万博への初回訪問の感想
中川 浩孝
コミュニケーション力を究めるゴールデン・トライアングル。 仕事でコミュニケーションを扱う3人が、これまでの経験や最新の話題を語りながら、
コミュニケーションとは何かを一緒に考えていくポッドキャストです。
高木 恵子
本日は、田中さんお休みなので、私からご挨拶します。 SEからPR、コミュニケーション業界に転職して約30年、高木恵子です。
中川 浩孝
外資系企業でマーケティングを経験してきた、アメリカ在住中川浩孝です。
田中さんね、お休みなんですね、今日はね。
高木 恵子
そうなんですね、なので2人で。
2人の共通なトピックということで、とりあえず万博に2人とも行きました。
中川 浩孝
そう、万博ね。
高木 恵子
感想でも話しましょうか。
中川 浩孝
ぜひぜひ。
まず最近一番、直近行った恵子さんからちょっと感想をぜひぜひお聞かせ願えれば。
高木 恵子
まず、行ってよかったなと思いました。
ジョン・ウィリアムズのコンサート
高木 恵子
もう今、とにかく日本どこ行っても暑いから、
中川 浩孝
そうですよね。
高木 恵子
夏に大阪行ってどうなのって結構、周りからは言われたんですけど、
でも、どこもね、今東京にいても、どこに行っても暑いから、
中川 浩孝
暑いですもんね。
高木 恵子
暑いので腹をくくって、急遽ちょっと大阪に万博行こうかなって言ってみました。
中川 浩孝
本当に急に行ったんですか、突然というか何か思い立って行ったんだ。
高木 恵子
そんなに企画してるわけでもなく、ぷらっと行きまして、
で、やっぱり人いっぱい入ってましたよ。
最初の頃とかニュースであんまり集客がみたいなこと万博も言ってましたけど、
もう十分やっぱり1日15万とかね、来場者いらっしゃるみたいだから、
結構そうだな、全体的に楽しかったっていうのがもう印象なんで、
ただ、そんなにたくさんリピートはしなくても良かったけど、
でも、1回あの感じ、あの雰囲気を味わうのは、やっぱり良いだろうなっていう風に思った。
パビリオンのクオリティとテーマ
中川 浩孝
何か具体的にこういうパビリオン見て何か面白かったとかそういうのはありますか。
高木 恵子
ちょっとあんまり大きな声では言えないんですけど、特別なルートで私はいっぱい見れたんですよ。
中川 浩孝
なるほど、それは確かに大きな声では言えないですね。
高木 恵子
だからあんまり大きな声では言えないんだけど、でも当日抽選、入ったら予約できるようになるじゃないですか。
あれはとにかくチャレンジしたんですよ。
アプリ入れて空いてるパビリオンに、空いた瞬間に頑張って申し込みを入れても秒殺で負ける。
もう本当に何十回もやって秒殺で負けて、これかと思いながらでも秒殺で負けましたが、
ただ私の友達は当たりました。
すごいですよね。
で、うちの友達っていつも旅行する友達なんですけど、
クジ運があるんですよ。
びっくりするくらい。
例えばよく商店街とかどっかスーパーとかの歳末、ガラガラ抽選会とかあったりするじゃないですか。
何千円買うとこの抽選が何回できるみたいな。
ああいうのでも一等賞とか取るんですよ。
中川 浩孝
すごいですね。
高木 恵子
なんかね、その代わりに宝くじはまだ大きなのは当たってないんだけど、
でも宝くじも、例えば1万円とか10万円とか、一番低い当選金額じゃなくてまあまあなものが当たる。
なんかね、すごいクジ運のある友達で、今回も当たりました。
だからそこはなんか、やっぱりクジ運があるねっていう再確認ができたのと、
全体的にパビリオン、いろいろ各国のパビリオンとかの雰囲気とか見れて、
すごい、私実は愛知万博2005年の時は仕事をしてたんで、
今もちょっと今回の関西、大阪関西万博もちょっと仕事してるんですけど、
全然、やっぱりね、20年前と今だとこのパビリオンのクオリティが違う。
中川 浩孝
そうですね。
高木 恵子
見せるもの、そのショーとして見せるものとしてのクオリティがすごくみんな良かったし、
ちゃんとなんか国のカラーが出てた気がした。
とっても。
中川 浩孝
私は4月に行っているんですけど、私が比較しているのって、
筑波万博なんですよ。筑波科学万博なんですよ。
高木 恵子
すごい、ほんと子供の頃だ。
中川 浩孝
私の子供の頃にやっていたやつで、
すごい私、千葉に当時住んでいたので、茨城でそこそこ近かったんですよ。
で、私1人とかでも行ったりとかしたり、何回か友達ととか行っているし、結構10回くらい行ったんですよ、当時は。
なので万博は結構ハマってたんですね、当時。
それとの比較に私の場合はなるんですけど、
科学万博の時って近未来っていうか、
今から考えるともうちょっと先のことを見越してたと思うんですけど、
今改めてそこに立ち戻って見てみると、
じゃあ今その未来が来てるかっていうとそこまでは来ていなくて、
なんていうんですかね、私たちが子供の頃の未来って、
ロケットとかが飛んでいて空中に自動車が飛んでいる、
走ってるみたいな世界がやってくるんじゃないかっていう期待というかそういうのがあったから、
そこに未来っていうのが照準が合ってたような気がするんですけど、
実際にここまで来てそこから40年経ってみると、
全然違う意味でいろいろもちろん進化してるんですけど、
ちょっとそういう未来とは違う未来になっていて、
もっと本当に地に足ついているというか、
環境の問題であったりとか、
本当に昔の未来とはちょっと違う未来がやってきたなっていう感じがすごい感じて、
当時はちょうど3Dの画像とかが結構まだ新しいというか、
変更眼鏡みたいなのをかけて3D画像が見れるみたいな、
映像が見られるみたいなのが未来だみたいな感じだったんですけど、
そんなの今や当たり前になっちゃったし、
下手したら変更眼鏡みたいなのしなくても3Dみたいなものができるようになったりとかしていて、
そういうのがやっぱりちょっと違う方向にいったんだけれど、
これが未来だったんだなっていうか、
40年前のそこと比べたときに、
もちろん自分がその40年間生きてきてしまったからなんですけど、
すごく自然な形で未来になってたんだなっていう、
そういう感じというか、それを感じられたのがすごく面白くて、
そういう意味では今回見せていたいろんなパビリオンで見たものっていうのは、
ここからまた先50年とか100年とかっていう話ではなくて、
もっとすごく身近なところの話がすごく多かったなっていう感じが今回して、
そしてしかもアートとか、
そういう方向にすごい振っているなっていう感じが私はして、
飲食とリピート訪問について
中川 浩孝
前は科学、科学、もちろん科学万博っていうあれはね、
特殊な万博だったっていうのがあるんですけど、
もっとアートであったりとか生活であったりとか、
すごい身近なところの話にいろんな話が展開されているところが、
私はすごい面白いなと思って、
NTTのパビリオンに行ったりとか、電力館とか、
私結構入れたんですけど、
そういうのも結構すごい身近な感じというか、
そういうところが面白いなっていうふうに、
私は今回感じましたね。
高木 恵子
ちょっと先ぐらいな感じですよね。
中川 浩孝
そう、ちょっと先ぐらいになったんですよね。
高木 恵子
ちょっと先ぐらいな感じですよね。
中川 浩孝
全く手が届かないんじゃなくて、
そこへの基礎技術みたいのはできていて、
そこからこういうのができるかもしれませんね、
っていう未来が開けているというか、
そういう感じがしましたね、すごく。
高木 恵子
今回は万博自体のテーマが、
やっぱりサステナビリティというか、
持続可能性の社会っていうところだから、
そこはみんなきちんと考えて見せてましたよね。
中川 浩孝
そう、そうだと思います、すごく。
高木 恵子
すごくそれは、だから変な話、先進国も、
ちょっと発展途上国でも、
その国からではのサステナビリティ、
持続可能性の社会に向けてっていうのを、
すごいきちんと表現ができてて、
そういうののクオリティがすごい、
ちゃんと国のカラーが出てて。
中川 浩孝
そうですね、私もすごいそういう各国のパビリオンが
面白いなってやっぱり思いました。
なんかすごい各国の本当に色が、
カラーがすごく出てるなっていうふうに
思いましたね。
アメリカとか、相変わらずアメリカは
ロケットとか映ってましたけど、
そういう意味ではフランスはやっぱり
ルイヴィトンであったりとか、
彼らの持っている歴史であったりとか、
文化みたいなものがすごい強調されてたし、
ドイツはテクノロジーをすごい使った
ロボットみたいなのが一緒に、
そういうものと一緒に
中を歩くみたいなものがあったりとか、
すごくほんと各国ごとの
らしさがすごく出てたなっていうのは
確かに思いましたね。
高木 恵子
ね、そうですよね。
ただびっくりしたのはやっぱり、
飲食の値段が
べらぼうにっていうのが、
みんなから話は聞いてたけど、
ほんとびっくりしちゃった。
もう千円以下じゃ何も食べれないみたい。
食べれるけど、
全然なんか、
大阪なのに、みたいな。
これで700円、800円、みたいな。
中川 浩孝
それはありましたね。
高木 恵子
ビールだって、
例えばベルギーとか、
そういうドイツとか、
そういうところのパビリオンで、
そこのドイツビールとか、
ベルギービール飲むと、
一杯千円以上じゃないですか。
それもびっくりしたし、
普通のフードコートみたいな、
食べれる飲食のとこでも、
もうなんか800円とか700円とか、
中川 浩孝
普通に千円くらいしてましたもんね。
高木 恵子
びっくりですよね。
すっごい高かったし、
中川 浩孝
確かに確かに。
高木 恵子
もうお昼とか、
ちょっとちゃんとご飯を食べようとすると、
1500円、2000円が当たり前。
だから、わーっと思って。
で、量はね、量はって言うと、
こんなちっちゃかったみたいな。
中川 浩孝
まあそうですね。
まあそこはちょっとご愛嬌というか、
しょうがないかなというのはありますけど、
でも全体的にはね、
なんか私もすごい楽しかったので、
いろんな人にすごい楽しかった話を私もして、
高木 恵子
そうそうそうそう。
私もしようと思って。
中川 浩孝
まだね。
高木 恵子
結構楽しかった。
中川 浩孝
あと何か3ヶ月くらいですかね。
高木 恵子
あとまだ10月の半ばまで、
だからこれからまた混むのかなと思うけど、
でも、なんか8月は、
大阪のテレビが言ってたけど、
やっぱり暑いじゃないですか。
それで、そのトワイライトチケットっていう、
5時かな、なんか夕方から入れるチケット、
あれがすごい人気なんですって。
中川 浩孝
でもそうでしょうね、確かにね。
ちょっと涼しくなって。
高木 恵子
それで、やっぱりもう何回もリピートする人は、
逆にそこの時間帯に来たりとか、
逆に夜のドローンショーとか、
中川 浩孝
ショーとかね、確かに。
高木 恵子
そういうのを見て、
あとちょこちょこって見れなかったパビリオンを、
入れるときに入ってみるみたいな感じで、
結構楽しんでる、
何回も大阪在住の人で来てる人たちってのは、
トワイライトチケットを使って来てるみたいな。
中川 浩孝
私もだから行ったのが、
多分2週目くらいだったんですけど、
開幕後2週間目くらいだったんですけど、
そのときでもすでに地元の人は、
すごい何回も来てるっぽくて、
スタンプラリーみたいなの、
すごいやってる人がたくさんいたので、
地元の人はすごいなと思って、
あれですね、大阪の人って、
もちろん東京でもそういうのあるのかもしれませんけど、
ユニバーサルスタジオとかも、
すごいリピートで行く人とかいたりとか、
結構楽しいと思うと、
リピートで行く人が多いのかなと思って、
すごい面白いなとちょっと思ったりしました。
高木 恵子
そうかもね。
そうなのかもしれない。
で、実は私、ユニバーサルスタジオも行った。
せっかくだから。
中川 浩孝
せっかくだからね。
高木 恵子
大阪行ったから、
せっかくだから行ってみて、
面白かった。
そっちも面白かった。
そっちも面白かった。
でも結局、
有名な、みんなの人気のあるキャラクターの、
パビリオンというか、
アトラクションが全部あるから、
どれも楽しいよね。
だって人気のあるものばかりだから。
だから、
ハリーポッターだとか、
ジョーズだとか、
みんなが知ってる、
みんなが好きな、
キャラクターのアトラクションだから。
でもそれこそ、
USJは1回でいいかなって私は。
中川 浩孝
あ、そうですか。
関西万博の客層と特徴
高木 恵子
USJの方はそう思ったかな、やっぱり。
中川 浩孝
えー、なるほどね。
高木 恵子
大体、
自分が好きなキャラクターの、
アトラクションの全部言って、
行けちゃったから、1日で。
中川 浩孝
すごいすごい。
高木 恵子
だから、もういいかなっていう、
感じはしたかな。
中川 浩孝
なんかでも、色々どんどん、
変わっているというか、
常に変化をしているみたいですから。
高木 恵子
ね、そうね、そうそう。
ただ、やっぱUSJと、
万博の客層がすごく違った。
中川 浩孝
あー、それは面白い視点ですよね。
高木 恵子
USJは、
とにかく中国語の声が、
いっぱい聞こえた。
中川 浩孝
あー、そうなんだ。
高木 恵子
中国語と日本語、
あんまり英語を聞かなかった。
で、もちろん、万博はもうね、
世界各国の人たちが、
当然いらっしゃってたから、
もっとこう、
グローバルな感じがしたんだけど、
たまたまその日だったのか、
わからないけど、
結構やっぱり、
アジア系だな。
中川 浩孝
面白い。
ジョン・ウィリアムスのコンサート体験
中川 浩孝
アジア人好きなんですよね、やっぱりね。
高木 恵子
そうですよね。
中川 浩孝
ディズニーも。
高木 恵子
とにかく写真ですよね。
USJではもう、
めちゃくちゃ写真撮ってた、みんな。
中川 浩孝
あー、そうですか。
高木 恵子
すんごいその、
自分の好きなね、
キャラクターのアトラクションのところも、
撮りまくりで、
ちゃんとその写真スポット、
映えするようなもう、
設定が万博以上に
USJはあるから。
中川 浩孝
そうですね、確かにね。
高木 恵子
そこでバンバン撮ってましたね。
すごいなーと思いながら。
中川 浩孝
面白い。
今でもすごいいいフリをしていただいたんですけど、
ジョーズっていう話が出たので、
ちょっと関係するんですけど、
私この間の週末にですね、
ジョン・ウィリアムズっていう作曲家、
映画の作曲家として、
映画の曲として有名なのが
すごいたくさんある
作曲家の人がいますけれども、
彼が指揮をやっていた
ボストンポップスっていう
オーケストラのコンサートが毎年あって、
その人たちが
ジョン・ウィリアムズの曲を演奏するっていう
コンサートを毎年やっていて、
タングルウッドっていう
マサチューセッツ州の西の方にある、
野外にある、
ホールであったりとか、
野外のコンサート会場であったりとか、
そういうのがいろいろ集まっている
公園みたいなところがあるんですけど、
そこで毎年やっていて、
去年も実は行ったんですけれど、
今年もチケットが取れたので行ってきたんですね。
ジョン・ウィリアムズの曲、
ちょっと
言っただけでも、ジョーズもそうだし、
スター・ウォーズもそうだし、
インディ・ジョーンズとかもそうだし、
ETもそうだし、
絶対聞いたことがあるような曲ばっかり
彼は作っていて、
その中から旧例として、いくつかもちろん全部
全曲できるわけじゃないので、選んで
演奏してたんですけれども、
その時にも
言っていて、
指揮の方がお話をしていたのが、
スピルバーグが、
彼が、
ジョン・ウィリアムズが何かの
ライフアチービングアワードみたいなのを何かで取ったときに、
言っていた言葉を
引用してお話をしていたんですけれども、
要はジョン・ウィリアムズがいなかったら、
自転車は空を飛んでいないし、
これはスティーブン・スピルバーグが言ったんですけど、
自転車は空を飛んでいないし、
クイニッチの試合、
ハリーポッターの試合で
ホウキが飛ぶこともないし、
赤いマントをまとった男は
空も飛べない、フォースは存在しないし、
恐竜は地上を歩いていない、
みたいな話をすごいしていて、
最大級の音楽が
映画に対するというか、
心を動かす非常に大切な
ファクターだよというところを
強調していて、
今言ったのはまさにハリーポッターであったりとか、
ETであったりとか、
赤いマントだからスーパーマンであったりとか、
もちろんスター・ウォーズですね。
フォースだからスター・ウォーズであったりとか、
ジュラシック・パークもやってるから、
恐竜は地上を歩いていないとか、
本当に彼の音楽のおかげで、
映画にもっと説得力ができるというか、
お客さんにもっと感動を与えられる
っていう話をしていて、
本当にそうだなと思って、
音楽と映画の関係
中川 浩孝
帰ってきて、
スピルバーグのスピーチをYouTubeで見つけたので、
ちょっと見てたんですよ。
その時に実際にスピルバーグが
ジョン・ウィリアムズに渡す映像として、
ETの有名な自転車が
ふわっと浮かび上がるところのシーンの
音が入っていないというか、
全く音楽がついていない画像が
まず出て、
ジョンには私はこういう状態で渡すんです、
みたいな話をしていて、
彼と話して、
どこに音楽を入れて、
どこに音楽を入れないかというのも
すごく大切だよという話とか、
それで最後の完成品として
音楽が入って、
自転車がふわっと浮き上がる、
やっぱりそれを見ると、
最初の音楽が
入っていないのを見た時には別に
見たことあるシーンだねって思うんですけれど、
音楽が入ったのを見ると、
ちょっとこう、
涙は出ないけれど、
心が動かされる感じがすごいあるんですよね。
やっぱり
これだけ
音以外のもちろん
言葉も入っているし、
映像もあるし、
映像だってすごいお金をかけて
クリエイターの人たちが作りたいものを作っていて、
見せたいものを
すごい詰め込んだ
情報なはずなのに、
それに音楽が乗ることによってこんなにも
人の心が動く、
動き方が変わるっていうのを見た時に、
コミュニケーションのいつも話をしていて、
言葉だけでは、
字面だけでは伝わらないことが、
実際に喋ったことによって
伝わるっていうのがありますけど、
さらにそこに音楽とか
違う情報が乗っかってくることによって、
さらにコミュニケーションの質が
上がるというか、
質というか、
情報量がさらに増えるからっていうのはもちろんあると思うんですけど、
それだけじゃなくて、やっぱり
心の中を動かす何かがあるんだな
っていうのをすごい感じたので、
コミュニケーションの
いつも話をしている中で、
もちろん私たちの場合は、
自分とか人っていうところで
何ができるかっていうのをいつも話しますけれど、
もっと他の
要素もたくさんあるし、そういうのを活用すると
もっといろんなことが伝わるのかもしれないな
っていうのは、
コンサートを見ていて、
ちょっと感じましたね、今回ね。
高木 恵子
そうですよね。
なんだっけ、
よくどっかのスーパーとかで、
お肉売り場とか、
どっかの売り場で、
カセットテープで
独自の音楽を
鳴らしていると、
どんどん
売り場の物が
よく売れるっていうの。
ニュースからちょこちょこやってるじゃないですか。
効果でしょうね。
やっぱり、スーパーとかは
ほぼ毎日とかね、
週に何回も来る
方たちの
習慣づけるっていう、
そうですよね。
視覚に入るものと、
やっぱり、
視聴覚ですよね。
視聴覚での
インパクトってすごく、
よく田中さんも言ってる
非言語ですよね。
本当にそう思います。
7対3っていうくらい、
7割やっぱり
コミュニケーションの影響力があるっていう、
そこでしょうね、やっぱり
コミュニケーションの中、
視聴覚だと思ったのは。
中川 浩孝
それが、
記憶にさらに深く
定着するんですよね。
言葉だけだと多分覚えてないとか、
シーンとしても下手したら覚えていないのに、
そのシーンを見て、
音楽と一緒に合わせると、
全体のストーリーが見えてくるっていうか、
それがすごいなと思って、
情報だけじゃないんだけれど、
音楽っていう、
特にメディアのせいなのかも
しれませんけれど、
より記憶が呼び戻されるというか、
よく匂いとかを
嗅ぐと、
昔のことを思い出したりすることもあるじゃないですか。
だから、
視聴覚すごい大切なんですけど、
なんだろう、
さらにプラスアルファというか、
加わるとさらに、
記憶が
書き戻ってくるとか、
それってすごい、
よく脳ってすごいなって、
思っちゃったりしますよね。
高木 恵子
そうですよね。
それこそ、
この前、脳科学の研究をしてる、
先生の事務所に、
お伺いしたことがあって、
エレベーターのドアを
開けた瞬間に、
匂いがすごかったんですよ。
たぶん、アロマをたかれてたと思うんですけど、
私はすごく好きな、
ちょっと柑橘系の、
すごくいい匂いで、
エレベーターのドアを、
そんなに大きな、
オフィスビルっていうところではなくて、
マンションの一室のところを
オフィスにしてるっていう、
ところだったんですけど、
だから、エレベーターを開けた瞬間に、
目の前が、
先生の事務所だったんで、
ドア、
エレベーターを開けて、
ドアまで、2、3歩のところに、
ドアがあるんだけど、
ドアの外から、
アロマの匂いが、
ふわーんときて、
私、結構、
匂いフェチじゃないですか、
匂いのことがよくわかるから、
実は、
そのフロアにつくくらいの、
エレベーターの中から匂いがわかって、
開けた瞬間で、
まさに、ぼーっときて、
さらに、
先生のオフィスのドアを開けるところで、
もう完全に、
お部屋の中は、全部その匂いっていう。
で、やっぱり、
脳科学を研究してる先生だから、
おっしゃってたのは、
やっぱり、
自分の匂いっていうのを、
印象づけることも、
一つなんです。
そう、だから、
ありますよね。
香水も一つそうなのかもしれないけど、
結局、そのオフィスで、
だから、もう何回か通ったんですけど、
そのオフィスでは、
だから、必ず同じ匂い、
アロマが焚かれてる。
ってなると、もう、
印象ができますよね。
中川 浩孝
いや、ほんとそうだと思います。
やっぱり、なんかね、
昔、好きだった人がつけてた香水の、
なんかイメージとか、
そういうのってあったりするじゃないですか。
高木 恵子
確かに、匂いがね。
中川 浩孝
また、街とかで、
違う人がしてるとかすると、
この匂い覚えてるぞ、みたいなのがちょっとあったりとか。
高木 恵子
歌にある、歌にある。
中川 浩孝
ほんとに、そういう記憶に、
訴えかけるところがすごいありますから、
でも、その人の、
イメージというか、
作りとか、ブランドというか、
そういうのにもなってるんでしょうね。
高木 恵子
だから、やっぱり、
脳科学を研究されてる先生だったから、
確実に、
脳の周波数に出てくるらしいですよね。
やっぱり、匂いもね。
中川 浩孝
なるほどね。
高木 恵子
だから、音とか匂いとかっていうのって、
きちんと、脳で、
反応するみたいですよね。
中川 浩孝
そっか、そっか。
やっぱり、そうなんですね。
高木 恵子
だから、やっぱりそこの、
いろいろ研究してると、
このコミュニケーションに、
絶対結びついてくる、
ものなんだろうなって、
すごい思いましたね。
中川 浩孝
でも、第一印象とかって、
人の話し方とか、
見た目とかだけじゃなくて、
匂いって、すごい第一印象で、
大切ですし、
コミュニケーションの第一歩という意味では、
すごい大切ですもんね。匂いもね。
高木 恵子
そうですよね。
でも、音楽もそう。
だから、私も音楽は、
残りますよね。
この時に聴いた音楽とか。
中川 浩孝
そう、思い出すんですよね。やっぱりその音楽を聴くとね。
高木 恵子
音楽っていうのも、
印象に、
言葉とか文字よりも、
やっぱり音楽とか、
私の場合は音楽とか、
匂いの方が残るかもしれない。
中川 浩孝
でも、私もそんな気がだから、
改めて今回の
コンサートも聴いて、
コンサート聴いていたらだって、
何の曲ですよって言われなかったとしても、
やっぱり場面とか、
目に浮かぶというか、
それってすごいことですよね。
言葉で話していないのに、
映像が、それこそ映像化できるっていう。
いつものね、
視覚化できるかとか、
イマジネーションというか、
できるかどうかっていうのが、
音楽でそんなのが引き出されるんだなと思って、
やっぱり改めて。
高木 恵子
そうそう、
そういう話を今、
ヒロさんとしてて、
なんとなく思ったのは、
この5年以内ぐらいで、
音楽とアニメのシナジー
高木 恵子
すごく人気になった
日本のアーティストって、
実はみんな、
映画とか、
アニメの主題歌作ってません?
中川 浩孝
たしかに、ずっとそうですよね、結構。
高木 恵子
なんかさ、
ボンとヒットした後に、
新曲っていうと、
全部映画の音楽とか、
アニメの主題歌とか、
が新曲になって、
る気がするな、なんか。
名前出しちゃ申し訳ないけど、
米津さんとかさ、
米津さん、ヒゲダン
Ado さんとか、
最近のすごい、
急にワーって
来た人たちって、
必ず、
ね、その、
曲を作ってる。
それでまただから、
コンテンツと曲で、
さらにね、また認知が上がるみたいな。
中川 浩孝
本当にね、それはね、
田中さんも言ってましたけど、
アニメが今世界を席巻している中で、
音楽もJ-POPが
広がっているっていうのはあって、
で、ただ、私この間、
エイトジャムっていうテレビ番組
大好きなんですけど、
高木 恵子
あたしも、あたしも。
中川 浩孝
エイトジャムで言っていたのは、
日本のアニメに今海外のアーティストが
曲を提供し始めているっていう話をしていて、
それだけ、
それだけでもアニメ、
アニメーションが世界に与える影響が、
やっぱり大きくなっているし、
むしろ皆さん、
作りたいっていう、
作りたいと思ってもらえるような
メディアになってきているっていうのが、
やっぱり、それは日本として、
日本の誇るべき
カルチャーの一つだと思うので、
なんかやっぱりね、
日本の、今まであまりうまくなかった
メディアをうまく使って、
世界に進出していくというか、
そういったときに、
アニメっていうのはすごい力を持っているなっていうのはありますね。
高木 恵子
そうですよね、確かに。
アニメと万博の関係
高木 恵子
万博にも結構アニメ、
各パビリオンでアニメ、
ちょこちょこ出てたの知ってます?
なんか、一番私楽しかったのが、
スイス、スイスパビリオンで、
それこそ、
なんか、ハイジとクレアを探せみたいな感じで、
中川 浩孝
クララ?
高木 恵子
クララ、クララ、そう。
で、なんかこう、
入り口のところに、
ほんとスイスならではの、
光景がちょっと、
絵までいかないのかな?
でもちょっとアートになってて、
その中に、
ハイジとクララが、
6カ所にいますみたいな感じで、
で、なんかこう、
子供たち探してたりとか、
でも、
スイスはやっぱハイジ、
もともとが、
もともとは、だからスイス、
宮崎駿先生が、
カルピス日曜劇場に、
描き起こしっていうのを、
だから、ハイジっていう物語は、
スイスにもあったんですって。
で、宮崎駿先生が、
我々が知ってる、
ハイジとクララの絵を描いて、
日曜日の、
あれですよね、
サザエさんの前の時間から、
日曜日のカルピス劇場で、
ハイジ見ませんでした?
フランダースの犬とか。
中川 浩孝
私は再放送は見た記憶があるんですけど、
たぶん、ライブでは見てない、
分からないくらいの年だったような気がします。
でも、再放送では何度も何度も、
もちろん見てます。
高木 恵子
フランダースの犬とか、ハイジとかって、
宮崎駿先生なんだよね、
あの絵は。
だったと思う、確か。
で、もともとは、だからハイジは、
スイスにある、
子供の童話というか、
お話で、
っていうので、
スイス館の入り口には、ハイジとクララが。
中川 浩孝
でも確かに日本館は
ドラえもんとか、
キティちゃんとかもちろんいたりとかしましたからね。
やっぱり日本を代表する、
アニメーションキャラクターとして出ていたりとか
しましたからね。
高木 恵子
そうそう。
だからね、これからちょっと、
実はアニメをバカにできないですよね。
中川 浩孝
アニメは本当もう、
最先端ですよね、やっぱり。
ある意味。
やっぱり昔から、漫画とかは、
子供のものっていうイメージが、
どこの国も昔はあったんだけれど、
アメリカも今は、
大人向けアニメみたいな、
ジャンルもあったりとかするし、
日本の場合は、
あんまり別に大人向けですよ、
っていうふうに作ってるわけではないのに、
子供にも受けられるし、大人でも見られる、
っていうようなアニメが、
日本はすごく多い気がしますけれど、
日本のアニメの、
なんていうんだろう、
アート性というか、
突拍子もない設定で、
あったりとか、
そういうのがやっぱり、
頭抜けているというか、
他の国のアメリカで、
カートゥーンネットワークとか見たりしても、
やっぱり全然、
なんていうのかな、
高木 恵子
ストーリーが違うんだ。
中川 浩孝
発展していった方向が、
全然違うなっていう感じが、
すごくしますね。
アメリカのカートゥーンネットワークを見ていると、
社会風刺っていうか、
現実世界に基づいた感じが、
多いんですよね、どっちかっていうと。
私の感覚かもしれませんけれども、
それと比べると、
日本のアニメって、
世界観がもう、
今の私たちの世界とは全く違う、
世界線の中の話とか、
全然違う世界、
宇宙であったりとかの話が、
多いような気がするんですよね。
時代も含めて。
そこが、やっぱり、
日本のアニメすごいなっていうのは、
なんか、
ハリウッドの映画のSFであったりとか、
全然、
今とは全くつながっていないような世界を、
見せる世界が、
日本ではアニメとして、
アニメですごくそういう世界が、
表現されてるなっていう感じがするので、
そこがやっぱり、
世界で受けてる理由なのかなっていう気は。
ハリウッドの映画が世界で受けるのと、
ちょっと似てるのかもしれないなって思ったりしますね。
アニメの世界的影響
高木 恵子
確かに、確かに。
あと、
アニメの力で言えば、
スポーツですよね。
私たちの世代っていうと、
またあれかもしれないけど、
巨人の星があって、
やっぱり子供の頃って、
基本野球だったじゃないですか。
中川 浩孝
確かに、確かに。
高木 恵子
それから、
サッカーですね。
中川 浩孝
翼がありましたからね。
高木 恵子
キャプテン翼でサッカーがあってなって、
そのぐらいでいたときに、
結局最近って、
バスケとかバレーとか、
あと水泳、
それから最近は、
フィギュアスケートなんだと。
そこで、
アニメが急に、
また人気になって、
逆にそのアニメを見て、
また子供たちが、
中川 浩孝
影響を受けますからね、やっぱりね。
高木 恵子
バレーなんか、
ほんとそうですよね、あと。
今すごいんですよ、バレー人気が。
知ってます?
中川 浩孝
知らないです。
高木 恵子
今、日本がまた強くなってきてる。
中川 浩孝
確かに。
高木 恵子
スター選手も、
女子も男子も、
何人も出てきてるって、
強いから、
バレー人気って、今すごくって。
中川 浩孝
そうか。
高木 恵子
アニメとして、
ハイキューとかね。
中川 浩孝
確かにありますもんね。
高木 恵子
それでまた、相乗効果で、
今、バレーがほんとにすごい人気ですよ。
中川 浩孝
そうか。
高木 恵子
そうなのよ。
強くなったっていうのもあるんだけど、
だからもう、
アニメと、
実社会っていう、
ちょっとリンクが、
全部当たらずしも、
遠からず的な感じで、
両方相まって
人気になってる。
中川 浩孝
でも、そういうスポーツの、
振興しようとしている団体の人たちは、
いいアニメーションを作るっていうのが、
もしかしたら、長い目で見ると、
いい広告というか。
高木 恵子
かもしれないし、
まさに昨日、
マツコの知らない世界、
テレビあるじゃないですか。
中川 浩孝
大好き。
高木 恵子
昨日の特集が、
聖地巡礼の。
中川 浩孝
アニメの聖地巡礼の世界でしたよね。
高木 恵子
だからやっぱり、
アニメの中で、
登場してきた、
場所に、
旅行者が来るわけじゃないですか。
今、海外から、
アニメなんか、海外の人も見るから。
中川 浩孝
ですよ。
高木 恵子
秋田のどこどことか、
全部地方でも、
ものすごい人気、
ものすごい観光客が、
やっぱり訪れるらしいから、
中川 浩孝
そうですよね。
高木 恵子
アニメ効果っていうのも、
すごいんだなっていうのを、
昨日、
テレビも見てて思いましたよ。
中川 浩孝
なるほど。
高木 恵子
コミュニケーションだけじゃなくて、
それこそ、
楽しみ方とか、
ビジネスの仕方が、
これからどんどん変わっていくような、
気がしてきますよね。
中川 浩孝
確かに。
高木 恵子
今までと同じような、
プロモーションとか、
仕掛けじゃなくて、
もっと、
グローバル全体で、
ユーザーを獲得できるような、
いろんなアプローチが、
逆に考えていかないと、
日本も行けないのかなとかね。
中川 浩孝
そうですね、確かに。
高木 恵子
だって、韓国のK-POPがそうじゃないですか、
みんなね、
全てグローバルで、
ファンを獲得するために、
っていう戦略がK-POPでしたもんね。
中川 浩孝
そうですね、確かに。
高木 恵子
やっぱり、英語がみんな、
しゃべれたり、
海外受けできるような形で、
アーティストを育成してたわけですからね。
中川 浩孝
そうですね、確かにね。
高木 恵子
だから、そこは一早く、
日本よりもね、
K-POPがやっぱ世界で、
すごい台頭したっていうのは、
そういう戦略をしていかないと、
大きなユーザー数を取れないのかな、
っていうのが、
だんだん見えてきているような気がする。
中川 浩孝
面白いですよね。
でも、私は逆の話も聞いていて、
イカゲームを作った、
ネットフリックスの、
韓国の、
アジアの地域のトップなんだと思うんですけど、
韓国の人だったと思うんですけど、
世界を見すぎちゃうと、
面白いものがむしろできないっていう。
韓国でやっぱり、
受けるかどうかっていうのを、
まず作る。
みんなが、
八方美人みたいな感じじゃないんですけど、
みんなに受けようとすると、
受けなくなっちゃうので、
そこに刺さるっていうところを作ると、
それがむしろ、
ブームというか、ムーブメントみたいな形になるみたいな。
だからイカゲームは、
超韓国に完全に振ってるわけですよね。
ゲームとかも別に、
ローカルでしか分からないようなゲームだし、
すごくバックグラウンドになっている話も、
韓国のすごい問題であったりとかを、
すごく
フィーチャーしていると思うんですけど、
やっぱりそこで、
世界のことを見ちゃうと、
これはやっぱりもう少し世界の人に分かりやすく作った方がいいんじゃないのか、
っていう発想になりがちだけど、
そうじゃなくて、
まず韓国人に愛されるというか、
ハマるみたいなものを
作らないとダメなんだよっていう話を
されているインタビューを見たことがあって、
それはすごく面白いなと思って。
だから多分、
日本から発信していくものも、
世界をあまりにも意識してしまうと、
今度はまた違う、
違う方向に行ってしまうというか、
やっぱり鬼滅の刃とかもまさにそうだし、
呪術回戦とかもそうだと思うんですけど、
日本の歴史的なこととか、
背景とかがある程度
分かっている方がさらに面白いわけじゃないですか。
そこにやっぱり、
あまり世界のことを考えすぎちゃうと、
むしろ良くないというか、
それが後で、
好きな人は、
さっき言って、
けいこさんが言ってたみたいに、
世界から、
秋田だろうが、
どこだろうが行くわけじゃないですか。
だからむしろ、
謎というか、分からないことというか、
日本人にしか分からないようなことを、
むしろたくさん散りばめておくことによって、
はまった人がむしろ来るっていう、
興味を持って来るっていう、
そういう時代がやってきているのかな、
というのがあったので、
そこはすごい、
K-POPのやり方と、
まさに逆だなと思って、
すごい面白いなと思ったんですよね。
高木 恵子
確かに。
最近、だって鬼滅も、
鬼滅はあれじゃないか、
鬼滅はあれじゃないか、
日本映画も字幕で、
だから、
吹き替えという感じ、
吹き替えとか、
英語用にリメイクみたいにするんじゃなくて、
日本語の、
日本のコンテンツのまんま、
要は、我々が洋画を見るみたいに、
日本の映画を、
中川 浩孝
字幕がついたものを見る。
高木 恵子
そういう風になるんでしょう。
なってるのも増えてきた。
そういうのは、
ありになってほしいなと。
中川 浩孝
本当そうですね。
それに慣れてきたっていう、
ここ数年で特に、
世界の人々が、
自分の言語じゃない言葉のコンテンツを、
字幕で見るっていう、
日本人は前からやっていたんだけど、
それこそ英語中心の人には、
全然そういうことはなかったと思うので、
そういうことにも慣れてきた。
彼らが。
面白い現象が起きている、
一つのバックグラウンドとしてあるのは、
高木 恵子
そうですよね。
中川 浩孝
やっぱりそれはね、
家で映画を見るようになって、
テレビもそうですけれども、
映画的なコンテンツを、
家で見るっていうことが増えたっていうのは、
すごい大きいと思うんですよね。
字幕とかってやっぱり、ちゃんと見てないと、
見逃しちゃうと、
ダメじゃないですか。
映画館だったら、もちろんそういう風に、
慣れる、いくんだけど、
家で見てると逆に、ちょっと見逃したったって時に、
止めたりとか、
見逃しちゃいそうだったら、一回一時停止して、
後で見ようか、そういうこともできるようになったわけじゃないですか。
そういう、
フレキシビリティが上がったことも、
そういう字幕に対して、
少しハードルが下がった理由の、
一つなのかもしれないですね、確かに。
高木 恵子
そうだよね。
確かに。
なんかそれでね、日本語を勉強始めている、
外国人も増えているみたいですね。
中川 浩孝
アニメが、でも本当、
アニメが字幕なしというか、
オリジナルの音で聞きたいから、
日本語を勉強しているっていう人、
たくさんいますからね。
それはすごいことですよ。
高木 恵子
それはありがたいし、
なんか新しい、
コミュニケーションの仕方が、
これから、
中川 浩孝
いや、本当ですね。
高木 恵子
どんどん進むような気がして、
中川 浩孝
そうですね。
高木 恵子
ちょっと私たちも、
置いていかれないようにしなきゃな、なんて。
中川 浩孝
それ言ったら、私は、
小学校は言わないけど、
中学校くらいのときに、
海外のドラマにはまったせいで、
英語に興味を持ったんですよ。
高木 恵子
ああ、そうか。
中川 浩孝
だから、それの先駆けっていうか、
私の場合は30年以上ですから、
前ですけど、
40年くらい前なのかな、になりますけど、
昔の方が今よりも、
海外のドラマ、日本ですごい、
深夜とかすごいやってたんですよね。
高木 恵子
確かに。
中川 浩孝
なので、それに興味を持って、
もちろん、
吹き替えで、テレビだから吹き替えでやってたんですけど、
でも、やっぱりちょっとオリジナルの声が、
役者さんの声、どんな声なんだろうとか、
そういうのに興味があって、
高木 恵子
なるほど、そうなんだ。
中川 浩孝
本当にわかんないけど、
っていうところから、私の英語への興味は
スタートしてるんですよね、もともと。
高木 恵子
私はね、音楽だった、
そういう意味で言うと英語を。
音楽もありますよね、確かに。
なんだっけ、小林克也さんがやってた、
なんとかUSAで。
中川 浩孝
ベストヒット、ベストヒット、USA。
高木 恵子
あれが大好きで。
そうですよね、あれが大好きで。
で、私は、
私のきっかけは、
だから、それで、ブライアン・アダムスが大好きで、
で、もう、
ブライアン・アダムスに会ったときに、
英語でちゃんと話そうと思って、
英語を勉強した。
中川 浩孝
いや、でも、それはわかります。
そういうなんか、目標というかね、
モチベーションがね。
高木 恵子
そう、そう。
中川 浩孝
だから、一緒ですよね。
だから、アニメで、自分でやっぱり、
言葉がわかるようになるために、
日本語を勉強したいとか、
高木 恵子
それ、それ。
中川 浩孝
K-POPのアイドルと会ったときに、お話ししたいから、
韓国語を勉強すると。
韓国語をやるっていうね。
やっぱり、モチベーションって、
好きかとか、好きか、嫌いかみたいな、
高木 恵子
そう、そこですよね。
中川 浩孝
そういうのじゃないと、やっぱりね、だめですね。
高木 恵子
きちんとならないから、
なんか、
やっぱり、自分が好きなものを見つけるって、
幸せだよね。
中川 浩孝
いや、ほんと、ほんと。
高木 恵子
って思う。
中川 浩孝
だから、推し活みたいなことが、これだけ今言われているのは、
非常に幸せなことだと思いますよね。
高木 恵子
そう、いいと思う、いいと思う。
なんか、ちゃんと、生きる原動力になるもんね。
中川 浩孝
ほんと、ほんと、ほんとそう思います。
高木 恵子
まあ、そういう好奇心と、
興味が、
いつも持てるような、
年の取り方をしていきたいかな、なんて、
中川 浩孝
そうですね。
高木 恵子
思います。
。