田中 愼一
これは帝国海軍のときから洋上懇談会みたいな、つまりいろいろお世話になった、
海上自衛隊のお世話になった方々を招待して、洋上で「はしだて」という特務艦があるんですね。
そこの甲板上で、いわゆるビュッフェスタイルの飲食をやるわけですね。
そこに実は先週呼ばれて。
高木 恵子
それは停泊してるってことですよね。
クルージングはないんですか?
田中 愼一
クルージングがあります。
高木 恵子
おお、そうなんですね。
田中 愼一
ただ外洋には出ません。あくまで内側のところをぐるーって2時間ぐらい。
高木 恵子
でもなんか素敵じゃないですか。
田中 愼一
夜ですよね、当然。
高木 恵子
素敵じゃないですか。
田中 愼一
だからその特務艦の上で、このワインを片手にですね、
いろいろな方々とお話しをしながら、風景を見ながら帰ってきたという。
そこ行ったら、僕は2度目か3度目かな。
で、今回行った。どこから出るかというと、埠頭っていうのはあそこにあるんですが、ビッグサイトのそば。
晴海のビッグサイトのそばに、そこにつけてあって、そこに行くんですね。
出迎えというか、ちゃんとアテンドがついて、写真も撮ってもらって、その船を背景にね。
それから船に乗って行くと、出迎えがあって。
今回の主催っていうのは、いわゆる制服組のトップの、いわゆる海上自衛隊のトップの幕僚長ですね。
海上自衛隊幕僚長の方がホストという形で。
ここでいつも驚くのは、奥様も一緒にいらっしゃる。
ほとんど、キーになって出迎えるホストの人たちは夫婦で出てきてるんですね。
90人ぐらいの招待客がいて。
このはしだてっていうのは、こういう懇談会とか懇親会を開くパーティーですよね。レセプションをやる。
当然それはいろんな方々、外交団も入れば、同じ他の海軍の人たちとか、お世話になってる。
今回僕の場合は、教育という枠で、つまり教育の面でいろいろとサポートしている人たちが呼ばれたっていう形なんですね。
集まっていた人たちはみんな講師みたいなもんですよ。
教えてるね、幹部学校で。
この船の特務艦っていうのは、すべての料理がそこの厨房で作られてる。
その中でも一番やっぱりおいしいのが海軍カレー。
高木 恵子
そうだそうだ、カレーね。
田中 愼一
それからいろいろなオードブルカレー。これ本当に一流のフレンチかと思うぐらい。
お寿司もあったり、握り寿司ですね。どんどん目の前で握ってくる。
こういう感じなんですよ。
日本の海上自衛隊というか、自衛隊そのものっていうのが、専守防衛っていうことで、
いわゆる他の海軍と違ってやっぱり制限されてる。武力の法制が。
だからこそ、よりコミュニケーションで武装していく必要があるっていうふうに、
僕はずっと10年間言ってたわけなんですけど、教えながらね。
でも今回、洋上懇談会なんかに出ると感じるのは、非常に外交性がある海上自衛隊。
だからさっき言った、ホストの方は全員夫婦で出迎える。
これ外務省じゃ当たり前の話なんだよね。
でも海軍でそういう雰囲気は、まあ欧米の海軍は案外そこあたりはしっかりしてるんですけども、
非常に日本の官庁の中で、外務省以外でこれだけ外交性を持っている組織はないんじゃないかと思う。
実際に海軍外交って言葉があるんですよ。
特に日本の海上自衛隊っていうのは、各国の海軍とものすごい連携を取っていて、
もちろん中核になるのは日米同盟ですから、
当然ながらアメリカの海軍と日本の海軍はほぼシンクロしてるっていう感じなんですけど、
それ以外のいろいろなアジア諸国のいろいろな海軍と非常に連携が取って、
お互いある意味外交関係をやってるっていうことで、
海上自衛隊の将官の人たちってみんな留学してたり、海外交換留学みたいな形で出てて、
田中 愼一
だからそのセンスっていうのは非常に外交官と非常に似てるなと。
外務省のレセプションと違うのは、いい意味で武骨な感じもある。
非常に外務省が外交をやると同時に海上自衛隊が海軍外交ということで補っていくっていう。
だからやっぱり日本の場合は安全保障といったときに外交がものすごく重要なわけですよ。
武力行使っていうのは制限されてるだけにね。
だからそうなるとやっぱり海軍外交みたいなものっていうのは一つの大きな役割を果たしてるんだなというのを、
ある意味実感した意味で、ご夫婦でホストしていただけるっていうパターンですね。
これは非常に僕にとっては目当たらしかったですし。
今回の懇談会は幕僚長の主催ということで、主な将官の方々は夫婦同伴で来られて、
皆さんは来てるお客さんと話すんですよ、夫婦で。
だからね、外務省がやってるようなレセプションと、あるいは大使館がやってるレセプションとすごい類似性があるなって感じましたね。
面白い。
だから、ある意味非常に面白かったなというふうに思っておりましてですね。
そんな感じで、いろいろな方々と話して。横のつながりがなくて、講師同士の。
だからそういう場で初めて横のつながりが出来上がる感じ。
中川 浩孝
奥様方ってそういう訓練とか受けてるわけじゃないじゃないですか。
田中 愼一
受けてると思いますよ。
中川 浩孝
やっぱりやってるんですね。
田中 愼一
これは別に奥様方じゃなくて、実際の将官の人たちも、
一つの講座として、マナー講座ってのがあるんですよ。
で、このマナー講座ってどんなのかって、今回それをやってる人の話を聞いたんだけども、
いかにもナイフとフォークでは食べられないような料理がどんどん出てくるんだって。
中川 浩孝
意地悪ですね。
田中 愼一
とにかくね、例えばデザートはパイナップルとか、いろいろあって。
マナーの基本はですね、相手に嫌な気持ちにさせない。
つまり、人間って食べてる時っていうのはいいんだけど、食べ残しっていうか、
いわゆる、残るじゃないですか、それが見苦しくないようにするのがマナーの基本。
田中 愼一
そしたらその先生が言ってたのが、そのマナー研修をやったときに、
ある将官なのか、佐官なのかわかんないけども、
結構、中間以上はみんな受けてるんじゃないかと思うんですけどね。
パイナップルがなんかあったみたいで、
で、「はい、じゃあみなさん食べましょう」って食べて、
ふっとね、終わりの方になってその将官の皿を見たら、綺麗になくなってるんですよ。
何も乗ってないの。
結局食べちゃったの。
中川 浩孝
全部皮まで?
田中 愼一
皮まで。
っていう、嘘なのか本当なのかわかんないけど、
そんな話をですね、そういうマナー研修を教えられてる方がお話しされてて、
すげえなって思って。
でもそういうマナー研修もしっかりやってるんです。
だから非常にね、奥様方の対応もですね、心得てるなって感じです。
僕自身が外交の世界に近いところで育ってるから、
いろんなレセプションに子供として出た経験っていうのがあるんだけど、
そういうことは全然違和感ないです。
やっぱりホストとしての雰囲気っていうか、話をする。
相手の話に対して、うん、なるほどなるほどっていう。
ここのいわゆる外交チャット。
ここはできてますね。すごいなって思うんですよね。
だから一つの海上自衛隊の一側面を見たなって感じでね。
中川 浩孝
面白い。
田中 愼一
でもそのマナーの話っていうのはコミュニケーションの視点から見ても非常に重要で、
田中 愼一
やっぱり食べ方がメッセージを出しちゃうんですよね、相手に対して。
だから我々やっぱり食べることっていうのは全てにメッセージが出ちゃうんだから、
所詮我々は表現し続けてる動物なんで、その表現がメッセージを生んじゃうんですよね。
高木 恵子
そうですね。
田中 愼一
相手にメッセージを与えてしまうんですよ、その表現が。
だからそういう自分の表現っていうのはやっぱり気をつけなきゃいけないなっていう。
だから人が目の前にいるのか、あるいはなんかでカメラで見られてる時ってのは、
自分の表現が今どうなるかってね、やっぱりね。
その話で、実はその懇親会の次か次の日に、社内の研修があったんですよ。
僕が教える社員の研修。
で、その中でオンラインでの顧客との接し方とか、いろいろな話が出て、
午前中だったかな、これけいこさんもいた会議だけど、
え?っていうことが起こったじゃないですか。
え?ここまでアレンジしてキャンセルかよっていう。
その時、僕は一瞬キレたんですよ。
高木 恵子
おー、あ、そうなんですか。
田中 愼一
でも見せなかったんですよ、キレた感じを。
そのときに、そこに参加してきたもう一人の若手、僕は若手研修やってるから。
けいこさんと僕と出てた若手の相手が、質問してきたんですね。
研修の場で。
ちなみに午前中にそういうコールがあって、突然キャンセルって言われましたよね。
ああいうときってどういうふうに対応されるんですかっていう話。
何か考えましたかっていう質問が来たんですね。
で、キレたことをどう表現が出ないようにするかっていうことがすごく重要なわけで。
そのときに僕が言ったのは、オンラインでお客さんと話すときっていうのは、
これオンラインだけじゃないです。
オンラインっていうか、お客さんとだけじゃないです。
すべてのオンラインでは、自分の映像をずっと見てる。
実際僕はずっと自分の映像を見て話してるんですよ、今でも。
今自分の表現がどうなってるかを絶えずチェック入れながら、
相手に何が伝わってるのかっていうのを考えるために、まず自分の表現を知らないと調整できないじゃないですか。
高木 恵子
なるほど。
田中 愼一
だからあのときにカチンときてね、多分数年前だったらね、アーギューしてたと思うんですね。
いやそれは違うだろとか言い始めて、アーギューしちゃダメなんですよ。
議論しちゃ絶対に。これはコミュニケーションの一つの対話の基本なんですけど、
絶対議論するなんて、別にディベートやってるわけじゃないんだから。
カチンときたときに自分の顔が見えるんで、そこで調整したんですね。
だからそうしたらね、みんな結構びっくりしちゃってて、いつもオンラインは相手の顔ばっかり見てたってんだけど、
相手の顔見たって何の意味はなくて、こっちの顔がどうなってるかっていうのを見た上で相手の反応を見るならまだわかるけども、
初めから相手の顔を見たって、お前さん意味ないよって言ったらみんなびっくりこけてて、
当たり前のことっていうのは実はみんな知らないんですよね。
我々いかに表現の動物かっていうのをね、我々の表現って自分の表現を気をつけなきゃいけない。
でも自分って一番見えないじゃないですか。
そうするとやばいんですよ。
だから僕はこのオンラインはすごくありがたくて、自分自身の顔を見ながら、自分とこう、そうそう
中川 浩孝
自分の顔は対面では見れませんもんね。
田中 愼一
そうなんですよ。
だから対面で見られない自分の顔をどう見るか、これすごく重要なポイントだなって。
僕は当たり前だと思ってたのが、周りから当たり前じゃなかったっていうことを、社内研修で気が付かされたっていう。
これも一つの気づきですよね。
中川 浩孝
なるほどね。人数がたくさんいるときは全員の顔を見るのはちょっと反応がどうなのかっていうのはなかなか確かに、
どちらにしてもわからないですもんね。
だったら自分にフォーカスするっていう方が。
田中 愼一
わかりません。
ただ、例えば僕が今やってるMBAの戦略コミュニケーションの特別講座って、
2日間集中で2回やってるんですけども、
あそこは大体35人の顔が映ってくるんですよ。
何をするかというと、表情に出やすい人を何人か選んどくんですよ。
でね、1人か2人見てりゃいいんですよ。
だから僕の場合は自分の顔を見ながら、あとその1人か2人選定した人ね。
その人を見ながら自分がこういう顔で、今映像で表現したらどういう反応するかなっていうのを絶えずチェック。
これも循環って言うんですかね。
循環ぐるぐる回ってくるんだけど。
受信発想発信、受信発想発信、コミュニケーションの循環ですね。
この3つをぐるぐる絶えず回しながら自分の表現を見て、相手の反応を見て、自分の表現を変えて、相手の反応を見る。
こんな動きをやってるっていうのに気づかされたわけですね。
中川 浩孝
でもそれがよくわかってる人だったらそれを利用してきますよね。
田中 愼一
まあね、間違いなくね。
中川 浩孝
なんか今テレビって、芸能人の人たちがワイプで抜かれるときの顔すごい意識してるみたいな話するじゃないですか。
あんな感じですよね。
田中 愼一
だから、社内研修でも言ったんだけど、コミュニケーションって戦いなんだよ。
抜かれるか抜かれないか。
相手からグッとやるか、向こうも攻めてるわけですよ、ある意味。
人間っていうのは、ある意味、この前映画見て、ケイコさんが言ってたじゃないですか、あの映画、ディズニーピクサーの。
あれも見てると戦いですよね。
要するに頭の中の参謀本部があって、相手はこうだ、いやこうきた、じゃあすぐこっちに手を打てって。
向こう側も同じことをやってて、要はコミュニケーションの基本ってそこだから、僕の表現を使うと戦いなんですよ。
だからたぶん戦いのコミュニケーションって何本か、今まで実体験としてやってますけど、
アメリカで反日感情と向き合ったときの戦いと、あと日本で国政選挙やったときの戦いとか、
ああいうのは本当にコミュニケーションっていうのは戦いだっていうのを実感できる事象なんですね。
そこがないとね、コミュニケーションの本質がわかんなくて、その次のレベルのコミュニケーション、これ共感のコミュニケーションって呼んでるんですけども、
やっぱり理想は共感を作ることがコミュニケーションの一番大事なことだと思うんだけど、
そこに至るためにはまず一旦戦いを経験しておかないと、そのレベルまで上がらないっていうことで、
田中 愼一
今それを先週ね、懇談会が、海上自衛隊との懇談会が終わった次の日かその次ぐらいの日だったかと思うけども、
社内講座でその話をね、こうやってたんですけどね。だから面白いですね。
高木 恵子
あの今の話を聞きながらちょっと私もそういえば最近、
すごい2つのあるコミュニケーション、対比のあるすごいコミュニケーションで、嫌な思いと、
ああやっぱコミュニケーションって重要だなと思った、が実はありました。
いやあの全然何か田中さんほど高貴な話じゃないんですけど、すごいなんか普通に多分皆さんが、だってなかなか会場のお呼ばれしてっていう話ってあんまないじゃないですか。
だから私がこれから話すのはすごい多分誰にでも起こるような普通の話なんですけど、
先日元久兵衛、お寿司屋さんで、元久兵衛で働いていた、なんかこう食べログとかのそういう口コミを見ると、だから弟子とは書いてなくて、
のれん分けとも書いてなくて、元久兵衛で働い、経験をしていた、まあその板さんというか方がお寿司屋を神田で開きましたみたいな。
それでちょっと友達が、なんかそれもうクラウドファンディング、クラウドファンディングでそのチケットを売ってたらしいんですよ。
うちの友達は、これもなかなか面白いと思って、そのクラウドファンディングのまああるその決まった金額をまあで購入したっていうので、でちょっと食べに行かないって言って行ったんですけども、
えーと、私道に迷って、であのGoogleマップをあんまりあのiPhoneのあの充電すごい使っちゃうから、基本あんまりGoogleマップって使わないんですよ、特に日本に国内にいるときなんて、まあ海外行ったらね、使ったりしますけど、国内はあんまり使わないで、
あの通常、えーとそのお店のホームページだったりの絶対地図ってそれこそGoogleマップにリンクされたりとかしてて、まあ見れるじゃないですか日本の地図だと、だから私あんまり携帯のGoogleマップでこうなんかガイダンスしてもらいながらってお店は行かないんですよ。
で、さすがになんかすごい迷って、これはちょっとお店に電話して、えーと、今ここにいるんですけど、ここからどうやってお店に行けばいいですかってもう見た目も聞こうと思ってお店に電話したんです、そしたらいきなり、あ、携帯のGoogleマップ入れて、それで歩いてきてくださいよって言われたんですよ。
で、そこって一応高級寿司屋で、まあ今年の夏にオープンして、まだオープンしたで、で、一応高級寿司屋という売り込みで、まあお店を経営されてるわけですよ。そこにお電話して、まあもちろんね、あの下っ端の方っていうか、そのいろいろあの作業の人だとは思うんですけど、
その人がいきなり、あ、そうですか、じゃああの携帯のGoogleマップ入れてその、で来てください。すいません、私、携帯にGoogleマップのアプリは入ってないんですって言ったら、いやそうですか、じゃあちょっと僕、この地域の地図全然わからないんですよねっていう回答が来て、そう、やっぱ笑いますよね、お二人とも。
田中 愼一
笑います笑います。もうね、切ってるね、その段階で。
高木 恵子
で、え、え、あ、そうですか、でも、えっと、一応ホームページ見たときに地図でドコドコ駅とドコドコ駅から徒歩何分ってあって、で、私もその、その時間以上歩いちゃってて、でも、とりあえず絶対違うなと思って、だから今このシンボルのあるね、大きなビルの前に立って、今ここなんですよって、だから、あとそんなに、そんな10分も15分もかかんないと思うんですけど、
って言ったんだけど、いやーちょっとこの周りの地図全然僕わからないんで。
田中 愼一
そうか、その他の人にね、普通はね、あ、すいません、ちょっとお待ちいただけますかっつって、で、他の先輩たちに聞いて、で、あるいは先輩に代わるかなんかして、少なくとも最低でもそのぐらいは普通の店ってするって。
高木 恵子
で、まあ、で、それでその後に、まあ多分その人が唯一知ってるのが、なんか、なんかなんかのサミットみたいなスーパーかな、なんかわかんないけど、なんとかっていうスーパー見えませんか?みたいに言われて、もう私もそのエリア全然知らないから、いやーサミットなんて近くにはないですって言ったら、やっとその先輩なのか、別の方がに代わって、で、その方もだからなんかそのスーパーのなんとかっていうの見えませんか?って言われて、
いやー見えないし、えっと、私もここのエリア初めてだから、で、今、なんかとにかく住友館みついか、なんかとにかく大きなちょっとしたビルがあって、1階にこうなんとかっていうカフェも入っててって、結構それって大きなビルじゃないですか、だから、ね、普通それだったらわかるかなと思って、だからこのビルの前にいるんですったら、その先輩も、いやーそのビルはわからないですねってなって。
田中 愼一
で、どうなった、無事到着できたんですか
高木 恵子
いやいや、で、それで、ただまたなんかどなたかに代わって、で、その人がやっと、あ、お客様すいません、あの、でもね、あ、その先輩の時だ、その先輩と結構いろいろ話をして、そしたらすみません、ちょっと他のお客様もいるんでご案内がなかなか、要は電話で私が5分ぐらいも喋ってたから、
なんかいきなり他のお客様もいて、ちょっともうこの電話一度保留にしていいですか、みたいなことを言われて、それで、で、別に、だから多分保留にされて、多分他のもっとわかんない、聞いたんですよね、そしたらそのちょっと一番偉い人、てかもしかしたらその方がね、握ってた人かもしれないんですけど、
田中 愼一
やっぱりね、
長い期間で行くと人生に大きく影響しますよ。
高木 恵子
そうですよね。
そうですよね。
私はミシュランの審査員じゃないけど、
こうやってもうすでに何人かの人に言っちゃってるわけじゃん。
お店名は言ってないけれども。
中川 浩孝
でもサービス業って、
全員がね、
ミシュランの、もしかしたら審査の人かもしれない。
つもりでやっぱり対応しないとダメですよ。
高木 恵子
そうですよね。
田中 愼一
けいこさんが隠れミシュランかもしれないしね。
中川 浩孝
かもしれないですよね。
高木 恵子
ねーっていう、
そういうちょっと、
一晩で、
いいコミュニケーションと悪いコミュニケーションを体験しました。
田中 愼一
でも、今のやっぱりプロセス見てると、
それをずっとですね、
いい悪いって分けながら、
なんで悪かったか、なんで良かったかっていうのを
ぐーっと考えながら、今お話しされてましたよね。
非常にそういう意味ではやっぱり内省化というか、
やっぱりコミュニケーションって、
自分のコミュニケーションをやったことっていうのをやっぱり絶えず
振り返るっていうのがすごく重要だと思うんですよね。
振り返ると、
あの時あれはピンチだったけどチャンスになったなっていうのが出てきて、
それはそれで非常に、
あのやっぱり振り返るって重要なんでしょうね、コミュニケーションにおいてはね。
中川 浩孝
いやー間違いなくそうですよね。
多分けいこさんもむしろ最初は、
もしかしたら自分の説明の仕方が悪かったんじゃないかっただろうかくらいに思ったでしょう。
高木 恵子
そうそうそう最初はね。
中川 浩孝
私も多分そう思うと思います。そんな対応されたら、
もしかしたら私の方がおかしかったのかなって。
だからやっぱりそういうふうに反省できるかっていうのは大切ですよね。
田中 愼一
そう、反省できるかってすごく大事ですよね。
反省しないとコミュニケーション力って上がらないんだよね、多分ね。
コミュニケーションってやっぱり反省に基づいて、
その反省の起点ってどこかっていうと、
自分視点か相手視点かのどっちかに立てるからですよね。
だからさっきの、いわゆる自分の顔の表現を見ながらっていうのも、
対面だと自分の顔見れないですからね、普通のリアルの世界だと。
だからより一層相手の視点に努力をしないと難しいんでしょうね。
なかなか鏡をずっと見ながら歩くわけにもいかないし、
自分の顔ってのが一番わかんないんだよね。
だからよく朝なんか挨拶しないやからって言ったら怒られるけども、
近所でね、挨拶する人と挨拶しない人って出るんだけども、
やっぱりどれだけマイナスを垂れ流してるかっていうか、自分の表情を。
多分ね自分の表情を見たら、絶えず見たらやっぱり気をつけると思いますよ。
相手はこの顔を見てるのかと。
だからそういう意味でやっぱり相手視点に立つっていうのを、
なかなかリアルの世界では難しくて、自分の顔が見えないだけに、
だからそういうとこってのは我々日々気をつけなきゃいけないんでしょうね。
今日の話はそういう意味では、なるほどねっていう、
ちょっと気づきに近いものが出てきた感じがしますよ。
ありがとうございます。今の寿司屋とタクシーの。
高木 恵子
皆さんにわりと起こり得る事例ですよね。
田中 愼一
絶対。あと気づきがあるんで、それ聞くとね。なるほどねっていうね。
面白い話ですね。