スピーカー 2
すぽきゃすTV、ためになる健康エンタメ。
この番組は、スポーツを通じて人々の健康生活の実現を目指す、
GODAIの提供でお送りいたします。
スピーカー 1
YouTube版ではエクササイズ動画もお楽しみいただけます。
こんにちは、プロインタビュアーの早川洋平です。GODAIの石崎です。
ためになる健康エンタメ、すぽきゃすTVやってまいりました。
この番組はYouTube、ポッドキャスト、各プラットフォームでお届けしています。
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さあ、ということで5月に入りました。
早いですね。これ連休中の配信になるかなと思うんですけど。
やっぱり石崎さん、毎年というか、去年も聞いてる気がしますけど、
お仕事からゴールデンウィークとかっていうのは、もちろんシフトとかいろいろあると思いますけど、
割とやっぱり働いてる方なんですかね?
スピーカー 3
そうですね。やっぱりお休みの時こそ遊びに来るじゃないですけど、
イベントもありますし、そういう時こそお客さんたくさんいらっしゃるんですよね。
スピーカー 1
なので、そんな連休中のすぽきゃすTVになりますけど。
これ皆さんね、ポッドキャストの方も是非ご覧いただきたいんですけど、
石崎さん、今日は連休中ってこともあって、最近お子さん、新たに生まれたわけじゃないですか?
じゃないですね。
お子さん、背負ってませんかな?
背負うやつありますよね。
僕もかなり昔だったんで忘れちゃいました。
スピーカー 3
サラリーマン・金太郎のワンシーズン。
スピーカー 1
そうそう、オンブヒモみたいな。
これ実はですね、いきなりもうオープニングトークに入ってですね、毎週定型でいつもお届けしている健康にまつわるグッズ、ガジェットのお話ということで、
実はですね、これ石崎さんが紹介じゃなくて、今回僕のグッズ紹介ということでですね、
石崎さん、このつけているものがですね、これちょっと石崎さん、後ろを向いていただいていいですか?
スピーカー 3
大リーグ強制ギブスです。
スピーカー 1
これですね、僕が実はもう10年ぐらい使い続けている、姿勢強制サポーター。
スピーカー 3
これいいですね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
これも体感の感想もいただきたいんですけど、これそもそもですね、僕自体がやっぱりね、デスクワーク、皆さんもそうですけど多いっていうところもあったり、いろいろ肩こり、腰痛かったり、いろんなことある中でですね、
ずっと長年ね、お世話になっている、僕は日本というか世界で一番治療が上手いと思っているある先生がいるんですけど、その先生のところに月一でメンテナンス行っている時に、やっぱりその先生は姿勢を正すことが全てに人生変えるっていう話なので、
施術してもらっていつも背骨も含めて整うんですよ。
当然多分石崎さんもそうですし、やはり健康に意識高い方であれば、月一の何かメンテナンス、それからマッサージだったり鍼灸だったり整骨院だったりあると思うんですけど、やっぱり難しいのって、その1日じゃなくて、例えば月一だとしたら残りの29日をどう維持するかが実は一番難しいじゃないですか。
なので僕は姿勢矯正していただいた治療科の先生に、「じゃあその残りの29日どうしたらいいですか?」って言った時に、「いや、早川さん、そしたらたすき掛けの姿勢矯正サポーターとかってネットで売ってるから、ちょっと良さそうなのつけてごらん。」って言われたんですよ。
それで僕は、普通に姿勢矯正サポーターみたいな感じで検索して見つけたのが、これマジコっていうブランドなんですけど。マジコの姿勢矯正サポーターっていうもので、まさしく助け掛けになっていて、この腰でベルトでマジックテープで最後くっついて、ぐっと締めるサポーターで。
そのことによってですね、実は僕はもう走れない。ランニングずっとやってるじゃないですか。その先生のとこ行った時に股関節をちょっとこう痛めて走れなくなって、まあ久々も多分わかると思いますけど。だったり膝も痛めて歩けなかったとかあったんですけど、やっぱりそれも全部姿勢から来てるっていうことで、これやったらもう全然大丈夫になって。
で、普段もずっとデスクワークしてると姿勢悪くなるじゃないですか。それも劇的に治ってっていうところで、実はもう10年以上使ってる。なので、ずっとこのグッズ忘れてたんで、東大元暮らしで今日ご紹介とともに。ちょっと長くなりましたけど、石崎さんにつけていただいて、これ実際体感どうですか?
スピーカー 3
肩のところがこうなりやすいじゃないですか。内側に入りやすいのが、自然に広がる感じだから、今なんか目が覚めてる感じがしますよ。これすっごくいい。しかも背中こうやってしっかりとお腹でギュッて縛ると自然と立ち上がるんですよね。
スピーカー 1
これがこうなるんですよね。なんかカスラみたいな。トゥスラトゥスみたいな。こんな感じになる。いいですよ、これ。
それなりにちょっと縛り上げる感があるんで、これ当然1日つけるとかではないんですけど、やっぱり1日15分とか30分とかあと何回かつけたりすると、やっぱり整ってくる。あと大体ちょっと気持ちいいですよね。
なのでね、非常に僕は効果を感じる。10年ずっと続けてるっていうものはなかなかない。なんか変な器具使うわけじゃないんで、結構シンプルっちゃシンプルなものじゃないですか、ペルトでギュッてやるものなので。ゴムで伸びてね、すごく使いやすいものなので、ぜひ興味ある方はチェックしてください。
スピーカー 3
これ、意識できるからいいですよ。つけてると、なんかこうしようって思う。
スピーカー 1
なんかね、ウェブページ見ると、これで外を散歩してる夫婦とかありましたけど、ちょっと恥ずかしいかもしれないんで、その辺は個人の。でもこうやってyoutubeで見ると、なんかしょってる感ありますけどね。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
まあ、オフィスでちょっとやるくらいなら。
危ないデカ感もちょっとありますね。
ああ、確かに確かに。そっちもありますね。はい。ということで、今回のガジェットはですね、「姿勢強制サポーター」でした。
スピーカー 1
さあ、ということで、この後本編をお届けしたいんですが、今回はですね、もうずっとお目にかかりなかった方をですね、会う力を使って。
スピーカー 3
素晴らしい。
スピーカー 1
アップを取らせていただいてですね。これ本屋さんで見てる方も多いと思いますが、今どこの本屋さん行っても平積みされてますけども、ベストセラーになっている。
このオビダさんは10万部になってますけども、16万部を超えてる。
スピーカー 3
16万部を超えてるって、すごいですよ。
スピーカー 1
この本で売れないじゃないですか。
まだ伸びるんじゃないですか。
伸びると思います。ますます伸びると思いますけども。
休養学という本、著者のですね、片野秀樹先生をお迎えして、4週にわたってお話をたっぷりと伺っていますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
それでは片野先生のインタビュー、第1回です。どうぞ。
さあ、今日はですね、スペシャルゲストをお迎えしています。
もうベストセラーになっている、あなたを疲れから救う、休養学の著者で、日本リカバリー協会代表理事、医学博士、そして株式会社ベネクスの執行役員の片野秀樹先生をお迎えしています。
片野先生、よろしくお願いします。
スピーカー 2
どうぞよろしくお願いいたします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。
さあ、ということで、もうね、本屋さんでね、この本見ない日はないんじゃないかって。
これ本当にあの、お政治じゃなくですね、本当にどの本屋さん行っても平積みされている、非常にベストセラーになっている、この本の著者である片野先生をお迎えしているんですけども。
ちなみに、僕のこの本の帯には10万部って書いてあるんですけど、片野先生、今日、この収録、4月忘日時点で今何万部ですか?
スピーカー 2
今だと16万部ですね。
スピーカー 1
すごいですね。
これ発売したの、2024年の3月なので、もう1年以上経ってるんですよね。
最初からね、売れ続けていると思うんですけど、最近ももうどんどんその売れてるペースがなんか上がってたり、いろんなところでいろんな先生の記事を見たりしてるんですけど、先生どうですか、その手応えというか。
スピーカー 2
そうですね、おっしゃる通りですね、1年ほど前にですね、これ出版をさせていただいて。
当初からですね、皆さん、特に情報可能高い方ですね、こういう方がですね、手に取っていただいて。あるいはですね、取材もですね、徐々に増えてきたというところがあってですね。
そういうご取材なんかのですね、メディア発信なんかもあって、そこから少々ドライブがかかっているというのが、今の状況かなというふうに思っています。
スピーカー 1
その中で今日ね、給与の達人になる秘訣っていうことで、いろいろ伺いたくて、僕ももう鼻息洗い感じちゃいました。あれなんですけど。
ただ、この給与額に入る前にもうちょっとだけ伺いたいんですけど、なぜここまで、それにしても、もちろんこの本が素晴らしい、先生の知見が素晴らしいってこともあると思いますけど。
その中でも、例えば疲労とか休むとか、そういう観点の本って、やっぱり類書がたくさんあったと思うんですよ。
スピーカー 2
でも、なぜここまで本当にロングセラー、ベストセラーになっているんだと思いますか?
やはり、みなさんが疲れているというところに尽きるのかなというふうに思います。
みなさん、疲れていらっしゃるということで、「じゃあ、疲れていらっしゃる方がどうしたらいいんだろう?」というところのリテラシーを求めていらっしゃる方が、たくさんいらっしゃるんだなと。
私がよくお話しする中で、みなさんに言うんですけど。この本、みなさんにお手に取っていただけるのは本当にありがたいんですけど。
一方で、これだけ手に取っていただける方がいらっしゃるということは、給与に対しての困っていらっしゃる方。
私、休養難民って呼んでるんですけど、休養難民がたくさんいらっしゃるんだろうなというのを、改めて肌で感じているというのが、今の現状ですね。
休養自体は、みなさん、休むというのが大切だというのは、なんとなくお分かりだと思うんですね。でも、残念ながら、これ、習ってきていないんですね。
休養、休む。
どうやって休んだらいいの?って、習っていらっしゃらないんですよ。
スピーカー 1
なるほどです。
非常にね、わかりやすく伝わってきました。
先生、その中でもちろんこの本のお話も伺いたいんですけど、やっぱり今これだけの熱量と説得力も含めて、やっぱり先生が文字通り休養学にして体系化しようと思った。
この本の上のコピーにも、実は休み方を20年間考え続けた専門家がついに編み出したってありますけど。
やっぱり先生ご自身の中で、もちろんお仕事柄っていうのもありますけど、何かここまで体系化しようっていう、何でしょう、思いの何か、バックグラウンドみたいな何かあったんですかね。
スピーカー 2
20年前ですね、私は健康関係の会社員で勤めていて、そこで研究部門にいたんですけれども。
その時ですね、やはり普段皆さん見てて疲れていらっしゃる方が多かったというところ。
過去の国のデータを調べてみると、1999年に国が調査したデータがあるんですね。
その時に世の中の6割の人が疲れていらっしゃいますというデータだったんですね。
実は私どものリカバリー協会で昨年調査してるんですけれども、それが8割に増加してるんですね。
ほとんどの人が疲れてますね、もう。
そうですよね。今、疲れてますかって伺うと、「あ、疲れてます。」ってお答えになることがほとんどあった。
じゃあ、この状況はトレンドからすると年々増えてるんですね、疲れていらっしゃる方が。
これが9割、10割になったらどうなるんでしょうと。
これって世の中がですね、皆さん疲れてる中で豊かな生活、あるいは社会をですね、日本の国の発展、そういったことを考えるとちょっと暗くなっちゃうなと。
たった一つ、じゃあもう少し皆さんしっかりと回復して、むしろ疲れてる方を減らすということができるんであれば、
何か私がお役に立てるんじゃないのかなということで、いろいろ今までですね、いろいろな先生方とお話をしたり、
あるいはですね、いろいろな大学にも所属させていただきながらですね、たどり着いたのがこちらなんですね。
実はですね、この本の4年ほど前に教科書を一冊出してるんですね。
この給与が基礎というのは、専門の先生方、約30名弱なんですけれども、その先生方と一緒にですね、教科書を作ろうということで、
ご賛同いただいて作ったんですけれども、その教科書、難しいんですよね。
スピーカー 1
やっぱり専門書に近い。
スピーカー 2
大学院でもですね、使われたりしたんですけれども、ですからちょっと難しい。
もう少し勘弁にということで、これを出させていただいたんですけれども、
ただ休養学ができなかったと、今までですね、なかなかここできなかった背景に私はですね、こう思ってるんですけれども、
一つはですね、学材的という、いろいろな学部にまたがってしまうというのがあるんですね。
例えば医学の先生も必要ですし、あるいは職員生の農学系の先生も必要だし、
あるいはですね、心理学の先生も必要だと、文学部の先生がいらっしゃったりということになると、
一つの学部とかで収まらないんですね。横に刺さなければいけないということになると、
なかなかですね、一つの学問体系としてはできなかったという理由としては、そういう背景があったのかなというふうに思ったんですけれども、
おかげさまで私、いろいろな先生と20年間お付き合いできたので、
ご賛同いただける先生と一緒に教科書を作って、それを勘弁にした、ここにたどり着いたという。
スピーカー 1
なるほど。先生、その中でですけども、本当に改めてですけども、疲れっていうね、今日出てきましたが、
本当にそもそも論ですけど、この疲れもというと、疲労っていうのは何なんでしょうね?
スピーカー 2
疲労っていうのは定義がありまして、過度な肉体的精神的活動の後の活動能力の低下した状態というのがですね、これが定義です。
ですから、私たち何か活動しますよね。朝起きて活動します。そうすると活動能力が低下しています。この状態が疲労の状態です。
でもここでですね、皆さんがですね、勘違いしがちなのが、疲れがたまるんだよね。疲労がたまったんだなんていう言葉、使いますよね。
スピーカー 2
でも、この状態なんてたまらないんです。
スピーカー 1
疲れない。抜けないっていうのもおかしい。
スピーカー 2
おかしいですね。じゃあ、その、皆さんが普段使われているその言葉って何なのかっていうと、活動能力が低下した時に、私たちの体はアラート、警告信号を出すんですね。
で、これは不快感として出るんですね。この不快感をなんて呼ぶかというと、疲労感って呼ぶんです。
スピーカー 1
そうか、疲労と疲労感は違う。
スピーカー 2
おっしゃる通り。
で、この疲労と疲労感を皆さん、一緒くたにしてしまう。
で、本来ですね、これ、いつも両輪なので、活動能力が低下している時には、その警告として疲労感が出ると。
これですね、動物だとですね、これ一緒くたにしてもいいんですね。
どういうことかというと、本の中にも書いてあるんですけど、うちミニチュアダックスウンドって小さい犬になってるんだけども、近く散歩する時にリードを引っ張って散歩してますよね。
で、歩かなくなる時があるんです。
あ、こうなるんですか?
スピーカー 3
はい。
スピーカー 2
リードを引っ張っても確かに動かなくなる時があるんですね。
はいはい。
これ、どういう時かというと、動物が自分の活動能力が下がっている時には、一旦安全な場所に留まって、活動能力が高まるまで待つという選択をするんですね。
これはなぜかというと、仮にですね、サバンナを歩いていて、活動能力が下がっている時に、ちょこちょこと歩き出したら、敵に襲われたら逃げ切れないわけですよ。
ですから、動物は必ず自分の活動能力が下がって、その時に出てくる不快感に素直に従って、安全な場所で活動能力が高まるまで待つという選択をするんです。
人間も本来、動物ですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ですから、疲労感がある、活動能力が下がっている状態という時は、活動能力が高まるまで、そこで安全な場所で回復するまで待つという選択をするべきなんですね。
でも、人間ができることは、脳が発達しているので、疲労感だけをマスキングできるんです。
ですから、私たちは、疲労感をマスキングしている状態で活動してしまう。
使命感とか責任感とか、あとはちょっとお金を頑張ってもらわなきゃいけないとか、保障の喜びとかでマスキングしてしまうんですね。
そうすると、人間はできるんです。
それを知ってしまうとどうなるかというと、活動能力が低下していることを無視しながら活動を続けちゃう。