1. ごりゅごcast
  2. アナログノートからiPad x App..

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ごりゅごcast on Scrapbox

00:00
こんにちは、ごりゅごcastです。今日は、iPadを仕事にもフル活用しているデザイナーの後藤春菜さんに、iPadでのバレットジャーナルのやり方と、それを始めるまでの話っていうのを聞いてみたいと思います。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
多分、ご存知の方は多いと思うのですが、インタビューに出るのは初めてだと思うので、簡単に自己紹介をお願いします。
春菜1221というツイッター名、アカウント名で色々情報を発信している後藤春菜と言います。
2010年からフリーランスのデザイナーをやっていて、iPadを使ってデザインをしたり、ブログの記事を書いたり、
最近だとゴリゴキャストっていうポッドキャストを夫婦で配信していたり、あとYouTubeチャンネルも同じような感じで、iPad活用の方法とかをメインに動画を作ってアップしたりしています。
というオープニングっぽいのが撮れたので、真面目に、真面目にって言うと変かな。
メインの普段やってるポッドキャストと違って、春菜に色々話を聞いてみる、バレットジャーナルのことを改めて聞いてみるっていうのをやってみたいと思います。
ちょうどちょっと前にも色々話してて聞いてたんだけど、そもそもバレットジャーナルというものを知る前から紙のノートで、本質的にバレットジャーナルに近いことをめっちゃやってたんだよね。
形式は全然違うんだけど、だいたい今残ってる範囲で2004年ぐらいから、英語サイズのノート、薄いノート、方言のノートを使って、ずっと毎日1ページから複数ページになることもあるけど、そのノートは撮っていた。
15年ぐらい。いろんな人のインタビューで出てくるけど、もう1万時間ぐらいノート書いてるんじゃないかっていう勢いだよね。言い過ぎなのかな。
測ったことがないので、ちょっと正確な時間っていうのはわからないんですが、一時タスクマでそのノート書いてる時間みたいなのも記録とってたときは、短いときで15分、長いとやっぱ1時間ぐらいは。
1日書いていた。毎日書いていて1時間ってわけではなくて、たまにまとめてやるから1時間とか。
1週間分ぐらい平気で溜めちゃうから、1週間分戻って書くのに1時間ぐらい。
それでも2004年から、確実に毎日を埋めてきている。
本当にない日は日付とその日の体重と食べたものしかない日はあるかな。
で、そのぐらいわりとずっと紙の手帳で日記って言ったらいいんかな。日記を書いていて、今は100%iPadでバレットジャーナルと呼ばれるものを真似したものになっている。
03:13
2019年の分から、全部デジタルというか、そのiPadでバレットジャーナルをやるようになって、それまでは全部紙、アナログでやってた。
なんかもっと2、3年ぐらいやってるイメージだったけど、そうじゃなかった。
確か2018年の5、6月ぐらいに、1回そのiPadでやってみようってチャレンジして、2ヶ月弱やってみたんだけど、うまくいかなくって諦めた。
それは何がダメだった?
使ってたアプリが、その当時はまだグッドノーツ5が出てなかったので、ノートシェルフ2っていうアプリで書いてたんだけど、ノートシェルフ2はページ数がたくさん増えてくると、ちょっとプレビューに時間がかかるっていうか、書けるまでに若干タイムラグがある。
だいぶ困るので諦めてしまって、だから言ったらその時の印象があるから、2、3年前からやってるっていうイメージがあるのかな。2年ぐらい。
日記としてはずっとやってたけど、今はバレットジャーナルと言われるものになってるんだよね。
バレットジャーナル風を始めたのが、2017年の2月。
2年半までいかないぐらい。その時は紙の手帳でまんまバレットジャーナルを真似してやってみようっていう。
それがまんまではないよね。
100%まんまじゃなくてもいいんだけど、その本を読んでやってみようって言って始めて、iPadに行こうとして、結局2019年もさ、手帳は買ってたよね、確か。
2019年用っていうので一冊手帳は紙の手帳を買ったんだけど、結局1月15日ぐらいにgoodnote5っていう新しいノートアプリが登場して、それがすっごい使いやすくて、これなら行けるっていうので行こうっていうか、
もう今年はじゃあiPadだけでやってみようって切り替えたから、ノート自体は買って1週間2週間ぐらいは紙のノートもある。
で、2週間分は手で写したんでしょ?
写した。
ちなみにその切り替えようって思ったのは良かったっていうのは何がどう良くってさ、わざわざっていうか、2週間分書き写してでもiPadにしようってなったの?
まずアプリ自体がサクサク動くようになってて、すごく書きやすかった。
それはノートシェルフではダメだった?
ノートシェルフはその結局若干もたつくところがちょこちょこあって、
06:02
もう一番最初でももたつきたりとか?
1ページ目とかではそういうことはないんだけど、複数ページになってくるとやっぱちょっと重たいもたつきが感じられる。
グッドノーツ前のアプリ、5が出る前の4のアプリの時点でもすごく良いアプリだったんだけど、
作られたのが古すぎて、アップデータはもちろんされてたけど、
一番最初にグッドノーツ4が出た時っていうのは何年も前でUIが古臭かった。
見た目が嫌だったから使う気にならないわ。
ノート的には大事か。毎日使うノートは漏れスキンを買う理由なんてそういうもんなんだもんね。
ぶっちゃけてっていうかダサかったから使う気がなかったけど、
かっこよくなったから使う気になって、さらに使いやすかったからもうこれでいいわって。
確かに3週間使って1月分も移そうって言って先頭の部分手で移してたよね。
今しゃべってて思い出したのが、
iPadが2018年の10月、11月にiPad Pro 11インチの2018年モデルを買って、
Apple Pencil第2世代に変わったっていうのも大きな理由かもしれない。
持ち運びやすくなった。Apple PencilとiPadをそのセットで。
あとはその反応速度の面とかでも。
もう一段階早くなった。
去年2018年の5月6月に使ってたのは2017年に発売されてるiPad Pro 10.5インチだとApple Pencil初代の組み合わせだったから、
それが2018年モデルのiPad Pro 11インチとApple Pencil第2世代に変わったっていうのでも、
使い心地に変化は絶対現れてるはずだから。
Apple PencilしまえるiPadケースとか色々あるけど、
電池なくなったらiPadにぶっ刺すとかやらないと充電できないとか、
他のそういう手段はあるけど、
確かに常に使うにはちょっと使いづらいところはあったのかもしれないね。
Apple Pencilの初代って個人差があるのかもしれないけど、
結構そのペアリングが切れちゃって、
電池は残ってるんだけど使えないことがたまにあって、
キャップ外してライトニングコネクターのところにぶっ刺してペアリングし直すっていう作業がちょこちょこ必要で、
それが今の2018年モデルのApple Pencil第2世代のやつだと、
磁石でペチャってつけるだけでペアリングもできるし、
もしペアリングが解除されてたとしてもそれで復活できるからすっごい楽になった。
09:04
感覚的には机のいつもの場所に置くっていう感覚でペアリングと充電等ができるってことだよね。
じゃあやっぱiPadでバレットジャーナルというものが、
最初はApple Pencilが出た頃に期待をしてやってみたけど、
それではまだ物足りなくってiPad Pro 11とApple Pencil 2っていう、
というか事実上Apple Pencil 2が出たおかげで現実のものになって、
気がつけばもう本当にMacを触っている時間よりiPadの方が多いかもしれないかもじゃないかも。
もう最近は逆転したかな。
そのノートを書く以外にもこのiPad Proは使っていて、
動画の編集だったりブログを書いたり写真の加工とかも全部iPadでやっちゃう。
逆にパソコンで何をやる量、何が残ったのパソコンには。
Photoshopで過去に作ったファイルを直す、修正したりとか、
それをベースに新しいものを作る場合、
もちろんPSDファイルをiPadに持ってきてそこから何か別のアプリでやるっていうこともできるんだけど、
手間もかかるしうまく入らない場合もあるから、
過去に作ったデータを直す場合はパソコンでやる。
新しく何か作るならもうiPadでやる。
今は修了の意味も兼ねてiPadでやっている。
そのお仕事データみたいなやつとかも完全に逆転やね。
パソコンの前に座ってるけど、
横でiPad座ってるよね。
横とかキーボードとトラックパッドを画面の下に押しのけて、
iPadをベンと机の上に置いて作業している。
ちょっとバレットジャーナルじゃない話になってしまったんだけど、
具体的にiPadでバレットジャーナルというものを始めてみて、
紙より便利になった。
もう断言できる。
何が良くなった。
紙のノートでもバレットジャーナルの特徴として、
1冊のノートと1本のペンがあればすぐ始められて、
すべてを入れておける。
例えば日々のログみたいなことも、
やらないといけないことも、
欲しいものリストも、
何でもかんでも1冊のノートでまとまるよっていう。
でも紙のノートって目次というか、検索がやっぱり弱いやん。
事実上無理だよね。
インデックスを作れっていうやり方を進めているけど、
そこまでだよね。
紙のノートの場合は何ページからこれを書いているっていう、
目次ページみたいなのを作るのも、
バレットジャーナルの手法の中には組み込まれてるんだけど、
12:02
それがデジタルの場合、
iPadの場合だとすっごく簡単に切り分けもできるし、
あと検索もできる。
手書きで書いた文字を。
切り分けっていうのはさ、
具体的に何をどういうふうに、
グッドノート5でバレットジャーナルをやっている。
切り分けるっていうのは、詳しく何をやっているの?
日々の記録と欲しいものリスト。
デイリーログ?
デイリーログと、
コレクションっていうバレットジャーナルで呼ばれてるんだけど、
それぞれのプロジェクトごとのページっていうのかな。
やらないといけないことは、
デイリーに含まれるかもしれないけど、
例えば、欲しいものリストとか、
行きたいところリストとか、
ダイエットの計画みたいな、
そういうのをコレクションって言って、
1個の新規ページとして作っていくっていうのが、
バレットジャーナルなんだけど。
一般的に言うプロジェクトとか、
1個のテーマに沿ったものを集めるものだよね。
それを、iPadの場合、
GoodNotesの中で、
別のノートに分けちゃう。
GoodNotesっていうアプリの中で、
ファイルが何個か作れる?
デイリーの入ってるノート、
欲しいものがいっぱい入ってるノート、
自分の場合だと、
ニットソーイングっていう服を作るための、
記録とかメモとかを集めてるノートって分けてる。
いわゆるコレクションは、
もう1個1個1個1個でノートが分かれていて、
デイリーのノートがあって、
マンスリーフューチャーみたいなやつは、
マンスリーはデイリーと合体してるかな?
フューチャーは別であるかな?
デイリーっていうのは、
1月1日から12月31日まで全部が、
1個のノートっていうか、
そういうイメージ。
コレクションはコレクションで分かれているから、
インデックスを作らなくても、
グッドノーツっていう1個のノートの中で、
バレットジャーナルが完結する。
グッドノーツ5の場合、
複数あるノートをタブで切り替えられる。
サファリのタブがいっぱい開いてて、
タブでこのページ、このページ、
このページって切り替えられるのと、
同じ感覚で、
グッドノーツ内のノート、
デイリーログの書いているノートと、
欲しいものリストのノートと、
ソーイングのノートと、
同時に開いておけて、
タブで切り替えが簡単にできるから、
言ったらインデックスっていうの、
ノートにインデックスシールを貼って、
ペラペラ行き来するのが、
すごく簡単にできる。
それはそっちの方がいいやん。
あと写真がすごい簡単に入れられる。
15:02
入れられる?
例えば紙のノートに、
iPhoneで撮った写真を入れたいって思った時に、
どうするか。
プリンターで一回印刷して、
それを貼る。
うちにいっぱいあったよね。
モバイルプリンターみたいな、
4種類ぐらいあって、
さらにフィルムが、
場合によっては1枚100円ぐらいしたりして。
ジンクのポトペーパーっていう、
インクレスっていうのかな。
用紙自体に色が付く、
仕組みが入っている紙があって、
それの裏が、
シールになっている状態の、
用紙みたいなのがあるから、
それに印刷して、
それを切って、
コラージュっていうか、
ノートにペタペタ貼る。
手数も多いし、
リアルにお金もかかるし、
iPad Proの金額を考えたら、
もう誤差みたいな金額にしかならないけど、
俺は話を聞いていて、
1回100円とかっていう恐ろしい写真を、
よくそんな惜しげもなく使えるなって思っていた。
ノートに貼るってことは、
物理的に分厚くなっていく。
あれは味が出て好きな人は多いでしょ。
俺はあれは楽しい気持ちわかるもん。
あれがいいのはあるんだけど、
やっぱしまうこととか考えると、
あんまりスマートじゃないなっていうのは思ってて、
それがデジタルの、
iPadでバレットジャーナルをやると、
簡単に入れれる。
GoodNotes5が特にすごいんだっけ?
その写真を入れる能力が。
特にすごく簡単に入れれる、
ツールバージョンに写真一覧が出たり、
あと入れる写真もコラージュっていうか、
好きな形に切り抜きができるっていうのかな。
四角のまんまの写真をポンって貼るんじゃなくて、
人の形とか食べ物の形にくり抜いて貼れる。
それも言ってみれば、
アナログの写真を切るのと同じように、
その緻密なラインではどうせ切れないから、
ちょっと余白を残したりしていて、
そこが割とアナログ感にもなったりするんだ。
から見た感じ結構、
紙の手帳にいい意味で近くもなる。
あと紙の手帳でやってた時は、
ペンの種類というか、
赤のペン、青のペン、黄色のペンとか、
当時は8色ぐらいが入れれる色鉛筆、
カートリッジ式の色鉛筆ペンみたいな、
ちょっと太めのやつを持ち歩いて、
それで色を使い分けてたりした。
iPadなら、
iPadとApple Pencilがあれば、
何色でも使える。
理論値限界まで色数は増やせる。
256の3乗ぐらいになるんだっけ、今でも。
だから物理的に持ち運ぶものが減らせた?
前まではiPadとノートを持っていたのが、
iPadだけになったから減った。
18:00
いや、そうじゃなくて、
前はノートとポーチっていうか、
ペンケースの中にペンをいっぱい入れて、
黒いペンと色のペンと色鉛筆と、
貼ったりするのに使うマスキングテープとか。
マスクでも貼らないといけないからいるんだ。
ペンケースとノートは絶対セットで持ち歩かないといけなかった。
ペン、ちなみに何本ぐらい持ち歩いてたの?
あんまりペンケースを重たくしたくなかったから、
基本はマイルドライナーっていう、
ちょっと優しい色の蛍光ペンが3色と、
あとは発色、色が変えれる色鉛筆と、
黒のペン、タイトル書く用のちょっと太い筆ペンみたいな、
筆心地っていうペンと、
あとは黒のボールペン1本。
これはいっぱい種類変えてたけど、
最後の方は多分スタイルフィットっていうシリーズのやつを使ってた。
少なくとも太いペンとペンと色ぐらいは必要ないよ。
一応一般的なバレットジャーナルは、
ボールペン1個あればいいなんだよね。
紙のノートとボールペン1本でできるよっていうのなんだけど、
が一応売りで、
例えば俺とかは、そういう色を変えることすら厄介というか、
大変でやりたくないことだけど、
そういう人もペン1個でいいよっていうのは、
間口を広げる的には大事なことなんだよね。
ただ、はるなはそれでは見た目が気に食わないから、
カラフルに彩れることが割と大事なことで、
それが本当にiPadより軽いかもしれない?
iPadより軽いんじゃない?ぐらいの文房具を書くためには必要だった。
モバイルプリンターもし持ってたら確実に重くなるね。
あとはペンケースに入れてるとはいえ、
数が増えるというか、運ぶものの数が増えると運びづらいから、
どうしてもちょっと億劫になって、
言っても運ぶって家の中だけでの移動なんだけど。
それだけでも今ならペンシルは事実上くっついてくるから、
iPad1個を持って歩く感覚でどこにでも持っていけて、
確かに連続で触っているのをあまり見かけなくなって、
こまめにちょっとやってるっていうのをよく見るようになった気がする。
ノートとかはイメージとしてはお風呂入る前にノートを書いていて、
お風呂から出てきたらまだ春名はノートを書いていて、
どんくらいやってるって聞いたら1時間とか言って、
よく1時間も手書きできるよなって思ったりとかしてたんだけど、
少なくとも日記を連続1時間とかはやらなくなったような印象なんだけど。
やってないと思う。
そのiPadが常に手の届く範囲にあるから、
もうその都度その都度書いちゃう。
貯めて書くことはもうない。
普通は貯めて1時間かかったらもう嫌になってやらなくなってやめるのに、
21:01
そこはなぜかやめずに15年続けられていたんですね。
逆に言えば、やめてしまいそうな人でも続けられる可能性が高い。
あとはデジタルの利点として、
簡単に消せるし、動かせる。
動かせるはいいよね。
本来できないことが紙のメリット的な言い方もできるけど、
一般的には動かせた方がいいに決まっているよね。
昔紙のノートでやってたときに、
1週間分ぐらい貯まっちゃうっていうのは、
なぜかというと、時系列にやっぱり書きたかったから、
月曜日の分書いてないと火曜日の分は書けないみたいな。
月曜日を埋めていないから、
次の日に書くことを書いてしまったら、
月曜日が入りきらないかもしれない。
可能性がある。
それを別のページに飛ばして書いたりするのは、
個人的にはすごく許せなくて、
間が無駄な余白ができるのは嫌だ。
あと自分でも探せなくなるよ。
その日って探したいのに、
どっか違うところにもその日があったら、
探せなくなっちゃうから嫌で、
基本的にはノートの頭から順番に、
時系列で並んでて欲しい。
でもそれが1回書いちゃうと、
基本消えないっていう紙、アナログの宿命があるから、
消えるペンで書けばまた別だけど、
そういうのがあって、
どうしても溜まっていってしまう。
オリジナルのバレットジャーナルのやり方も、
それを解決っていうか、
そもそも毎日、
1日の始めと終わりに考えて書く時間があるから、
少なくとも時系列がぐちゃぐちゃになったりは、
そうそうない。
というかあんまり上から順番に書いていくだけで、
バレットジャーナル自体は、
何時何分にそういうことをやったとか書いたっていうことは、
大して重視してないよね。
上から思ったことが1日分まとまっていれば、
OKって感じなのか。
使うページの枚数も1ページって決まってるわけじゃなくて、
半分でもいいし、
逆に増えて3ページ、4ページ書いてもOKっていう。
当時の春名のやり方は、
そういうバレットジャーナルというものに
則ったわけではなかったから、
やっぱ埋まっていない。
毎日は習慣にはなっていなかった。
でも今iPadでやってることによって、
一度書いたものも簡単に範囲選択して、
次のページに持って行ったり、
移動、少し下にずらすとかも簡単にできるから、
とりあえず書いちゃおう。
後で書かないといけないこと、
ここの間に入るのは分かってるんだけど、
とりあえず書いちゃっても全然大丈夫っていうので、
書けるようになった。
躊躇せずにできるようになるは大事なことで、
24:03
それは消せるからっていうか、
編集ができるからできるようになった。
あとは一般的に紙のノートとかだと、
便利なことっていうか分かりやすいことで、
パラパラめくって探すとか、
そういう感じのことが、
iPadはなんだかんだまだ難しいじゃん。
その辺は何かこうすれば良いみたいなのはある?
最近使っててやり始めてるのが、
GoodNotes 5の機能に、
ページ一覧みたいな表示モードがあって、
iPhoneの写真アプリで写真がバーって並ぶみたいな感じで、
1ページ1ページがバーって並ぶ。
1ページのサムネイル、
ちょっと小さいサムネイルの画像がズラズラズラって並んで、
一覧で見れるっていう、
サムネイル表示のモードがあるから、
そこで探しやすいように、
例えばここからは2月のページだよ、
ここからは3月のページだよっていうのが分かるように、
2月のページの前に、
おっきく数字で2って書いたページを入れたりして。
1ページ丸っと使って、
2月っていうページがあって、
その次から2月が始まる。
そうすると全体で見ても、
把握できるというか、
ぱっと見で、
この辺ね、とかざっと探しやすい。
5月のあれ何だったっけ?みたいに、
月で分かっている分に関しては、
これで十分探せる。
確かにそのぐらいのページ数なら、
サムネで見られれば、
絵とか写真とかでも、
これみたいなのは分かるかもだし。
中に書いてある文字は、
ちょっと小さくて読めないぐらいなんだけど、
写真の感じとか、
その日付の何月何日っていう、
その日付ぐらいは全部見えるから、
それですぐにそのページにはジャンプできるし、
もちろん1ページ1ページ見てる状態でも、
スワイプ左右にシュッシュッシュッって、
指でやっていけば、
紙めくるみたいに、
次のページに行けるから、
それはそれで便利。
言ったらそもそもバレットジャーナルだって、
インデックスを作るっていうのをやっていて、
同じようにインデックス的なもので、
見つけられる仕組みを作っておけば、
同じなのか。
5ページ10ページバーって移動みたいなのが、
ちょっとやり方が違う。
やり方が違うだけで、
同じことは全然できるし、
むしろこっちの方が早いんじゃないかぐらいの。
今から5月に移動してくださいって言われた時に、
早くできる感じする。
あとさ、バレットジャーナルってさ、
言ったらこう、
何を書いてもいいよみたいな言い方をされていてさ、
人によってめっちゃ何を書いているかみたいなことは、
基本のto doとかなんかあるにしても、
27:00
まあいろいろあるじゃん。
とりあえず思いついたこと全部書けっていうのが、
バレットジャーナルの基本ルールで、
to do、やらないといけないこととか、
予定、いついつに誰と会うとか、
ポッドキャストの収録をするみたいな、
そういう予定だったり、
あと自分が思いついたメモ、
iPadでこういうことしたらいいかもとか、
今度のYouTubeのネタこんなんいいかもみたいな、
そういうアイディアだったり、
もう何でも本当に書いていくっていうのが基本ルールで、
で、春名もまあそれは同じルールで書いてる感じ。
思いついたことは思いついた時にその場で、
その一番空いてるところにとりあえず記入する。
ただiPadでやってる都合上そのプロジェクトっていうか、
アイディアノートみたいなのもまた別で、
コレクションの一つとして作っていて、
そこにその例えば今度のYouTubeこういうのやりたいな、
とかポッドキャストでこういう話したいな、
みたいなものは別で書いてる。
それはアイディアを出そうと思って別で書いてるって感じ。
その1日の記録とかノートを書いてる最中に、
思いついたからこっちに移そうっていうので、
コレクションの方に書いてるって感じ。
それで日付からリンク的な、
なんかこういうアイディアを書いたみたいな記録はある?
それは書いてない。
そのアイディアの方に何月何日に思いついたっていう日付は入れてるけど、
デイリーログの方には書いてない。
あと他になんかさ春名は結構家計簿っぽいものもいっぱいノートに書いてるじゃん?
お金のやり取り。
買った、売った、みたいな収入も全部そうだし、
そういうものと、あと行った場所、
訪れた、自分が訪れた場所、
あと子供がなんかこういうこと言ってたみたいなものは、
全部その行頭記号っていうのは、
頭につける記号を変えて書いてる。
そのぐらい大体書いてるのは。
買ったものと子供のやつとなんかと。
あとお仕事の記録。何時何分とか。
何時何分はタスクまで取ってるだけで、
ノートの方にはやったことしか書いてない。
それが途中までやったのか完了したのかっていう違い。
オリジナルの先頭に後から記号を書きましょうっていうシステムでやっている。
×が完了で斜めのスラッシュというか片方だけの線だと途中っていう。
まとめると主にバレットジャーナルに書いているのは、
やることやったこと、予定、
思いついたことは広がりそうなら別のノートに書いて、
お金のやり取りと行った場所をメモっている。
食べたものは?
食べたものはね、今もうノートには書いてない。
昔は書いてたけど今はいらんくなった?
30:03
タスクマに入ってる。
タスクマに写真としてだけ入ってる毎日、朝昼晩。
そこは特に書く必然性を感じなくなったから。
ノートで見る分には別にいらないかなっていう。
写真があったほうが良かったから写真で残っている。
単純に多分メニュー名書くのがめんどくさくなったっていうのがある。
そこはめんどくさいんだ。
手書きなんだけど、手書きでたくさん書いている自体はめんどくさくないけど。
例えばさ、自分で作ったご飯でメニュー名が特にないときとかってない?
それはね、だいたい取れるよ。だいたい調べるから。
ほぼ確実に何かを参考にしているから。
野菜炒めとか肉炒めとか。
あるやつで作った炒め物とかでしょ?
そういうときにメニュー名を考えるのとかもやっぱりちょっと大変で。
多分そっちのほう、言語化するほうが嫌なんでしょ?
作ったものに名前を付けるのが手間だからやらんくなった。
で、写真見れば分かるから、写真があればいいやっていうので、
もう今のデジタルバレットジャーナルには邪魔になっちゃうから、
そのご飯の写真とかは入れてなくて。
全部ノートに貼ったら、むしろメニューっていうかノートにメリハリがなくなって、
ご飯で埋め尽くされて見にくくなっちゃうよね。
だからそういうログ的な要素はもう今タスクマに入って残ってるから、
いいやって割り切って、そういうのじゃない自分が考えたこととか、
あとは朝一番に今日はこれをやらないといけないっていうやることを3つぐらい決めるのとかに
そのノートを使って。
なんかさ、分ける明確な基準を言語化できる。
どういう基準でそのタスクマでいいものっていうのは、
どっちも本質的には記録じゃん?
バレットジャーナルに残しているのはどういうことだっていう言い方になるの?
自分が残したいと思ったもの。
ご飯と写真は残したいと思ったではない。
けど写真は撮っている。
ログとしては残したい。
違うやん。
なんか俺的にはそのログとしては残したいっていうと、
だいたいイコールになるんだけど、
イコールって同じ括りになるんだけど、そういうわけではなくって。
多分昔紙のノートでやってたときは、
その食べ物の情報も文字で入れてたから、
いっぱいあるのよ。体重と睡眠時間とご飯食べたものと、
何時何分に何をしてたかみたいなのも結構細かく。
言ったらタスクマを紙でやってるようなものを書いてたの。
ログを紙に残してたのね。
だから余計たぶんノート書くのに時間もかかってて、
でも最近もデジタルに移行したぐらいか、
33:01
それよりもちょっと前の段階で、
そういうのはもうやめようって。
バレットジャーナルの方に影響を受けてって言えるの?
必要最低限のことだけ書けばいいかなって。
自分から出てきた言葉とはまた違うのか?
お金とか行った場所とか、
自分から出てきた言葉では厳密にはないから、
そういう分け方にはならないんだけど、
例えばその日何をしてたかが、
軽く分かる程度のことが書いてあれば、
自分的には満足するんだっていうことが分かって、
何時に、例えば朝7時から8時まではこれをしてて、
8時から8時半まではこれをしててみたいなのは、
別に振り返るときにそこまで重要じゃない。
何を食べたかっていうのも、
振り返るときにそこまで重要じゃないと思われるものは、
デジタル任せになったっていうニュアンス?
iPadもデジタルやから、
すごい言葉が難しいんだけど。
手書きをして残すものではなくなった。
ちょっと綺麗にまとまりましたね。
それもあって多分毎日続けやすくなったし、
時間かける時間、ノートを書く時間も減ったんだと思う。
ちょうどいいぐらいの時間で綺麗に。
手書きで残したいものは、
後から振り返るときに欲しいと思ったものをまとめるようになった。
減ったってことなのかな?最初よりも。
だいぶ減ってると思う。
多分さ、一番最初の最初はめっちゃ少なくって、
だんだん増えてきて、
15年繰り返したことで、
ついに洗練されたリストになってきたみたいな感じなのかな。
じゃあ何か最後に、
iPadバレットジャーナルについて、
伝えたいことを一言お願いします。
iPadでバレットジャーナルやるって、
すごい向いてるなっていうのは個人的に思ってて、
バレットジャーナルっていう言葉だけ聞くと、
多くの人がすごい綺麗な絵を描けないとダメとか、
ペンの色数いっぱい使ってないとダメみたいなのがあるけど、
全然そういうことじゃなくて、
基本概念としては、
自分を整理整頓するっていうのかな。
自分の頭の中を整理整頓するために、
こういうことをやるといいよっていう、
そういうノート術だから、
別に紙でやってもデジタルでやってもいいんだけど、
デジタルでやると、
はるな的にはすごい描くハードルが低くなった。
間違えてもやり直し、綺麗に消せるし、動かせるし。
失敗して汚いのは嫌なんだ。
あんまり好きじゃない。
修正テープとかで消して上から描くとかも好きじゃないから、
そういう意味ではすごいデジタルにしてよかった。
36:00
あと検索も、手書きした文字も綺麗に検索かかるし、
あと図形、丸とか四角とか三角を定規とか使わなくても、
そのノートアプリの機能で綺麗に描ける。
はるなとしては、やっぱり美しく描けるのは、
自分の美的センスを満たせるように、
簡単に満たせるようになったら割とでかいのかな。
いろんな道具を使っていたのが、
iPad1個の道具で自分的に満足できるものができるようになって、
道具もいらないから敷居も下がって、
持ち運びもしやすいから書きやすくなった。
電池問題だけはどうしても、
電池がなくなったら終わりじゃんみたいなことはあるけど、
データは消えないもんね。
消えないって言って100%じゃないけど、
自宅保管よりはクラウドの方が信頼度はきっと高い。
外出先からでも、iPhoneからでも見たり書いたりはできるから見にくいけど、
いつでも確認、見せれるっていうのもメリット。
なので、iPadを持ってる人はチャレンジしてみてもいいんじゃないかなっていう感じで。
ありがとうございました。
ということで、iPadを仕事にもフル活用しているデザイナーの後藤春菜さんに、
iPadでのバレットジャーナルのやり方と、それを始めるまでのお話でした。
37:26

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