてないからさ、
誰かが描いた目的地に従いなさいみたいな。
粛々とそれを黙って、やるんですよあなたたちはみたいな教育を受けてるから、
自分でその理想状態を描いて、そこにどうやって向かっていくのかを考えるっていう多分能力っていうかスキルは多分全然身についてない気がするんだよね。
うんうんうん。
それ、それまじいなと思ったな今。
国家の文化と戦略的思考
うーん。
それは子供を見てても今の教育はまだそんな感じだなって感じる?
いや分かんない。まだ小学校も行ってないんで、ちょっとまだ分からないなそれは。
そうか。
でもそんなに大きく変わってないんじゃないかなと思うけどね、我々が小学生だった頃と。
うーん。
そのなんかパソコンの授業がね、増えたとか英語の時間が増えたとかはあるかもしれないけど、
うんうん。
そんなに大きくは変わってないだろうなって気がするけどね。
うんうんうんうん。
なるほどね。
じゃあどうしたらいいかね、そういう理想像を描く力をつけるには。
やっぱり、規範を押しつけないことじゃないか。
規範を押しつけない?
これが正しいとか。
うん。
これがあるべき姿とか。
うん。
これはいいけどこれはダメとか。
うん。
そういうやつ。序列感。
うんうんうん。
なんじゃないかなと思ったけどね、その理想状態ってやっぱそれぞれ人それぞれ違うと思ってて、
それって良し悪しじゃないと思うんだよな。
うんうんうん。
上下の優劣があるものではないと思ってるんだけど、
みんな違ってみんないいみたいな。
うんうんうん。
なんかあらゆることが序列感の中に回収されちゃうような気がするんだよな。
うんうんうん。
日本のやつって。
社会主義国家だからかな。
でもアメリカがそうじゃないかって言われるとどうなんだろう。
序列というか何かにこれは良いとかは押しつけられたりはしてる気はするけどね。
押しつけられるっていうのも変だけど、それは謳われてたりする気はするけどな。
なるほど。
しないかな。何が違うんだろうね。
アメリカはそうは見えない。もしくは中国。
中国は完全に国が良いと悪いを決めて良いに従いなさいっていう方針ですね。
だから日本に近い。
うんうん。
ダメと言ったものはダメみたいな。
うんうんうん。
そういう感じ。
じゃあそれは良くないと思ってるわけね、とよだくん。
良くないと思ってるね。
その中で育ってる中国の方々は戦略的思考は持ってないのかな。
おー。いや、戦略的だと思う。
ほんと?なんか矛盾があるね。
なぜ国がそういうふうに押しつけるかっていうと、多分民族が戦略的だから、
そういうふうに上から押さえつけないと収拾がつかないというか、
秩序が保てないからそうなってるんじゃないかなって気がした。
なるほど。
戦略的っつっていいのかな。
自分のところにいかに利益を誘導して持ってくるかみたいなのは、
多分そうとう利に聡い民族なんじゃないかなって気がするけどな。
うん。
じゃあもっと日本人も自分のところに利益を持ってこようと思うようになれば、
戦略的思考が強くなるの?
ちょっと今のは違うね。ずれてるな。
利益を持ってくるというよりは、自分が望ましいと思う状態にいかに持っていくか。
変化と戦略的判断
それは利益を持ってくるということのイコールなのかな。
うん。
なんだろう、なんだろう。そんなことない。
日本人も自分がいいなと思う理想状態に向かって戦略的に動いてるのか。もしかして。
うん。
どうなんだろう。
今、戦略の回でやったと思うけど、そのシステムの中でベストな戦略だと思ったけど、
その外からするとちょっと滑稽になってるというか、ベストじゃないよねと。
戦略的じゃないみたいなことの話した気がするけどさ。
はい。
その人の中、国の中とか個人の中で見れば、自分の成したいこととかやりたいことの中、
それを達成するベストの動きをしてるんじゃないかなって思うんだけど。
そうね。
だから日本人も一応戦略的に動いてるんじゃないかなと思うんだけどね。そういう意味では。
戦略的ね。戦略的ね。
戦略的か。戦略的?
いやー、分かんなくなってきたな、戦略的が。
え、俺前回戦略的って何て言ったっけ?
目的思考的な考えを持っていて、計画を立てるみたいな。
計画を立てるとまで言ってなかったかもしれないけど、僕が今、もう一回補完するなら、そんな風に答えそうな気がする。
目的を定めて、それで重要なものと重要じゃないものを峻別して、重要なやつにそのリソースをつぎ込んで重要じゃないやつを切り捨てる。
っていうのが戦略的思考だと僕は思っているんだが、日本人は戦略的なのか。戦略的か?
だからその重要かどうかをさ、自分の中で判断してるから、見えないんじゃないの?周りからは。
なんか前回のさ、学びを外から測れないのと一緒で、その人にとって重要。
いや違う違う、その人にとっての重要じゃなくて、社会が重要だって決めてるから、それを重要だと思い込んでるみたいな、それが多分俺が引っかかってるのは。
自分からこれが重要だと思って重要だと思ってるというよりは、社会が規定したこれがいいでしょっていうのを重要だと思ってる節が強いのではないかと思った。
だから戦略的とは言えないのではないかと思った、私は。
だから誰か他者から与えられているこれが良いでしょっていうのではない価値基準にのっとって、そこに向かってどう動くんですかっていうことを考え始めたら、それは僕は戦略的だなと。
戦略的な民族だなと評価する気がする。
あれ?
はいはい。
今なんか聞こえなくなったけど。
え、どっから?
え、最後にその、民族だなとの後。
民族だなと思う。
あ、思う。
以上。
で終わったんだね。
はい。
でさ、じゃあさ、その中国の方々は与えられたものを重要だと思ってないの?
与えられたものを重要だと思ってない。
なんか僕のイメージ、ステレオタイプだとさ、家を持ってとかさ、家を買うと、結婚するときにはとか、なんかそういう何が重要で、お金をちゃんと儲けるとか、そういう家族が大事だとかも、ある意味外から植えられたりとか。
そうですね。
欲望の伝染じゃないけどさ、やっぱ外から植えられてるって意味では同じかなって思ったんだけど。
そうですね、そう思いました私も。
でもそれはその経済が発展していってる、その高度経済成長とかは多分絶対そうなっちゃうんじゃないかなと思ったね。
その人間の特性的に。
でもそれがそのてっぺんまで行って、行くと多分そこが多様化してくるというか、そこじゃない良いものっていうのが多分出てくるはずなんじゃないかなと思って。
で、中国は多分これからそういうフェーズに入っていくんだろうなと。
で、日本は本当は多分もう30年前とかにそのフェーズになってなきゃいけなかったのに、いまだに切り替わり切れてないのではないかと思った。
なるほどね。
ちょっとずつ変わってきてると思うけどね。その変わりがやっぱり遅いのかなと思った。
だから時間がキーなのかなと思ってさ、そのフィードバックループが回るサイクルが遅えよっていうのが基本的にはどっかあるんじゃないかなと。
そうかな。そうかな。
最初その周りが言ってる重要を取り入れてみてやってみました。
でもやっぱり自分が思ってる重要と違うな、で、やっぱ変えようって言って変わるっていうのが10年ぐらいのスパンかけてやってると、
なんかその戦略的に見えないというか。
で、とよだくんとしてはそれをパッとこう判断して、なんかやってれば戦略的だなってちゃんと状況判断して目的を見て変わってるって見えるんだけど、
それが10年かけてやってると、いやちょっとやってないんじゃないって見えるみたいな。
あーそうかもしれない。
その時間軸なのかな。
そうかもしれない。だから意思を持ってそれをやってるというよりは、なんかこう流れに身を任せて、
なんか自然とそうなってるのを待っているみたいな感じに見えるのかな。
分かんないね。でもそれ、それの何がダメなんですかって今自分で自分に問いかけたんだけど、答え出なかったね今。
なんか積み上げた分があるからこそ、動きづらいというか変化が遅いみたいな分ってあるのかなと思って。
日本とヨーロッパの変化
これまで日本の文化社会として成功体験とか、物理的なものも含め、なんか変えづらい、変わりづらい。だから遅いのかなとかね。
どうなんだろうね。ヨーロッパとかもさ、結構歴史ある先進国でいろいろ積み上げてきてると思うが、ヨーロッパの方が全然変わろうっていうなんかスピード感?あるような気がするけどな。
ある?その変わろうってしてる感じ。
うーん。
なんかそんなイメージがある。
わかんないけどヨーロッパのこと。知らないけど。なんかヨーロッパの方がその社会を変えねばなるまいみたいな運動がなんか盛んなイメージがある。
うーん。
意識高い系。
うーん。
なるほどね。
ルールの話をしたんだけど、やっぱり戦略になりましたね。戦略的じゃないっていうところに、僕はルールのネガティブの印象を受けてたのかな。
そうね。
それがでも一つわかっただけでもだいぶ、僕の中では発見でありまして。
うーん。
戦略的か。戦略的であるということは良いことだと思っていたんだけど、それが本当に良いことなのかどうかわからないなって思えてきた。
どういう意味で?良くない可能性がある?
えっと、良くない。良くないとは思わないけど、戦略的であるって何がいいんだっけって。悪いとは思わないけど、何がいいんだっけって。
これまで最短経路で目的地に到達するプランを考えるのが戦略だから、スピード感的には速いんだよね。戦略を立てて何か物事を動かしていった方が速い。物事の動きは速いんだけど、その速いのは果たして良いことなんだっけみたいな。そこがわからなくなった。
確かにね。あとは何か今の聞いてて、その戦略的であるってことって、ある目標とか求めてる状態が現実と違うっていう前提だよね。でも今の現状がもう完璧で満足してますみたいな。毎日この生活を送れるなら十分ですっていう人は、戦略的である必要がない。
戦略的思考の重要性
そもそも。だから戦略的であっても意味がないというか、良いとしてない価値っていうのかな。戦略的であることの魅力はあんまないかもしれないみたいな。
なるほどね。でもそれって、おじいちゃんっぽくない?と思って。なんかもう欲望は失って、あるがままでみたいな。
うんうんうんうん。
まあでもそういう感じなのかな。おじいちゃんなのかな。おじいちゃんおばあちゃんなのかな。
誰が?
僕の問題視している周りの環境がね。
あー。なるほどね。
まあしょうがないか、それなら。おじいちゃんおばあちゃんなのかな。
哀愁が漂う。
だからそのおじいちゃんおばあちゃんにさ、いやーもっと戦略的にならないとダメですよみたいな。
そうだよね。
感じに伝えてもなんかしょうがないなって思って。
そうだよね。
それはしょうがないよなーって。
だからその人の望むものっていうのがあって、ステージがあったり、何が重要かが違うと。だからその人がそれを重要だと思ってないんだったら、戦略的である必要ないね。
そうだねー。わかった。
いやでもね、僕その、やっぱ戦略好きだなーと思って。
あーそうだね。そこはやっぱ気にしてるね。
戦略的思考をね、もっと広めねばって思ったから、そういうのを一緒に盛り上げていきましょうっていう風に思ってくれる人がいたら、一緒に何かやりましょう。
あーそうね。ぜひ連絡くださいってことね。
連絡くださいね。
っていう風にちょっと宣伝をして、満足しました僕は。
なんか今日は結構カオスな感じ?
うーん、これは久々になんかこう、これちょっと失敗したかもなーっていう空気が途中で流れてたんだけど、でも最後の方はね、良かった。終わりの方は良かった。
途中がちょっとね、あれ?これボツかなって思ったけど、まあまあいいでしょう。
まあまあまあ、はい。
はい。
じゃあそんなとこですかね、今日は。
そんな感じで今日終わりにしよっかー。
はい。
次回は?
次回は?
ゲスト、ゲスト回。
あーそうだ、次回ゲスト回ですね。
うん。
で、ゲストに出てくれるのが誰かは秘密。
まあ秘密で、はい。
ってことで。
新しい風が吹きそうなんで、すごい楽しみです。
そうだね、ちょっと想定してなかったゲストが出てくる感じで、はい。
はい。
じゃあまたよろしくお願いいたします。
はいじゃあ。
ありがとうございました。
はいお疲れです。
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