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2021-10-26 22:33

〈UrbanistTalk01〉一縫いを寄付する。ソーイングドネーション / 桜三丁目&530Week

都市をフィールドに活動するアーバニストが交流し、お互いの実践知を交換・検証・実践することを目的とした移動型の展覧会・国際フェスティバル、for Cities Week 2021。展示参加者に作品についてご紹介いただく「Urbanist Talk」を、シリーズでお送りします。

今回は、服や素材の展示と”ソーイングドネーション"のワークショップを行った、桜三丁目と一般社団法人530にお話を聞きました。

for Cities Week 2021の詳細はこちら👉 https://www.forcities.org/ja/exhibition

◉一般社団法人530

「0 waste 」をコアコンセプトに、活動拠点である渋谷周辺地域をより豊かにするために、企業、消費者、行政の全てのレイヤーを巻き込み「ゴミを出さない経済循環(サーキュラーエコノミー)」のある暮らしを提案することで、地域コミュニティを盛り上げながら持続可能な社会を目指す20-30代のゼロウェイスト活動家のイニシアチブ。

桜三丁目

服を着ることと並走して服をつくるところ。まだ見たことのない服をかたちにしていくこと。今持っているものを材料に新しい服をつくること。劣化を生かして直し着つづけること。全部が服づくりだと思っています。たくさんの同じような服が溢れかえる中、少しドキッとする服つくるため。出会った人と、出会った材料で服をつくりつづけます。仕立て/リメイク/リペア/パターン/watanabe’sの染受付窓口。

00:11
はい、ということで、今日から、もう始まってる。
今日から、そのFor Cities Week 2021に参加している アーバニストのメンバーを、ちょこちょこ、ちょっとアーバニストトークとして紹介していければと思ってます。
今日は、まず初めのトークゲストとして、桜三丁目から河部さんと、ゴミゼロから元気くん、中村元気くんをお呼びしました。よろしくお願いします。
よろしくお願いしまーす。
まだ絶賛ね、ちょっと作業中なんですけど、ちょっとミシンの音がね、カチャカチャカチャと聞こえております。
2日間ね、ぶっ飛んで、いろいろ。
でも結構お客さんに塗ってもらったんで、あんまり意外とね、割とゆっくり。
もっと自分だってね、塗ってるから。
お客さんが結構塗ってくれた。
それは良かったです。
2枚分ののれんがべ。
いいですね。
じゃあちょっとなんか、それぞれの活動の簡単な紹介みたいなところと、今回のこうシティーズウィークで何をしてくれてるのかみたいなところを、リスナーさんにも紹介できたらなと思います。
どっちからいこうか。
桜三丁目いきましょう。
今回はソーイングドネーションっていうのを、普段は桜三丁目っていう名前で、桜三丁目っていう場所で服作りをしていて、服作る場所を見せているアトリエみたいな感じでやってるんですけど、
そこでお直しとかリペアとかも同じですね。
お直しとかリメイクとかも受けながら、出会った素材とかを形にしていくような場所をやっていて、今回も何かしら縫う行為とか、物を作るみたいなことをお金を返さずに、その価値ってどういう価値があるのかみたいなのをちょっと考えたかったので、
ソーイングドネーションっていう形で、普段は私は縫って、物を形にしてお金をいただいているんですけど、実際その縫うっていう行為をお客さんに一部やってもらうことで、
人縫いを寄付してもらって、西池バレーという場所でかけるのれんを作るっていうのをちょっと考えて、なので、なんていうか、のれんを買おうとまた多分難易度がかかると思うんですけど、
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出展期間中にお客さんの時間を3分とかちょっとずつもらって、ここに行って使うものを作ろうみたいなのがちょっと面白いんじゃないかなと思ってやってるんですけど、素材も結果的に地域の人から集めた生地がたくさん。
今回山盛りにめちゃくちゃ生地が目の前に見えてるんです。
なので生地も欲しい人は持って帰ってもらいつつ、なんていうか、その場にあるものでここで使うものを作るみたいな体験をしてもらえたらなというのと、実際自分たちのことも知ってもらえたらなと思って参加させてもらいました。
ありがとうございます。今回ね、このデコデコのいろんなシールが貼ってあるの。
あ、そうこれね。
愛用のミシンを1個持ってきてくれたの。それをね、みなさん使いながら。
そうですね、本当なんか自分のミシンを人が縫ってるのをこんなにたくさん見たの、初めてなんですけどね。
確かに。
すごい見慣れないとあったりとか、反対側から見ることあんまりないので。
あーなるほど。
ちょっと写真を撮らせてもらいました。
あとなんかいいなーと思ったのが、まあ展示とかってさ、さーって見て帰っちゃうけど、なんかここで人縫いをしてる時間に、
川上さんがその人と喋って、その人の結構人生が変わっていくみたいな。
そう、そう、そう。
なんだろうね。
え、出身地が、川上さんの漢字が近いみたいな。
めっちゃ深まってる。
それ面白い。
でもなんか作業をしながらだとそういう話ってしやすいかもしれないなと思って。
そうかもそうかも。
確かに、今回桜三丁目がいたからこそ、みんなの退山時間がめっちゃ長かった。
そうでしょ。
確かにあるかもしれない。
ここだけちょっともう部屋みたいな。
ねー。
確かにね。
なんだり。
うん、ありがとうございます。
じゃあ元気くん。
はい。
はい、えっと、おめでとうの中村元気と言います。
そうですね。
今回、川上さんと一緒にこの企画をやっているんですけど、
普段はゴミとか大きく考えても環境とか、その循環を作っていくような活動をゼロウェイストテーマにやっているんですけれども、
なのでゴミっていうものが出ているところから集めたりとか、それが出ない、どうしたらいいのかみたいなことを考えるような仕事をしていて、
今回も一つ使い古されたものとか、使っていないものっていうものを何かにしていくっていう時に、
何か体験を通してそれができないかっていうので川上さんと一緒に服とか生地、今回生地っていう形になったんですけど、
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それこそ最初は地域の人がもしかしたら着なくなっている服っていうものがちょうど衣替えの時期だし、あるのかなと思っていて、
そういったものを使えないかって考えていました。
そういうアイディアとか、どういうところにいらないものっていうのがあるのかみたいな情報が常に集まってくるので、
そこから企画につなげていったりとか、素材として使ってもらうみたいなことで貢献させていただいています。
企画については、今、川上さんも説明してもらった通りなんですけど、
お金の考え方ってすごい大事だなと活動の中で思うことがあるので、
必ずしもお金がないとできないことなのかっていうこと?
誰かの時間とかスキルとか、もしくはそこにあるものっていうものを組み合わせることで、
何かみんなの楽しめる時間とかものとかが作れるんじゃないかっていう、
地域の可能性みたいなものが1個、みんなで参加しながら作れたらなっていうこともあって、
ソーイング・ドネーションって言いますね。
ドネーションの形すら変えてしまうような企画ができているのかなと思ってやってます。
ありがとうございます。
今回、ミゼロウィークにはクリーンアップ、毎朝掃除の企画もやってます。
今日も行きましたね。
毎朝、帰還中は朝の9時から、県基県を筆頭に池袋のこのエリア、町に出てクリーンアップをしてます。
予約不要で誰でもこれ。
そうですね。トングもまあまああるんで。
今日もでも面白かったね。
ゴミ拾いをしていると、そこにいる人の属性とかもちょっと見えてくるみたいな。面白いな。
多分、合ってるか間違ってるかで言ったら、もしかしたらほぼ間違ってるかもしれないけど、
こうなんじゃないか、あんなんじゃないか。
町のストーリーを勝手に想像していくっていうこととか、勝手にそれぞれが作っていったりとか、
一つのものからどんどん前後のストーリーを想像する楽しさみたいなのもやっぱりあるなと思いました。
当時、めっちゃ面白かった。
大量のチャミスルの瓶。
チャミスルね。
若い人にチャミスル流行ってる。
確かに。
めっちゃ有名だった。
チャミスル率多かったよね。
まあまあでもすごかったですね。
なんかそういうね、トレンドが見えたりとか。
09:01
トレンドね。
このドリンク流行ってんだ。
流行ってんだ。
でもさっき言ってた、必ずしもお金がなくてもできることみたいなところで、
多分町づくりとか都市に関わることってなんか結構大きく聞こえるから、
お金がないととか、ある程度の権力がないととか、
例えば町内会長ぐらいにならないとみたいなところってあるかもしれないけど、
掃除一つで結構町は変わるし、自分の視点も変わるしみたいなところは、
なんか共通で持っているマインドかなと思って。
なので今回一緒にできてよかったなと思いますね。
なんか家の近所に毎朝掃除をしてるおばあちゃんがいて、
なんかその人がいるからこそ、
なんかさっき目の前の公園の木が2本切られちゃって死によって、
掃除枯葉とか落ちると掃除にお金がかかるからどんどん木を間引いてるんだけど、
このエリア緑が多いのはもしかしてそのおばあちゃんが毎朝生いてるからかもね、みたいな。
それってちっちゃな都市への介入だなと思うし、
必ずしもお金を返さなくてもできる活動を残していくっていう、すごい素敵で。
面白いですね。京都市のちょっと特殊かもしれないけど、
他のところもそうか、掃除をすることが緑を残すっていうことで、
普通のストーリーで繋がらないなかなか。
でもそれが実は裏で繋がってるみたいなのがすごい面白い話だから。
もしかしたら目の前のゴミっていうものを拾うことによって、
ゴミがなくなるっていう単純な結果もあるけど、
また全然別な結果を引き起こすトリガーになってるのかもねっていうのを。
そういうのも含めて自分の行為も、
前後とかその後に全然別の効果を生み出してるとかって思うと、
すごい面白いし、
大したことじゃないことをしてるなっていうのはすごい。
そういうふうに掃除してること偉いとかじゃなくて、
そういう行為って実は簡単にできたりすることもあるっていうのは、
知ってほしいなってすごい思いました。
なんか2人は、今回ね、まだ始まって2日ですけど、
このフォーシスウィークに参加して、
どんな出会いがあったりとか、どんな感想を持ったかなみたいな、
ちょっと気になります。
2日間で割とずっといたし、
一番合ってるような気はしていて、この2日間まででは参加したと思う。
確かに確かに。
正直初めは絶対誰も塗ってくれないんじゃないかと思って、
12:03
めっちゃ苦手でしょ。
そうそう、ミシンとかあれなんてみたいな、
ちょっと怖いんでやめておきますみたいな感じで、
1人2人塗ってくれたら、
話せて、こういうことやってるんですって伝えられたら、
あとはもう乗れん。がんばって完成させよう。
その1人2人が塗ってくれたやつを背負って、みたいな気持ちだった。
覚悟してたわけね。
思ったよりみんなが塗ってくれて、
塗ってる間にも家庭科以来だわ、みたいな感じで、
ソーイングドネーションっていうのを伝えるのも、
ドネーションってついてるから、
塗ってもらった上に、さらにお金を払ってくれようとしてくれた。
そういうことね。
この塗っていうのが寄付なんで、ありがとうございますって言ったんですけど、
なんか結構価値観とか、
入場料もいただいて、払ってもらって、
時間も私がいただいてるって感じなんですけど、
相手の人からは体験って捉えてくれて、
こういう体験させてくれてありがとうございますみたいに言ってくれることもあって、
その上乗れんもんって言っていくみたいな。
すごいなぁと思います。
なんか人って、やっぱりこう、
トリップを縮める行動をすると出てまるんだな、みたいな。
なるほどね。
多分このイベントに来てくれてるっていう出点で、
ちょっとまあ、垣根を少し超えてる人が多いから、
多分私がそのイベントしやすいんだと思うんですけど、
それももちろんあって、
だからすごいやりやすいというか、
話したらすぐ話が通じるじゃないけど、
なんか普通だったら多分自分がやってることをすごい説明して、
どういうことをしたいかみたいに言って、
それでもえーみたいになるのがまあ日常なんで、
多分このイベントに意識的に来てくれてる人って、
なんかこういうことをやりたいんです、
こういうことを思ってって言うと、
なんか自分もこういうことがあって、
こう思ってるんでわかりますとか、
なんかやっぱそこって結構なんていうか、
その前情報が、前情報というか前提が結構、
なんかだいぶ受け入れてくれてる感じがありました。
そうですね。
なんかでも、さっきうかくさんも言ってて、
なんでしょう、
結構、ぬうっていう行為の中で、
なんかすごい深いコミュニケーションができるっていうことは、
割と発見だったなってすごい思って、
15:04
なんかこれも掃除の延長というか、
掃除も含めて近い感覚だなと思ったんですけど、
なんかその同じ行為をするっていうこととか、
ある一定時間を一緒に共にしたりとか、
もしくは同じ目的のために作業するとかっていう行為が、
なんかこう、その深いコミュニケーションのポイントなのかなってすごい思って、
やっぱなので、なんかその以前、
一緒にワークショップとかちょこちょこ今までしてたんですけど、
結構それぞれの作業をしてもらって、
一緒に体験するみたいなことはあったんですけど、
こういうふうになんか順番で、
一つのものをみんなで作るみたいなのってなかったんですよね。
なんかそれ今までとはちょっと全然違う感じで、
参加者の人と、
そしてさらになんかその、
簡単というか、
ミシンなんだけど直線、ほぼ直線だし、
やっぱなんか、
簡単にこう参加できる縫えるイベントみたいなのは、
まあないよねと思って。
そしてちょっと達成感がある。
そうそうそうそう。
なんか最初は、
なんかもう生地とかある程度決めて、
こことここを縫ってもらうみたいな感じでやってた。
まあ最初の人に2人くらいはそんな感じだったんですけど、
もうだんだんなんかもう選んでもらってみたいな感じで、
一緒に来た人と1枚ずつ選んでもらって、
で、折り伏せ縫いっていう縫い方で、
縫いしろが、縫い端が出ない縫い方をやったので、
2回とって縫い合わせるのに2回縫うんですけど、
2人で来た人とか、1人ずつ生地選んでもらって、
で、1回目の縫い先行が、
こうやって縫われて、
こう縫われて、
みたいな感じで、
めっちゃ共同作業だ。
2人で1枚縫って。
あーいいね。
めっちゃいいね。
のがね、最後多くて。
そうですね。
1個1個じゃ、この縫いにストーリーがあるんで。
そうですね。
いいね。
なんか多分私たちのポシティーズが作りたい街って、
そういうのなんだなーっていうのは聞いてて、
思ったかな。
なんか、桜3丁目の服作りのプロセスとか、
なんか、がきっと私たちの都市に対するアプローチみたいなところと、
多分似てる、感覚が似てるんだなーっていうところ。
めっちゃ嬉しい。
だから結果的になんか、
いろんな人が今展覧会として参加してるけど、
多分その、やってることはパッと見違うけど、
多分ベースにある感覚とか、
精神とかで多分共感したり、
繋がってることあるんだろうなーって、
すごい思う。
確かに。
出したい人と人とのコミュニケーションの形みたいなのが、
18:00
すごい似てるのかなーって思うところがすごいあるので、
みんなかっこいいことをしてるしあれだけど、
なんかもっと人間的なコミュニケーションを生み出すっていう中の、
それぞれの表現なんだろうなーみたいなのがすごい感じてる。
見ながら感じていて、
そこがでもやっぱ、
自分も地域に関わるみたいなことがたくさんあるので、
なんかすごい肝だなーというか、
ただ見てくれてだけでこうやってくってだけじゃなくて、
やっぱりそこに深いコミュニケーションが合わさって、
やっぱり人が街を作ってるから、
やっぱそこに、なんだろうな、
人と人とのコミュニケーションは絶対的に外せないだろうなってちょっと思いました。
元気くん結構、なんかそういう泥臭さが、
泥臭さ。
すげーいい。
なんかよく、
なんかこう多分、
言ってることとかやってることの結果だけを聞くと、
わーすごいみたいな、そんなことできるんですねーみたいな感じだけど、
そこになんていうか、
別にトリックがあるわけじゃなくて、
地道に。
地道にやってるんだ。
本当に。
だからそれがやっぱなんか、
作ることとかも、やっぱ背景は全然そうだから、
なんかすごい、話してても、
なんか、うわ、すごい。
お互いに分かり合えるところが。
自分はものづくりっていうか、服づくりなんだけど、
もっと広い視野で、
同じようなプロセスがあるんだなっていうのを、
そう思うと都市とか、
なんか環境とか、
もっとちっちゃい、すごいちっちゃい服とかになると思うんですけども、
なんか同じ、
泥臭くなくはちょっと無理なんだなと、
なんかちっちゃいことから、
なんか考えて、
もうやるしかない、
なんていうのを元気くんを見てて、
なんか何かが、価値観がちょっと変われば変わるとかじゃなくて、
なんか本当、ここに行き着くまでに、
なんかそこからやってるんや、みたいなのを見てる、
見てると、なんか勇気があったんですね。
ありがとうございます。
そういうのをみんなで作る、
コンテンツになったのかなと思って、
すごい、ひと縫いをっていうのがやっぱり、
すごいポイントだったなというか、
ちょっとだけお願いしますと、
積み重ねでやっとこう、
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そうですね。
のれんができてよかったなって思います。
なんか、やってみますかって言ったら、
割とみんな、はい、みたいな感じで。
そうだね。
よかった。
本当によかった。
今後は、今日まで作ったのれんを会場なりに、
そうですよね。
かけたいと思って。
やってみようと思っています。
会場に来てくれたら、ちょっとね、
それが見れるかなっていうのと、
この地域の布たちは、
テイクフリーで皆さんが持ち帰れるようにするので、
持って帰ってほしい。
なんか、いくつか皆さんも来て持ち帰って、
自分で縫いを。
縫いをね。
家庭帰りの縫いを。
やってみるとかもいいかもしれない。
手がもうちょいたくさんあったら、
いっぱいできるんですけど。
この量はすごい量。
2本しかないから。
次々持ち帰ってね。
使ってほしいなと。
クリーンアップも期間中、
9時から10時、一応毎日。
すごい土砂降りとかじゃなければ、
雨とかじゃなくなければやろうかなと思っているので、
興味ある方は会場の入り口まで来てくれたら一緒に
行きましょう。
はい。
ご来場お待ちしております。
お二人もありがとうございました。
22:33

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