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グッドライフ漢方、この番組は渡辺薬局の提供でお届けします。
渡辺桂子です。新崎市で漢方相談薬局をしています。
体調のご相談、いろいろな女性のお悩み、気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。
4月並みの気温になったり、また冬に戻ったり、本当にね、気温差が大きいです。
今まさに三冠四温、体験真っ最中というところです。
週末には、また春の陽気という予報ですので、この気温の変化に負けないよう、油断禁物という気分ですね。
今日、2月18日は、小読みの上では、24世紀の雨水の始まりを示す重要な日ですね。
雪が溶けて、雨が降り始める時期をね、表していて、自然の変化を感じますが、雪少ないですよね、本当に。
今年はね、年初から雪どころか、雨の少ない日が続いていますから、夏の水不足が心配です。
これから適当に恵みの雨が降ってほしいなーってね、期待したいです。
依然として、空気の乾燥もね、影響していると思いますが、インフルエンザの流行が止まらないですね。
最近はほとんどB型のようですが、時々コロナウイルスの感染される方もいらっしゃるので、本当にウイルスって強いなー、生命力あるなーって感じると言いますか、
この人間の無力さをやっつけようというね、そういう無力さを見せつけられているような気もします。
最近は、抗生物質などの薬の効かない細菌とかウイルス、薬剤耐性菌って言うんですけれども、これが今、世界中で静かに、しかし確実に広がっています。
薬剤耐性菌、ちょっとね、難しそうに聞こえるかもしれませんが、実は私たちの生活に深く関わる、とても身近な問題なんです。
耐性菌っていうのは、この抗菌薬の抗生物質が効かなくなった細菌のことで、本来、抗生物質というのは細菌を倒すための薬なんですけれども、
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細菌の中には、こんな薬に負けないよう、負けないように変化して生き残ろうってね、自分の体の構造を変えて進化してしまう、そういうものが出てくるんですね。
で、その結果、普通の薬では死なない、この薬に耐性を持った細菌というのが生まれます。
では、なぜこんなに耐性菌が増えてしまったのかっていうと、一番大きな理由は抗菌薬の使いすぎなんですね。
実は、風邪とかインフルエンザのようなウイルスの感染には、本来抗菌薬は効かないんですけれども、念のために処方されたり、そして途中で飲むのをやめてしまう。
あとは残った薬をね、あの時もらったけどいいのかなーなんてね、自己判断で飲んでしまったり、そういうふうな行動が細菌に薬に強くなるチャンス、それを与えてしまうんです。
人間だけではなくて、この畜産の現場でも、例えば家畜の病気を防ぐためにとか、あるいは成長を早めるために使われた薬、そういうものがね、人間の社会に影響を及ぼしています。
他にも、国際的に人間や動物の移動が増えた、そのことがね、体制菌が国境を簡単に越えて広くね、大きく広がってしまう、それも問題になっている。
今、体制菌の中でも特に有名なのがMRSAとVREなんですね。このMRSAはメチシリン体制黄色ブドウ吸菌。
実は、黄色ブドウ吸菌というのは、ニキビの黄色くなったようなもので、私たちの皮膚の表面とか毛穴、特にね、鼻の中にいる当たり前の細菌なんですね。
鼻炎とか風邪で繰り返し抗生物質を使うと体制ができて、病気を引き起こすエンテロトキシンという物質を作ってしまうんです。
そして、VREはバンコマイシン体制長球菌。バンコマイシンという強力な抗菌薬があるんですけれども、それも効きにくくて治療が難しいのが特徴なんです。
この他にも、βラクタム系抗生物質を分解してしまうESBL、その物質を作り出す大腸菌や、多剤体制結核菌という結核の治療薬が効かない結核菌もあります。
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こんな風に薬が効かなくてすごく怖い、そういうね、臨床の黄色ブドウ球菌や長球菌なんですけれども、実はね、健康な人にはほとんど影響ないんです。感染しないんですね。
すごくね、誤解されがちなんですけれども、このMRSAやVREは特別に感染力が強い菌ではないんです。
抗生物質などの薬に強い菌なんですね。ですから、健康な人には、この普通の菌と同じようにほとんど害はないんですね。
ただ、免疫が落ちているようなこの弱った人、病気で入院しているような方、そういう体力が低下している時につけ入るタイプの菌なんですね。
ですから、病院の中で広がりやすいということが大きな問題になっています。
最近はね、このウイルスに効果のある薬品も開発されてはきているんですけれども、実は一般的な風邪のウイルスの一つ、ライヌウイルスとか腸で増えていくノロウイルスにはあまり効果が期待できないんですね。
よく使われる消毒用エタノール、あちらこちらで消毒しましょうって使われるエタノールなんですけれども、それも実はほとんど効果がないので、予防には次亜塩素酸ナトリウム、塩素系の漂白剤ですね。
それから、85度以上の熱いお湯、もしくは熱湯で1分以上殺菌するという方法があるんですが、これね、人の体には応用できませんから、ですからもしね、感染してしまったら、ひたすら自分で自己回復するしかないというのが実情なんですね。
この症状の悪化に対抗するには、水分を補給するとか生理食塩水を点滴する、そういう方法しかないのでね、本当にこの菌に対しては人間は無力ですね。
では、もしこのまま体制菌が増え続けたらどうなるか。今は治るはずの肺炎とか膀胱炎、そんな感染症が治らない病気に戻ってしまうかもしれませんし、手術とかがん治療とか、その感染リスクの高い医療行為が難しくなる可能性もあります。
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ですからこれからは、本当に必要なとき以外は簡単に抗生物質を使わない。もし処方されたときには中途半端に飲むのをやめない。そして残った薬をね、むやみに飲まない。これだけでも体制菌を増やさないという力になります。
細菌やウイルスがね、まだ発見されていない時代。顕微鏡がね、あまり精度が良くなくて分からない時代。
祈祷師とかシャーマンって言われる人にね、頼っていたんですよね。でも、この祈って治すっていうのもね、今のように科学が進んでいるのを送るとね、時代遅れです。
そこで、現代にも通ずる漢方や中医学の力。これね、素晴らしいと改めて思うんです。
ウイルスや細菌をやっつけるっていう考えではなくね、自分の体の体力を上げて、感染しにくくする。感染しても発症しないような体力をつけていく。そういう方法だともね、魅力的ですよね。
中医学には未病を治すっていう概念があって、病気として発症する前のこの不調の段階で体を整える。
体質とか生活習慣の乱れ、早いうちに対応して悪化を防ぐアプローチをしましょうということなんですね。
例えば、健診でメタボとか脂肪管指摘されたりすることありますよね。
あと、尿酸値とか血糖値が高かったら食事内容を変えたり、あと運動の習慣をつける。
他には血流を良くする小薬や胃腸の働きを応援する漢方薬、そういうのを飲んでみましょう。
また、西洋医学で同じ病名がついても、人によって体質も違いますし、原因も違うという前提で考えていきます。
陰と陽、虚と実、寒と熱、表と裏っていうね、体の状態を考えて、
気と血と水のバランスを調整して、その人に合った予防法を提案していきます。
この生活全体を整える養生の知恵が豊富で、
季節の過ごし方とか、旬の食べ物、感情のコントロールとか、
一日の時間に合った生活のリズム、守護留中っていうね、そういう方法もあるんですね。
中医学は心身一助っていう考え方ですから、心と体を一体として捉えていきます。
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そういった考えから、メンタルケアも予防医学の一部として考えています。
数値に振り回されやすいのが今の医療ですけれども、
速攻性よりも体のバランスを整えていく根本改善っていうのがね、
慢性的な不調とか生活習慣の予防に強くなりますよね。
こういうことから悪くなってから治すっていうより、悪くならないように整える。
それが重要視されています。
中医学はまさに思想と実践方法を持っているために、予防医学として注目されていて、
今、現代において価値が高まっているんだと思うんですね。
もちろん、誰でも病気になります。
重い病気になった時には十分な治療が必要ですよね。
その時に薬が効かない状況にならないように、日常から体調を整えて、
そして必要最低限の抗生剤で効果が出る。
そういうふうな体を作っていって、元気に過ごしてまいりましょう。
では、今日はこのへんで。
提供は、新崎市渡辺薬局でした。
健康についてのご相談は、ホームページから、
または電話番号、0551-22-6161
もう一度言いますね。
0551-22-6161まで。
どうぞお気軽にご相談ください。
お待ちしています。
グッドライフ漢方、ではまた来週。