1. Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話
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2021-06-23 33:45

【#53】富士山の麓にある、富士吉田市に行ってきました🗻

旅するように働らくライフスタイル提案するSHIGOTABI(シゴタビ)のメンバーにいざなわれ、Good News for Citiesは富士吉田市までやってきました!まちづくり活動の一環として中心市街地にあった築80年あまりの空き家を2015年にリノベーションしてオープンしたSARUYA HOSTELの八木毅さん、株式会社ロフトワーク・シニアディレクターの柳川雄飛さんをゲストに、4人で富士吉田市の魅力をおしゃべりします。

※収録協力:松永篤(ロフトワーク)

◉各種リンク

SHIGOTABI:https://shigotabi.com/

SHIGOTABIラジオ:https://shigotabi.com/meetup/shigotabi-radio-vol-1/

SARUYA HOSTEL:https://saruya-hostel.com/ja/

SARUYA ARTIST RESIDENCY:http://saruya-air.com/

◉ゲストプロフィール

柳川 雄飛 ( ロフトワークプロデューサー)
大学卒業後、Web 広告業界で6 年間にわたり営業・メディア開拓・新規事業立ち上げまで様々な事業に従事。その後、2014 年に株式会社ロフトワークに入社。プロデューサーとして企業のコミュニケーション戦略から新規事業のコンセプト策定、Web サイトリニューアルなど幅広いプロジェクト設計を担当する。また本業の傍らで、地域活性のプロジェクトに関わったことがきっかけとなり、ロフトワークでも、地域にまつわるプロジェクトへと活動の幅を広げている。

八木 毅 (株式会社DOSO 代表取締役、デザイナー、アーティスト)
静岡県出身。グラフィックデザイナー。L’École Nationale Supérieure d’art de Dijon 大学院卒業。2009 年、フランスから帰国後に都内でグラフィックデザイナーとして活動。2015 年より富士吉田にてSARUYA HOSTEL を創業。SARUYA アーティストインレジデンスを運営する。2020 年株式会社DOSO 設立。クリエイターの立場から、これからの地方都市のあり方を研究実践。

00:11
みなさん、こんにちは。エクスペリエンスデザイナーの石川由加子と、
リサーチャー、ストーリーテラーの杉田麻里子です。
この番組は、都市というテーマが好きで好きでしょうがない2人が、
都市に関するさまざまなグッドニュースを、ザックバラーに話す場所です。
はい、我々いつも京都と東京で、遠隔でこのポッドキャストを収録してるんですけど、
今回は、一緒の場所でやってます。
富士吉田という街に来てまして、東京から車で2時間ぐらいそんなにかからなかった、
そこのサルヤアーティストレジネンシーというすっごい素敵な空間に、
今私たち座って収録をしています。
いつもより良いマイクをね、使ってます。
機材が整っております。
整っております。
で、2人だけではなく、今回2人ゲストの方に来ていただいていて、
来ていただいてというか、私たちがお邪魔しているんですが、
サルヤホステル代表の八木千代さんと、株式会社ロフトワークのプロデューサーであり、
仕事日の仕掛け人である柳川優希さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
なんか今回ね、我々もロフトワークっていう会社にいたっていうのもあって、
お声掛けいただいて、
なんかあんまり情報を渡されないまま、いいところで楽しいから来た方がいいよって言われて、
行くって言って来たんだよね、ここにね。
そうですね。
で、ここの今の収録の前に、また別のしごたびっていう活動のラジオにも出演させていただいていて、
簡単に自己紹介とか、どんなことをされているのかとか、お願いできますか。
譲り合ってる。譲り合ってる。
譲り合ってますね。
じゃあ僕から、株式会社ロフトワークでプロデューサーをしております。
柳川優希と申します。
今はしごたびという、藤吉田市でワーケーションのプログラムを企画運営しています。
普段、東京で活動してたりとか、都市にいらっしゃる方々に、もうちょっと働く環境とかを変えて、
リラックスした環境の中でクリエイティビティを発揮できるような環境を作っていったりとか、
そういう働き方だけじゃなくて、何か藤吉田って、富士山がどーんと目の前にあって、
すごく気持ちのいい空気の中で仕事ができたりとか、そこに1週間とか2週間とか、
ワーケーションとして滞在してもらうことで、
03:00
ちょっとその藤吉田の市民になったような、町の人になったような感覚で暮らすように旅をするというか、
働くような、何かそういう機会を提供したいなということで、
今しごたびという、仕事と旅をくっつけたようなプロジェクトをやっております。
これはもう八木さんあっての企画なので、八木さんからもぜひしごたびのことだったりとか、
藤吉田の魅力はちょっとお話ししてほしいなと思ってるんですけど、八木さん。
八木 はい、私は株式会社ドーソという会社、2020年に作りまして、
その前からサルヤホステルっていう宿を作りました。
それで今自分たちがいる場所がサルヤアーティストレジデンシーっていうところで、
レジデンスとしては、町にアーティストがたくさん来てくれるといいなっていうところを目指して、
こういう場所も作ったり、要は町をもう少し活気のある、
町の特徴をつかみながら、自分のやりたいこともやりながら、
藤吉田で暮らしていきたいっていうふうに思って、この町に住んで、
いろんな活動をしています。
今日こういう機会を得られて、すごくお二人と話をできるのが楽しいなと思って、楽しみだなと思っています。
ありがとうございます。我々も昨日サルヤホステルに一泊させていただきまして、
いやーよかった。むっちゃ良い。むっちゃ私ちょっとハマってるんですけど、
レジデンシーの方も今日来て収録している場所なんですけど、
すごいスペースも広くて、ツールとかも揃ってるんですよね。
そんなに揃ってるわけじゃないですけど、一応写真がオーバーの写真とか、
印刷できるとか、木工作業とかも一応できるのはできますけど、
町としてテキスタイルが有名なので、テキスタイルの人たちとリレーション作ったり。
いいですね。今どんな人がここには?
今は、そうですね、レジデンシーとしては、アーティストどんなジャンルでも受け入れていて、
個人的には絵とかイラストも好きなので、今たまたまアニメーション作っている方と、
あとはイラストレーターの2人が出入りしていますね。
なるほど。いいですね。
ヤギさんはここ出身ではなく、イジウグミという静岡出身ではあるけれども、この町にやってきた。
ユヒさんもそうですよね、この町に惹かれてというところで、2人がここに来てしまったわけというか、惹かれてしまったわけみたいな。
聞いてみたいですね。
そうですね、僕の場合は、静岡出身で、静岡の伊豆三島市っていうところなんですけど、
06:07
ちょうど富士吉田の富士山を挟んで反対側のほうで、太平洋側なんですけど、
いろんな海外にも住んでいたりして、その後東京に住んでいて、
たまたま友人から、町活性しているんだけど、デザイナーが必要で、デザインで手伝ってくださいって言われたので、
じゃあいいよっていうことで、この町に来ました。
やっぱり、町にコミットしていきたいというか、
当時10年、もう7年前とか、震災の後だったんですけど、
地方に移住していくっていう流れも、移住とかっていうことも、自分たちの世代の中ではよく言葉として聞くようになって、
じゃあ自分も何かそういうところで、同世代の人たちと何か一緒に活動できるといいなと思って、
思い切ってこっちに引っ越してきたんですね。
昔からそういうのには興味があったんですか?
全然なかった、そういうのはなかったですね。海外への興味はすごく強かったですけど、
行ってみて、いろんなことを学ばせていただいて、日本に帰ってきて、
やっぱり震災のあたりかな、東京とか大都市に住むってどうなのかなとか、
何かもっと今、社会が困っていることがあるって自分でも思ってたので、
何か自分としても、そういうことに貢献できるといいなっていうふうにはずっと考えていて、
自分でできれば、そういう活動の場があるといいなと思ってたんですけど、
なかなかそういうチャンスとか、何か隙間みたいなところが、
余白みたいなところが、東京には僕のチャンスがなかったので、
たまたま得られたその友達からの声に、もうそれだと思って。
勘がね、勘が働きましたね。
そうですね。
なるほど。ゆひさんはどうですか?
僕は2015年ぐらいから、いろんな地域の活動をロフトワークの仕事としてもやったり、
プライベートでもいろんな地域で活動したりっていうのをやってきていて、
僕は結構その地域とか街っていうことを考えるときに、
今まで出会ってなかった人と人とか、人と人の価値観とか考え方みたいなものを、
どうやって繋げたりとか、感化されたりするような、
何か新しい気づきとか発見みたいなのがあるようなコミュニケーション、
どうやったら作れるかなっていうのを、ずっとよそ者として、
いろんな街に行きながら考えていたと。
09:00
プロジェクトもやったりとかしてたんですけど、
その流れで、去年ですね、2020年コロナの中ではあったんですけど、
富士吉田市と連携しているヤギさんサレーホステルとして、
ワーケーションのプログラムをやっていきたいというような話があって、
ロフトワークとしても、ぜひ一緒にやりたいですっていうことで、
自分で手を挙げて来たのが最初のきっかけでしたね。
でも来た瞬間に、もうその時は富士山見えなくて、
まだ顔を見せてくれなかったんだけど、
でももう来た瞬間に、その空気だったりとか、
その街の風景だったりとか、あとはやっぱりサレーホステル、
ヤギさんっていう、もうなんか出会いで直感的に、
なんか面白いことができそうだなっていうのを感じて、
やりましょうという話をしたっていうのがきっかけですね。
いい出会いですね。
確かに。そもそもリスナーの人にも言ってなかったんですけど、
富士吉田、場所がわからない人がググってもらったらと思うんですけど、
本当に富士山のふもとにあって、写真とか見たら圧巻の山のデカさ。
商店街からね、まだ写真でしか見てないけど、
商店街の先にね、ああいった富士山が見える。
そうですね。僕ら、サレーホステル作ったのも、あそこを選んだのも、
商店街からのこの富士山、世界で唯一だろうっていう、
日本でも唯一の商店街の真ん中にある富士山の真ん中にあるっていう。
結構長いですよね。
そうですね。結構長いですね。
それがもう、なんだこのポテンシャルの高さはと思って、
だけどシャッター通りになってるっていう現実があって、
これは自分たちもう何かできんじゃないかって思って、あそこに宿屋を作って、
で、あの写真を最初撮って、自分たちのポスターのイメージみたいな形で使い始めたっていう感じですね。
印象的だよね。
すごく自分たちにとっても大切なこのビジュアルっていうか、というふうに思ってます。
商店街は確かに、シャッターが降りてるとこもあるんだろうなというふうにちょっとだけ歩いて思ったんですけど、
そこらへんはどうなんですか?
いっぱいシャッターですね。
僕ら富士吉田でいうと、よく街を下上って言うんですけど、
下に方行くとっていうと、富士山から逆の方に行くと、
商店街1丁目ってあるんですけど、そこはもうすでに商店街としてはもうクローズして、
お店も何店舗か残ってるんですけど、もうコミュニティとしてはやってないみたいな。
12:01
なので、どんどんそうやってお店がなくなっていってるっていうのが今までの流れですね。
なるほど。商店街だけじゃなくて、結構全体的な空き家率も高いっていう話を。
そうなんですよね。
富士吉田はもう今山梨県に、よく静岡と間違えられるので山梨県なんですけど、
山梨県が今のところかな、多分今もそうだと思うんですけど、
日本一空き家率が高いっていう県で、その中でも富士吉田はかなりの空き家を持ってます。
本当ですか。
特にこの今サルヤのある下吉田地域というのは、空き家がものすごい多い地域になってるので、
そこにも惹かれて、僕はここに来ましたね。
なるほど。
それは結構高齢化しちゃって、住まなくなったとか、もう商売をやめちゃったみたいなのが多い。
そうですね、高齢化というのもあって、息子さんたちとか子どもたちは大学が東京に行って、そのまま東京で定住されてる。
孫とかも東京で生まれて、東京の人になってるっていう。
だから戻ってこないだろうとかは思ってたりしてる近所の方とか、いっぱいいると思いますね。
そういった空き家を活用するのか、そのままにするのか、壊すのか、いろいろ選択肢はあると思うんですけど、何か取り組みとしてやっていることはありますか。
サルヤもそうなんですけど、もともと30年ぐらいかな、20年30年空き家になってた建物を自分たちでセルフリノベーションみたいな形で宿を作って、
宿として必要だからまた違う空き家をリノベーションして、ここのアーティストレジデンスももともと歯医者さんだったんですけど、
ここ?歯医者さんなんだ。
ここが、今自分たちがいるところが待合室。
だからちょっと大きいんだ。
そうですね。
1階が大きいもんね、結構。
そういうふうにしていかないと、どんどん壊されてるっていう現状があって、当然、本屋さんも修繕してするかしないかっていう選択肢があって、修繕しても済まないだろうとか思うし、
大抵の方はあんまりその建物に価値を見出せなくて、こんなの価値ないから壊しちゃう。
駐車場にして、ちょっと貸してとかっていうパターンが多いですよね。
なので、なんとかそういう、どんどんなくなっちゃうと虫歯みたいに歯がなくなっていくみたいな。
街の歴史とかも感じられなくなって、風景から感じられなくなっちゃうので、なるべくそういうふうな空き家を利用してやるっていうふうに自分たちは常に思ってますね。
15:10
なるほど。実際に藤井さんに住んでいるわけではない、夕日さんとしてはどうですか?そのバケーションみたいな取り込みをされる中で、秋は問題であったりとか、
その街をもっと楽しくするために、夕日さんができること、今の仕事味の活動として実現したいと思っていることとかがあれば聞いてみたいです。
そうですね。多分いろんな関わり方ができるっていうのが、一番面白い、藤井氏の魅力なのかなと思っていて。
それこそ、まずバケーションみたいなきっかけで、ちょっといつもの環境と違うっていうところで仕事をしてみるみたいなところからでも聞いてもらえると思うし、
あるいは何かここでプロジェクト、それこそ空き家を活用して、何か短い期間でもちょっとこれを再生しながら、
例えば自分でお店をやってみるとか、そういうこともプロジェクトとして作るみたいなところからでもできると思うし、
あるいはそれがすごく気に入って住みやすいなっていうところから移住みたいな話とかもあると思うんですよね。
仕事旅で実際に仕事旅のワークショップとかイベントに参加してくれた人が移住したみたいな話もあるので、
そういうきっかけとしてこの仕事旅っていうバケーションのプログラムがうまく機能するといいなと思っていて。
藤井氏の魅力である、もちろん富士山、お水がおいしい、空気きれい、うどんおいしいみたいな、
織物っていう産業もあるみたいな、そういう本当に歴史ある元々の価値みたいなところに加えて、
ここにヤギさんっていう人がいたりとか、関わっている面白い人たちみたいな方々をもう少し表に見せて、
そこでまた人のつながりを、輪を作っていけたりすると、何か面白いことが起こせるんじゃないかなっていうふうに思っているって感じですかね。
いいですね。
昨日もね、ワーケーションスポットを探しに無料の富士急便としゃぶりに行きましたね。
ヤギさんのおすすめスポット、池の前のベンチ。
確かに確かに。
冬はスケートリンクに。
でもね、富士急めちゃ近いですね。みんなさん、富士吉田は確かに富士急がある場所みたいな感じで知っている人多いかもね。
そうですね。あとその昨日の会話の中で面白かったなと思ったのは、
そのワーケーションといってもただ来て1ヶ月とか住んで、家でパチパチ仕事をして欲しいってだけじゃなくて、
できたら地域の人とつながったりとか、何かしらのコントリビューション、貢献みたいなのをその場所に残すみたいな旅の仕方、暮らしの仕方みたいなのって面白いねって話を、
18:12
昨日まさに皆さんとしていて、例えばコペンハーゲンとかも、今までの観光業とかに限界を感じて、
何かしら地域に貢献できる人だけ来てね、みたいな政策を進めようとしているみたいな噂を聞いて、
それが配達的な形にはならないようにはしたいなと思うんですけど、
来てWi-Fi使って帰るだけじゃなくて、何かしら関わり所があるといいなとか思ったりして。
消費じゃない観光がね、もっと増えてきそうな気配はしてるよね。
すごい面白いのが、藤吉田に初めて来てくれる人を街歩きっていう形で、
イヤギさんに案内してもらったりとか、空き家を見たり空き店舗を見たりとかしているんですけど、
そのルート回っていると、ここは今僕目つけてるんですよって、イヤギさんが言うみたいな。
いろんなところをすごいイヤギさん目つけてますよね。
目つけてるっていうか、
言い方悪い。
個人的に住みたいなとか、猿屋として利用したいなとかっていうこともあるんですけど、
ドイツのライプティックっていうところにハウスハルテンっていう、
僕ちょっとすごい詳しいわけじゃないですけど、そういうアソシエーションがあるらしいと。
どんどん不動産に対しての街への活動をしてたようで、
そういう人たちのその仕組みを知ってから、藤吉田でも空き家をセルフリーノベーションして化していく。
空き家がノン空き家になっていくみたいな。
そういう活動に今すごく自分自身興味があって、今仲間とそういう計画とかも立ててていますっていうところで、
いろんな空き家のところはチェックはしてますけど。
なんか先駆者ですよね、イヤギさんは。
サルヤホステルだったりアーティストレジデンシーっていうものを、
リノベーションするとこんな風になるんだっていうものを形で見せてくれているので、
この空き店舗とか空き家もリノベーションしたらどんな風になるんだろうっていうのが、
この一緒に空き家散策とかしている人たちの中でも結構想像力膨らむなっていうのがあって、
それをなんか単純に空き家とか空き店舗こういうのがたくさんあるんだよねっていうのを見せるだけじゃなくて、
21:00
もう出来上がっている、完成している、サンプルとしてのサルヤがあるっていうのはすごい魅力的だなって僕は思いますね。
いいですよね。
なんかこういう風に地域が盛り上がってきたり、それこそメディアに取り上げられて認知が上がったりみたいなのをすると、
それに興味がある人が、いろんなタイプの人が声をかけてきたり、
美味しい話を持ってきたり、いろいろ誘惑もあるとは思うんですけど、
なんかそういったどんな人が来るというか、単純に観光業が潤って経済が潤えばいいではなく、
どういう風景を描いて目をつけているのかなっていうのをちょっと聞いてみたいなと思いました。
そうですね、わりとこう、当然この辺り、僕が移住してきた時は、不助者観光というイメージは全くなかったんですよ。
観光が日本政府もしている面もあって、観光が徐々にいろんな地域でも盛り上がってきていると思うんですけど、
そんな中で不助者もわりと注目度が高くて、特に海外の人が観光客が増えてきているので、
それで政府とかいろんな方も注目して、わりと投資が多くなりつつあって、
そういった面でもすごくちょっと、個人的には観光という側面だけじゃなくて、
住むっていう側面、生活とか、そういう側面から町をちゃんとつくっていった結果、観光がついてくるっていう風に思っていて、
町が魅力的な、だから私は行きたいとか、観光したいとかっていう風に思うと思うんですよね。
観光としてつくられた町は、なかなか継続性が弱いのかなっていうのがあって、
そういった面で、そういう空き家を住みたいとか、そこに住んでいい町にしたいとか、
なんかそういうプレイヤーというか、そういう人が来てくれるといいなっていう風に思ってはいますね。
ありがとうございます。どうですか、ゆうひさん。
そうですね、でも今ヤギさんが言ってくれたのは、まさにそうかもしれないなと思っていて、
藤吉田は本当に観光地っていうイメージを持っている人って、あんまりいないのかなと。
藤吉田って、それこそ静岡みたいな山梨みたいな。
私もさっき静岡って言ったかもしれない。すみません。
言ってない。大丈夫。
たぶんそういう人たちも多い中で、この観光を頑張っていくって言ったときに、
藤吉田らしい観光のあり方、つくり方みたいなところで言うと、
24:04
たぶんその自然、もちろん富士山自然、水みたいなところを生かしたっていうのは当然あるんだけれども、
やっぱりそこに暮らし、生活、営みみたいなものがあるっていうことを見せていくというか、
なんならそこに自分もちょっと関われるみたいなところがあると、また行ってみたいなっていう気持ちになるのかなと。
結構僕の個人的なエピソードで言うと、
3日4日とかサルヤンに滞在していると、だんだんお昼食べに行くところの、
例えばサルヤンの隣にお寿司屋さんがあるんですけど、お寿司屋さん大将がすごい仲良くしゃべってくれたりとか、
ご飯食べに行ったところで、ちょっと店員さんとお話ししたりとかみたいな、
ちょっと関わっている感じの入り口に立っているみたいな感覚を持てるようになるのがすごく嬉しいなと思っていて、
それは観光から、もう一回行く、住むみたいなレベルまではちょっと距離があるのかもしれないけど、何段階かあるかもしれないけど、
そういう積み重ねがすごい大事かなっていうふうに思いますね。
いい回答でしたね。
ご飯回答しちゃった。
ちょっとやんちゃな回答。
ご飯回答が来ました。
でも東京からも近いっていうのは良かったなと思ったより、車ですぐだった。
1時間半ですね。
1時間半でね。
車でもう、
ゆうぎさんが迷ったから時間かかった。
すみません。まさかの。
なるほど。
その距離感もね、もしかしたら大事かもしれないね。
知らないね。
あっという間に30分経ってしまいましたよ。
あとは何だろう。
そうね。
まあでもこういったことを、例えば空間を作るも一つもそうですし、空き家の改修も結構お金かかるじゃないですか。
とか、あと誰か来た時に何かこうケアをしたりとかインフラを整えるみたいな情報も時間もお金もかかるみたいな時に、
どうやってそれを持続的にそれこそスタッフだったり、
ヤギさんだったり、仕事部もそうですけど、やるためにどういう稼ぎ方だったりとか、
どういうお金の回し方をしているのかなみたいなのをちょっと聞いてみたいなと思って。
そうですね。
どういう側面からそれを考えるかみたいなところはありますけど、
この空き家のとこに、空き家問題みたいなところについて話をしようとすると、
今言った、さっき言ったハウスハルテンっていうのがすごく参考になるなと思っていて、
自分の中ではいかにお金をかけないかっていうところがすごくポイントだと思っていて、
27:07
リノベーションするときにお金はかけちゃいけません。
僕はちょっと最近思っています。
お金をかけると、それを回収しようとか、そういう気持ちが働いて、
でも当然回収しなきゃいけなくなっちゃうんで、
かけた分だけ。
かけた分だけ稼がないといけない。
だから、じゃあビジネスどうしたらいいとか、どんだけビジネスで稼がなきゃいけないんだとか、
家賃を高くしなきゃいけないとか、
家賃高くなった場合、入ってこれる層も変わってくるので、
自分としてはこの街にいろんな若いクリエイター、別に若くなくてもクリエイターの方、
面白い人が入ってきてほしいと思っているので、
いかに安く稼ぐかっていうところが勝負だなと思って、
そしたらお金は絶対にかけちゃいけないという持論があります。
それには自分たちでいろいろ作るってことですか?
そうですね。もうセルフリノベーション、DIYでリノベーションするってことをおすすめします。
いいですね。
オランダも田舎の方で小民家みたいなのがすごい余ってて、
ほぼただ同然で泊まっている代わりに、ちょっと回収手伝ってね、みたいなのがあるらしくて、
お金をかけずに、来る側としてもほぼ無料でじゃあ行けるんだろう、みたいなのとか、
泊まるところあるし、
そう、とかDIYちょっとやってみたいって人も今すごい多いですしね、いいなと思いました。
いや、仕事日的な視点で言うと、
ヤギさんともこれ結構話していることなんですけど、
行政の取り組みとしてスタートした、観光の取り組みとしてスタートした仕事日なんですけど、
繰り返し来てもらうとか、不住者に訪れてもらうとか、住むみたいなところまで繋げていくとか、
あとはもうちょっとその町の人たちに関わりしろがあるような、
関わってもらいやすいような余白って何か作れないのかなとか、
今ってどちらかというと地域の外の人たちに向けたPRだったりとか、
施策を打ってるっていう状況なんだけど、
町として何かこう取り組みにできないかなっていうのは意識したときに、
やっぱりその行政の観光という枠組みの中からどうやって自立していくか、
それをさらに持続していくかっていう仕組みを作るのはすごい大事かなと思っていて、
なので自分たちで今のある予算の中で頑張るっていうのは当然考え方の一つとしてありつつ、
新しく持続していくためのお金だったりとか、
30:03
作り方、システムを作らないといけないねっていうのは話してますね。
だから今までのプロジェクトの、ロフトワークでもプロジェクト型で、
企業だったりとか行政とかと仕事をしている中だとは思うんですけど、
それだけに囚われずに新しく、
オフマターで左右されちゃう。
だけじゃない仕事の作り方というか、
持続するプロジェクトの作り方っていうのかな、
それにチャレンジしたいなっていうのは思いますね、仕事見て。
そういう意味でユシさんみたいな結構経験もあるプロデューサーみたいな人が来てくれるとね、
嬉しい。
全然、すごく地域の人たちに本当に相乗りさせてもらってるみたいな感覚がすごいあって、
ヤギさんも本当に市役所の方とかとめちゃめちゃ仲いいし、
街歩いてたりとか、いろんな人がサルヤに相談しに来るみたいな。
ヤギさん、これ相談できるみたいな。
たぶんそういう関係性はヤギさんが7年、富士吉田に住んでる中で作ってきた信頼で、
そのパートナーとして今一緒にやらせてもらってるっていうところで、
相乗りさせてもらってるっていう感じかなっていう気がします。
ありがとうございます。まだたくさん聞きたいことありますが、時間があったようで。
そうですね。これ、富士吉田興味持った、来たいみたいな人はどうすればいいですか?
まず一つは、仕事日みたいな、ワーケーションだったりとか、
本当に普通にフラット、車で、電車で、バスでとか、いろんな方法でアクセスしやすい距離にあると思うので、
来てもらえたらいいですよね。
普通に、旅行で最初は入ってきてもらったり、全然いいと思うし、
もし何かもっと詳しくってなったら、猿屋に来て声かけてくれれば、案内とかもできるかもしれないし。
まずは猿屋からなんですね。
まずはヤギさんに出会う。
そうですね。ヤギさんに出会うことから、富士吉田は始まるんで。
ヤドとしては、ヤドの役割もあるので、外の人が最初に立ち寄ってくれるっていう。
それが街の入り口。
なので、ヤドは街の情報をちゃんと提供して、
いいですね。
ぜひみなさんもね、これから。
夏は涼しいらしいので。
最近一週間、二週間暑いかなっていうのが増えましたけど、
昔は25度ぐらいだったらしいですよ。
東北みたいですね。
33:01
エアコンもほとんどなかったし、最近つける人増えてますけど、
窓開けて扇風機で全然過ごせる感じですね。
最高ですね。みなさんぜひ来ていただければと。
あと二人の話をもっと聞きたい人は、しごたびラジオ。
リンクを貼っておくので、こちらの方も。
お二人がやっているラジオがあるので、聞いていただければと思います。
今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
今後もこの番組では都市をテーマに、さまざまなおしゃべりを繰り広げる予定です。
毎週木曜日にニュースレターも配信しています。
ぜひこちらも登録お願いします。
次回もお楽しみに。
33:45

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