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2021-06-06 09:02

はぶかん014「カモミールについて考える」

はぶかん第14回は、今が旬のカモミールについて考えてみました!

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ハーブのことについて考えるポッドキャスト、略してはぶかん第14回、この番組は、青森県及良市町から、ハーブ専門農家の私、Aちゃんが、ハーブのことや、ハーブの6次産業化などを通して、感じたこと、思ったことを発信するポッドキャストです。
効果効能や栽培方法に関しては、地域や気候、個人差などがあります。あくまでも私、Aちゃんの経験と主観ですので、ご容赦ください。
ということで、最近は農繁期、真っ只中、引き続きという感じで、毎日農業に励んでおります。
つい先日というか、今日もなんですけれども、カモミールを収穫真っ只中という感じで、カモミールをすごく摂っているんですけれども、先週初めて初収穫をして、同じ場所を1週間経った今日、やったんですけれども、
先週取り尽くしたはずが、なぜか今日取った量の方が多かったっていう謎の植物、カモミール。このカモミールについて今回は考えてみたいと思います。
はい、ということで、カモミールはですね、菊花ですね。別名カモマイル、カモミーユなんて言ったりしますけれども、和名はカミツレですね。
よくカミツレと言って出てたりもしますね。品種が大きく分けて2つありまして、ハーブティーなんかになるのは食用ですね。食用に主になるのがジャーマンカモミール。
で、アロマとか香料として使われるのがローマンカモミールという品種になります。ちょっと見分け方がいくつかあるんですけれども、ジャーマンカモミールは一年層です。ローマンカモミールは多年層です。
ということなので、実は同じ菊花なんですけれども、属が全然違っていて、ジャーマンカモミールがシカギク属、ローマンカモミールがカマエメルム属という植物的に違う植物というかになっています。
見た目の見分け方がですね、ジャーマンカモミールが比較的大きくというか高くなります。胸ぐらいまで高くなるんですけれども、ローマンカモミールはだいたい膝ぐらいかな、腰ぐらいまでなる場合もありますけれども、比較的小さい方ですね。
ジャーマンカモミールは花だけが香るので、ハブティーにするときは花だけの収穫になります。
変わっているローマンカモミールは全層に香りがあるので、全部ですね、草と茎とか葉っぱとかにも香りがあるので、精油量が多いということでアロマに使われるという感じですね。
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花にも見た目の違いがあって、黄色い芯で白い花びらがついているんですけれども、ジャーマンカモミールは芯の部分が膨らんでいるのがジャーマンカモミールです。
ローマンカモミールというのはデイジーといってわかりますかね、デイジーの花みたいに平べったい芯がですね、になっています。
あとはジャーマンカモミールは比較的早めの春に咲きます。
ローマンカモミールは初夏に咲くので、ちょっとタイミングが合わないと、6月とか7月、この辺りだとちょっと梅雨にかぶっちゃう可能性もあるというのがローマンカモミールですね。
そんな感じで見た目にも見分けがつきます。
今回は主にジャーマンカモミールの方について話して考えていきたいなと思います。
カモミールはですね、香りはリンゴのような香りが甘い香りというか特徴で、ジャーマンカモミールはハーブティーでよく飲まれますね。
ミルクとかハチミツとの相性もすごくいいので、結構夜におすすめなんですけれども、夜泣きのハーブティーとも呼ばれていまして、
赤ちゃんがちょっと夜泣きがひどいような赤ちゃんに飲ませると夜泣きが治ると言われています。
これは研究も進んでいまして、論文とかは見つけられなかったんですけれども、見つけられないというか探してないんですけれども、
ちゃんと学術的に研究も進んでいるものなので期待できる効果ですね。
ただ赤ちゃんに飲ませる時は薄めて飲ませてあげた方がいいのかなと思います。
あと菊花なので、この番組でも何度も言ってはいるんですけれども、菊花アレルニーの方は花粉症ですね。菊花の花粉症の方は注意が必要です。
ただですね、菊花アレルニーは注意と言ったんですけれども、抗アレルニー作用があるので、菊花アレルニー以外のアレルニー体質の方におすすめのハーブでもありますね。
栽培的にはですね、春と秋に種を撒いて、春は5月頃までですね。遅いとこの辺りだと梅雨に被ってしまうので、あまり良い花にならないので、
比較的うちの場合はハウスの中でも3月とかに撒いちゃうんですけれども、春撒きの場合はですね。
ただやっぱり一番良いのは、秋に種を撒く。だいたい9月頃から種を撒くのが良いのかなと思います。
ただ、やっぱり南の方の気候だと暖かすぎるので、ちょっと大きくなりすぎるというか、冬を越える状態がロゼッタ状と言うんですけれども、
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その状態を通り越しちゃうので、ちょっと遅めの方が良いのかなと思います。
青森県のこの辺りだとですね、9月頃から種を撒いてあげると、冬を越えて翌年の春に咲くっていうのが、感じが一番元気良く良いものが取れるのかなと思います。
さっきも言ったように、ジャーマンカモミールは1年層なので、そのままにしていたりですね、あとは収穫逃れしたというか、花が種になって、
それが種がこぼれて、秋ぐらいに勝手に咲くというか芽吹くので、それをそのまま放っておくと翌年の春に毎年生えてくるので、
庭に撒く時はですね、翌年生えてきても良い場所に撒いてあげると、ちょっとその来年のことを考えてやってあげると良いのかなと思います。
あとはですね、今はジャーマンカモミールの話って言ったんですけど、別にローマンカモミールもですね、飲んじゃダメってわけじゃないので、
もしプランターとかで育ててみたいっていう方だったら、小ぶりなローマンの方がもしかしたら良いのかもしれないですね。
結構大きくなるんですよ、ジャーマンカモミールは。
もううちの畑だと基本的には、一般的には60cmとか70cm、80cmぐらいまで大きくなりますとかって言われたりするんですけれども、
うちの畑だと胸ぐらいまで大きくなるので、例えば日陰になっちゃったりもすると思うので、他の作物の近くに植えない方が良いのかなとか、そういうのはありますね。
ただ特に病気とか害虫とかもつかないので、広ささえ確保できれば、初心者にもおすすめのハーブの一つですね。
ぜひぜひやってみて欲しいなと思います。
こんな感じかな。
ということで、この番組ハブ館では皆様からのお便りをお待ちしております。
番組への感想、ハーブ情報、取り上げて欲しいテーマやリクエストなど何でも構いません。
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ぜひぜひお便りをお寄せください。
ということで今回はカモミールについて考えてみました。
皆様どう考えましたでしょうか。
ハーブのことについて考えるポッドキャスト、略してハブ館。
お相手はりーちゃんでした。
また次回お会いしましょう。
ヘバナス。
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