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みなさん、こんにちは。杉田まりこと、石川由加子です。
Good News for Citiesは、都市、建築、町づくりに関する、さまざまなグッドニュースを、ザックバランに話す番組です。
はい、みなさん、こんにちは。
こんにちは。
今回は、久しぶりの二人会です。
はい。
久しぶりだね。
うん。
結構、われわれ、実はバタバタしておりまして、いつもバタバタしてるやんっていう感じなんですけど、
ちょうど今月、今4月の末ですが、4月、いろんなところに行かせてもらう機会があって、
今日はちょっと、先週かな、先々週ぐらいに行った山口県の長都市の長戸湯本温泉街の話をしたいなと思います。
うん。
山口、はい。
その前は、われわれ、また別のプロジェクトで、日田の高山の方にもね、行ってきて、
その話もしましょう、今度。
そうだね。
うんうんうん。
じゃあちょっと、日田のとこから行きます?
はい。あ、日田から行く?日田はまた別の回でしましょう。
あ、そうね。オッケーオッケー、じゃあそうしよう。
じゃあ今日は、長戸の話を。
うん。
どうでしたか、長戸。
えっと、私、山口県が人生行ったの初だった、ということに、行きながら気づいたんですけど、
京都からも、結構、それなりに遠くて、新幹線で2時間ちょっとぐらいかな。
で、そこから、山口駅から車で1時間ぐらいのところに、長戸っていう温泉街があって、海側の方だよね、日本海の方で。
そうだね。
すごい遠くに来たというか、久しぶりに旅行というか、旅をした感じになりました。
うん。
しかも、めっちゃいい宿にね、泊まって。
うん。そうそうそう。で、この山口県の長戸市に行ったのも、ある方からちょっとお誘いをいただき、すごく面白い場所で、
ポテンシャルのあるエリアだっていうところと、なんかここで面白いお祭りというか、四角形を作れないかっていうところで、
一度遊びに来ないっていうところをお誘いいただき、フォーシティーズで行ってきたっていうようなきっかけでした。
うん。なので、一応視察みたいなね、名目で行ったんですけど、なんか、旗から見たら、ただの女子旅みたいな。
女子旅だったね。見えたぐらい、めっちゃ楽しんでおりましたが、2泊3日で、滞在して。
いやでも、すごいなんか、私の印象としては、真ん中にね、温泉街の真ん中に、すごい綺麗な川がさーって流れてて、
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なんかその横にね、旅館だったり、最近だったら星の矢の海っていうとこができたりとか、
ゆっくりと過ごす温泉街としても、すごく人気のエリアなんだけど、やっぱ真ん中にああいう川が通ってるから、
すごい風も通るし、気がいい場所だなーと思って。
気いいいよね。
気が良かったよね。なんかさ、やっぱ温泉街って、もちろんどこも魅力的なんだけど、やっぱりちょっとこう、元気がない温泉街とかさ、
なんかちょっとこう、流れてない感じの温泉街ってあるなーと思って、
それに比べるとすごく、なんかこう、いるだけでも結構チャージされるような、いい場所だなーっていうのはすごい感じたかなー。
うん。あとやっぱなんか街全体がコンパクトで、そのまあ特に温泉街のメインの通りは、ウォーカブルだなーと思って、
まあ川沿いも結構ね、歩けるようになってるし、パブリックファニチャーみたいなのも、いろんなデザインのものが置いてあって、
なんかちょっと川沿いにカウンターみたいなのが置いてあって、こう、なんかちょっとした立ちのみみたいなのができるところがあったりとか、
足湯みたいな、パブリックの足湯みたいなのが川沿いにあったりとか、
なんかパラソルとかさ、日が強い日は広げて座れるような、丸ベンチみたいなのがあったりとか、
すごいこう、歩行者というか、歩く人が楽しめるような街の作りになってるなーっていうのが第一印象でした。
うん、確かにそうだね。川床みたいなのもね、あったりして、ちゃんと川沿いを使えたり、水に触れられるような、確かにデザインとかもたくさんあったね。
うん。
で、どこから話そうか、なんか話すべきことがね、たくさんコンテンツ山盛りなんですけど、
うんうん。
なんか温泉街の他にも、そうだね、周りにもいろんな気になる建物とか施設とか、場所を私たち今回発見して、
滞在中に自転車を借りて、1時間ぐらいかな、周りをザーッと走ったんだけれども、
なんか近くにとても立派な神社、なんていう神社だったっけあそこ?
タイネージ。
あ、お寺か。お寺、ほんとに気のいいお寺があったりとか、
あとあの、私たちが気になった、元、元というか今もか、芝居施設?
そうだね、芝居屋、娯楽施設だね。
なんかコロナ前は、ほんとに昼夜2公演やっていた、大衆演劇みたいなところの大きな芝居施設と、
上にはカラオケと、すごいこう、いい感じのヴィンテージなボーリング場みたいのがあったね。
あそこもかなり大きな施設だけど、すごい味があって、私たちには魅力的に見えたね。
あとは、あそこですね、366ビールはとても良かったですね。
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村形のクラフトビールを作っているところで、
でも、ここを仕掛けている方も外から移住してきて、ここを住まいにし、
そして夢だったクラフトビールをここで作っているっていうところで、
ビールもめちゃくちゃ美味しいし、空間もすごく居心地がいいおすすめの場所ですね、ここはね。
そうだね、なんかその1階がビール飲めるようになっていて、2階今改装中で、これからオープンっていう話なんですけど、
なんかこうコワーキングスペースみたいな、ライブラリーか、ライブラリーみたいな形にして、
温泉街ってゆっくり本を読めるところが実は少ないみたいなところから、
誰でもそこにフラッと寄れて、ビールを飲みながらちょっと本を読んで、
くつろげるみたいな場所がこれから生まれるそうです。
絶対いいよね、確かになんかちょこちょことしたオシャレなお店とか食べれる店はあるんだけど、
なんかそういう本に触れてゆっくり時間を過ごせるとか、
旅館の宿泊以外で、滞在できるいい場所みたいなものは、もっとあるといいなぁと思って、
そういう場所としては絶対あると、またいろんな人が来るきっかけになりそうだなぁと思うよね、あれができたら。
そうだね。
あとは、なんといってもこの中心部にある温湯の話ですかね。
温湯は、私初めて聞いた言葉だったんだけど、
温儀の温にお湯の湯って書いて、パブリックバスっていう銭湯って意味なんだよね。
じゃあ、ちょっとその話をしていきますか。
なんか私たちが泊まった親戸が、大谷山荘って大谷山っていう方々が古くからやられている旅館で、
そこの訪れっていうところに泊まらせていただいたんですけど、
彼らが町のメンバーと一緒に、この600年前から続くこの温泉、
大地から湧き出る温泉っていうものを守っているような活動を、私たちお話を聞いてきたんですけど、
町の中心にその郷土浴場として温湯っていう場所があって、そこがすごい、何がすごいかっていうと、
さっき言ったみたいに、600年前から目の前で岩の間から温泉が湧き出ていて、
つまり、源泉が目の前にあるみたいなシチュエーションで、そういう場所って多分日本全国で見ても、かなり数少ない場所。
まず、お湯が39度ぐらいっておっしゃっていて、ちょうど加熱しなくても、ちょうどよく肌なじみのいい、
まあ人間の体温と同じぐらいの温度であるっていうところから、もうかなりいろんな良い条件が揃った。
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そして、すごく長くから、このエリアの社会的資本として、みんなで支えてきた温泉であるっていうところで、
その温湯を守るために立ち上がった町づくりの会社とかも、大谷さんたちが仕掛けてたりして、その話をいろいろ聞いてきたっていうところです。
実際に入ってきました。38度、9度ぐらいだからね、今言ったみたいに体温と、人間の体温と結構近しいというか、ほぼ一緒みたいな感じで、
なんかずっと入れる感じあったよね。なんか浮遊欲って言葉を大谷さんたちも使っていたんだけど、なんかこう浮いてしまうような、自分の体がお湯と一体化するような形で、とてもいいお湯でした。
なんか結構演出も聞いてて、温泉内に入るとちょっと細い道を抜けると、明かりがこう暗めで、奥に浴槽の奥に、もうダイレクトに湧いている岩が目の前に見えてみたいなところで、
なんかシチュエーションとしてもなかなか特別な場所だなとか。
銅像があって、この神聖なね、札みたいなのがかかっていて、舞台感がすごいあったなっていうのと、
あと面白いなと思ったのが、私たちも温湯に行った時に、思ってたよりも結構小さい浴槽だなっていう感想として言ってたんですけど、
なんか言ってたよね。で、その後にちょっと大谷さんに色々、なんでそういう風になったのかみたいな話を聞いてたら、
なんかこう、やっぱ温泉とかって、みんな量が欲しいから、パンプとかでね、大量に湧き上げさせた、大量に取りたいっていう風になっちゃうんだけど、
これはもう本当に1分あたりだいたい130リットルぐらい、自然に湧き出る量があって、
本当にそのままの形で、特にポンプとかを入れずに気持ちよく入れるのが、その浴槽の形だったっていうのがあって、
なんかその自然と寄り添ったデザインの在り方とか、建築の作り方とか、すごい今っぽいし、共感できるなと思って、すごい好きなデザインです。
あとあれが面白かったね、本当の建物の変遷みたいなものを振り返ってくれたじゃない。何年かを皮切りに一気にデザインが変わった時代があったんだよね。あれが何年だったか。
昭和26年かな。
昭和26年。
うん。
それまで本当に何て言うんだろう、2階建てぐらいのちょっとモダンな感じの建物としてもすごく見た人がいいなと思うようなデザインの建物だったのが、
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ある時代を皮切りにめちゃくちゃプレーンなデザインに一度なってしまい、そこをまたデザインを変えて今生まれ変わらせているって言ってたんだけど、
なんか本当昔って美意識高かったんだなって思う。
そうだね、思ってしまったね。
本当に美しい風景だなと思って、昔の写真を見た時。
その写真の変遷を見るのがすごい面白いなと思って、太谷さんが場所を作る時、場作りをする時はまず歴史に着目するっていうことをプレゼンテーションの中でおっしゃっていたんだけれども、
何年の時の風景はこんな形で、何年の時の風景はこんな形で、それにはこういった文化的な背景があって、
だから今引き継ぐとしたら、こういった文脈の中でこういったデザインが必要でみたいな。
やっぱり過去にインスピレーション求めつつ、そこにリスペクト払いつつ、新しいことを仕掛けていくっていうのはすごい大切だなと思って、
なんか昔の写真、いろいろ自分たちが関わっているところでも引っ張り出して見ていかなきゃいけないなと思った。
あと面白いなと思ったのが、物語詩本っていう話を、この音頭に絡めて大谷さんがされていて、日本固有の物語の詩本、物語詩本。
でなんか、このお湯が何で沸き始めたのか、みたいな神話があるらしくて、それをプリントアウトしていただいて、いろいろ教えていただいたんですけど、
竜がね、最後竜になって帰っていったりとか、なんかこう昔話的な、そういう流れがあって、このお湯が沸き出して、みんなで使えるようになったんだ、みたいな神話があるんだけど、
なんかその解釈の仕方が、大谷さんすごい面白いなと思って、なんか日本全国、そういうふうに地域ごとにいろんな音声演技にまつわる話があるらしくて、
それってなんかこう、誰かのものにしないために、社会的な共通四方にするために、そういった神話が生まれてるんじゃないか、みたいな話をしていて、
これこの土地を買ったのがなんちゃら大名で、何々さんが管理していて、みたいな話になると、どうしても誰かのこう、所有物みたいな感じになってしまいがちなんだけど、
神話だったらさ、これお坊さんが発見してとか、なんか龍がそこから出てきてとか、そういう話だったらさ、もう誰のものでもないというか、神様のもの、なんか空から降ってきたものみたいな、
なんかそういう神話をみんなで共有で作り上げることで、物語を作って、それでみんなで大切にしてきた、みたいなのって、すごいエモーショナルでロマンチックだなと思って聞いた。
そうだね、確かに。
そうだね、確かにその物語みたいなものが、そういう地域の資本を守るものとして受け継がれていくみたいなの、すごい素敵なストーリーだなと思っていつつ、
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現代でその物語資本はどのように成立するのかっていうのも気になった。
なんかそれは科学的に見ておかしいです、みたいなこと言われたらさ、もうその物語立証できんやん。
だから今は都市伝説とかそういうことなのかな。
なんかでも現代での、現代における物語資本の可能性みたいなものは、ちょっといろいろ考えていきたいよね。
そうだね、それを今まさに捉えしているのが、大谷さんたちの活動なんじゃないかなと思いました。
で、まあ大谷さんだけじゃなくてね、このエリアすごいいろんな面白い実践者たちがいて、
私たちも2泊3日だけだったんだけど、何人かお話しすることができて、
特に面白いなと思ったのが、なんだっけ、そとつくだっけ?ある日、
だった気がする。
うろうぼえなんですけど、なんか自転車でね、駆け巡って楽しそうに帰ってきたら、声をかけてくださった方がいて、
いろいろ聞いていたら、地域の実践者たちがみんなで月に1回ぐらい集まって、
それこそ草むしりしたりとか、ゴミ拾いしたりとか、いろんな外の整備みたいなものを一緒にやっているっていう活動があるみたいで、
なんかそれをさ、それこそ業者入れてとかじゃなくて、しかも結構早々たるメンバーが。
そうだね。
地産総の大谷さんもいたし、地主さんとか、いろんな場所レストラン持っているオーナーさんがいたりとか、
ホテルの管理者がいたりとか、みんなで街を作っている感じがすごい素敵だなと思いました。
確かに、あの瞬間すごい良かったね。
なんかこう、キーマン大集合、でもみんなでやるのは草むしりみたいな感じ。
そうそうそうだね。
ああいう活動が続いていく、サイズ感だったり、顔の見える関係っていうのはすごい良いなっていう瞬間でしたね。
あとは彼らがやっているそういう永戸湯本温泉町株式会社っていうのも、
この温湯を守るためにある意味立ち上がった町作りの会社っていうようなところをおっしゃっていたんですが、
ここもかなりいろんな仕掛けをまちぐるめでしていて、
うつわの秋、今年もやるらしいんだけれども、
それこそハギ焼きとか、ふかわ焼きだっけあれ?
ふかわ焼き?
ハギ焼きの一種っていうのかな、そのエリアのハギ焼きのふかわハギっていううつわの種類があって、
そこのチームが出展するような秋祭りみたいなのもあって、
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その時はいろいろそのエリアで彼らが作った素敵なうつわだったり、
コップみたいなものでドリンクが飲めたり、食べ物が食べたり、
身近にそういう伝統的な作品っていうものに触れ合えるような機会を作ってたりとか、
あとリバーフェスとか桜フェスとか、結構シーズンに合わせていろんなお祭りもすでにいろいろやっていて、
畑から見るとすごくアクティブなエリアだなっていうのと、
ちゃんとそこにいる人たちが参加しながら作っているっていう意味でもすごくいいなっていうのを感じました。
ふかわハギの集落みたいなところにも私たちお邪魔させていただいて、
もうそこが私は結構一番好きだったんだけど、
それこそ5軒ぐらいかな、5、6軒ぐらいふかわハギの窯元が集結しているようなエリアで、
真ん中にそれこそ小さな川が通って、そのサイドにいろんな窯元のお家と工房みたいなものがつらつらつらとあるエリアで、
私たちが案内してもらったところは、結構上の方に素敵な茶室があって、そこも案内していただいて、
そこもめちゃくちゃ風が抜ける気持ちいい場所で、
なんかああいうところも温泉街に来た人たちが触れ合えると、すごいいい体験になるだろうなとか思ったりしました。
そうだね。桃源郷のような場所でしたね。
なんか時が違ったよね、あそこ。
強かったね。そこも温泉街から徒歩圏内で行けるところだったよね。
うんうん。結構近い。
ですね。なのでちょっとここで、今後何をしていきたいかみたいな話にもちょっとつながるかなと思うんですけど、
なんかそういう魅力が散らばった長人という場所があって、今回私たち2泊3日という短い間だったんだけれども、
ちょっとなんか長期間で、例えば数週間とか1ヶ月とか、もうなんかバーケーションのような形で、
この街に滞在してみたいなっていうのは正直思いました。
その鎌本もすごい素敵で、ちょっとこうなんか峠体験みたいなのができたら行ってみたいなとも思ったし、
お風呂ももう1日1回必ず温湯に入りたいなと思ったし、
すごい静かで安静な場所だからこそ、仕事もはかどりやすそうだなと思ったし、
面白いキーマンたちもやっぱり出入りしているっていう意味で、仕事としてのインスピレーションも湧きそうだなと思った。
なので、なんかそういうバーケーション的に自分も行きたいし、誰か連れて行きたいなっていう気はしてます。
なんか今、京都で私が好きな不動温泉っていうところがあって、家の近くなんだけど、
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なんかそこも古いお風呂で、1回行ったら1日滞在できるのね。
休憩室みたいなところがあって、自分のテーブルがまず当てがわれて、湧き水飲み放題みたいな感じだったけど、
みんなそこで1日朝行って、本開いたりとか昼寝したりとか、私たちだったらパソコンとか開くんだけど、
でも、1時間ぐらいしても疲れたらまずお風呂行って、また戻ってきて仕事したり、本読んだりしてまた行ってみたいな、
そういう過ごし方って豊かだなと思うので、それはいつかやってみたいです。
いいね。そういうのにぴったりかもね、結構ああいう場所がね。
そうね、私はなんかなんだろうな、それこそサイズ感としてはものすごいコンパクトで、
それを真ん中に川がつないでるみたいな場所性もあるのかもしれないけど、
あのエリア全体が1個の家っていうか、1個の箱というか、エリアとしての一体感みたいなのを感じたんだよね。
そういう意味でいくと、温湯がある真ん中のあたりが、家の中のリビングルームっぽく見えてきて、
なんかあそこのスペースをもっとリビングルームみたいな形で、外から来た人も、中にずっと住んでいる人も出会うような、
すごい接点の場所に育てていくことはまだまだできそうだなと思って、
なんか関わるとしたら、ああいうところをリビングルーム化するような見立てができたらちょっと面白そうだな、
その全体を家と見立てたときに、それぞれのパブリック空間の機能をどうやってもうちょっと共通資本化できるかみたいなもの、
ちょっと面白そうだなっていうのを思っている。
あと結構橋が、なんかあの後見てたんだけど、橋がすごいいろんなデザインで、
本当に20メートル置きぐらいに掛かっているんだよね。
あんなに1個の橋、1個の川に隣接して橋が、人のための橋が掛かっているの珍しいなと思って、
橋とかも結構活用のリソースとしては、あのエリアならではの結構要素だなと思って、
まさにそれこそ橋とかを作業スペースにしたり、
もうちょっとこう、呼吸ができるような場所に、とどまれるような場所にしたりとかもいいなとか思ったりしました。
あとはね、なんだろう、なんかこう共通資本みたいな話も音声の話に出てきたけど、
じゃあ今ある違うものでそういったものに転換できるものはないのかなと思ったときに、
例えばだけど旅館とかから出るロスフードとか、なんか余ったものみたいなものを使って、
このエリアの人は毎日みんなで朝ごはんを食べますとか、なんか朝ごはんをなぜか一緒に食べる街とか、
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なんかあれぐらいの規模なら、そこの食べ物の循環とか、なんかその食べる時間の共有とかもなんかできそうだなと思って、
そういった活動とかも、もしかしたらある意味日常の祭りみたいな感じで作れるのかなとかも、いろいろ妄想しながら飛行機に乗ってました。
いいね、いろいろやれることありそうだなと思って。
お祭りみたいな文脈でいくと、やっぱり今回誘ってくれた方も、
せっかく行くからには帰ってきたい場所だから、なんか帰ってくる理由みたいなのをちゃんと作りたいし、
いろんな人も巻き込んでいきたいみたいなところがあって、そういう文脈でお祭り、新しい現代のお祭りを作るみたいなのどうかなっていう話があって、
それで私もいろいろ考えてたんだけど、
なんかその、なんだろうな、やっぱり大型の音楽フェスとかになっちゃったりとかするとさ、町のエコシステムってすごい変わるじゃない?
で、今やっぱマスツーリズムとか、今私が住んでる京都とかもすごい観光客が、やっぱり地元の文脈とか、住民とのインタラクションとかを損なわない形で、
で、どちらもウィンウィンな形で外から稀人というか人が来るみたいな状態で、どういう風に作れるんだろうみたいな考えてたんだけど、
なんかそういうことを考えてた時に、大谷さんがお坊さんの話してたの覚えてる?
お坊さんは昔はスーパースター、スーパー地域コンサルタントだったみたいな話をしてて、
お坊さんって結構巡礼してたりとか、中国に留学してたりとか、外から来るスーパースター的な存在で、
今だったらなんか、シリコンバレーからスティーブ・ジョブズが来たみたいな感じだったみたいなことを言ってたんだけど、
いろんな世界を知ってるからこそ、その地域のいろんな悩みを聞いてくれて、それについてアドバイスをしてくれるマレビット的な存在だったみたいな話があって、
なんかそういう風に、今だったらツーリスト来て、外から人来て、帰ってくだけみたいな感じだけど、
なんかこう外から来て、話を聞いてもらって、いろんなアドバイスをもらえたりとか、いろんなインタラクションをした上で帰っていくみたいな流れってどういう風に作れるかなーみたいな思ってて、
例えばインビテーションオンリーとかで、なんか今年は例えばサーキュラーエコノミーにこの街は興味があるから、
それ系の、例えば専門家とか、いろんな実践者とか、企業の社員さんとかにインビテーションを出して、その人たちにバッと来てもらって、温泉に入ってもらったりとか、滞在しつつ、
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なんかその過程でいろんな学びのフォーラムみたいなものがあったりとか、ディスカッションとかがあったりとか、なんか帰った後も関係性が続いたりとか、
帰った後も学びがその地域に落ちるみたいな形での、人を招く場のデザインみたいなことができたら面白そうだなーとか思ったりしました。
それは良さそうだね。相性が良かった気がした。
稀人に来てもらうための祭りみたいな形でまたできたらいいなーとは思ってます。
ということで、なんかそこらへんも今回の視察を経て、地域の人ともいろいろ話していけたらいいなーっていうのを思ってます。
皆さんもぜひ永戸山口県に行く機会があったら立ち寄ってみてください。
ぜひ。
はい、じゃあ今日、今回もありがとうございました。
グッドニュースフォーシティーズでは、毎週新しいエピソードを配信しています。次回もお楽しみに。
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