1. FM八ヶ岳 渡辺桂子のグッドライフ漢方
  2. 2026/03/04 グッドライフ漢方
2026-03-07 14:30

2026/03/04 グッドライフ漢方

 花粉症

サマリー

花粉症の季節が到来し、気温差が大きい時期ですが、渡辺薬局の渡辺桂子さんが漢方の視点から花粉症対策について解説します。現代医学の研究進展と中医学の考え方を比較しながら、免疫のバランスや腸内環境の重要性を説き、具体的な漢方薬「黄耆」を紹介。最新の医学と伝統的な知恵を組み合わせることで、花粉症の季節を乗り越えるためのヒントを提供します。

季節の変わり目と春の訪れ
グッドライフ漢方、この番組は、渡辺薬局の提供でお届けします。
渡辺桂子です。新崎市で漢方相談薬局をしています。 体調のご相談、いろいろな女性のお悩みなど、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
3月に入りましたが、4月のような気温になったり、今日はね、冷え込んでいますし、三寒四温と言いますが、ちょっと気温差が大きいですね。
明日から旬分までの期間は、景秩。
冬ごもりしていた小さな生き物たちが、土の中から出てくるっていうね、意味があるのですが、最近は冬ごもりできない生き物たちも多いようで、一年中小さな虫を見るようになりました。
今年の冬は、個人的にはね、かなり冷え込んだっていう印象なんですけれども、冬眠しないクマもいますし、2月に25度の気温になりましたからね、全体的にはかなり平均気温も上がっているっていう印象です。
でも、3月ってなんとなくワクワクしませんか?
春が来て、新年度に向かって何かいいことがありそうな気がしますし、私は3月に入ると、お雛様を人形だけ出すことにしているんですね。
今年も出しました。
1年ぶりのお雛様と今年もこんにちはって挨拶するとね、なんかね、お人形さんたちも嬉しそうなんですね。
ここ、にこりにもお雛様が飾られていましてね、とてもにぎやかになっています。
山梨の雛祭りは1ヶ月遅れの4月ですから、押入れに入れっぱなしの方もね、今年はぜひ思い切って出してみませんか?
なんとなくね、幸せな気分になると思います。
花粉症の現状と現代医学の進歩
そして、花粉症の方ですよね。いよいよ嫌なシーズン到来です。
すでに1月に東京で史上最速の花粉飛散が開始したということで、今年も始まっちゃいました。
私はね、長いこと花粉症とは縁がなかったんですけれども、ここを何年かちょっと目がかゆかったり、あと喉の違和感とか症状がね、出てるんです。
嫌ですね。今年は特にシーズンも長くなるっていう予報ですから、先がね、思いやられますね。
花粉症と一括に言うんですけれども、最近はね、花粉だけじゃなくてPM2.5とか高砂、他にもね、環境汚染につながる化学物質の飛散、
それもね、アレルギーの症状を悪化させる要因になってきていますから、やはり温暖化につながる環境破壊が年々進んでいるんだなって実感します。
最近は、薬局でも医療用医薬品っていうのがスイッチOTCとして販売されています。
渡辺薬局にも、抗アレルギーのお薬を置いてますけれども、長期間ね、何ヶ月も服用するってことを考えると、漢方を上手に使って対応していくのもいいんじゃないかなって思うんですね。
ここ数年で、花粉症の研究は大きく前進していまして、東京大学の研究チームが、花粉症の過剰反応を抑える、その免疫を調整する物質のタンパク質を特定しましたり、免疫の働きを整える新しい物質が発見されたりしています。
他にも、レーザー治療とか、後、抗体の注射、そういった最新の治療がだんだん普及してきました。
花の粘膜をレーザーで処理する、そういう治療もね、今人気上昇のようなんですけれども、効果はね、1、2年、そのシーズンかなっていうことで、感知するっていうのはね、ちょっと難しいようです。
重症者向けに、この抗体の注射、それも選択肢になっているんですけれども、こちらも1回注射して、2週間から1か月っていうので、シーズン中はね、何回か受ける必要があります。
でも、症状がなければ、生活のクオリティが上がりますから、体もね、楽になりますよね。
その他にも、腸内細菌と花粉症の関係も注目されています。腸内フローラの検査、それもね、今、個人的にできるようになっているんですね。
私もね、一度、花粉症とは関係なくても、自分のお腹の中の細菌検査っていうのをね、受けてみようかなって考えているんですけどね、ちょっと勇気いりますよね。悪玉ばっかりとか言われちゃうとね、困るんですけれどね。
中医学から見た花粉症の原因と対策
こうした科学的な進歩、これを中医学ではどのように捉えているのかって言いますと、まず免疫の暴走を抑える、その研究についてですけれども、現代医学では、花粉に対して体が過剰に反応してしまう、その仕組みを分子レベルで解き明かそうとしています。
中医学ではね、この状態を、この体を守る、気の力として、永期、永期っていうんですけれども、永期っていうのは、永世の永ですね、それに気、元気の気と書きまして、この体の防衛力、それをね、強めていこうって考えています。
この永期、外からの刺激に対して体を守る、いわばね、見えないバリアのようなものと考えていますので、このバリアが弱ったり、働きが乱れると、花粉のような外からの刺激にね、敏感になって、そしてくしゃみとか鼻水、そういった症状がね、現れやすくなると考えています。
この免疫の調整っていう考え方はね、中医学が古くから語ってきた、疫のバランス、そういう概念とね、重なり合っていきます。
次にはね、今盛んに言われている腸内細菌ですよね。この花粉症との関係が注目されている点については、この腸内フローラの状態が免疫に影響を与えるっていう研究、今ではね、本当によく知られるようになりました。
中医学では、腸を含む消化器系のことを、皮というんですね、皮臓の皮です。体のエネルギーを生み出して、そして余分な水分を処理する。そういうことで、この免疫の土台を支える重要な働きを担う、そういうふうにね、考えています。
この皮の働きが弱ると、体の中にね、いろいろな余分な水分が溜まってしまいます。もちろんね、きれいな水ってとても大事なんですけれどもね、もうちょっとね、余分な、ちょっと汚い水ですね。
そうすると、この鼻づまりとか、あと粘り気のあるね、鼻水、そういった症状につながっていくんですね。
腸内細菌をよく考えていくということで、この環境の乱れが、免疫の不調を招く、そういう研究はね、消化器を健康にすることで、蛇気、外から入ってくる、いろんなね、害蛇ですね。
その蛇気の侵入を防ぐっていう、中医学の皮の概念と同じ考え方になる、ではないでしょうか。
さらに花粉に加えてね、今、感覚物質、PM2.5とか、あと交差ですよね。これが症状を悪化させるってことも分かっていますが、中医学では、このことを外から来る蛇気と言って、
2000年も前の時代から、風邪、乾燥、湿気、あとほこり、そういうふうなね、外からの刺激が複合的に体に影響を与える、そういうふうに考えられてきました。
現代の環境は、まさにこの複合的な害蛇、強まっている状態と言えますので、この害蛇が強い年は、肺などを含む呼吸器、身体を守る液が弱い人ほど、症状が出やすくなるっていうのも、今の医学とつながっているのではないかなと思います。
体を外からの刺激、害蛇から守る代表的な小薬の奥義というのがあるんですけれども、この奥義は、牙な奥義、それからモンゴル奥義の根っこなんですね。
元気を補う補気ですね、その小薬とされています。体力が落ちやすい時とか、汗をかきやすい時に使われますから、体力の回復や免疫力の向上、そして水の代謝も良くしますからね、実はむくみの改善にも効果があります。
消化器や肺の経絡の働きを改善しますから、お腹が弱い人とか、呼吸器や皮膚のトラブルのある人にもオススメしています。味や香りに癖がないので、そのまま煎じてお茶のように飲んでいただいてもいいですし、あとスープとかお味噌汁のお水の代わりに入れても違和感がないので、とても使いやすい小薬なんです。
呼吸器やお肌の弱い人はぜひ一度お試しになってください。
現代医学と中医学の融合による養生法
最近は花粉の少ない地域へ旅行する対比ツーリズムというのもありますよね。夏の暑い時は涼しいところに行くとか、そんなふうな同じような意味なんですけれども、本当に症状が重い方は花粉の少ない土地で過ごすというのも贅沢ですけれども、現代の養生法と言えるかもしれません。
今の化学と中医学というのは相反するものではなくて、むしろ不足しているところを補うということで、花粉症という悩みに新しい解決方法を与えてくれているように思えます。
化学は免疫について細胞レベルまで分析していくんですけれども、中医学は体全体のバランスを整えるというふうにしていくんですね。
ですから、この細かいところと全体のバランス、その両方のいいところをとって、その方法で自分の体と向き合うことができるかもしれません。
春はゆらぎの季節で言われます。でも同時に新しい始まりの季節でもあります。最新の医学的情報と古くからの知恵、そのどちらも味方につけながら、アレルギーの季節を穏やかに毎日を過ごしていくことで、今年の春はちょっといつもより前向きに元気にいけると思います。
今、インフルエンザも流行っていますので、皆さん気をつけて元気に過ごしてまいりましょう。
では、今日はこの辺で。
提供は、新崎市渡辺薬局でした。
健康についてのご相談は、ホームページから、
または、電話番号、
もう一度言いますね。
どうぞお気軽にご相談ください。
お待ちしています。
グッドライフ漢方。ではまた来週。
14:30

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