2020-04-22 22:57

【#00】 Good News for Cities、はじまります。

【#00】Good News for Cities、はじまります。 番組設立の背景や、コロナで都市はどう変わるの?といった疑問を、女子2人が話します。

◉ニュースレターの登録はこちら👇
https://goodnews4cities.substack.com/

◉おしゃべり中に紹介したリンクなど

・ガーディアンの記事:「Cities after coronavirus」コロナ以降の都市について
https://www.theguardian.com/world/2020/mar/26/life-after-coronavirus-pandemic-change-world 

・Monocleプロデュースのポッドキャスト、「The Urbanist」
https://monocle.com/radio/shows/the-urbanist/
(2020年4月9日リリースのエピソード、「In praise of our cities」がおすすめ。英語のみ。) 

・任天堂の「あつまれどうぶつの森」、香港抗議活動の新たな活動の場に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-08/Q8HL2TDWRGGM01?srnd=cojp-v2 

・「Spread Stories, not a virus」:コロナ時代、世界の様々な都市における人々の経験や日常を伝える、新興Webメディアhttps://www.spreadstoriesnotthevirus.com/ 

・「#Save Our City」プロジェクト:京都のデザイナー、松倉早星さんがスタートさせた、共同編集マガジン。コロナの影響で、SOSを出している店舗の情報をまとめていくプロジェクト
https://note.com/sbr/n/n88e2c0a9f4c9 

◉ホストプロフィール

石川由佳子(ISHIKAWA YUKAKO)
Website: http://na-tokyo.com/

杉田真理子(SUGITA MARIKO)
Website: https://www.travelingcircusofurbanism.com/

00:06
皆さん、こんにちは。プロジェクト・ディレクター、石川由加子と、
編集者・ライターの杉田真里子です。
この番組は、都市というテーマが好きで好きでしょうがない2人が、都市に関するさまざまなグッドニュースをザックバランに話す場所です。
都市をテーマに、国内外のさまざまなプロジェクトや、ブレンド、本、雑誌、スポット、音楽など、
毎回気になるテーマを1つ取り上げて、フリースタイルでおしゃべりしていきます。
今回のテーマは、コロナ時代、コロナ以降の都市についておしゃべりしていきます。
Good News for Cities。
はい、どうですか?最近元気?
元気です。今、私が東京、杉田真里子が京都ですよね。
はい、リモートで収録をしています。
2人ともポッドキャストが初めてなので、この収録を始める前の1時間ぐらい、いろんなツールを試しながら、手探りで収録している状態なんですが、
そもそもなぜポッドキャストなのかっていうところで、今コロナで私たちもずっと在宅で仕事をしていて、
もともとイベントを一緒にしたかったりとか、いろんなことをしたかったんだけれども、それが全部キャンセルになってしまって、
今できることは、リモートでできることはっていうところで、ポッドキャストにたどり着いたんだよね。
ね。
で、そのポッドキャストで、それぞれお互いある会社で一緒の同僚だった時期があって、
その時からお互いに都市っていうのをテーマに、いろいろな趣味だったりプロジェクト仕事だったりをしていた中で、いつか2人で何かやりたいねっていうのを話していた中で、
1個この夏から、ドイツのベルリンであるZKUっていう文化施設かな。
で、滞在型で都市のリサーチができる機会をもらって、行こうということでその準備をしてたんだけれども、
コロナの影響でどうなるかっていうね。
まだ渡航できるかもわからないし、一応9月から出発する予定だったんですが、
それに伴ってちょっとそのリサーチの費用とかクラウドファンディングで集めようかっていう話もしていたんですけど、
03:02
今ちょっとこのご時世の中でクラウドファンディングははばかられるなっていうので、それもできなかった。
それになっちゃったっていう経緯が。
だから遠隔の状態、東京と京都で何かできることないかなっていうところで、お互いのリサーチも兼ねて、
何かポッドキャストっていう媒体で都市についていろいろ話せる場が作りたいなと思って始めてみましたっていう感じですかね。
はい、そうですね。やっぱり初回のテーマはコロナ時代、コロナ以降の都市っていうので、
コロナの番組ではないのでずっとコロナの話だけをするわけではないんだけれども、
そもそも私たちがポッドキャストを始めるに至った経緯だったりとか、今の仕事のワークスタイルとかライフスタイル、
すべてが今コロナに汚染されているというか、コロナの話しか語れないし、
この前も話してたけど、この疫病っていうものとっていう関係性もやっぱり面白いなと思って、
一旦このテーマで初回収録してみようということで。
そうだね、もう触れざるを得ないというか、誰もまだわからないけれど、
確実に変わるなという状況には理解しているというか。
そうね、やっぱり避難のために田舎に移住している人とか、
コロナ疎開ね。
あるよね、知り合いとか実家に子供連れて帰ったりとか、
年寄りと一緒に住んだりとかもするのも結構リスクなのかなと思う。
本当にそう思う。
だから地方出身の子たちは逆に実家の家族から帰ってこないでって言われてるみたいで、
例えば地方とかだとまだ数値が少なくて、結構ある程度誰が感染したかとかが犯人探しとかバレてるみたいで、
だから東京から帰ってきたってだけで、ある種警戒されるというか、
そういうところもあるみたいで、実家の親もなかなか帰ってきてとは言えないみたいな。
なるほど、海外に住んでいて帰国することになった日本人とかもやっぱり多いみたいだけど、
それもやっぱり叩かれたりとかちょっと怖くてそういう反応とかをしちゃうのかなと思う。
でもやっぱりそんな中で私は田舎に帰る場所もないし、京都という場所、いわゆる都会ですし、
06:06
今も生活をしているし、ゆかくしも東京にいるし、私の友達もほとんどはその町、都市みたいなところに住んでて、
ロックダウンを経験していて、いろんな都市の子にいろんな話をすると結構面白いなと思って。
一昨日ぐらいに、アテネ?アテネって言うの?
ギリシャ?
アテネに住んでる友達と結婚してて、今アテネではスーパーに行くのも警察にメッセージを送って、
コードをもらってからでないとスーパーに行くか、病院とかに行けないようになってる。
いろんな経験の仕方があって面白いなと思うのと、
この前ガーディアンの記事を読んでいて、コロナ以降の都市っていうのがこれからどう変わっていくのか、
例えば交通の話とかも、今公共交通機関がガラガラで誰も乗ってなかったりとか、感染のリスクが高かったりとか、
基本に車を持ってる人たちとの格差みたいなのが生まれて、
あと住宅とかも、今みんな家にいるから劣悪な住宅環境とか、パブリックスペースなんだろう、
何メートルか距離を取って座って外で楽しめるような公園の存在とか、
そういう改めて都市のインフラとか機能とかサービスみたいなものが問われている時期だなと思っていて、
これらが19世紀に勃発してからロンドンの下水システムがかなり変わった、みたいなことを聞いて、
じゃあコロナ以降はどうなるんだろうなとか。
なんか本当にあれだよね、家とかもマジ狭いなっていう。
マジ狭い。
マジ狭くないっていう。
今家で仕事してる?
家で仕事している。
ワークばっかり。
その複数人いたりとかすると、なかなかこの都市の賃貸でずっとそこで過ごすってなかなかきついなっていうのは、
そうだよね。
感じるかな。
確かに。
家賃とかこれからどう変わっていくのかな。
だって要は今働けない人が多くいて、そうなると毎月の家賃も払えなくなるっていう風になっていった場合に、
09:00
例えば家みたいなものは最低限保証されるものになっていくのか、
家に家賃を払って住むみたいなことが本当にできるのかみたいな。
そうだよね。
あとなんかインターネット、今それこそ大学リモートワークとかの時代に移行しつつある中で、
すべてがインターネットを開始して行われてて、
そのWi-Fiがない家はどうなるのか、
インターネットは人権だ、みたいな言ってる人が。
漫画記者とかもね、そういう問題だよね、ある意味。
知ってたよね、ホームレスとかね。
あとはそういう非雇いとか、そのWi-Fiがある環境で仕事応募して、
仕事して、みたいな繰り返しの人にとっては、
家とすべてのインフラに近い機能だったわけで、
それが使えないとなると。
そうだよね。
まさになんか一昨日かな、その道を歩いてたら、
なんか救急車みたいな、似たような車が止まっていて、
でもなんかサイレンはなくて、
なんか白い車が止まってた。
そしたら、なんかマスクをつけた3人の親子とか、
なんか距離をとって、
隣のマンションの入り口に立ってて、
その車から防護服をつけた真っ白な大人の人が出てきて、
その家族のお父さんを連行してたのね。
連行っていうか、ほんと連行に近いようなイメージ。
多分そのお父さんが感染した妖精っていうものが明らかに多分あって、
そういう防護服の人に連れられて、
車に乗って、なんか音も鳴らずに去っていったんだけれども、
毎日通る道に突然の真っ白な防護服が現れると、
すごく何て言うんだろう、
何て言うんだろう、異様な感じがして、
なんか本当にここまで迫ってきているんだっていうのを、
あの姿を見て実感したというか、
なるほどね。
すごい違和感だった。
あの真っ白が何気ない日常の街にいるっていう姿が、
すごいなんか、違和感で結構恐怖だったかな。
そうだね。
さっき私のパートナーが郵便局に用があって、
1日ぶりぐらいにマスクをつけて家の外に出たんだけど、
12:03
今日と今日はすごい良い天気で、
外は本当にこう春日和で、
目の前にあって子どもとかも遊んでるようなのどかな感じなのに、
やっぱりこう何て言うの、危機感みたいなのがあって、
なんかすごいディストピアな経験だったみたいな話をしていて、
白い防具服を着た人を見たとかそういうわけではなくて、
見えるものは日常なんだけれども、
なんか全てが変わってしまったみたいな。
本当そうだね。
そうだね。
なんか警戒してるよね、すごく。
うん、そうだね。
だからこういったこう、
1年ぐらいとか何年ぐらい続くのかわかんないけど、
密集した場所で、
人と人との関係性とか、
都市のインフラのあり方とかどう変わっていくのかなっていうのがありそうだね。
自分たちが気づいてきたこういう環境ではあるんだけど、
改めてこういう状態になってみると、
正直居心地悪いなって、
都市の環境で居心地悪いなと思って、
すごく何日間かずっと家にいる中で、
本当に自然に触れたいとか、水に触れたいとか、
緑に触れたいとか、
なんか素直に思うんだけど、
それが簡単には敵わない状況がやっぱあるなと思って。
そうだね。
京都はね。
京都はね、そうなのよ。
それがいいんだよ。
なんか目の前に大物があるんだけど、
この前グルーメイトが山登りしてて、
誰にも会わなかったって言ってて、
いいな。
本当に山行きたい。
本当に。
確かに。
今、そうね、私は東京の中でも渋谷の近く辺りにいたり、
自分の家も結構東京の都心の中にあるから、
そうだよね。
なんか日本の家って長時間滞在することを前提に使う。
東京のアパートとかは。
長くいたら気が詰まるなとか思って。
なんか最近、鳥居庭、京都の町屋によくある鳥居庭って、
ちょっと細長いドマとか庭みたいなのの話を聞いて、
京都みたいな密集、それこそ町屋とかも都市の密集した中で作られた建物の形態だと思うんだけど、
密集の中でも、どの部屋にも光がちゃんと入って、庭が眺められて、
15:06
窒息させない、人を窒息させない空間だなと思って、
なんか、知恵なんだなと思う。
そこの感性がまだ生きてたんだろうね、作る人やそれを享受する人に。
そうね、そんな感じで結構暗い、やっぱコロナの話をすると暗くはなるんだけど、
なんかいいことというか、ポジティブなことを話すと、
今日の朝、ラジオを聞いていて、モノクロのラジオで、
アーバニストっていうラジオがあって、
シティラバー、都市が好きな人のためのラジオで、
結構エピソードがたくさんあって、私もよく聞いてるんだけど、
これの新しいエピソードで、
モノクロはやっぱ大きなデザインメディアだから、
世界中のいろんなところにコレスポンダーというかレポーターがいて、
彼らにコロナ時代、コロナってみんなロックダウンで、
外に出れないからこそ気づいた、あなたの街の魅力というか、
あなたの街に対してラブレターを書いてくださいみたいな感じで番組を作ってて、
ロンドンが好きで、
ミラノ、東京のマイクロレスポンダーの人たちが、
Dear London みたいな、
Dear London
私、あなたのこういうところがすごい恋しいみたいな、
ロンドンの喧騒とか、
東京だったら何だったかな、ちょっと忘れたけど、
ミラノだったらミラノのカフェ文化とか、
帰り道に買ったお花、お花買ってたお花屋さんとか、
公園、週末に行く公園とか、
あなたのこういうところが、
今改めて好きだったんだなっていうことを聞いてたみたいな、
でもなんかそれ聞いててすごいポジティブな気持ちになって、
今はもちろん無理なんだけど、
改めて、今目の前にないからこそ、
今体験できないからこそ、
気づくその街の魅力みたいなのがあるのかなと思って、
良いな。
確かに大切なものがもっと見えてくるっていうのはあるかもしれないね。
その通りだと思います。
京都でマスツーレゾルで、
これからの時期とか、本当にマスクも塗れないし、やばいよって聞いてたんですけど、
人がすごい少なくなって、落ち着いている。
なんかそういう、いいことって言っていいのか全然わかんないけど、
18:03
例えばベネチアの川、
観光客がゴンドラに乗っている有名な川があるらしくて、
川も混んでて、超汚かったんだけど、
ゴンドラがなくなったら、水がたくさんで魚が戻ってきて、
話をしてたりとか、
プラハの橋が有名な橋なんだっけ?
そこもヨーロッパのマスツーレゾルの代名詞みたいな感じになって、
人がごった返しすぎてて、そこがもう誰もいない状態になってて、
すごい美しい。
初めて見たみたいな、地元の人が行ってて。
そういうのもあるのかなと思った。
確かに。
動物が帰ってきてるっていう生態系面白いね。
人間も動物なんだけど。
やっぱりそういうものが見えなかったよね、たぶん。
この忙しい日々の中では。
そうだね。
確かに。
なんか今朝読んだニュースで、
自然にもソーシャルディスタンスが必要だったんじゃないかみたいなテーマの記事を読んでて、
どこに?
自然?
自然ね。
なんかちょっと人間の活動が収まったら、自然が戻ってくるみたいな。
さっきの魚じゃないけど、こういうのもあるのかなと思って。
二酸化炭素の量も減ったしね。
それもね。
あとなんか話すことある?
そうね。面白いなと思ったのは、
動物の森、集まれ動物、任天堂の集まれ動物の森で、
香港抗議活動のあるたな活動の場にっていう記事を読んだんだけれども、
こういうオンライン上のプラットフォームっていうのが今後、
なんか流れとしても普通にVRチャットとかいろいろ、
オンライン上の社会みたいなのが元気になってきたところで、
やっぱ若い人たちとかそういう人たちは、
こういう場所は新たな社会活動の場にしていくんだなっていうのが面白かったし、
すごい早い、動きが早いと思って。
もうあっという間にそこがそういう、
何ていうの、集会場になったりとか、何か利用する場になるっていうところで、
すごくいろいろ劇的にこの世界もオンラインの世界も、
21:01
今発展していきそうだなっていう感じがしている。
お話をしたいっていうイメージを、これからどんなことを話すかって。
どんなのがあったっけ?
なんかね、ネタを集めてたんですよね。
そうだね、オンラインの話とか。
基本的に私たち、シティラバーというか都市っていうテーマが好きなアーバニスト、
自分たちのアーバニストって言って、
気になるプロジェクトとか、気になる人とか、
ウェブサイトとかって結構あって、
いつもそれを2人のスラック上で見ようみたいな感じで交換していて、
そういったインスピレーションみたいなのを、
一つずつ丁寧に切り開いていって、
ちょっとおしゃべりするみたいな、
そういうことができたらいいねって話をした。
なので毎回こんな感じで、ちょっと最近気になることとか、
そういったトピックを取り上げて、
深掘っていけたらという感じですかね。
気になる人とかにもぜひ参加してもらって、
ちょっと緩く話すみたいなことも。
そうですね。ちょっとゲストを迎えての会など、
今後お話ししていろいろやっていきましょう。
やっていきましょう。
では今後もこの番組では、
都市をテーマに様々なおしゃべりを繰り広げていこうと思います。
次回もお楽しみに。
はい、じゃあねー。
22:57

コメント

スクロール