1. ごりの堂々巡り
  2. #118 【介護】介護施設での事件
2023-06-13 24:19:00

#118 【介護】介護施設での事件

老老介護

高齢者

殺人

夫婦

寝たきり


介護施設の種類
毎度、ごりです。仕事帰りですかね、今日はね。
雨も上がって穏やかな感じですけども。
世間でね、僕ら介護やってると、今世間で出てきたニュースとしては、
介護施設での殺人っていう話ですね。
ちょっとそこを話してみたいと思います。ごりの堂々巡りです。よろしくお願いします。
本当に悲しくなっちゃうニュースがありましたね。
老人施設、老犬老犬と呼ばれる施設ですね。
介護老人保健施設っていうね、長たらしい名前なんですけど、通称老犬と呼ばれています。
老犬っていうのはですね、在宅に戻ることを目指した施設となってますね。
介護施設でいろいろありますけれども、
いわゆる老人ホームという、入所、入居、住所がそこに移るものですね。
老人ホームであったりとか、介護度が高い人が入る特別養護老人ホームというね、特養というね、そういうものがあります。
で、そのちょっと下に、今回の老犬介護老人保健施設というのがありますね。
それよりもまたちょっと下になるのがショートステイ。
で、その他もあれですか、小規模多機能。
小規模多機能っていう、デイサービスとお泊りとヘルパーをうまく組み合わせて使うっていうね、小規模多機能っていうのがあって、
デイサービスだったりね、そういうのがありますけれども、
あと最近だとサコージュ、サービスに高齢者住宅だったかな。
サコージュというのは、これは老人ホームみたいなもんなんですけども、
もうちょっとこう、いろいろ自立できてる。
老人ホームっていうのは、かなり介護度が高い人でも入れるようになってたりしますね。
介護度が低い人が、そのまま介護度が高くなってもずっと居続けることができるのが老人ホーム。
で、サコージュっていうのは基本自立の人なので、
介護度が上がってきて、自分でできないことがかなり増えてくると、徳洋に行ったりとかね、老人ホームに行ったりってことになりますけども、
今回の話ですね、老犬、老人介護保険施設、老犬、さっきも言ったように在宅に戻ることを目指した、そういう施設になりますね。
ご夫婦で施設を利用すること
今回の方はご夫婦で入居されていて、1年以上というので、老犬としてはかなり長いですよね。
寝たきりで、奥様の方ね、亡くなられた方は寝たきりだったということで、
老犬で寝たきりで1年以上、いわゆるちょっと特例チックな感じですけども、
旦那さんは車椅子に乗っていて、リハビリも頑張ってやっていたなんていう、そういう話も出てるみたいですけども、
穏やかな人で、ひげ剃りの充電行動で、寂しいかな、寂しいじゃない、悲しいですね。
今回の事件に関しては細かいことはわからないのでここまでですけども、
事象互い、家族同士でいらっしゃってて、ご夫婦で利用されてる方っていうのは結構いらっしゃるんですよね。
ショートステイお泊まりなんかで、本当にね、例えば旦那さんは全然元気。
奥さんがちょっと認知が進んじゃって、全然元気なんだけど、
お父さんにお母さんを任せて家族が出かけちゃうってなると、ちょっと怖いなっていうことで、
お母さんだけお泊まりに来たりっていうこともあるんですけども、
元気なお父さんも一緒に来る場合もありますよね。
全然、この人買い物ついてんの?って思うぐらいの人も来ますけども、
ご夫婦でおられて非常に仲良く過ごされてる方もいらっしゃれば、
夫婦別室でお願いしますという方もあります。何ならフロアも、2階3階を分けてください。
結局なぜかというと、例えば旦那さんが奥様の介護をしてる場合、
ご家族が数日家を空けるとなった場合にね、
お父さん一人では過ごせるんだけど、どうせならお父さんも休んでもらおう。
ご飯作ったりとか、お風呂の掃除したりとか、そういうことせんでいい。
そのために、お母さんはもちろんお泊まり、
お父さんもお泊まりを利用することで、お母さんは普通に介護、
お父さんのレスパイということで、フロアを分ける。そういうお願いをされることがあります。
認知症の進行と介護
そういうのを見ると、お父さんはなかなかお母さんの介護に疲れてるんだろうなっていうのが伺えたりしますね。
でもまあいろいろお話してて、実際にやっぱり他者と話をしているときに、
そこまでしんどいよっていう話はしないですよね。なかなかね。
自分自身のことに対しては、わりとみんな、
もうこんなんなっちゃったから早くあの世へ行きたいや、なんていうふうに言われることはありますけれども、
うちのおばあさんこんなになっちゃったんで早く行ってもらえんかい、なんていうふうに言う人はあんまりいません。実際ね。
でもみんな腹の底では何考えてるかわからんですよ。大変ですもん。
認知症を患っても体が元気だった場合、労働介護でやってる場合、もう10年、15年って旦那さんが面倒見てる、逆のパターンで奥さんが長い期間旦那さんを見てる。
そういうことも稀にあります。稀にっていうのは、認知症って5年ぐらいを経過すると、かなり認知症が進行するんですね。
進行していくうちにいろんなことができない。いろんな管理が、自己管理ができなくなりますと、何が起きるかっていうと、かなりの場合脱水が起きますね。
水を飲まない、水分、あと食事がちゃんと取れてないっていうことになると脱水が起きて、熱中症だったり脳梗塞だったり心筋梗塞、血液がドロドロになることでね、
そういうことが繰り返されることでなくなると。
それが結局認知症発症してから大体5年ぐらいを経過すると、すごい率が上がるんですね。
ということで、10年、15年なかなか介護するっていうことは稀なんですけども、
介護の長期化と身体的な問題
ただね、実際に長い介護歴を持っている方の場合、何があるかというとね、最初、脳梗塞とか、あとは身体的な問題ですね。
股関節、大腿骨、頸部骨折、大腿骨の頸部骨折とかで歩くのが不自由になったりとか、脳梗塞だと麻痺が残るとか。
今、頸部骨折だとネイリングして手術したりとかして、いろんなパターンがありますね。
人工コートに変えたりとかありますけれども、手術をして在宅へ復帰する。
脳梗塞の場合は麻痺があったりしますけども、リハビリをして在宅に復帰するということで、
身体的な問題から介護が始まった場合、長い場合があります。
5年、10年、15年、20年、実際ね、いらっしゃいますね。
人間それだけ長く生きていると、認知症も発症してくる。
なので前半は身体的な問題でのサポート、後半は認知症となってくると、
体の動きがおぼつかないのにもかかわらず、認知症発症しだすと苔けるわけですね。
自分の体の状態を理解できなくなりますから。
自己管理ができなくなるわけですね。
そうするとどんどん転ぶ。
転んで怪我してまた入院。
日本のお医者さんは優秀ですから治しちゃいますから治しちゃって、
そしたらまた在宅復帰、また転ぶ、その繰り返しという方がいますね。
そのうち寝たきりになっちゃってね、
麻痺が強く出たりとか怪我で突折なんかしてね、
もしくは頭をアコーンって打ったりなんかして、
水筒症、外症性の手術が起きて水筒症になってみたりとか、
いろいろありったって動けなくなって寝たきりになって、
そのうちずっと怪我をしてた自分も体が大変になって、
自分が思うように動けなくなって、
実際そういう経過をたどっている人たちを多く見てます。
で、生々しい話をちょっとしましょうか。
介護者の負担と生死の問題
寝たきりの奥さんが亡くなってとかね、
どちらでもいいですよ、パートナーが。
寝たきりの方が先に亡くなった場合、
残された、介護をしていた人は割と元気になります。
そういう場合もあります。
もちろんそれで気落ちしてダメになっちゃう人もいますけども、
本当にちょっと元気になったりするんですよね。
その理由はね、さらにその人たちを見てる介護者、介助者ですね。
結局何人の人で何人を見るかっていうところが、
すごい問題だと思うんです。問題というかポイントだと思うんですよね。
一人で二人を見るのか、一人で一人を見るのか、
っていうのでは全然違うわけですよ。
なんで、牢牢介護をしていた場合、どちらかが亡くなると、
牢牢の下、いわゆる子供さん世代ですね。
お子さんたちはその二人の世話をしなくてよくなるので、
一人だけの世話をするので、すごく手厚く介護ができるようになって、
それまでが大変だったのが、嘘みたいに楽に感じるんですね。
一人で二人を見てると本当に大変ですから。
それで急に状態が良くなってる人っていうのも見たことがあります。
実際に苦しいわけですよね。
本当にね、長生きすることはとてもいいのかどうかわからないんですよね。
実際こういうところで、とってもとっても長生きしてる人たちをいっぱい見てるとね、
果たしてそれが全てにおいて良いのかっていうと、すごく疑問だったりするわけですよ。
別に長生きは悪いとは言わないし、
誰のための長生きなんだろうっていうのを強く感じる場合もあるんですよね。
本当に切ないなと。本人が思うようにならない。
それで長生きをしていく。
こんなはずじゃなかったりっていうのもありますよね。
結局最初に悪くなった時は、例えば60代。
60代だとまだ体もね、お互いとか介助者、介助する側も元気ですから、
いいよ私がまだできるからっていう感じでね、やると思います。
男性も仕事を定年退職して、
いいよこれからうちのお母さんは俺が見るで、みたいな感じで始まるんだと思います。
でもね、20年介護して、片方はどんどん悪くなって、
介護してる側もだんだん衰えて、
なかなかにね、こう、辛い思いをしてることも結構あるだろうなと思いますよ。
長生きをすることでね、奥さんのおむつを変える。
赤ちゃんのおむつ変えるような感じじゃないですよね。
大人のおむつのおむつ交換って言ったらね。
体も大きいし出る量も多いし、そういうのを20年。
赤ちゃんって変な話、成長していくので、おむつが取れることが想像できるんですよね。
ところが介護って、おむつが取れること想像できないわけですよ。
ずーっとエンドレスなんですよね。
でもなかなかそういうことまで想定して、介護を始めるってことはないかもしれませんね。
介護におけるプランニング
特に今までの人たちね。
今の状態、今だとわりと介護というものが社会に根付いてるというかね。
そういう感じになってるので、
これから介護をする側としては、20年前よりは情報があるのかなと。
どこまでどうしますか。
アドバンスドケアプランなんていうのもありますね。
自分自身でどうしたいですかとかね。
こうなった時に異動しますか。
こうなった時に延命措置しますか。
積極的に治療しますか。
高血圧の治療、積極的に治療しますか。
酵子結晶、コレステロールのコントロールやりますか。
糖尿コントロール、インスリン打ってまでやりますか。
腎不全、糖石やってまで長生きしますか。
っていう感じですよね。
そういうのを元気なうちから考えるっていうのも最近始まってますが、
介護施設での事件について
今後はね、介護をする側も早めにそういうアドバンスドケアプランみたいなものを頭に入れる。
ウェルビーイングなんていうのもよく言ってますけども、
本当に生きやすいっていうのはどういうふうに死ぬかっていうのもやっぱり頭に置いておくことが必要なのかなと。
特に大きな問題がなければみんな長生きしちゃうような世の中になっちゃいましたから。
これがね、結局昭和30年ぐらいまでの、20年30年ぐらいまでだと、
割と病気で亡くなる方も多かったんですけども、
そういう時代を知ってると積極的に医療を受けたいなと思うのかもしれませんが、
そこから先、積極的に医療を受けた結果、大変な長生き時間というかね、
ピンピンころりではなくてぐったり長生きという状況になっていくので、
それを今後ね、一度考える時期に差し掛かっているのかなって個人的な感想ですけどもね。
積極的な健康増進っていうのを、どのレベルでどこまでやるのかっていうのを、
自分たちで考えて決めてもいいのかなと。
健康診断に行って、あなた血圧が高いから血圧の薬を飲みましょう。
いや先生、別に私そんな長生きしたくないんで飲まないです。
え?って今だと何言ってんの?って言われるかもしれませんけど、
それなりに自分が食べたいもの食べて、それなりに死んじゃえば別に気にしないですよって、
言っても変に思われないぐらいが個人的には好きかなと思いますけどもね。
今、そんなこと言ってるとだいたいあの人変って思われちゃいますけども。
自分の生き方、死に方、思うように自分の身内が長生きしてくれた、してくれない、
元気に長生きしてくれた、不健康で長生きした。
いろいろね、考えちゃうとこがあると思いますけどもね。
切ない事件でしたね。
健康についての個人的な考え
もう多分続報はそんなに出ないと思いますけども。
辛いなと。でもそれをそこから自分でどういうふうに長生きしたいのか。
健康にいたいのか。それとも自然のままでいいのかとかね。
僕は割と自然のままでいいんじゃねえのって思っちゃう派ですけどもね。
今後どうなるかわからないですけども、今日はこれで終わり。
24:19:00

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