ちょっとその藤吉田の市民になったような、町の人になったような感覚で暮らすように旅をするというか、
働くような、何かそういう機会を提供したいなということで、
今しごたびという、仕事と旅をくっつけたようなプロジェクトをやっております。
これはもう八木さんあっての企画なので、八木さんからもぜひしごたびのことだったりとか、
藤吉田の魅力はちょっとお話ししてほしいなと思ってるんですけど、八木さん。
八木 はい、私は株式会社ドーソという会社、2020年に作りまして、
その前からサルヤホステルっていう宿を作りました。
それで今自分たちがいる場所がサルヤアーティストレジデンシーっていうところで、
レジデンスとしては、町にアーティストがたくさん来てくれるといいなっていうところを目指して、
こういう場所も作ったり、要は町をもう少し活気のある、
町の特徴をつかみながら、自分のやりたいこともやりながら、
藤吉田で暮らしていきたいっていうふうに思って、この町に住んで、
いろんな活動をしています。
今日こういう機会を得られて、すごくお二人と話をできるのが楽しいなと思って、楽しみだなと思っています。
ありがとうございます。我々も昨日サルヤホステルに一泊させていただきまして、
いやーよかった。むっちゃ良い。むっちゃ私ちょっとハマってるんですけど、
レジデンシーの方も今日来て収録している場所なんですけど、
すごいスペースも広くて、ツールとかも揃ってるんですよね。
そんなに揃ってるわけじゃないですけど、一応写真がオーバーの写真とか、
印刷できるとか、木工作業とかも一応できるのはできますけど、
町としてテキスタイルが有名なので、テキスタイルの人たちとリレーション作ったり。
いいですね。今どんな人がここには?
今は、そうですね、レジデンシーとしては、アーティストどんなジャンルでも受け入れていて、
個人的には絵とかイラストも好きなので、今たまたまアニメーション作っている方と、
あとはイラストレーターの2人が出入りしていますね。
なるほど。いいですね。
ヤギさんはここ出身ではなく、イジウグミという静岡出身ではあるけれども、この町にやってきた。
ユヒさんもそうですよね、この町に惹かれてというところで、2人がここに来てしまったわけというか、惹かれてしまったわけみたいな。
聞いてみたいですね。
そうですね、僕の場合は、静岡出身で、静岡の伊豆三島市っていうところなんですけど、
プロジェクトもやったりとかしてたんですけど、
その流れで、去年ですね、2020年コロナの中ではあったんですけど、
富士吉田市と連携しているヤギさんサレーホステルとして、
ワーケーションのプログラムをやっていきたいというような話があって、
ロフトワークとしても、ぜひ一緒にやりたいですっていうことで、
自分で手を挙げて来たのが最初のきっかけでしたね。
でも来た瞬間に、もうその時は富士山見えなくて、
まだ顔を見せてくれなかったんだけど、
でももう来た瞬間に、その空気だったりとか、
その街の風景だったりとか、あとはやっぱりサレーホステル、
ヤギさんっていう、もうなんか出会いで直感的に、
なんか面白いことができそうだなっていうのを感じて、
やりましょうという話をしたっていうのがきっかけですね。
いい出会いですね。
確かに。そもそもリスナーの人にも言ってなかったんですけど、
富士吉田、場所がわからない人がググってもらったらと思うんですけど、
本当に富士山のふもとにあって、写真とか見たら圧巻の山のデカさ。
商店街からね、まだ写真でしか見てないけど、
商店街の先にね、ああいった富士山が見える。
そうですね。僕ら、サレーホステル作ったのも、あそこを選んだのも、
商店街からのこの富士山、世界で唯一だろうっていう、
日本でも唯一の商店街の真ん中にある富士山の真ん中にあるっていう。
結構長いですよね。
そうですね。結構長いですね。
それがもう、なんだこのポテンシャルの高さはと思って、
だけどシャッター通りになってるっていう現実があって、
これは自分たちもう何かできんじゃないかって思って、あそこに宿屋を作って、
で、あの写真を最初撮って、自分たちのポスターのイメージみたいな形で使い始めたっていう感じですね。
印象的だよね。
すごく自分たちにとっても大切なこのビジュアルっていうか、というふうに思ってます。
商店街は確かに、シャッターが降りてるとこもあるんだろうなというふうにちょっとだけ歩いて思ったんですけど、
そこらへんはどうなんですか?
いっぱいシャッターですね。
僕ら富士吉田でいうと、よく街を下上って言うんですけど、
下に方行くとっていうと、富士山から逆の方に行くと、
商店街1丁目ってあるんですけど、そこはもうすでに商店街としてはもうクローズして、
お店も何店舗か残ってるんですけど、もうコミュニティとしてはやってないみたいな。
もう出来上がっている、完成している、サンプルとしてのサルヤがあるっていうのはすごい魅力的だなって僕は思いますね。
いいですよね。
なんかこういう風に地域が盛り上がってきたり、それこそメディアに取り上げられて認知が上がったりみたいなのをすると、
それに興味がある人が、いろんなタイプの人が声をかけてきたり、
美味しい話を持ってきたり、いろいろ誘惑もあるとは思うんですけど、
なんかそういったどんな人が来るというか、単純に観光業が潤って経済が潤えばいいではなく、
どういう風景を描いて目をつけているのかなっていうのをちょっと聞いてみたいなと思いました。
そうですね、わりとこう、当然この辺り、僕が移住してきた時は、不助者観光というイメージは全くなかったんですよ。
観光が日本政府もしている面もあって、観光が徐々にいろんな地域でも盛り上がってきていると思うんですけど、
そんな中で不助者もわりと注目度が高くて、特に海外の人が観光客が増えてきているので、
それで政府とかいろんな方も注目して、わりと投資が多くなりつつあって、
そういった面でもすごくちょっと、個人的には観光という側面だけじゃなくて、
住むっていう側面、生活とか、そういう側面から町をちゃんとつくっていった結果、観光がついてくるっていう風に思っていて、
町が魅力的な、だから私は行きたいとか、観光したいとかっていう風に思うと思うんですよね。
観光としてつくられた町は、なかなか継続性が弱いのかなっていうのがあって、
そういった面で、そういう空き家を住みたいとか、そこに住んでいい町にしたいとか、
なんかそういうプレイヤーというか、そういう人が来てくれるといいなっていう風に思ってはいますね。
ありがとうございます。どうですか、ゆうひさん。
そうですね、でも今ヤギさんが言ってくれたのは、まさにそうかもしれないなと思っていて、
藤吉田は本当に観光地っていうイメージを持っている人って、あんまりいないのかなと。
藤吉田って、それこそ静岡みたいな山梨みたいな。
私もさっき静岡って言ったかもしれない。すみません。
言ってない。大丈夫。
たぶんそういう人たちも多い中で、この観光を頑張っていくって言ったときに、
藤吉田らしい観光のあり方、つくり方みたいなところで言うと、