00:09
ハーブのことについて考えるポッドキャスト、略してはぶかん第4回です。
この番組は、青森県及良市町から、ハーブ専門農家の私、Aちゃんが、
ハーブのことや、ハーブの6次産業化などを通して感じたこと、思ったことを発信するポッドキャストです。
効果効能や栽培方法に関しては、地域や気候、個人差などがあります。
あくまでも、私Aちゃんの経験と主観ですので、ご容赦ください。
ということでですね、今回はですね、タイトルの通りミントの話をしていくんですけれども、
ミントというと夏というイメージが皆さん多分あると思うんですけれども、今回の話を聞いてですね、
その考えを改めてもらえればなと思っております。
ミントには結構ただならぬ思いがありますので、ぜひぜひ聞いてほしいんですけれども、
今回はミントについて考えていきたいと思います。
ミントというと、皆さん何を想像しますかね?
おそらくチョコミント、あとはガムとか歯磨きとか、あとは最近だと発火油が結構人気だったりしますね。
ミント好きの方が結構最近増えてきて嬉しいなぁと思う反面、
皆さん、特にミント好きの方、皆さんが言うミントって何ミントですか?っていうところですね。
ミント好きの方の多くがスースーするのが好きだったりするんですけれども、
実はミントっていうのはですね、数千種類を超えるというぐらい品種があります。
細かく数えると本当に6千種類を超えると言われているんですけれども、
第1回で自己紹介の時にチラッと話したんですけれども、
うちの農園コンセファームでもですね、15種類ミントを植えていて、味とか香りが様々ですね。
第2回の定義の話の時にも言ったんですけれども、
ペニーロイヤルミントなんて言って、その毒性がある、食べられないミントなんていうのもあったりします。
あとはですね、そんな感じで本当に千差万別というか、特徴が個性がそれぞれあって面白いのがミントなんですけれども、
例えばですね、よくSNSとかでですね、庭でもう増えて増えて困ってます、なんていう話をよく聞くんですけれども、
よくよくその写真とかを見るとですね、アップルミントという品種が多いです。
アップルミントっていうのはですね、皆さんはミントっていうとスースーするメントールを想像すると思うんですけれども、
03:09
アップルミントっていうのはメントールがほとんどなくてですね、全然スースーしません。
香りもちょっと青臭いというか、名前の通り甘い香りで、りんごというかどっちかというと青りんごですね、に近い香りがするんですけれども、
私結構好きなんですけれども、そんな感じでミント味ってメントールじゃないんですっていうところですね。
じゃあ皆さんが言っているミント味って何なんだってところなんですけど、さっきから言っているように実はですね、
ミント味って定義されているものは、ミントから抽出したメントール味っていうことが多いです。
ミント味じゃないんですね、私個人的には。
これがちょっとすごく残念だなぁと思ってて、別にスースーするだけがミントじゃないんだけどっていう感じですね。
ミント味として使われるのがやっぱハッカー油が多いですね。
品種的に言うとハッカー油はですね、ホクトという品種が使われます。
メントール脳っていうんですけれども、メントールの結晶ですね。
それを抽出するために北海道で作られた品種がこのホクトっていう品種になるんですけれども、
これが多分皆さんのイメージするミント味なのかなと思います。
ただホクトっていうのは世界的に見てもですね、すごく特殊なミントで、本当にメントールがすごく強くて香りも、
世界的に見るとかなり特殊な香りのするミントだと思います。
という風にですね、皆さんが想像しているミント味っていうのは実はスースーする味、その味はメントールの味なんですね。
なのでちょっとメントールっていうのは冷たくスースーするっていうのなんですけれども、
これは冷たく感じる肌のセンサーを刺激する作用があるので冷たく感じるらしいです。
辛味のカプサイシンとは逆ですね。辛味の方はホッと熱く感じるっていうところなんですけれども、逆ですね。
でもちょっとここで面白いのがですね、メントールが強いミントを食べた後に唐辛子を食べると、
冷たいのが温かいので温かいのが感じないかというと逆でですね、実はなぜか辛味が逆にさらに強く感じちゃうんですね。
これは原因がわかってないそうです。
このようにミントっていうのはすごく面白いんですけれども、
日本でミントって言われるとですね、さっき言ったハッカー油のオクトがメインなんですけれども、
皆さんがハッカー油以外で触れているミントっていうのはペパーミントとスペアミントっていうのが多いです。
06:07
わかりやすく説明するとハーブティーになるのがペパーミントですね。
あとケーキとかあとはモヒートとかに使われる日本でですね、使われることが多いのがスペアミントですね。
ただモヒートっていうのは正式にはイエルバブエナっていうミントを使います。
これがキューバのミントなんですけれども、モヒートの発祥、キューバで使われているミントがこのイエルバブエナっていう品種になります。
あとはですね、オクトとは別のメントールが強い品種にクールミントっていう品種があります。
これはどっちかというとペパーミントに近いですね。
すごくメントールが強いペパーミントっていう感じの味で、味と香りですね。
あとはその他にはミントって言ってもですね、名前ミントという名前からは全く想像がつかない香りのオーデコロンミントっていうのがあります。
これもメントールはあまりなくて、名前の通りオーデコロンというかコロンのような香り。
すごく本当にミントっていうぐらいの香りがするミントがあったりします。
オーデコロンミントと同じようなスパイシーな香りの方向性だと、あとはベルガモットミントとかラベンダーミント、オレンジミントなんていうのがあったりします。
これもオーデコロンに似たようなスパイシーな香りですね。香り高いというか。
あと変わり種のミントで言うとバナナミントとかストロベリーミントなんていうのもあったりします。
これが本当に香料のバナナとかストロベリーに近い、お菓子とか駄菓子とかのバナナとかストロベリーに近い香りのするミントがあります。
このように本当に様々な香りがあるのがミントで、本当にミントは面白いんだよっていうのをこの番組でもちょこちょこ伝えていければなと思っていますが、
また皆さんに問います。皆さんが言うミントって何ミントですか?
はい、ということでこの番組ハブ間では皆様からのお便りをお待ちしております。
番組への感想、ハーブ情報、取り上げて欲しいテーマやリクエストなど何でも構いません。
メールアドレスはハブ間2020.gmail.comまでお寄せください。
ツイッターハッシュタグハブ間平仮名でハブ間のハッシュタグをつけてコメントいただいても結構です。
ぜひぜひお便りお寄せください。
09:00
ということで今回はミントについて考えてみました。
皆様どう考えましたでしょうか?
ハーブのことについて考えるポッドキャスト、略してハブ間、お相手はAちゃんでした。
また次回お会いしましょう。
へばなっす。