2022-10-18 06:47

2021-02-16 - 多剤耐性菌MRSAエムアールエスエーはどこから来るのか?

2021-02-16 - 多剤耐性菌MRSAエムアールエスエーはどこから来るのか?

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続いてのご質問です。
一般枠から、YOYOさんからのご質問です。
鼻プロテーゼを行った後、鼻根部がMRSAに感染し、腫れ上がり、プロテーゼ挿入ができないと言われました。
感染源は何が考えられますか?
完治をし、再度プロテーゼ挿入することはできないのでしょうか?というご質問をいただいています。
YOYOさん、ご質問ありがとうございます。
そうですか、MRSAですね。これは厄介ですね。
YOYOさん、皆さんわかりやすいように簡単に説明しますと、
人間の体というのは決して綺麗じゃないんですよね。
実は錠剤菌といってですね、皮膚の表面なんかもそうですし、口の中も腸の中もですね、いろんな売菌がいてですね、
その外から入ってくる売菌たちと戦うような、この気候状態を作るためにですね、
あの、なんて言うんでしょう、こう、もともといる、前玉菌じゃないですけど、錠剤菌という売菌がいるんですね。
で、こいつらが手術をする時にですね、傷を切りますから、その中に入り込んでしまって感染を起こすっていうのが一般的な皮膚感染症っていうやつなんですよ。
ところが、そこで出てくる売菌の種類にですね、黄色葡萄球菌っていうのがいるんですけども、
要はこの錠剤菌の一つです。これ自体は別にどこにでもおる菌だから大したことないんですけども、
中にですね、この売菌が、あの、ちょっと突然変異をしたりとかですね、お薬の影響を受けていて、
あの、抗生剤が効かないタイプの菌に変わってるってことがあるんですね。これが今この質問があるMRSAっていうやつです。
で、この場合、MRSAっていうのはメチシリン耐性黄色葡萄球菌っていうですね、
要はメチシリンという種類の抗生剤が効かないよっていう黄色葡萄球菌なんですけども、
要するにですよ、普通にいる錠剤菌っていうのもいるんですけども、中に抗生剤を治療しても全然やっつけられへんような種類のやつも入ってるやんっていうやつなんですね。
で、このMRSAって普段どこにいるの?っていうとですね、
よくあるのはですね、実は抗生剤をよく使う場所に錠剤菌としていたりするんです。
だからいわゆる院内発生ですね。何かこの家族とかが病院関係者とかでですね、病院の中に出入りする人たちというのは一般の支柱に比べるとMRSAの持ってる確率が高いと言われてます。
で、別にMRSAを持ってるからといって病気ではなくてですね、別にMRSAもですね、鼻の中にいますとか錠剤菌としていますという場合には、
普通の黄色葡萄球菌よりも何だったら弱いぐらいなので全然問題はないんですけども、
このMRSAがですね、一旦感染を起こしちゃった場合にこれが問題なんですね。
当然ですよ。例えばお鼻の手術。この方の場合だと鼻にプロテーザーを入れました。で、鼻の手術をしました。そうすると腫れてきましたと。
あ、これは感染ですねと。病院は何をするかというと感染をコントロールするために抗生剤を投与するわけです。
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抗生剤を投与した場合に普通はこの皮膚の感染症だから皮膚圏にいる肺菌たちに効く抗生剤を処方するわけですけども、
その時に問題を起こしている場所でですね、抗生剤をやっつけるという時に普通の錠剤菌の葡萄球菌は死ぬんですけども、MRSAだけピンピンしてるわけですね。
要するに周りはみんな死んでいくのにMRSAだけててててーみたいな。よし俺の出番だぜみたいな感じでそいつだけ抗生剤の攻撃全然効かないんですよ。
そうすると他の肺菌たちはみんな死んでいくんですね抗生剤で。なのにMRSAだけが残って俺の出番だぜみたいな感じでMRSAの感染を起こしてしまうって話なんですよ。
だからこの多剤耐性菌とか言ったりしますけど抗生剤の耐性を持っている肺菌を持っている人たちの治療というのはすごい気をつけないといけないですね。
で、先ほどお話したようにこれをどこからもらったのっていうのは本当にいろんなパターンがあると思うんですけども、
普通はですね日本の今の美容の状態ですとあんまりそのまだMRSAが市中感染を起こすほどですね広まっていないので、
クリニックでもらうっていうのはあんまり考えにくくて、例えば時々あるのが以前どっかの病院にかかった時にMRSAになりました。
その人が補菌といって持ってて、普段は何も問題を起こしてないんだけども手術をした時にそれが悪さをしてかかっちゃいましたというパターン。
もしくはお子さんがいてとか家族がいて病院にかかった時にMRSAの感染症を起こしてました。
それが知らんうちに家族にこうやって伝染してしまって、それでその自分が手術を受けた時にMRSAが悪さをしましたみたいなパターンもあります。
なので、もしですねそのMRSAっていう言葉をですね自分の人生の中で聞いたことがある。
自分の身の回りでね聞いたことがある方はその美容の手術を受ける前も事前にその話を絶対言った方がいいです。
MRSAがある方の場合にはMRSAに効く抗生剤っていうのがありますんで、それをちょっと事前に使わないとですね悪さを起こしてしまいます。
このヨヨさんのご質問でいくと、一旦感知した後にまたプロテーゼ入れることができますかっていう話をいけば実は入れることができるんですが、すごいハイリスクです。
だから事前にMRSAをきっちりとやっつけるっていう風な抗生剤の治療をした上でプロテーゼを入れるってことになってくると思います。
じゃあもうプロテーゼ入れるのが怖いとやっぱりその人工のものだから自分の組織使うよりもやっぱり感染のリスクが高いんですね。
だいたいまあそうだなこの修正の手術でいくと人工物使った手術の方がですね8000インド倍ぐらいもうちょっと高いかもしれないですね。
あの要は人工のものだと抗生剤を使っても人工のもの自体には血流がありませんのでバイキンやっつけることができないんですね。
だからそれでも鼻筋が欲しいねんとかっていう場合にはですねもう人工のものを諦めて自分の組織で全部作って感染が起きても抗生剤で治療したら絶対やっつけられるという状態を作るのも一つの方法だと思います。
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なのでMRSAに感染をしているってことは必ず主治医には伝えなきゃいけないし、事前に準備をした上で手術をする方法もその人工物をそのまま使うのかそれとも自家組織を使うのかみたいなことをちょっと検討していかないといけない。
以上です。参考にしてみてください。
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