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2022-07-19 16:13

【#86】エジプト・カイロに来ています

7月初旬から、エジプトの首都・カイロに2人できています。今回は、エジプトの人口のほとんどが集中するメガシティであるカイロの街で気になったこと、こちらで仕込んでいるプロジェクトなどをざっくばらんにお話します。

◉話したトピック

・空港のカオスとUber

・アーバンリサーチ・デザインセンター「Cluster Cairo」

・灼熱の気候、車の海

・犠牲祭(イード・アル・アドハー)

・食とデリバリーカルチャー

・カイロの公共空間、公共交通機関


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みなさん、こんにちは。石川愛香子と、杉田まりこです。
Good News for Citiesは、都市、建築、まちづくりに関する、さまざまなグッドニュースを、ざっくばらんに話す番組です。
はい、みなさん、こんにちは。
えっと、今回もちょっと海外の町編っていうところで、モロッコに続いて、私たち今、エジプトのカイロに来ています。
どういうことやねんって感じだと思うんですけど、カイロに来ています。
一応、今回カイロがメインの、私たちの滞在場所であり、リサーチ場所であり、これから行うことをやる場所っていう感じで来ています。
そうですね、1ヶ月ここにいます。
で、そうね、まあ、おいおい話すとして、まず、モロッコからは飛行機で来て、何時間ぐらい?5時間ぐらいだったかな?
でも、なんか結構、ラフな感じの飛行機でね、映画もないし、座って5時間頑張ってカイロに着きました。
やっと着いたんだけど、まず、空港結構混んでたね。
そうだね、と、なんか超メッシーで、でもカイロのトラフィックに関しては、すごい悪名高き噂を聞いてたので、まあひどいだろうなぁとは思ってたんだけど、
ウーバー捕まえるまでに1時間半かかったんだよね。
2時間かかった。
2時間かかった。
マジか。
なんか、空港着いてからも、私のスーツケースの1個車輪がないみたいな感じで、
えー、みたいなところからスタートし、まあなんか、ウーバーすぐ取れるよみたいな事前情報あったから、
ウーバー入れて取ろうとしてたんだけど、なんか、もう混みすぎてて、どこが待ち合わせ場所かもわからないし、
アラビア語でテキストが来るから、うまくコミュニケーションのドライバーと取れないっていうところで、
つらい思い出だわ。
何回も何回もキャンセルキャンセルキャンセル。
頑張ってね、それで英語が喋れる若い男の子のウーバーにつながり、なんとか宿泊先までたどり着いたっていうところから始まりました。
まあ、空港のUXなんとかした方がいいよね。
あれはやばいよね。
なんか、全てのステップに障壁があって、
でも、なんかそれをね、ちょっと思い出してたんだけど、
私が東吾に去年行った時に会ったヨーロッパのドイツ人とかフランス人とかのチームで、
ナイジェリアに、ラゴスに住んでる人たちだったんだけど、
なんか、ラゴスでも空港の話をしてて、
全てのステップに障壁をわざと設けてるんじゃないかって思うぐらい、全てがコンプリケーテッドって言ってて、
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なんか、こっちに行かないとこっちに行かなきゃいけなくて、こっちじゃじゃあこれでこれでみたいな、もう駆け回されるみたいな。
なんか、わざと買ってぐらい疲れるみたいな、それは海路空港でも感じました。
もう、何メートルおきにパスポート確認されたり、その確認必要?みたいな感じとかね。
ビザの取得もね、なんか小っちゃなさ、窓口みたいなひっそりとしたところにさ、
なんかあってさ、看板も裏返しになってるし、先生も意地悪じゃんみたいな感じの窓口だったよね。
そんな感じで来たんですけど、ARBで滞在してる場所もいい感じで、
厳密には海路市じゃなくて、その隣のギザ市?
まあ、その間ぐらいだね。
ナイル川から結構近いところに滞在してるんですけど、
目的としては、クラスター海路っていう、なんて言えばいいんだろう、アーバンミストコレクティブみたいな、街づくりとか、
アーバンデザインセンターみたいな。
アーバンデザインセンターだね。
チームとしては15人ぐらい?20人ぐらいかな。
で、オマールさんっていう、50代ぐらいの建築家の代表と、
あとは若い建築家とかグラフィックデザイナーとか、あとはなんだろう、
なんか結構デジタルファブリケーションみたいなしてる人もいたし、
だから結構街づくり系のプロジェクトとか、リサーチだけじゃなくて、
実際に場所を持ってたりとか、ファブラボみたいなものを運営してたりとか、
あとはコミッションで建築の設計とかもやるって言ってたんだけど、
彼らと1ヶ月かけて、コラボレーションとしてプロジェクトするために来てますと。
で、クラスター海路に出会ったきっかけは、実はアムステルダムで、
私たちはアムステルダムに2年前くらい、3年前くらい。
2年前だね。
一緒に3ヶ月行っていて、その時にカスコランドっていうチームと、
日本でも有名ですけど、プロジェクトをしてて、
そこにちょうどインターンで来てたパキスタンの、パキスタン人の子が、
なんかアムステルダム来る前に海路にいたんだよねみたいなことを話してて、
海路って言ったこともないし、でも超アーバン、デンスな、アフリカの中でも大きな町みたいなので、
私はロマンチックな考えを巡らせてたんだけど、
彼女にちょっと紹介してもらって、
ちょっと一緒にいらないって軽いバイブスで連絡したら、
3日後くらいにオッケーみたいな感じで連絡が来て、トントントンと進んだみたいになって。
このチームも8割くらい、9割女性で、20代から20代前半の子が多い、20代かみたいな。
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若いバイブスでね、私たちは若さにね、そこまでながら。
そうだね、到着してすぐに彼らとキックオフミーティングがあって、
サウンドスケープをテーマに今回ちょっとプロジェクトをやろうっていうところで、
ちょっと私たちにシエットでワークショップをしてみたりとか、
彼らがやっている拠点に連れて行ってもらったりとか、
カエルの西側の方、結構地元の人たちも行きたがらないと噂の、
ちょっとインフォーマルな人たちのこと、
なんかトゥクトゥクがそこだけバーってたくさんいたりとか。
ちゃんと都市計画されてないから、
舗装されてない道が残って、細い道が残ってて、
車だとね、やっぱり人多いし通りづかいところを、
トゥクトゥクってモビリティをあそこのコミュニティで扱ってやってるっていうのもなんか、
面白かったし、なんか本当に、
街中のこう、発展した感じから異空間に来たっていう、
違う場所に来たっていう、
ような場所だったね、判断してくれたところが。
そこにいくつか拠点を持ってて、
そのうちの一つで、何かしら展覧会だったりとか、
ポップアップでね、とか街歩きとか、何かしらこう、
パークショップをやったりっていうのを、
今月の最後の週に仕込んでいます。
で、そのね、場所が超もうなんか、
やっぱ街に開いてて超カオスな感じで、
メーカーコミュニティがいる感じで、
もう私たちの場所を見つけたみたいな感じで、
超嬉しいんだけど。
ちょっとまたそれはどっかで、
話しましょう。
あの、写真とかもね、
なんか発信していければと思うので、
楽しみにしていてください。
はい。
それ以外で、まあ来てから3日ですけど、
何かある?
いや、暑いね。
まあ、もちろん日本も暑いんだけど、
今平均で日中は40度ぐらいはもう余裕で行ってて、
やっぱり乾燥してるからジメジメしないんだけど、
なんか頭を暑さで突き抜かれてる感じ?
何て言うんだろう、分かる?
頭を暑さで、なんかビームで頭を攻撃されてる感じが私はしてて、
だから日本で感じる暑さと、
暑さのタイプが違う。
あ、なるほどね。
すごくこう、最初はちょっと熱中症みたいなのにやられちゃって、
今ちょっとだいぶ体慣れてきたんだけど、
めっちゃ湿気てるなと思うんだけど、
日本に比べたら。
いやいや、全然全然。
やばいね、日本。
全然よ。これは全然よ。
湿気てない、湿気てない。
いや、なんか最近8ヶ月ぐらい日本に帰ってないので、
最近日本が恋しいんだけど、
ちょっと8月の京都に帰るのが怖いんだよね。
それ聞いてくらい。
あとはやっぱり噂通り車が社会。
車が本当に多いですね。
で、乱暴だしみんな。
超乱暴だね。
クラクションをめちゃくちゃ鳴らすから、
やっぱり道路の近くだとすごいこう、
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音で頭がグラグラするぐらいの感じ。
隣り合いとかもよくあるのに、
ドライバー同士がイライラしちゃって、隣り合い。
あんだけ確かにこう、音でガーって鳴ってて暑くて、
しかもで、なんか混雑してたら、
そりゃイライラして喧嘩するよなーみたいなのも思った。
やっぱエジプト砂漠地帯だから、
面積のうち95%が住めないエリアで、
5%のところに今人口が集中して住んでるっていうところで、
やっぱり過密さを目の当たりにしているっていう感じではあるね。
そうだね。
一方で今ちょうどイードアルアドハーっていう、
犠牲祭、イスラムのお祭り?
休暇のうちのお祭りか、一つで、犠牲祭だから、羊?
そうだね、羊とか牛とかを一家に一匹飼って、
それをまあ、締めて、
そうだね、それをみんなでいただいたり、
恵まれない人にギブしたりして支え合うというか、
そういった食べ物への感謝だったり、
そのコミュニティへの感謝の意味を込めた大きなお祭りと、
休暇みたいなものが起こっていて、
すごいスペシャルなタイミングでね、来れたっていうのがあります。
なので休暇なので、日本の正月みたいな感じで街中がすごい静かで、
一気に車減ったね。
そうそう、道が渡れるみたいな。
渡れなかったもんね、通常時。
あと、街中から動物の匂いがするね。
その、湿る動物たちがたくさん流通していて、
音も聞こえるね、確かに確かに。
朝から今日はいろいろコーランが鳴り響いてたりとかしています。
確かに。
あとはあれだね、結構カイロ、
早速なんか着いた瞬間から、デリバリーの食、
なんか食べたいって言ったら、このデリバリーアプリ入れないよって言われて、
2つぐらいデリバリーアプリを紹介してもらって、
クラスターカイロのチームも昼とか完全にデリバリーで頼んでたね。
デリバリーカルチャーは結構根付いてる。
昨日も私たちビールをね、頼んでるやつ。
45分ぐらい後ぐらいにおじさんがビールを16缶持ってきてくれたんだけど、
みんなこれに頼り切ってる感じがあるね。
なんかそういう意味ですごい便利で、アプリとかすごい発展してるし、
街もすごい発展してるよね、カオスのところはあるけど、
静観なエリアとかもあるし、
なんか地下鉄とかもあるし、
なんか普通の街だね、街なんだけど。
ただね、そのデリバリーそんな美味しくないよね。
結構パスタフードだったり、なんかラップサンドみたいなのが多くて、
結構みんなそればっか食べてるんだよね。
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そうなんだよ。
だから美味しいものにまだありつけてなくて、
そうね、なんかちょっと情報がある人、
情報があるリスナーさん是非コメントしていただけると嬉しいです。
ちょっと今食、文化みたいなとこはまだあんまりときめきがまだない感じだね。
そうだね。
あとはまあ、一昨日かな、クラスターカイロのチームと一緒に夜コンサート、
まあライブ、ちっちゃなライブみたいなの見に行こうっていうところで、
ダウンタウン公演に集合したんだけど、
その公演もちょっと面白くて、すごい綺麗な街中の中心地にある公演なんだけど、
なんかエントランスでなんかお金払わなきゃいけないみたいなところから始まり、
まあなんか、お金を払って中に入ると、
なんかこう、なんて言うんだろう。
フードスタンドみたいだね。
フードコントじゃないけど、
フードスタンドがたくさんあって、
なんかそこでなんか食べようみたいになったんだよね。
なんだけど、どうやら聞いていると、そこは昔はもうフリーで入れたみんなの公演だったんだけど、
なんか政府が突然柵で囲んで、
なんかこのよくわかんないアグリーなゴムフードトラックみたいなものを設置し、
基本的にお金を払ったり、そこで飲み食いしないと、
なんか滞在できない場所になっちゃったっていうところで、
すごいそれは残念があってたし、
ああいう公演がね、ちょっとやっぱ、あれはアグリービルディングツアーの一個スポットですね。
そうだね、なんかその、自分たちのご飯を持ち込んでそこに座るっていうのもできないっていうので、
ブブ、彼らも言いながら行ってたんだけど、
それを政府がやってるっていうね、そのお金はどこに行ってるんですよねっていうのは思うんだけど、
あと面白かったのが、トイレ行きたいみたいに言ってさ、
トイレもまたお金取るんじゃみたいなちょっと冗談めいって言ってたら、
案の定トイレもお金取られたっていう。
お金がかからずに、政府にこうね、チルできる場所っていうのがあるのか、他にも。
ちょっとそれは見てみたいなと思うのと、
なんかやっぱ、そのイスラム圏におけるパブリックスペースのあり方って、
なんか結局違うんだろうなと思って、
私たちが欧米の事例とか日本の事例で知ってるのとはまた違うかもしれないなと思って、
安全の考え方とか、どういう風に管理されてるのかとか、デザインとか、
なんかモロッコの場合は結構そのフランスのお年企画みたいなのがバリバリ残ってるから、
フランス式の庭園みたいのがたくさんあったりするんだけど、
でもなんか各家庭の中にあるゲストルームが一つのパブリックスペースになってたりとか、
なんかそれがエジプトではどういう風になっているのかなっていうのは見てみたいことの一つかな。
そうだね。
でその後ね、ライブみたいな、本当にローカルなライブハウスで、
15:00
トラディショナルの、なんかあれ、漁師さんたちが歌ってた歌って言ってた歌を、
なんかちょっとおじさんたち5人組くらいが歌ってくれたり踊ってくれたりするのをね、見て楽しんで、
帰りどうしようかってところで、せっかくなら地下鉄乗ってみようかってところで、
すごいレベル高いよみたいな感じで言われてたんだけど、地下鉄に乗って帰ってきました。
思ってたより混んで、普通に混んでたけど、日本の満員電車ほどではないし、
すぐに予定通り着くモビリティとしては地下鉄も全然使えるなと思いました。
そんな感じのカイロ滞在、まだ4日目ぐらいですけど、
ちょっとまあプロジェクトまた進むにつれて、ちょっとカイロネタみたいなのを、ちょこちょこ挟んでいけたらいいかなと思います。
ちょっと海外都市ネタが続きました。
そんな感じで。
それではまた。
グッドニュースフォーシティーズでは、毎週新しいエピソードを配信しています。
次回もお楽しみに。
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