1. Good News for Cities〜都市に関する炉辺談話
  2. 【#85】街づくり・都市文化の..
2022-07-15 35:28

【#85】街づくり・都市文化の視点から、モロッコでの1週間振り返り。

今まで遠隔で収録をしてきた石川と杉田。6月後半に、モロッコ・カサブランカで合流しました。今回は、一緒に過ごした1週間の滞在のなかで、気になったモロッコの街づくり・都市文化に関するトピックをざっくばらんに振り返します。


◉お話したトピック

・モロッコのお茶文化 / 夜の街歩き

・カサブランカの旧市街、Hubbos

・町中にある映画館

・モダン建築の保存活動に取り組む「MAMMA! 」

・アールデコ様式建築の保全活動に取り組む「Casamemoire」

・Atelierobservatoire 

・駆け込みHammam

・一般宅を訪ねてみて

・タンジェールのちょっと残念な開発

・タンジェールを拠点に活動するアーバンセンター「Think Tanger」

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00:03
みなさんこんにちは、石川由加子と、杉田まりこです。
Good News for Citiesは、都市・建築・街づくりに関する様々なグッドニュースを、バラックバランに話す番組です。
Good News for Cities
はい、みなさん、暑い中ですが、いかがお過ごしでしょうか。
この前のポッドキャストで、モロッコに今一緒にいるよっていう話をね、
したんですが、深く深ぼらないまま流してしまったので、ちょっと反省をし、何をしたのかとか、
そうね、モロッコのちょっと色々なエピソードが、たまってきたので、
それをちょっと、ザックバランに話しながら、街の様子とか、話していければいいかなと思います。
モロッコは、私が3週間かな、4週間くらい行って、最後の1週間由加子が来て、
目的としては、ちょっと経緯は長いんですが、一応リサーチというか、
モロッコに結構、友達の建築家だったりとか、気になっているアーバンリサーチセンターとかがたくさんあったので、
ちょっときっかけがあって、会いに来たっていう感じですね。
で、私たちがいたのは、前回も話したカサブランカ。
空港が、国際空港があるところで、第2の都市ぐらい。
ラバットに。
多分一番大きい街だと思う。
ちょっと大きいかな。
首都がラバットで、首都から1時間ぐらい、ビジネスの街らしいです。カサブランカは。
楽しかったね。
カサブランカのところにね、いましたが、いろいろね、エピソードがあるので、
ちょっとこう、ザックバラにいろいろ話していきたいと思うけど、
なんか印象的だったこととか、これ面白かったなみたいなのある?
印象的だったのは、やっぱお茶文化で、多分有名だと思うけど、
モロッカンティー、上からこうジャーってツッツイのやつで、ミントがたくさん入ってる。
あと、砂糖が異常に入ってるやつなんだけど。
飲めなかったね。
飲めなかったね。
甘すぎた。
で、なんかカサブランカに行った最初の数週間は、
なんか泊まってたベアビーのホストの子がすごい年代も近くて、
いろいろこう連れ回してくれたんだけど、
なんか夜のこう、暗くなってから若者たちは外に出歩き始めて、9時とか10時ぐらいに。
で、なんかこう街、マルチ歩きして、最後にカフェに座って、
なんかちょっとこうパリっぽいさ、なんかこう道路に面した外のテラスみたいなのに座って、
で、そこでお酒を飲むんじゃなくて、お茶を飲むっていう。
宗教上ね。
宗教上ね、お酒があんまり飲めないので、
なんてヘルシーな文化なんだろうって思った。
夜遅くまでお店も開いてるけど、みんな飲んでるのは甘い甘いミントティーっていう。
03:04
なんか男子たちのグループとかがつるんでてもさ、みんな茶飲んでるみたいなね。
それはすごい印象的だった。
なんかね、日本のお茶文化もさあんだけ、
なんか日本もお茶文化あるけど、あんだけ日常でこう飲む。
若者が特に飲むかって言われたらそうでもないなって思って、
ちょっと日本でも見てみたいなと思ったりしました。
確かに確かに。
ちょっと後で話すかもだけど、
それで言うと、そのストリートに面してるカフェに座っているのは必ず男性っていう。
甘い甘いミントティーをずっと飲んで楽しんでるのはほぼ男性っていう。
結構面白い光景だったよね。
確かにそうだね。
それはなんか私も来た時に気づいて、
でもなんか結構男女が混ざってるお店もあれば、
結構女子率が高めのお店もあれば、
でもなんかこう男性ばっかり集まりがちな場所とかもあるらしくて、
なんかこう友達に聞いたんだけど、ゲンツの子に、
なんかかつてはそういったカフェって男性しか行けない場所だった。
で今はそれが変わってはもちろんいるけど、
なんかその何だろうな、
昔の風習みたいなものがちょっと残っているのかなみたいな話をしてたりとか、
あとなんか外に座ってこう眺めてる男性は、
基本的にこうなんか通りがかる女子を観察しているみたいな。
だから結構私たちも歩くと、
アジア人だから目立つんだけどさ、
じろじろみんなさ目線を感じたよね。
まじで何してんだろう朝から晩まで座ってみたいな。
一人の人もいればグループで話してるおじさまたちがめちゃくちゃ多いっていうのは、
すごく特徴的な風景だった。
特にカサブランカ。
女の子の友達がすごい多かったんだけど、
なんかその話になるといつも、
女子はね教育も受けて仕事もして家のこともして、
あの人たちに比べて男子に比べて忙しいのよみたいな、
そんなカフェに座ってぼーっとする時間なんてないみたいなこと言ってて、
面白いなと思いました。
他なんか気になったトピックとかありますか?
あとそうね、
いい街だったなと思ったのは旧市街のエリア、
フボスかな?
視聴者みたいなのがあったりする場で、
結構政府の機関とかあるような場所なんだけど、
古い街並みが残ってて、
なんか歩くのにすごく気持ちのいいエリアだったよね。
確かになんか、
カサブランカのダウンタウンから15分くらいタクシー、
歩いてもいけるね。
なんかすごい隠れた隠れ家的な、
06:00
おすすめだね。
おすすめ。
そこの大きな木があるテラスのカフェでね、
3人で座って、
ちょっとぼーっとしてたんだけど、
なんでこの空間は心地いいんだろうみたいな話をして、
なんか心地いいと思える空間に、
訪れたりとか体験することってすごい大切だなと思って、
それを繰り返すことで空間に対するセンスっていうのは、
問い詰まされるのかなと思ったりしました。
あとあそこにあったお菓子屋さん可愛かったね。
すごいトラジショナルなタイルで空間が装飾された、
いわゆるモロッコの甘いお菓子、クッキーとか、
ナッツを使ったお菓子とか、
本当に2,30種類くらいあって、
それを測り売りで詰めて、
可愛いボックスに入れて売ってくれる。
あそこも良かったね、あのお菓子屋さん。
モロッコなんかやっぱ測り売りの文化がすごい残ってるなと思って、
それはすごい特別なことだなと思って見ていて、
どんなに小さなコーナーショップみたいなところに行っても、
絶対小麦粉系、パスタ系、豆系、スパイス系は絶対測り売りで買えるようになってて、
やっぱり日本だったらスパイス買おうと思ったら放送になっちゃうし、
今ゼロウェイストの測り売りとか増えてるから全然数は少ないしさ、
そういう文化として残ってるのすごい良いなと。
石鹸とかも液体石鹸みたいなの買ってたもん、測り売りで。
あとやっぱ袋も気に入った、プラスチックじゃなくて紙の袋に全面になってるっていうところも良かったし、
やっぱあの袋は上手く再利用できるし。
だから最近サステナブルとか、脱プラとかなんだろう、
そういう話してる中でも実践してるんだな結構前からっていうのを思って、
あとなんかハラルフードとかも結局動物を劣悪な環境で育ってきた動物は食べないとか、
苦しまずに健康的に生きてきた動物だけ丁寧にいただくみたいなイスラムの考え方っていうのも、
なんか昔からやってきたんだなと思って、
今こそサステナブームみたいなのでそういう話をしてるけど、
結構イスラム圏の国から学ぶことみたいなすごいあるなと思いました。
あと何かな、我々が見つけた古い映画館も良かったね。
楽しかった。
絶対やってないんじゃないかレベルのね、
結構なんかやっぱコロナでねお店が閉まったりとかしたみたいで、
09:01
行こうとしてたレストランが閉まってたんだよね。
そしたらなんか隣にアイスクリーム屋とその隣なんかこう踊り場みたいな階段があって、
これ映画館じゃないって言って覗いたら、
ニューブスプレスリーの映画とバズライトイヤーの映画2本、
この2本で勝負して映画館をね発見したんだよね。
すごい古い良い感じのところだね。
そうね、カサブランカダウンタウンにすごいたくさんシネマがあるなと思って、
その多くはもう破産して建物だけ残ってるらしいけど、
実際私たちが行ったそのシアターも行った日は1フロアは私たちだけみたいなね。
2フロアあったんだよね、オペラ会場みたいな感じで。
スケージがありみたいな。
でもお客さん5人ぐらいしかいないみたいな、ちょっと経営が微妙なんだけど。
でもそういう古い映画館の再活用とかすごいこれからどうなるんだろうなっていう風に思って、
なんかその文脈で言うと、ずっとカサブランカで訪ねたいなと思ってた団体の一つに、
カサメモアっていう団体があって、
カサブランカのアールデコ様式の建築の保存活動みたいなものをしているところで、
ご存知のようにモロッコフランスの支配下に職員地下にあって、
フランス人の建築家が作ったアールデコ様式の建物みたいなものが特にたくさんあって、
元々伝統的にあったメディダンっていう旧市街の横に、
新しくそういったフランス的なね、街づくり都市ができて、
それがちょっと年を重ねてどんどん古くなっていってるみたいな。
確かにカサブランカってさ、白い建物が多いけどちょっと古くなってボロボロ感あるよね。
そういう感じがある。ちょっと欠けてる、崩れ始めてるみたいな感じがあるね。
そういうものの保存活動みたいなもの。
実際に例えば新しいディベロップメントで古い建物を壊すんじゃなくて、
パサードだけじゃ残しましょうみたいな交渉をして、
建築家も実際にそのチームに入っていてプロポーザルを出したりとか、
あと古い建物をもっと保存しやすくするような政策だったりとか、
提言してたりとか、
あとはもっと市民に色んなカサブランカの建築の価値みたいなものを分かってもらうためのツアーみたいなのを定期的に企画していたりとか、
展覧会をやったりとか、結構積極的に活動していて、
彼らのオフィスに遊びに行って色々お話を聞かせてもらったんだけど、
すごい面白かった。
実際に街も建物とかを見せてもらって、
カサブランカの建物を楽しむメデルポイントみたいなのを教えてもらって、
絶対にパサードだけじゃなくて入り口ちょっと入ってみるといいよとか、
12:03
エレベーターホールが面白いんだよとか、タイルのここが、色々教えてもらって、
細かいところが分かるようになると年代とか、
アルデコの中でも建築家をこの人で、みたいなのが分かるようになってくるので、
面白いなと思いました。
それは街を歩いていても楽しいんですよね。知識を持ってできると。
そうね。
あとはその関連で、
カサメモアがアルデコ様式の建物の保存だとしたら、
もう一つそういった近い団体があって、
ママーっていう、いい名前だよね。
ママーっていう団体で、
これはカサブランカにおける現代建築の保存活動だったりとか、
魅力の発信みたいなものをやっている団体で、
一緒に展覧会に誘われて行ってきました。
ちょうどエキシビジョン開始みたいなタイミングでね。
スペースは小さくて古いビルの一番上のフロアを1個借りて、
これまでの彼らの活動をちょっとアーカイブしているみたいな展示だったね。
展示自体は結構シンプルであったけど、
彼らと実際そこに行くことで結構コネクションが増えたなと思って、
あとその展覧会が行われていたスペースも、
ステンクアートみたいな、個人の人がやっている、
もともと住んでいた住宅を回収して使っているスペースみたいなので、
もし興味がある人は行ってみたらいいんじゃないかなと思います。
そこで会ったストリートアートを使って、
街の活性化みたいなのをやっているお兄さんに会って、
ちょうど9階だったから、街を見下ろせる風景だったんだね。
だからその3人で街を見下ろしながら、
あそこのプロジェクトはこういうやつでね、
あそこはこういうアーティストにストリートアートを描いてもらってね、
みたいな話をちょっとしながら、結構そういうボトムアップで、
街を取り戻そうとしているような活動もあるっていうのがすごく面白かった。
時間が足りなかったね。
いろいろ見てもらいたかったね。
確かに確かに。
あとママはカサブランカモダンアーキテクチャマップみたいなのを作っていて、
それ結構デザインもかっこいい地図だし、
それを見ながら街を歩くっていうのが面白いなと思いました。
ザバコっていう、確かザバコだったはずね。
ザバコっていうフランスの建築家がいて、
カサブランカで活動した人なんですけど、
私もその地図を見ながら彼の作品とかちょっとディグってて、
いい活動だなぁと思いました。
あとそこでのね、いい出会いの一つで、
誰だっけ、カール。
これはね、ちょっと我々もびっくりで、
アジア人もやっぱ少ないんだよね。
本当に珍しくて、本当に歩いてると相当目立つ感じなんだけど、
そのベニューにアジア人のフィリピンの男の子が来てて、
15:03
なんかちょっと話しかけたそうにしてたんだけど、
結局なんか話せなくて解散してたんだけど、
道端でまた遭遇して、
ああみたいな感じで話してたら、
ちょうど共通のフィリピンの友達、
すごい近いフィリピンの友達と同じ学校で、
かつかルームメイトだったみたいなことが発覚して、
そこからちょっといろいろね、仲良くなったっていう出会いもありました。
かわいい、彼はGo Asia!とか言ってて、
アジア人、アジア同士団結しようぜみたいなことを言ってて、
すごいなんか私たちやっぱさ、目立つし、
なんか結構声もかけられるしね、
なんか心地悪い部分とかもあったんだけど、
その中でGo Asia!とか言って、
かわいいカールに出会えて心が和みましたね。
あとなんだろう、あとはやっぱあれじゃないですか、
ハマムですか?
ハマムですね。
私がもう行きたい行きたいって言って、
まりこさんを無理やり連れ出した、
ハマムなんですけど、
ハマムは、なんだろう、銭湯に近いんだけれども、
空間としてはスチームサウンドだよね。
ローマ式の風呂ですね。
結構街中に本当に銭湯よりあるんじゃないかってぐらい、
ちっちゃなハマムがあって、
結構その日常の中でみんな使うような場所ですと。
私たちはそのハマムでもちょっとスペシャルハマムにね。
そうだね、一番スペシャル。
一番スペシャルなところで、
ハッサムモスク。
ハッサムモスクってすごい大きな海沿いにあるモスクの、
東京ドーム2、3個分ぐらいのスペースのモスクの中で、
あるハマム、浴場みたいなところに行ってきましたと。
本当に終了ギリギリみたいになっちゃってて、
もう行くの80%諦めるかみたいな感じだったんだけど、
そこは私の執念で、
マリコさんを引っ張り、
もう疲れたよーって。
行こうって言って、タクシーを呼び、
駆け乗り、行くんだけど、
もう広すぎてね。
家内が分かんないんだよね、ハマムの。
で、もうあと3分ぐらいで閉まるみたいな感じだったから、
我々、神聖なモスクの中をバタバタと駆け回りながら、
ハマムの入り口どこですかって言って、
走る2人の奇妙なアジア人っていう風景が作られてしまいました。
面白い情景で、
そのモスクの前に大きな広場があって、
夜の、ムスリムの方が1日に5回お祈りをして、
モスクも5回開くんだけど、
18:00
その最後の時間だったのかな?
最後の時間だね、もう11時近かったもんね。
お祈りの人たちが来ていて、
子供とか家族連れで来ていて、
広場のデラックスな感じでライトアップされてて、
美しかったね、あれは。
海の匂いがしてさ、
壮大な、壮大なね。
汗汗とした人なんで誰もいない中を、
私たち全速力で、
ハマムどこですかって言って走って行ったっていう。
でもまあ楽しかったね。
素晴らしかったね、あれは。
温度が違うスティーム風呂が3つあって、
韓国みたいな感じでアカスリをするんだよね。
実際にアカスリをしてくれる女性みたいなのが中にいて、
ちょっとお金を払ったら全身アカスリしてくれるんだけど、
日本人だったらめっちゃ大好きだと思う。
もう最高だった。
低音、中音、高音みたいな感じで3つ部屋が置かれてて、
スペシャルハマムだからさ、
アーチ状の天井で、
真ん中に大理石みたいなもので、
椅子みたいな寝そべれるとことか座れるとこがあって、
アカスリの台みたいな、
手術台みたいな感じなんだけど、
それも素敵なデコラティブな石で作られてて、
そこにちょっとトドみたいにさ、
でかい女の人がパーンって寝てさ、
アカスリして笑ってる。
トドっていうのはやめなよ。
いやでも本当にドーンって感じでさ、
おーって思ってさ。
あとなんかそのお湯も、
座る場所、日本のシャワーみたいな感じで座る場所があって、
大きなオケがあって、
むっちゃ暑いお湯が出る蛇口と、
むっちゃ冷たい水が出る蛇口があって、
それで温度調整をして自分でお湯をかけるんだけど、
飲ませた時からむっちゃ冷たい水とかをかけたりとか、
ちょっと涼しい方の部屋に移動したりとか、
サウナじゃんと思って。
みんな2時間から3時間、
長い時4時間ぐらいいるって書いてたよね。
そうそう。
私はなんか、
来たばっかりの時に、
そのエアビーのホストの現地の子に連れて行ってもらって、
超ローカル浜を見た。
またちょっと違った体験で、デラックスとは。
まあなんかこう、
みんなアカスリしてる場所だから、
そんなめっちゃ清潔かと言われたら、
そうなんでもないんだけど、
でもちゃんと3部屋あって、
ある機能は一緒かな。
ちゃんとオケがあって、水とお湯が出て、
でなんかそのアカスリしてくれるおばちゃんも絶対いるし、
面白かったのが、
レモンとか柑橘系のものを持ってきて、
おばちゃんたちがいて、
それを背中とかにバーってかけてくる。
柑橘系のものを肌にかけたら、
こうなんかアカスリがしやすくなるみたいな。
本当?
そういうチップスがあるんだね。
チップスがありました。
水風呂はないからね、
基本的に体休めたり水をかけたりみたいな感じ。
21:03
あとなんか黒い石鹸を塗ったね。
そうだね、サボンデノア。
液体状の石鹸があって、
これもキオスクとかで、
はかりゅうで買えるんだけど、
液体とかなんていうの?
ちょっと粘々してる。
クリーム状みたいな感じかな。
それを塗って、ちょっと置いてから体をするみたいな。
でもみんな清潔だね。
清潔文化だね、と思いました。
体修とかもしなかったしな、
他の国とかに来ると。
浜浜は特別でした。
あとは、
ちょっと都市関係のところで言うと、
タンジェルっていう北の方のスペインに面した町。
ジブラルタル海峡。
そうだね、アフリカ最北端。
そうだね。
ヨーロッパとの一番近い場所。
そうだね。
私、キーフタウンに、
南アフリカの最南、
アフリカの最南端に行った時に、
ここは絶対に行きたいと思ったの。
反対。
反対に行きたいなと思ったんだけど、
タンジェルは、
THINK!タンジェルっていうアーバンセンター。
ちょっと私たちがやってるのと同じような、
バイブスでやってるチームがいて、
共通の知り合いもいたりとかしたのに、
ちょっと会いに行きたいなと思って、
行ったんだけど、めちゃくちゃ行きました。
なんか、行き方としては、
カサブランカから高速電車っていうのがあって、
多分日本の新幹線より全然綺麗。
そうだね、確かに確かに。
緑色のいい感じのシートで、
確かに確かに。
クリーンで。
クリーンだね、確かに。
すごくスムーズだし、駅も綺麗だし、
チケットさえ買えちゃえば、
カサブランカ2時間半ぐらいで、
さーって行けちゃうような場所だったね。
確かに、ヨーロッパの電車よりいいかもね。
私新幹線嫌いだから、
モロッコのでいいなと思って。
すごい快適だった。
ワクワクしてね、
港町だから行ったんだよね。
なんですが、
町としてはあんまり私たちピンと来なかったんだよね。
残念だよね。
1日しかいなかったっていうのもあるかもしれないけど、
やっぱ町ってファーストインプレッションがね、
第一印象が大切じゃないですか。
なんだけど、駅から降りた段階で
むっちゃ人がむちゃくちゃ。
週末だったからね、人多くて。
混みすぎっていうのと、
駅のデザインみたいな、
UXみたいなあんまり気持ちいいものじゃなかったし、
で、駅からビーチまで、
徒歩でほんと5分とか10分ぐらいなんだけど、
10分もかからないから、
なんだけど、言うほどなく、
かなり車のビジーな感じの道路が、
ダーンって出てね。
その後ろにヒルトンが、
ドーンって立って、
あとマクドナルドが、
24:00
マクドナルドやばかったね。
マクドナルドもドーンだったね。
なのでなんかスペシャル感がなかったというか、
来てすぐにちょっと下がったみたいな。
だってさ、あれだけ海近かったら、
海が綺麗にまっすぐ見渡せるところではあるじゃん。
だけど海見えなかったもんね。
見えなかった。
建物で囲まれちゃって。
せいぜいマクドナルドの看板かなみたいな。
そうなんだよね。
そこがなんかちょっと最初のタンジェールに降り立った印象だった。
残念感がありましたね。
あとエアビーも微妙だったみたいなのもあるんだけど、
あとなんかなんだろうな、
どこら辺だったの?
海辺も綺麗で、
本当に海の向こうにスペインが見れるような気持ちのいい場所なんだけど、
海沿いもやっぱり車の道路が結構、
海に沿ってバーって長くあって、
歩くのも結構、
言うほどはあるんだけど、
ちょっとこう、
お店で何か売ってくるものがあったりとか、
変なクラブみたいなのがあって、
バック音流してたりとか、
で、ここにこれみたいな、
センスがちょっと面白いみたいな感じは、
デザインとしてはあって。
そうだね。
一方でその旧市街、
いわゆるメニューだって言われるね。
いわゆる観光地のね、
遠くから見たらすごい坂にへばりついた白い建物群で美しい。
だけど、そっちは美しいんだけど、
中に入ったらやっぱり観光地化されているというか、
見上げ物屋みたいなね。
なんか、そうね、残念。
ちょっとね、だからその夕方についてね、
頑張ってメディアまで行ったんだけど、
みんななんかこうクラクラしちゃって、
なんか疲れたねみたいな感じでね、
一日目は終わったっていう感じだったね。
でも一つ思ったのは、
アンソニー・ボーディンっていうシェフが亡くなっちゃったんだけど、
彼がパーツアンノーンっていう番組をやってて、
私これ好きでよく見るんだけど、
なんか世界中のいろんなところに行って、
いろんな食べ物を食べるみたいな。
それのモロッコ海がタンジェールで、
そこで紹介されてた超地元の魚屋さんみたいなところに行ってね、
そこは美味しかったし、
すごい地元感が残っててよかったなと思った。
パーツアンノーンさすがだと思いました。
確かに、あれをディグリルのすごい。
で、目的のセンク・タンジェール。
ここ行ってようやく安心したというか、緊張がほぐれたというか、
彼らダウンタウン、メディナのすぐ大きなスクエアのすぐ近くに、
そこってとこだね。
そこにスタジオアトリエを構えてて、
もう一つ拠点も作っているらしいんだけど、
スクリーンプリントの工房みたいなのも一緒に併設されていて、
で、アトリエに入ったら、
オフィスというよりも、
27:02
ちょっとしたギャラリーみたいな感じになってたりとか、
壁面に彼らが作っているグラフィックのポスターとか貼ってあって、
すごいピースフルな空間だったよね。
やっぱクリエイティブスペースはセーフスペースだなと思ったな、その時に。
そこで働いている若いメンバーたちがワヤワヤとやってきて、
一緒に1時間半くらいかな、ディスカッションしてどういうことをしているのかとか、
タンジェールに対する彼らの思いとか。
面白いなと思ったのは、
彼らはタンジェール、もともと20年前くらいまで本当に小さい、
メリーナとその周辺くらいの小さなコミュニティだったんだけど、
急激に20年で大きく街が変わってしまって、
それに対するフリクションというか、
市民からの不満だったりとか、
街が変わっていくことに対して、
もうちょっと丁寧にコミュニティともコミュニケーションを取りながらやりたいみたいなところを一緒にやっていて、
20年、そんなに短期間で変わったんだと思って。
確かに街を歩いていても、本当に住宅っぽいところも多かったし、
暮らしがベースにもちろんあったところに、
こういう観光地が入ってきてるっていうギャップを感じるところはあった。
そうだね。
こういう本当にやっぱりちっちゃい街じゃん。
経済活動もそんなにアクティブな方ではないと思うんだけど、
他の都市に比べて。
でもそういうところからこういうクリエイティブなチームが世界に向けて色々やってたりも、
世界のチームとコラボしてやってたりもするじゃん。
すごくいい動きだし、こういう場所はやっぱり大切だなっていう感じだね。
いくつか彼らのプロジェクト紹介すると、
一つ私が印象に残ってるのは、
タンジェールっていう街をテーマに、
日本語だったらタンジェなのかな?
タンジェールっていう言い方もあった。
タンジェール街をテーマに、
世界中から特にアフリカかな?からアーバンティンカーというか、
アーバニストを招いて、
ちょっとそれぞれにリサーチをしてもらって、
それぞれの視点でエッセイみたいなものを書いてもらったのを本でまとめてて、
それがね、むちゃくちゃかっこよかった。
なんかあの、タイプグラフィーとかさ、グラフィックもバチバチにキュイキュイで。
結構いいよね、彼らのね。
いいね。結構有名なアーバニストの人も来てたし、
なんかそういう街をテーマにちょっとエッセイ書いてもらって、
すごいいいなと思いました。
あとはあれかな、なんだったかな。
あ、あれだね。
なんか一つのコミュニティみたいなものをテーマに、
そこでフェスティバルみたいなのをやって、
そのコミュニティエンゲージメントのいろんな仕掛けとともに、
30:01
その魅力だったりとかを、
紹介するような展覧会、
例えば街歩きとかワークショップとか、
ポッドキャストとか、いろいろこうやっていて、
私たちとやってることと結構近いのかもなと。
そうだよね。でもやっぱそういうものをちゃんとアーカイブして、
残していくみたいなところはすごく私たちの勉強になるなと思ってね。
そうだね。いいと思いました。
そんな感じかな。どう?
メリアンは大丈夫?
ああ、そうだね。その話もしようか。
友達の家に行ったんですよ。招かれてね。
メリアンっていう、モロッコ人の建築家の女の子。
最近自分でもスタートアップとして活動を始めて、
企業で建築家として勤めつつ、
自分でも個人としての作品作りとかも始めてる子で、
これは私たちがやってるフォーシティーズっていうプラットフォームに
登録してくれた子の紹介で出会ったんだけど、
それで一般の人の家を見に行けたんだけど、
それが楽しかった。
でも本当に中心地から40分くらいバス乗ったかな。
バスの終点の結構新しくできた住宅街みたいなところで、
そのアパートの一室みたいなところで、
4人で住んでるようなお家で。
まず招かれたのが、奥のゲストルームみたいなところがあってね。
本当に綺麗にクッションとか、大きなソファー。
みなさん思い浮かべるね。
アラブとかで思い浮かべる大きなクッションが並んでて、
真ん中に丸テーブルがあって、
どうぞって招かれて、お茶をまずは出してくれて。
そうね。
迎え入れてくれました。
モロッコで一番楽しかった体験が、
友達の家に行くっていうところだったなと思って、
マラケシでもちょっと友達の家に行かせてもらったんだけど、
やっぱりその家の作りとか、どういう風に使っているのか、
どんな道具があるのかとか、
どうデコるのかとか、
お祈りどこでするのかとか、結構面白いなと思って、
さっきかっこが言ったような、
部屋のもう本当に四方向全部埋めるようなソファーがあるような、
ゲストルームっていうのはほぼ私が行ったところ全部あったし、
なんかそれほどゲスト文化、
お客様を迎える文化みたいな結構強いんだなとか思ったり、
多分お茶文化がね、
お茶もねそうやってゲストが来たら入れてくれるし、
あとなんかメリアの家行った時に、
シルバーの瓶みたいなのがあって、
それでローズウォーターみたいなの手にかけてくれて、
ゲストに特に結婚式とかでやるような、
ギリーらしいんだけど、
してくれたりとか、
料理を一緒に作ったりとか、
作ってくれたりとか、
それでキッチンを見せてもらったり、
どれを作るかとか、使うかとかね、
33:02
ピクルスとか手作りオリーブ漬けとかね、
レモン美味しかったよ、レモンの塩漬け?
塩漬け、
すごいモロッコ料理で品質というか、
マストアイテムみたいなんだけど、
だから自我文化に行った時やっぱり、
家に行くのが一番だなと、
あれは思い出深いし、
やっぱりなんか生活に近づけた感じはしたよね、
結局6時間ぐらいいたんだけど、
もう帰るの?みたいな、
めっちゃ後ろ髪引かれながら、
なんかあれだよね、
ゲストが来たら、
大抵もう夜中までいるか、
泊まっていくかみたいな感じだから、
マジかよ、
結構朝早く起きて行ったんだよね、
そうそう、
もう夕方みたいな、
やばかったね、
でもほんと丁寧にもてなしてくれて、
やっぱりそういう風に、
もてなすって言うとかな、
すごく普通にあるというか、
我々もなんか、
なんか手伝うよって言っても、
いやいやいい、
私たちがやるからって言ってね、
やってくれてすごく、
気持ちのいいね、
体験だったよね、
それで、
よかったですね、
そんな感じかしら、
モロッコは、
思いだくさんでしたね、
結構いろんなところを、
こう思うと、
行ったり見たりできたかなと、
思いました、
ぜひなんか、
モロッコって言うと、
マラゲシとかが有名だけど、
カサブランカとか、
私行けなかったけど、
ラバトとかも、
結構見どころがあるんじゃないかなと思うので、
ガイドブックに載ってないところも、
ぜひ、
今度行く方は、
リグってもらいたいなと思う、
めっちゃ面白いよね、やっぱそこは、
アーバニストは、
カサブランカが好きなんじゃないかな、
と私は思った、
マラゲシも行ったけど、
もうなんか、
ディズニーランド化しちゃって、
放置だよね、
お米人ばっかりだし、
なんか、
消費もね、
消費しなきゃいけないしね、
高いし、
でもカサブランカだったら、
他人が200円ぐらい、
食べれたりとかするね、
という感じです。
じゃあ今回はこんなところで、
またまた。
グッドニューフォーシティーズでは、
毎週新しいエピソードを配信しています。
次回もお楽しみに。
35:28

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