みなさん、こんにちは。都市デザイナーの杉田真莉子と、エクスペリエンスデザイナーの石川由加子です。
Good News for Citiesは、世界中のグッドなニュースから、自分たちの手で都市の暮らしを豊かにするアイデアを探求していく番組です。
Good News for Cities
はい、みなさん、こんにちは。我々、最近までタイに行っておりました。
1週、帰ってきたね。1週間ぶりに顔を合わせて収録っていう感じですが、
タイが結局1ヶ月ぐらい?3週間ちょっと?
1ヶ月はいないね。3週間ぐらいかな。
行ってたので、いろんなアップデートがあるので、今回、そしてもしかしたら長くなったら、2回目とかもあるかなと思うんですけど、タイのお話をしていきたいなと思います。
最初は我々、あれだよね、2週間チェンマイに行って、その後1週間ぐらい、それぞれバンコクによって帰ってきたっていう感じだよね。
そうですね。先週の日曜日帰ってきたんだけど、どうですか?帰国して。
私はいきなり梅雨の日本に、暑いタイから梅雨の日本にドーンと入って、毎日雨で。
今日から37度とか京都なので、すごい気温の変化なんだけど、東京の方はどうですか?帰国してから。
東京は、でもなんか涼しかったかな。到着して涼しくて、雨もなんかチェンマイで雨にすごい慣れちゃってたから、こんなもんか雨ぐらいの感じで、全然余裕で街を歩きつつ、
今日から東京もちょっと暑いっていう感じかな。
なるほどね。なんか帰ってきてからあっという間だなぁと思いつつ、忘れる前にいろいろ振り返りをしていきましょう。
どこから話そうかね。チェンマイが今回メインで、4 Cities Weekって私たちが毎年やっているプログラムをしに行ったんですけど、
その後にバンコクそれぞれ2、3泊とかかな、行って、むちゃくちゃタイのなんだろう、タイ変わってるなぁみたいな、変わって、
私も前回行ったの10年前とかだったから、むちゃくちゃ変わったなって覚えてるんだけど、そこら辺の雑談から話しますか。
そうだね、なんか私的には、チェンマイ第2の都市といえど、全然人口も違くて、バンコクその後行けたの比較としても良かったかなというふうに思いました。
なんかチェンマイ第2の都市といえども、チェンマイ県だと人口180万ぐらい、だいたい京都140何万とかだから京都ぐらいだけど、
私たちが行ってたチェンマイ市って人口28万とかで、だいたい前橋市とかそれぐらいの量で、
すごいやっぱチェンマイってすごい穏やかでゆっくりとした場所だったなと思って、
すごい観光のね、やっぱレインシーズンだからオフシーズンでもあって、なんかこうチェンマイの日常が見れたっていう感じが私はしてて、
すごいなんか気持ち穏やかにすごい何週間か過ごして、
じゃあちょっとバンコクちょっと寄って帰るかみたいな感じのノリで行ったら、もうそんな気持ちではこの街では生きていけないみたいな感じの洗礼を受け、
一気になんか都市モードというかスイッチオンみたいな感じで、それはそれですごいやっぱ面白くて、
あとなんか、サイアムエリアっていうのかな、BACCの辺り、バンコク、
最初そこら辺止まったな。
マジで渋谷だよね。
なんかでも渋谷っていうよりか、本当なんか、なんていうんだ、巨大デパート群みたいな感じ。
そうだね。地上歩道橋みたいなのもあって、そこ歩いたんだけど、そこがなんかすごい渋谷の、最近の駅の周辺を彷彿とさせたんだけど、若者たちがたくさんいて、
ライブコンサートやってるようなとこ、音もガンガンガンガンガンみたいな感じで、
前来たときはそういった場所が全然なかった印象だったので、どんどん変わってるなぁと。
なんかそれこそ、なんか最近できたMスフィアっていうデパートメント、商業ビルもちょっと行ってみたんだけど、
もうなんか、結構全然人いなくて、まあ平日だったからかもしれないけど、巨大ビルに対して、風土エリアはなんかちらほら人いるけど、上のショップとか全然人いなくて、
もうなんか床、壁、天井、全部デジタルサイネージみたいなので、ピカピカ光ってて、なんか情報が多すぎて、もう一瞬で疲れて、ここにみんな来てるのかみたいな。
なんかやっぱ暑くて、すごい外にいれないっていうのは、なんかそれはわかるなぁと思いつつ、みんなやっぱデパートが遊び場とか、デパートが目的地になっているから、
すごいなんか都市の暮らしだな、これ本当にいいのかなっていう感じで、やっぱこれも私はチェンマイとのギャップがすごくて、
緑とか川とか雨とか、そういう自然の変化とか感じられる環境にいたから、なんか人間の巣としてこれは正しいのかっていうのを思いながら、イムスフィアを見ていた。
たしかに、私バンコクでさ、なんかショッピングモールから抜け出せなくて、めちゃくちゃ入り口を求めて、
巨大だよね、ほんとそうだよね。
そう、っていう経験めちゃくちゃしたな。
これ結構その東京の経験とも近しいところもあるなと思ったし、今後もどんどんどんどんまだバンコクは発展するだろうから、
物価もね、めっちゃ上がってたしね、なんかもはや日本と同じぐらいというか、ちょっと高いぐらいじゃないかみたいなランチとかね、思った。
そうだね、いい、たしかに食べ物とかあんまり変わんなかったね。
なんか屋台とかで食べたらもちろん安いけど、普通のなんかところで食べると変わんないなという感傷でしたね。
あとなんかある?このバンコク周りの。
そうね、でもあのやっぱバンコクも川が大事っていうところで、なんかあの船には乗ってみたいなと思っていて、
いわゆる観光船ではなくて、普通の人たちが使うような船にも乗って、それもなんか2,30円ぐらいで乗れるんだけど、
すごいそれも良かった、なんか結構高速船みたいな巨大で、吊り革とかも中にあって、
本当に地元の人しか乗ってないみたいな感じの船なんだけど、それがいろんな対岸のところに、まあでも普通に5分ぐらいかな、
本当に短距離なんだけど、あれが今でもみんなの足として使われてるのもいいなと思ったし、
やっぱ川から見る街の風景私好きだなと思って、水の上から見る景色ってまた違って見えたりとか、良かった。
なんか、アムスに一緒に住んでた頃、あの中央駅からさ、北の方まで5分ぐらい自転車とかも乗せて、船あったよね、あれ思い出しました。
いいね、その日常の足に船があるっていうのはすごい良かった。
なんか面白かったのが、船つき場が同じ場所なんだけど、ゲートが2つに分かれてるの。
で、右は欧米人ばっかりいて、左はローカルっぽい人が野菜とか抱えながら乗ってて、たぶん私左だろうなと思って左で並んでたの。
右はどうやら、ペニシュラ船とか、高級ホテルの船、なんか海賊船みたいなのが来て、
そのホテルのお客さんたちをペックアップするホテル用の船が発着するようなルートで、すごかったです、そこも。
で、左側をどこに向かってたの?
左側はもうほんと、そこら辺の対岸に行く。
面白いね、そういうレイヤーの違いみたいなのすごい感じたな。
それで思い出したんだけどさ、私京都時代の友達と、イタリア系アメリカ人の子なんだけど、今回バンコクで会って、
彼はすごい高級ホテルのレストランで働いてて、そのホテルもすごいでかいタワーのてっぺんにあるみたいなところで、
彼が住んでるところも、街中の高級マンションの何十何階でみたいなところで、
日本だとそこまで貧富の差みたいなの、むちゃくちゃ大きいのがなくて、
普通の一般の人間だった自分が、急にミドル、ミドル、ミドルとアッパークラスって言ってたんだけど、
中上階級ぐらいの自分に急になって、そこの自分に戸惑いつつもすごい楽しいみたいなことを言ってたんだよね。
なんかさ、なんかこう、なんかハラスライフスタイルとか聞いてたら確かに、なんか急にこう、なんかアッパークラスっぽい生活になってるみたい。
でもなんかその、なんかトミーのさ、なんだろう、曲書家みたいなバラツキみたいなのさ、ベトナムと比べてめちゃくちゃ感じたよね。
めちゃめちゃあるかもね。やっぱそれが社会主義国との差と思ったけど、いろいろ文化の面でも。
そうだね。
なんかその、なんか振り幅は感じたよね。
うん、感じました。
あとは、えっとね、あの、えっと、あ、バンコクで今回一番心に残ったのが、ベンチャーキッティパークっていう公園に行ったのがすごいよくて、
で、夕方から夜にかけてなので、で行ったのね。だからなんかこう、夕暮れを見てるカップルとか、なんか仕事帰りにランニングしてる、なんかエクスパッツの人たちとかがいたりとかして、
大きな湖があって、で、こうなんか周り、こうバンコクの大都会のこう、なんてシティースケープがそれを囲んでて、
で、ちょっと森みたいなところに入ったら、こうなんかスカイウォークみたいな、こう桟橋っていうのかなって。
有名だよね、あれね。
歩いて、歩けて、で、まあ下の、そのなんだろう、その下のレベルにもこう遊歩道みたいなのがあって、すごいたくさん人がいて、若者もたくさんいて、
で、いろんなところにいろんな場所があるんだけど、すごい安心感もあって、一人で歩いてて、夜でも。
なんか、あ、アーバンパークって私好きだなって改めて思ったんだけどさ、で、なんか出たらもうすぐに、その公園出たらすぐにバンコクのトラフィックがバーって走ったりするんだけど、
なんかそういうのも含めて、あそこ多分24時間空いてるのかな、なんかいい街のなんだろう、居場所になってるなって思った。
なんか結構、ベンジャキティ大きいけど、他にももうちょっと中規模の公園とか、ちょこちょこあったりして、
なんかその緑の空間は、まあ多いとは言えないかもしれないけど、ちゃんとあるのはいいよね、ああいうふうに。
そうだね。なんかさ、ああいうこうセントラルパークみたいな、でかい象徴的なパークがあることって、もうちょっと考えたいなと思ったんだよね。
これって、なんかそのバンコクの街にあった形なのかな、みたいな思った。
なんか大きいのがどーんって綺麗なのがあるよりも、もしかしたら局所的にポケットみたいなのがあるみたいのの方が、彼らの生活に合ってるのかもなーとか、
でもなんかその、何だっけ、ベンジャキティパークはすごいセントラルパークっぽくて、結構まあ、
なんか色彩とかすごいローカルなんだけど、その考え方として、そもそも存在としてすごい近代的な公園だなと思うから、
なんかあそこにいたら、でもなんかこう、何だろうな、都会の暮らしを楽しんでいる、なんか自分みたいな、なんか満足感も得られたりとかして、
なんかそういう意味ではいいところもありつつ、なんかもうちょっと考えてみたいなと思った経験でした。
あと私は結構アートスペース回ってて、えーと、バンコク市内だとクンスターレっていうアートスペース行って、
元、まあ印刷出版工場みたいな、なんか教科書作ってたとこだったらしいんだけど、そこを数年前かな、焼けちゃって廃墟になって残ってたのを、
ある人が買って、それがアートスペースになってるって、結構建物としても面白くて、増築増築みたいなの繰り返してるから、3棟ぐらいがこう連なって巨大施設になってるんだけど、
そのビルとビルの隙間とか全然空いてて、下までこう上から見下ろせるみたいな感じで、日本だと多分ありえない構造で、
本当にまあ焼けちゃった後だから、スケルトンで結構荒らしい状態なんだけど、そこにドーンってかっこいいアートが大きく、
一作家一部屋みたいな感じで展示してあって、まだまだここもこれからなんだけど、そこのキュレーターのステファノさんっていう人にちょっといろいろ案内してもらいながら、
屋上とかも今後コミュニティのための映画を見れるようなスペースにしようとか言ってたり、これからすごい多分注目の場所になっていきそうな、
そこも見たのと、彼らが今年から手がけたカオヤイアートフォレストっていう、これまためちゃめちゃ遠かったんだけど、車ファイヤーして片道3時間半ぐらいかけて、
アユタやユーに超えて、北の方に行ったアートスペースなんだけど、彼らの財団みたいなところがまた投資してやっているアートスペースで、森の中に大きな作品群がポンポンポンって、
いわゆる瀬戸芸の大地の芸術祭みたいな感じかな、いう感じの彼らも始めようとしていて、それを何人かで一緒に見に行ったりとかしてました。
まだまだこれはここからかなみたいな感じなんだけど、結構メインの展示として中谷さんの霧の彫刻が時間になって出てくるんだけど、それがすごい山合いのランドスケープとすごく合ってて、幻想的ですごく素敵でした。
なんか食事もできんだよね、ここ。
なんか行ってたよね。でもそこまで行っちゃったら、食事できるとこ作ってくれないと困るよね。
でもなんか食事をちょろちょろってするのかなと思ったら、その霧の彫刻の前にロングテーブルです。340人座れるロングテーブルがバーって1個置いてあって、すごいそれ自体も象徴的だったんだけど、
われわれ森林だけだったみたいで、その絵画。そのロングテーブルにわれわれだけ座って食べるっていう、なかなか不思議な体験だったんだけど、なんか料理のクオリティもすごい良かったし、
なんか多分今後、またバンコクだけじゃなくて、バンコクの周辺みたいなものがこうやってアートを通じて盛り上がってきたり、目的地になってきそうだなっていう、なんか楽しみになりました。