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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、内面化したピラミッドという話をしたいと思っています。
僕の友人にですね、空気が読めない友人がいるんですけども、
よくね、そこでその発言はヤバいでしょ、みたいなことを平気でやってしまって、
時に怒られたり、時に人を不快にさせたりしているということで、
なんであれで怒られたのかわからないということをよく相談されて、
あれはね、ということで説明することがあるんですけども、
それの時に内面化したピラミッドの話をするんですね。
人はですね、社会の構造を元にしたり、もしくは時代の空気を元にしたり、
人の経験を元にしたり、自分が所属している業界、業態、職種、
地域とか家族構成とかライフスタイルとか趣味とか、
いろんなものの影響でですね、ピラミッド上のですね、
価値観みたいなものを持っているんですね。
しかもそのピラミッドの中にその人がいて、
そのピラミッドの中のどこにいるかっていうのもまた一つあると。
だからまず自分は何かのピラミッドを内面化していて、
内面化したピラミッドの中のどこかに自分は位置しているということで認識していると。
これは費用ではあるんですけれども、実際そうだなと思うんですね。
例えばお金を稼ぐことがかっこいいって思っている人、
強くそれを思っている人っていうのは、ピラミッドの頂点はお金持ち、
ピラミッドの底辺は貧乏ということになるんだろうし、
精神世界こそが真理だと思っている人からすると、
すごく崇高な精神を持っている人は上に行くだろうし、
精神的に貧しい人が底辺に行くだろうしとか。
システムを把握して自由になることが一番の人生の醍醐味だと思っている人からすると、
より自由度の高い人がピラミッドの頂点と言われるだろうし、
自由度が低い人ほどピラミッドの底辺になるという感じで、
人一人がピラミッド的な価値観を持っていると。
何を価値観にするかによってそのピラミッドの在り方っていうのは全然違う。
特にこのインターネット社会以降っていうのは情報源も多様になっているので、
どんなピラミッドを作るのかっていうことがね、
多少インターネット社会以前と比べたら多様性があるふうに思うんですね。
ただ人と人と人が集まったときにはそれぞれのピラミッドを統合して、
何らかのピラミッドがその場に生まれるんですね。
例えば3人が集まったときにはその3人の中で生まれるピラミッドみたいなのがあって、
そこで自分がどこに位置しているかみたいなことが起こってくると。
僕は結構そんなふうに認識しながら人とコミュニケーションを取っています。
対話の場はちょっと例外なんですけども、
基本的に社会生活を送る、ビジネスをするとかそういったシーンの中では
かなりそのピラミッドを意識しながらコミュニケーションしています。
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そこにあるピラミッドの中でその人がどこに位置しているかっていうのを認識して、
その人が位置しているところよりもちょっとだけ背伸びして届くぐらいの
何か発言をするとその人からは好意的に思われるということがあるので、
ビジネスシーンとか説得したいとか相手に信頼されたいというときには
そのピラミッドを意識して、内面化したピラミッドというのを覗き込んでですね、
理解して意見を当てにいくっていうちょっとテクニカルなことをやってるんですけども、
今日お話ししたいのはそうやってピラミッドを見てテクニカルに
人にコミュニケーションしましょうみたいな話ではありません。
それはですねサイコパスっぽいことになるので、別にそんな
テクニックを見つけましょうみたいなポッドキャストではないので、
それは僕はそうしてますっていうだけの話です。
僕が今日言いたいのは今ね、人のピラミッドを見てそうやって
当てにいってるとかってちょっと何か言ってるけど、そんな僕自身も
自分自身の内面にピラミッドをきっと持っていて、きっとというか持っていて、
ただ自分でそのピラミッドをきれいに認識することはできないんですね。
自分が思い込んでいるということに気づくっていうのは、
それを思い込んでいたなと気づかされないと気づけないんですよね。
何かを思い込んでいるわけだから、思い込んでいるということを認識する
ということはできない。だから何かそれを思い込みだったと気づかせてくれる、
そのピラミッドの外側に違う世界があるんだということに気づかせてもらえる
体験をしないと自分自身では自分自身のピラミッドに気づくことができない。
これがね結構ポイントで、今日お話ししたいことっていうのは
自分の内面化したピラミッドの外側に行く体験、
自分のピラミッドの外側を感じる体験っていうのをもっと増やして、
自分の内面化したピラミッドを客観的に見る努力をしないと
システムにね埋没していってどんどん非人間化していくよねっていう話なんですね。
というのもですね、秘密結社の対話の中で養老たけしさんが
森に行けと自分を譲れと、普段システムの中で機械化しちゃってるから
そうじゃないね、ものを見る時間、自分を譲ってね
自分のセンターというか自分のバランスが取れるところを模索するためにも
1回自分を譲る必要があるんだというような主張なのかなと
その紹介してくれた方が言うにはそんな感じだったかなと思うんですけども
違ったらごめんなさい確認してみてください。
ピラミッドの外側に行くと通ずるものがあるのかなと思っていて
自分が思っている当たり前の外側を見る
例えば養老たけしさん的に言えば森に行けっていうことになるんだろうし
一般的には芸術とかっていうのはシステムの外側のものに触れて
いわゆるピラミッドの外を感じる時間、体験に繋がりやすいということで
アートっていうのは本来そういうものだと思うんですよね
余談ですけども、だからビジネス化されたアートみたいなものは
そのピラミッドの中にあるもので、僕からするとアートでも何でもないと
ファッションアートだというふうに思うので
本来システムの外にあるもっと禍々しいものというか
決してパッと見て美しいとかいう世界観ではない美しさだと僕は思っているんですね
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はいちょっと話戻しますけども
とにかくそのピラミッドの外側を見る体験
小さいところからでもいいと思うんですね
僕は人間観察が大好きなんですけども
その人をすごく観察していると全く理解しえない、よくわからない行動を取ると
それは僕にとってよくわからない行動だけであって
その人からすると、その人が内在化している、内面化しているピラミッドからすると
当然のことをやっているんだけども、僕のピラミッドの外側のことだったりするので
とてもね、面白いというか興味深い体験になったりするということですね
なので人間観察とか散歩とか、サウナもそうかな
自分の頭でクリアな状態で考えているでも
サウナで整うとまた違う脳内の状態で物事と向き合ったりできるので
また違った結論に至ったりするということで
ピラミッドの外側を見ることができると
なので自分のピラミッドの外側を見つめる機会を持たないと
自分っていうのは凝り固まっていってしまうし
自分が正しいと思ってしまうし
ピラミッドの外側のものは野蛮なものであるとか不審なものであるとか
怖いものである、危険なものであるという見方にどんどんなってしまう
社会人になれば、なんていうのかな
よほど意識していない限り生活がね
仕事一遍と家族一遍ととかって感じで
会う人が限られてくるということで
内面化したピラミッドがどんどん固定化されて
それが世界みたいになってしまいがちだと思うんですね
なので凝り固まらないためにも
自分の内面化したピラミッドっていうのを外側から見る経験
そしてそれはただ頑張ってみようと思っても見れないから
そういう体験をする
ピラミッドの外側の人と関わってみる
ピラミッドの外側を感じられるような場所に行ってみる
そういうことを積極的にしていかないと
自分というのをどんどん非人間化してしまうというか
流動性がなくなってしまう
固定化された自分みたいになってしまって
とても不健康
生物として不健康な状態になってしまうんじゃないかな
というのが僕の考えですね
なので人はみんなね
自分の中に内面化したピラミッドを持っていて
高機も低機もですね
自分の物差しで見ていたりすると思うんですけれども
それは決して自分の物差しでしかないから
その物差しっていうのは
あんまり信じ込みすぎると危ないなと思いますので
その物差しも柔軟性を持ったり
人の物差しにも反応できるためにはですね
自分のピラミッドをどんどん大きくして
この人はこういうピラミッドなんだなということを
素直に受け入れることができるのは
やっぱりピラミッドが固定のものではなくて
みんなそれぞれピラミッドがあるしとか
ましてやそのピラミッドってこうこうこういうピラミッドなんだな
ということを理解するためにも
自分のピラミッドはどんどん大きくして
人のピラミッドを理解できるような
広さ大きさというのを
持っていかないといけないんじゃないかな
というのが僕の考えです
ある意味それは地味ですけども
世界平和の一条になるんじゃないかな
というふうに思っていますので
自分の内面化したピラミッドを客観的に見て
そしてそのピラミッドを拡張していくということはですね
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大事なことなんじゃないかなというふうに思っております
本日は以上です
またお会いしましょう
さよなら
