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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、文字で読む本、音で聴く本というお話をしたいと思っています。 このポッドキャストでもですね、たびたび読書のことみたいなことをちらっとお話することがあって、僕は
Kindleで読んでいて、Kindle Paperwhiteという端末で読んでいて、紙の本が最近読めなくなってきてます、みたいなことはよくお話ししているんですが、基本的にはですね、文字を読むということには変わらないですね。デジタルツールで読むか、そのアナログな本で読むかっていう違いであって、あくまでね、その文字で書かれた本を読む、みたいな。
文字を読む、みたいなね。 読書体験として、これまで読書について語ってきたんですけども、そのオーディオブックをですね、何年も前に何冊か試したんですが、どうもですね、僕は合わないなぁと、そのままの内容が全く頭に入ってこないなぁっていうのがあって、オーディオブックはないなぁって、もうそれで決めつけていたんですね。
ところが、最近改めて自分のその感覚みたいなものを考えていくと、かなり聴覚、耳にですね、頼ってきているよねっていうことを感じることが多くて、というのも、例えば人の顔を思い出そうと思ってもぼんやりとしか思い出せないけども、その人の声とか何を言っていたかとか、そういうのは結構鮮明に覚えていて、その音を頼りに結構景色とかも思い出すことができる。
例えば環境音とかも含めてね、その音からこういう場所だったなって、視覚的なものを立ち上げている気がするなぁと思って、その音からですね、こういう景色だったなって視覚になって、その視覚から身体感覚を思い出しているって感じで、記憶をね、蘇らせるときというか、もう一回想起するときに音を頼りにやっているなぁって感じたんですね。
で、感覚の優位度を測るテストはありますよね。視覚科、聴覚科、触覚科、身体感覚科みたいなものを測るテストってあると思うんですけども、まあやってみたところですね、ダントツでやっぱり聴覚が優位だったんですよ。
で、そこで書かれてあることっていうのは、だいたい聴覚優位の人は学習とかインプットをね、耳からやった方が効率的ですよみたいなことが書かれてるんですね。
それにもかかわらず僕はオーディオブックがないなって思ってしまったみたいなところで、今一度オーディオブックの価値というかオーディオブックの可能性みたいなものを再考する必要があるんじゃないかなと思って、最近ちょっと見直しましたというところですね。
で、結局この2つの違い、マジの本と音で聞く本の違いっていうのは、結局リズムの問題だと思うんですよね。
視覚で見る本、まあいわゆる一般的な本っていうのは、立ち止まったりとか、前のページに戻ってみたいとか、前の行に戻ってみたいとかっていう感じで行ったり来たりしたりとか、止まったりとか、スピードを速めたり遅めたりっていうのがかなりね、フレキシブルに行われる読書だと思うんですけども、
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このオーディオブックになると再生速度こそコントロールできるけれども、その設定した速度でずっと自動で行くから、ある種音楽のようなというかリズムでね、読書するみたいな感じだと僕は感じてるんですね。
そう考えると相性ってやっぱあるなと思っていて、紙で読む、紙っていうかその目で読む本っていうのはやっぱ難しい本。言葉とかその概念とか、何だろう、理解できていない本。
だからその本を通じて言葉を理解するとか概念を理解するっていうことであれば、やっぱり読む本の方がいいんじゃないか、文字で読む本の方が相性がいいんじゃないかと思うんですね。
ほんと学習っぽいやつですよね。例えば、なんとか法定式の解き方とかってなったら、オーディオブックでバーって言われてもちょっと続いていけませんってなるけど、書かれているとじっくりね、自分のペースで理解しながら一行一行進めていけるってのがあるのかなと思うので、いわゆる教科書みたいなものであるとか、まあ教科書ではないにしても教養系の本とかですね、ちょっとやっぱり理解するのにどうしても努力がいるような本っていうのは、目で見る本、文字で読む本っていうのが相性がいいのかなというふうに思いますね。
一方で、もう既に知っている言葉とか、ある程度知っている概念で話してくれる本だったら、リズムよく言っても理解できると思うんですよね。まあそれを通じて何か新しいことを言っているっていう可能性はあるけれど、可能性というか新しいことを言っているんだろうけども、基本的には言葉とか、そこで使われている概念とかが理解できる本っていうのは、そのテンポをよく進んでも全然理解できるよねって思うんですね。
特にね、外国人が書いたようなビジネス書みたいなのってありますよね。ああいうのってめちゃめちゃ物語が多いんですよね。難しい部分みたいなのは確かにあったとしても、基本的にはその事例、物語でそれってこういうことだって物語で説明してくれるパターンが多くて、多分本にしては50ページくらいで終わるような本を300ページとか400ページにしているのは、あのキャサリンとかジェームスがパイを焼いてどうたらこうたらみたいな話が大体入っているから、
400ページとかになっているんだけども、という感じで、外国人が書いたビジネス書みたいなのは、かなり物語が差し込まれているんですよね。ああいう本とかっていうのは、かなりオーディオブックと相性がいいというかね。
聞いてても、ジェームスとかジョンガーとか、その辺はあまりシチュエーション的にはピンとこないけども、何を言っているかは文字で読んでいるとムカついてくるんだけども、音で聞くとですね、なんかすんなりと物語として入ってくるっていうのはあって、そういう意味ではですね、外国人が書いたビジネス書は、かなりオーディオブックと相性がいい。
難しい言葉を使わず、新しい概念をそういった物語調で教えてくれるので、比較的聞きやすいのかなというふうに思ったりしてますね。なので、ポイントはやっぱり言葉を知っているか、そしてそこで説明される概念が難しすぎないかどうかということであれば、基本的にはオーディオで聞いても全然聞けると。
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ていうか、そういう本じゃないと聞けないと。本当に言葉もわからない、概念もわからないみたいなちょっと難しい言葉で言われてたりすると、いちいち止まって戻ってとかってやってると、そういった本で1行前に戻る、1ページ前に戻るって方が操作が楽なので、オーディオブックの操作になると、10秒戻したい、30秒戻したいみたいなのをいちいちタップしてやってると面倒くさくなっちゃうなというふうに思いますので、
その辺の違いを考慮しながら本を選んでいく、そして読むツールも選んでいくっていうのをやっていきたいなと思っています。僕はですね、さっき話したみたいにオーディオブックは外国人が書いたビジネス書に関してはオーディオブックで読もうかなと思っていて、あとはですね、教養本みたいなものはもう文字で書かれたものをKindleで読むというような読書をやっていこうかなというふうに思っています。
せっかく聴覚が優位なので、その聴覚を使ったインプットみたいなものをですね、今後増やしていけたらいいかなというふうに思っているところです。皆さんもですね、自分の特性にあった、例えば自分は視覚優位なんだということであれば、多分読んだ方がいいと思いますし、それ自分の特性にあったっていうのも一つありますし、そのコンテンツ自体がですね、どっちと相性がいいかみたいなこともね、考えながら読書体験をですね、どんなふうに本を読むかみたいなことをですね、考えてみるのもいいんじゃないかなというふうに思います。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。