梅雨の訪れとホタル
グッドライフ漢方 この番組は渡辺薬局の提供でお届けします。
渡辺桂子です。 新崎市で漢方相談薬局をしています。
隊長のご相談、いろいろな女性のお悩みなど、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
あっという間にもう6月ですから、1年の半分過ぎちゃいますね。
梅雨も近そうですし、そろそろホタルが舞い始めますね。
いいですね。早いところではそろそろ飛んでいるということで、最近ではあちらこちらでホタル狩りができるようになりましたね。
河川の環境もとても良くなってきてますし、やっぱり水がきれいになっているっていうのが、ホタルが増える原因になりますよね。
あと保存界の方たちの努力、これも大きいと思います。
環境を保つということは本当に大変な努力だと思いますが、見ることができるのは嬉しいですよね。
ただ、ホタルを楽しめる期間って短くて、2週間くらいですかね。タイミングが大事ですね。
そうですね。この梅雨の季節になって、いろいろ体の不調が出るっていう、そういう季節ですね。
気圧の変化と体調不良
ナルシマさんは梅雨時で低気圧とか雨とか、体調に影響することありますか?
ありますね。なんとなく体のだるさとか重さを感じることがありますね。
軽いのにね。
いいよ、ドヨーンと動くのが感慢になるっていうのは、毎年感じますね。
普段、私たちは約1気圧の中で生活していますよね。1気圧の重さはどのくらいかというと、1トン。
普段感じないですけどね。手を伸ばすと、ここにもここにも1トン、1トン、1トンって、ずっとこの1トンの中で生活している。
聞くだけで体が重くなってくるような気がします。
そんなに空気って重いんですね。1トンの重さの中で普段動いているってすごいですね。
普通は体の内側と外側で気圧のバランスをとっているんですね。外から押されたら内からも押す。
ですけれども、外側の気圧が下がると、内側が外に引っ張られるような感じ。
そして血管も広がるので気持ちが悪くなるっていう、そういう仕組みです。
なるほど。血管が広がると血圧が下がるので、低血圧の人はもっと下がっちゃうような、そんな感じですかね。
はい。それだけではなくて、血管が広がると周りの神経を圧迫するんですね。
そして頭痛が起こったり、あと内耳も影響を受けてめまいが出たりします。
気圧の変化って結構耳にきますよね。
清砂糖とかこぶちさわりに出かけて、帰るときにぐんぐん道を下っていくと耳が詰まったようになる経験ありますよね。
湿気と体調不良
ありますね。そしてやはり今、梅雨時の湿度。
体調不良が起こりやすい原因は何といってもこの湿気ですね。
湿気嫌ですね。
本当にこれからむしむし、じめじめする季節が来ると思うとちょっと憂鬱になってしまいます。
体を潤している水分、それは健康を維持するためにも大切なんですけれども、これが必要以上になってくると体にたまって悪さをするようになります。
1日に2リットル以上の水を飲むような健康法もありますけれども、水の取りすぎとか飲みすぎちゃうこともあるかもしれませんね。
すごく汗をかくようなお仕事の人はたくさん必要ですし、数値に振り回されないで自分に合った適切な量の水を補うということが大切だと思いますね。
どんな健康法でも自分に合うかどうかっていうのが大事なポイントですね。
そうですね。日本はこの長雨とかこの梅雨とか、あと台風が多くなる季節っていうのはどうしても湿の影響が大きくなって、そしてそれが一番影響を受けるところっていうのが消火器です。
梅雨の時はだるくなったり気温も高くなると細菌も繁殖しやすいですよね。油断すると胃腸炎とか食中毒も起こしやすいですね。
この胃腸の調子が悪くなると水分代謝も悪くなってむくみやすくなってきます。
天気がさっぱりしないと元々元気な人でも精神的に落ちる感じがしますよね。
あとアトピー性皮膚炎とか皮膚が弱い人、そうすると湿疹がじゅくじゅくしたり、あと水蒸しもこの時期悪化してきますよね。だから蒸し暑くなるっていうのはとても辛いんじゃないでしょうか。
お肌にまで影響するんですね。
赤みが広がるような湿疹が出てなかなか治らない。それで受診したら実は肌カビだったってこともあるんです。
漢方薬による体調改善
肌カビ。肌にカビができちゃうってことなんですね。それは困るんですけれども、それどこかで感染してくるんでしょうか。
いえいえ。いつも皮膚にこういう錠剤菌、マラセチア菌っていうのがあるんですが、普段は悪さをすることはないんですが、この皮膚の抵抗力がなくなっていると勝手に繁殖しちゃうんですね。
予防は皮膚の抵抗力を上げるっていうことですかね。あとは清潔にすること。体力も大事ですね。
そうですね。体力とても大事ですけれども、やはりその元気のもとはお腹の力だということですね。
胃腸を元気にすることは、どんなふうにでは体調改善していったらいいんでしょうかね。
漢方薬ですと、体の中の湿気のバランスを整えるカッコウショウキ酸、それとかあとケンピ酸、そういう処方がいいと思います。
体の余分な湿気が取れると爽やかになって、めまいとかむくみも良くなりそうですね。
むくんで下痢しやすくて頭痛がある、三重みたいな。そういうときにはカッコウショウキ酸というのはとても良いです。
むくみって疲れると出てきますし、特に夕方になると足のむくみが気になるんですよね。
体力がなくて下半身にむくみが強く出る、そういうときにはボーイオーギトというのがおすすめです。
関節の痛みと冷え対策
いろいろありますね。梅雨時には関節が腫れたりとか、痛みが出るという方もいますよね。
そういうときはまずぬるめのお風呂にゆっくり浸かって血液の流れを良くしながら、足の先から心臓に向けて血液を流すイメージ。
10回くらい片足をこすってあげるというのもいいんですよ。
ゆっくりお風呂に入って少し汗ばむくらいに温まると気持ちもリラックスできますね。
あとは心震対象を上げるのがいいですね。
この湿気の強いときの関節の痛み、これにもカッコウショウキ酸が良いんですけれども、もし冷えを感じる、そういうときにはドッポカリューという処方をおすすめしています。
漢方薬の身近な生薬
この漢方薬の名前を見ただけで、一人で歩くという意味がつけられていますから、効き目がありそうですよね。
さっきいただいたんですけれども、ちょっとシナモンを感じるので、ほろ苦い感じが漢方を飲んでいるという聞きそうな気がします。
この漢方薬に配合されている小薬は、先ほどのシナモンのケイヒ、それとウドの実はドッカツというんですね。
そして生姜が入っています。
割と身近な植物が入っているんですね。
なんか体がポカポカしてきたような気がします。生姜も入っているんですね。
漢方薬って難しい植物が配合されているイメージだったんですけれども、こうして内容を伺うと、シナモンとか生姜とか、結構身近なものが使われていますね。
そうなんですよね。意外と身の回りにある植物が結構多く含まれている処方が多いんですね。
いろんな植物が持っている性格を組み合わせながら処方にしているんです。
ですから、やはり効果を期待したい、効果が期待できるように作られています。
生姜もシナモンも冬の冷えた時に使うイメージなんですが、梅雨時にもいいんですね。
はい。この生姜とかシナモンというのは、寒い時期は温めるという意味で使うんですが、梅雨の時は温めて発散する、湿気を追い出すという、そういう働きに期待をしています。
なるほど。温めることで循環を良くして、そして湿気を追い出すということですね。
そうなんです。だからお風呂にも入った時も、軽く発汗するということがとても大事ですよね。
身近な食材と飲み物
他にも体にたまった水の代謝を良くする身近なもの、いろいろありまして、小豆がいいんですね。
小豆というとあんこというイメージですけれども、甘くしないで煮豆にしたり、スープとかいろいろ入れる、お試しするといいと思います。
確かに小豆というと甘いあんこをイメージしますけれども、お砂糖を入れなければ普通のお豆さんですからね。他の豆類と一緒に煮ても美味しそうですね。
よくインゲン豆とかヒヨコ豆とかスープにするんですけど、一緒に小豆も入れると美味しくなるかもしれませんね。
あとはそら豆とか桃がん、いいですね。きゅうりとかゴヤ、そんな風なウリと海藻を取るといいと思います。
ミネラルを取るというところで、聞くだけで元気になりそうな気がしますが、蒸し暑くなってくるとどうしても冷たい飲み物とかビール、美味しくなりますけれども、やっぱり多少控えた方がいいんですかね。
美味しいですよね。やはり暑い時はね、クッと飲むと美味しいんですけど、できれば氷を入れた飲み物ではなくてお湯割りにするとか、ちょっと温かみにするとお腹の調子がグンと良くなりますね。
私もでも最近出先ではあえて氷を入れずにお水をもらったりとか、あと朝起きて一番に常温の水を飲むようにしています。
だんだん年齢化されてくると氷をいっぱい入れてガンガンに冷えたものよりも、普通の温度、常温がいいなって思います。
お気抜けにお醤油、それを飲む方も多いですしね、私はお湯を飲んでますね。
いいみたいですよね、醤油も。とにかくお腹の中は冷やさないということが大事ですね。
内臓の温度と夏への備え
私たちの体温は普通36.5℃と言われていますけれども、内臓の温度は37℃が一番いいんですね。
消化液に含まれている酵素、それが元気に働くのに最適な温度が37℃ということなんです。
体温よりもちょっとだけ高めということですね。
どうしてもアイスクリームとか冷やした果物とかね、あとは口当たりのいいものを食後に食べたくなるんですけれども、やっぱり寝る前とかね、胃腸を冷やしたらいけないですね。
気をつけようと思います。
そうですね、寝びえも困りますしね。
梅雨時、今の体調不良をそのままにしてしまうと、暑い夏を乗り切るパワーがなくなっちゃいますからね、気をつけてほしいですよね。
これからが夏本番ですからね、ちょっと温存して温めていきたいと思います。
では、今日はこの辺で。提供は、新崎市渡辺薬局でした。
健康についてのご相談は、ホームページから、または電話番号。
もう一度言いますね。
どうぞお気軽にご相談ください。お待ちしています。
グッドライフ漢方。では、また来週。