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ハーブのことについて考えるポッドキャスト、略してはぶかん第5回。この番組は青森県及良市町から、ハーブ専門農家の私、Aちゃんが、ハーブのことや、ハーブの6次産業化などを通して感じたこと、思ったことを発信するポッドキャストです。
効果効能や栽培方法に関しては、地域や気候、個人差などがあります。あくまでも私、Aちゃんの経験と主観ですので、ご容赦ください。
今回は本編の方が長くなりそうなので、緊急報告は割愛したいと思います。今回はタイトルの通り、レモンバームについて考えていきたいと思います。5回続けてきて初めてのちゃんとハーブの話題です。
レモンバームはですね、別名メリッサという名前があります。学名もメリッサなんですけれども、和名だと香水発火。香水って名前が、和名がついているのは大体レモンの香り。おそらくその日本に入ってきたタイミングでレモンの香りっていうのが香水っていう名前がついてたのかなと想像します。
シソ科の香水発火属のタネンソになります。なので毎年冬に枯れても春にはポコポコと出てくるという感じですね。原産地は南ヨーロッパです。なのでちょっと平均的に暖かいというかですね。
見た目はですね、シソって言ってもわかるかな。シソとかミントみたいな見た目になるんですけれども、葉っぱの形がですね、シソの葉っぱに似ていて、あと縁がギザギザなんですけれども、大体サイズ的には2、3センチですね。
ただシソよりサイズがずっとずっと小さくてですね、背丈も全然伸びない。血を這うっていうか、言っても足首ぐらいの程度の高さですね。全然背丈は伸びないです。数十センチ程度ですかね。香りはですね、名前の通りレモンの香りという意味でレモンバームという名前がついてますね。
このレモンの香りがですね、シトラールという成分が由来なんですけれども、このレモンの香りがミツバチを引き寄せるので、洋法とかによく使われたりしてたようです。ちなみにこのメリっていうのがですね、ハチミツという意味になります。なのでメリッサ、ハチミツ、ミツバチっていう意味なんですけれども、メリッサっていう名前ですね。
利用方法的にはハーブティーがやっぱりよく使われますね。ハーブティーのベースに使うのがいいのかなと思います。ブレンドする時にもですね。
あとはアロマもメリッサっていう名前であります。ただアロマはですね、レモンバームは製油量がとても少ないのでめちゃくちゃ高いです。高価ですね。1ミリとか2ミリリットルで数千円っていう値段がつきます。かなり高いです。自分で栽培すると別に何百円とかで株が売ってたりするので、種も売ってるので育てやすいかなと思います。育てるなら全然安いのでね。
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あとはサラダにも使われたりしますね。あとはやっぱりレモンの香りなどでお菓子だとかデザートだとかそういうのに使われます。薬用としても古くから使われていたようで、効果効能的にはリフレッシュとか記憶力を高めると言われています。
あとは不眠症とかですね、消化器の改善にも使われたりします。栽培のポイントなんですけれども、耐寒性がとても強いので、さらに言うと暑さにも強いので手間がいらないというか、春から秋まで収穫期も長いので、初心者におすすめのハーブなので最初の方に取り上げたんですけれども、ポイントとしてはさっき暑さに強いって言ったんですけれども、どちらかというと半日陰ぐらいの方が夏場はよく育ちます。
ただ北国だと青森県もそうなんですけれども、ちょっと冬が寒すぎるので日陰にならない方が青森県とかだと良いのかなと。その辺りは強いのでどこでも育つんで気にしなきゃ気にしなくてもいいんですけれども。
ミントのように勝手に増えるんですよ。ただそのミントほど広がらないので全然気にしなくて大丈夫です。その場で増えるっていう感じですね。どっちかというと広がるというよりは。広がる心配はないんですけれども、2年目3年目とかになってきたらそのままにしておくと混み合ってきてなかなかお互いがお互いの足引っ張りあって育ちにくいっていうのがあるので、敷きしてあげるといいと思います。
あとは梅雨の頃に花が咲くんですけれども、これは他の地域だとどうかなって感じなんですけれども、大体夏前ですね。夏前ぐらいに花が咲くので、その花を楽しむっていうのもありなんですけれども、食べたり飲んだりするのであれば花が咲く前の方が香りが強いので。
あとはどのハーブにも言えることなんですけど、梅雨時期に混み合っていると湿度に負けちゃうので、間引きがてら収穫してあげるっていうのがいいのかなと思います。ここからですねちょっと余談なんですけれども、これがちょっと長くなるかなと思ったのでオープニング飛ばしたんですけれども、ハーブっていうのは結構ギリシャ神話によく出てきます。
これがなかなか面白いお話が多くてですね、そういうのもちょっと紹介できる範囲でしていきたいなと思うんですけれども、レモンバームというかメリッサというのがギリシャ神話に出てきます。ギリシャ神話ではですね、メリッサというのは神話伝承の女神と言われていて、まあ諸説はあるんですけれども、二人姉妹の妹です。
お姉さんの名前はアマルテアという名前ですね。アマルテアとメリッサの二人姉妹になります。ギリシャ神話で一番有名なのはやっぱり全知全能の神ゼウスですね。ゼウスにはお父さんとお母さんがやっぱりいて、お父さんはクロノスという名前で、お母さんはレアという名前です。
その二人の子供がゼウスですね。そのゼウスのお父さんクロノスはですね、自分のお父さんを倒して神の地位についたんですけれども、その時にその自分のお父さんからですね呪いを受けまして、お前も自分の子供に倒されるっていう呪いをかけられたんですね。
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なので、それを怖がってクロノスはですね、自分の子供が生まれる度にですね、丸呑みしてたんですね。じゃあ子供作るなよっていう話なんですけれども。で、その6人目の子供がゼウスになります。ただその6人目になってようやくお母さんのレアがですね、今度こそは食べられないと、ゼウスをとある島に匿ったんですね。
お父さんのクロノスには石を布で包んで、6人目生まれましたって言って渡して、クロノスはその石を勘違いして飲み込んだっていうのでごまかしたようです。
で、その匿った島でですね、お母さんはそこにいることができないので、その島でゼウスを育てたのがメリッサとアマルテアの姉妹だと言われています。
アマルテアっていうのはヤニの父を与えて育てたそうです。ゼウスをですね。なのでその功績を認められてというか、後にヤニ座になるそうです。
絵を見ると隣に女の人がいるんですけれども、それはアマルテアさんだそうです。
で、妹のメリッサはですね、その名前の通りなんですけれども、蜂蜜を与えてゼウスを育てたそうです。
ただここでちょっと注意点なんですけれども、現実に戻るって感じなんですけれども、蜂蜜っていうのはボツリヌス菌があるので、1歳未満の子供には与えないようにしてください。
ここは神話を信じて蜂蜜で子供、赤ちゃんを育てないようにしてくださいっていう感じですね。
で、ゼウスが育った後ですね、兄弟たちを助けるためにですね、父親のクロノスをちょっとどういう方法でやったかはちょっと調べれなかったんですけど、クロノスをお酒で酔わせるんですね。
そのお酒の名前が神の酒、神酒、ネクタール。これはよくフルーツ系のミックスジュース的なやつをネクターって言ったりしますけども、ここから来てますね。
当時はフルーツのジュースじゃなくて蜂蜜のお酒、蜂蜜酒をネクタールって呼んでたようです。神に誘われるお酒ですね。
そのクロノスが酔いすぎてですね、酔わせまくって酔わせまくって、クロノスが嘔吐したんですね。
その時に王都と同時に今まで飲み込んできた兄弟たちも出てきたようで、その出てきた順番が逆になったから兄弟の順番も逆になってゼウスが長男になったとかという意味不明な設定があるんですけれども、
兄弟力を合わせて父親のクロノスを倒してゼウスが最高神、全知全能の神になったと言われているそうです。
と言ったようにですね、そのハーブの名前が結構ギリシャ神話でも出てくるので、こんな感じで紹介していければなと思います。
ちょっと私も調べながらなので、ちょっと説明ベタなところがあるんですけれども、ご容赦くださいという感じですね。
はい、ということでこの番組ハブ館では皆様からのお便りをお待ちしております。
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ということで今回はレモンバームについて考えてみました。
皆様どう考えましたでしょうか。
ハーブのことについて考えるポッドキャスト、略してハブ館、お相手はAちゃんでした。
また次回お会いしましょう。
へばなっす。