00:01
劇団雌猫の悪友ミッドナイト
こんにちは、劇団雌猫のかんです。
ゆっけです。
このポッドキャストは、平成元年生まれのオタク4人組が、好きなエンタメや日々の生活のことなど、わいわいお話しする番組です。
深夜のファミレスで、横の席のおしゃべりに引き耳を立てる感覚で、まったり聞いてみてください。
はい。
はい、今日はゆっけとかんの2人でお送りします。
はい。
で、何の話をするかというとですね、私がかんちゃんと共通の趣味が実はありまして、ちょっとその話をしようと思うんですけど、その趣味とはズバリ何ですか?
L'Arcスen~Cielです。
口に出して久しぶりに言ったなっていう。
L'ArcスenスCielって久しぶりに言ったなって思った。
本当だね。なかなかフルネームで言わないL'ArcスenスCiel。
あとやっぱファンとしてはさ、フランス語の読みに近づけたくなってさ、L'ArcスenスCielじゃなくてさ、L'Arcスenって言った方がいいのかなとか、今すごい考えちゃったゆっくり。
はい。
虹に近づくようにね。
やばいな、もうちょっと早速うちはネタな感じですけど、ちょっとL'Arcを知らない人はそんなにいないかなと思うんですけど、一応説明しておくと、1991年に結成された日本の4人組ロックバンドでございまして。
91年ってさ、私たちが2歳や。
そう、ほぼ生まれたてぐらいの時に彼らは関西でL'ArcスenスCielとして生まれていたという、本当にすごくない?なんかそれでさ、今でも現役でバンドやってるってかっこよすぎだろうって冷静に思うんですけど。
うん。
そんなL'Arcがですね、今ちょうどアリーナツアー中でして、4月の14日まで全国でアリーナツアーをやってるんですけど、私がこの間代々木第一体育館でやったそのツアーに参加してきまして、ちょっとその思い出話もその感想も話したいし、私とかんちゃんそれぞれL'Arcの何が好きなのかというところを好きかって語りたいというので、今日のテーマにしました。
イェーイ。
イェーイ。
手もらったL'Arcの話するのは初めてかもしらん。
いや確かにね、かんちゃんとは何かのきっかけでお互い好きなんだよねみたいな話を、何かでお互い知ったんだけど、でも改めてどこが好きとかいつ好きになったとかそんな詳しく話したことないもんね。
ないないない。私しかもほぼ一人で応援してたから、はいちょっとこの後話します。
じゃあさ、そもそもかんちゃんがL'Arcにはまったのはいつ頃のことなんですか?
一番強烈にはまってたのはスマイル前。
03:03
スマイル前後?
アルバム名でアルバム名で言うのウケる。僕の会話すぎる。2000何年とかかなスマイルって。
2004年?
2004年か。
20年前だから中学生ぐらい。
かんちゃんはそのスマイル頃にL'Arcになんでハマったんですか?
ちょうどスマイルの前ってL'Arcが活動休止してたのよ。
ネオユニバースの後、FFのテーマソングをL'Arcが歌ってたよね。
で、その後活動休止して、その頃に私はケーブルテレビを親が契約してくれて、毎日狂ったように方角のヒットソングみたいなミュージックビデオを見てて。
MVだけ一日中流れてるチャンネルあるよね。
めちゃくちゃいい歌!
ミュージックステーションとかでハニーとかの頃、ドライバーズハイとかの頃のL'Arcは知ってたけど、ちょっとお兄さんお姉さんが好きなグループって思ってるね。
小学校の頃で。私、長女だからお姉ちゃんお兄ちゃんもそんな周りにいなくて、なんかちょっと距離を感じてたんやけど、自分がちょっと年齢が大きくなって、めちゃくちゃかっこいいってことがわかるようになったっていうのがそのぐらいの年齢だったのかな。
だってさ、そのハニーっていう、L'Arc史上多分一番売れてるシングルがあって、そのハニーと新色ルーズコントロールっていう、なんかさ、同時に3枚出たじゃん。
仮想とね。
仮想かな?新色かな?なんかMステも3週連続とかでその時出てて、私小学生だったんだけど、新色の演出が、なんかL'Arcが歌ってる両脇に柱が白い柱が立ってるんだけど、その柱がモハイドが歌えば歌うほどどんどん崩壊していって、その柱から血が垂れてくるっていう演出だったの。
思えてる?
思えた思えた。
めっちゃ怖いと思って。それが小学生ぐらいの頃だったから、私も子供の時はL'Arcってもっと年上の人が好きなバンドなんだって思ってた。
思ってたよね。話変わるけどさ、あの頃って連続リリース流行りすぎじゃなかった?高田久美もさ、めっちゃ出してたよね。
確かに、まだオリコンが元気だった頃の日本の。
そうそうそう、なんかどんどんマイナーの話したくなるから、今ちょっとこらえた。
あ、わかった。ちょっとじゃあ、何何?でも話して、話してよ。
いや、え、じゃあちょっとゆっきさん、ゆっきさんはいつぐらいにハマったのか教えて。
私は全然かんちゃんより後で、私大学生の時にはまったんですよ。
06:00
大学生が?
そう、大学入りたてぐらいの時だから、もう10年ちょい前ぐらいとか。
よくで言うと、あれ?ハリークリスマスみたいな頃?
でもハリクリよりもっと後だと思う。マイハートドロワードリームスとかかな。なんか20周年の時だったんだよね。
あれめちゃくちゃいいよね。
いいよね。そうそうそう。で、私も小学生の時からテレビとか見るのは好きだったし、音楽もね。
いとこがずっとなんかその月に人気のJ-POPをカセットテープに入れてくれて、なんかこれ車できるなって。
めっちゃいいとこ。
そう、ゆっけの一家にカセットテープを毎月渡してくれてたから、その中にそのラルクの有名な曲とかは入ってて、曲は知ってたんだけど、
でもそれこそその新色ルーズコントロールのMステの演出が怖すぎて、私の中でトラウマになってたわけ。
あと、ヘブンズドライブっていう曲もあるんだけど、なんかヘブンズドライブも、
なんか曲をそのいとこがカセットに入れてくれて聞いた時に歌詞が怖すぎて、え、わかる?
わかるよ。なんかあの、そう。
やけくそ感ね。
そうそうそう、やけくそ感が怖すぎて、なんかあんまり私はサンリオとかさ、ゆるキャラとかが好きだった子供時代だったから、全然私と住む世界違うと思ってハマらなかったんだけど、
でも大学の同級生でめちゃめちゃハイドのファンの子とたまたま同じサークルになって、その子がちょうどその20周年のライブラニバっていう、
ラニバ?
20周年ライブがあるから、それのチケットを取りすぎたから一緒に行こうみたいに誘ってくれて、それで行ったのよ。
で、その行く前にある程度曲を知っといたほうがいいからって言って、カラオケに行って、そのラルクの曲だけを歌うカラオケ会を開催した時に、
MVがさ、流れるじゃん、カラオケって。
で、そのMVを見て、もうどのMVもなんかめちゃめちゃ気合が入ってるというか、すごい綺麗な映像で、
ラルクも本気でさ、演技するじゃん、そのMVの世界観を作るために。
なんか、それにすごい感動して、え、こんなロックバンドが、こんなMVまで含めてこの人たちは作品なんだと思って、好きになった。
今さ、マイハートドローザードリーム2007年らしいよ、調べたんやけど。
2007か、あ、じゃあ全然もっと後だわ、私が好きになったのに。
なんなら、ハリークリスマスその同じ年でした。
だから、ゆっけさんはXXか、キスキスキスね。
そうだ、キスキスキスだ。
そう、キスキスキスもさ、なんか怖い世界観のMVなんだけど、もう大人になったゆっけは怖くなかった。
え、ね、聞いて、今私なんでXXXって言ったかっていうと、この頃、なんかラルク好きなのは親は知ってたんやけど、
09:00
これがキスキスキスって読むことを実家で言うのが恥ずかしくて、XXXって言うことにしてたんやったって、今すごい思い出した。
伏せ字、伏せ字みたいな感じでね。
これもいいんだよな。
いや、いいよね。世界観があるよね。
かっこいい。
これはハイドなんか?
ハイドやな。
キスキスキスはハイドですね。
っていうのもなんかこれ、ファンじゃない人意味分からんかもしれんけど。
ラルクは全員曲を作るんですよ。
そう、天才の集団だからね。
そこがまた魅力よね。誰の曲派っていうのがあるよね。
そう、作曲する人によってちゃんとね、この人はこういう曲調が得意で、みたいな方向性がみんなあるんですよね。
え、かんは誰、誰派?誰の曲派とかある?かんは。
けんちゃん。
いや、まあそうよな。
なになに?
いや、私もけんちゃんの曲が好きだからちょっと話が広がらなかった。それ以上。
そう。
そうなんや。あのさ、やっぱり広告のタイアップ。
え、この話まゆっけさんどうしたの?広告のタイアップ案件を書かせるなら絶対にてっちゃんのじゃない話だったよね。
したしたした。そう、てっちゃんは商業的なんだよね。
すごいとっつきやすいポップな曲を作るのがベースのてつやさんは得意で。
だからアニソンとかはね、鋼の錬金術師の作曲とかはてっちゃんが作ってる曲が多いという。
でもレディーステディーゴーってハイドさんじゃなかったっけ?
レディーステディーゴーはハイドさん。リンクがてっちゃんかな。
あ、待ってレディーステディーゴーを作詞ハイド作曲てつですね。ゆっけさんさすが。
あ、そうなんだ。
じゃあやっぱりタイアップといえばてっちゃんで。
だってさ、30周年が数年前にあったんですけど、その時になんだっけ?
なんかそれもね、その30周年の時の曲もアニメの主題歌になったんだけど、それもてっちゃんが作曲してたんだよね。
でもなんか今になってもアニメのタイアップっててつが作るんだっていうなんかしみじみとした良さが。
確かに確かに。
この時代でもけんちゃんとかはそういうのはやんないんだみたいな。
確かにね。説明するとけんちゃんはすごいアーティスト、作品性がある。
うん。
なんやろな。
序章的だよね。ちょっとロマンチックじゃないけど、なんか世界観がめっちゃちゃんとある感じ。
そうそうそうそう。で、ハイドさんはロックが好きなんだなっていう感じの曲。
うんうんうん。
で、ハイドさんのソロ時代の話もしたいな。
まあはい、ちょっとやめとこう。
あ、でもそっか、ゆっけさんはハイドさんがソロ時代のあのなんかシラがやった頃はファンじゃないもんな。
12:05
そう、私はその頃は過去のエピソードを掘り起こした時にしか知らない。
そうやんな。
あとそのユッキーも、ユッキーというのはドラムのユキヒロさんなんですけど、ユッキーも曲を作るんですが、ユッキーの曲の特徴はなんだろう。
でもなんかユッキーは、ユッキーもなんかロックだけど、ハイドよりちょっとなんかダークっぽい感じのロックというか、なんか突き詰めてる感がある感じはする。
分かる。規則的な。
あ、そうそう、規則的な打ち込みのようなドラムね。
ちなみにさっき私が言ったその30周年の時のアニメの主題歌になったのは、Foreverという曲ですね。
うわ、それ知らんわ。一番最近のシングルやん。
そう、しかもこれ作詞作曲どっちもてっちゃんですね。
え、そんなパターン?
うん。
珍しくない?
責任感を感じるよね。てっちゃんの30周年やらなあかんみたいな。
確かに確かに。あ、そうラルクは関西人、ユッキー以外関西人なんで。
そうなのよ。そのギャップもまたね、いいよね。
めっちゃいいよな。
ユッケさんはラルク何が好き?そのさっき言ってたミュージックビデオとかでハマったきっかけあるじゃないですか。
うんうんうん。
知れば知るほどで今は何が好きだなって思うの?
私は今はそのラルクはなんかやっぱり物語性があるところがすごく好きで、
結成秘話からすごいドラマチックなのよラルクって。
なんか当時のことは私は知らないから全部後追いでwikipediaとか音楽雑誌のアーカイブとかを読んで得た情報だけど、
リーダーのベースのテッツ、テッちゃんがバンドを組みたくて関西でいろいろ若手のバンドマンが集まる集会みたいなとこに行ったら、
そこでハイドさんを見かけて、ハイドさんがその時髪の毛も長かったから女の子めちゃめちゃ美少女みたいな感じに見えて、
え、なんだよこの人すごいって思って声をかけて何としてでもこの人とバンドが組みたいからって言って、
ハイドの実家とかバイト先とかにも電話をかけまくって、俺とバンドを組むぞって言ったっていうその2人の出会いから始まり、
何人かのメンバーチェンジだったり脱退加入活動を休止、ソロ活動、仲が悪くなるなど、なんか様々な物語を経て今に至ってるんですけど、
物語と音楽が連動してるというか、さっき私が言ってたその怖いって思ったヘブンズドライブとかって、
ラルクが本当に馬車馬のように働かされていた時代で、なんかマスメディアなんてくそくらえみたいな気持ちが多分あり、
そういう投げやりな曲、激しいロックに乗せてきつい言葉を言うみたいな曲ができてたりとか、
15:05
大木松やったしね、あの頃。
そうね、90年代末はピリピリしてましたね。
やっぱり活動を休止して、また再び頑張るぞみたいな時は、レディーステディーゴーみたいなちょっと明るい曲になってたりとか、
そういう曲を順番通りに聴くと、この人たちの人生の起承転結がなんとなく感じられるところが、なんて聞き応えがあるバンドなんだと思って。
そこが好きです。
ありがとうございました。
見てください。
あ、すごい。
開放の、持ってきたの。
え、ウケる。
そう、これあの音声だけなんでポッドキャストは伝わらないけど、かんちゃんが今めっちゃ懐かしいラルクのファンクラブの開放をめくってる。
うん、これはラルクが10周年の時にファンクラブ限定で発売された、えっとその10年間のファンクラブ開放を4つ、3つか4つの本にまとめたものなんですよ。
素晴らしいね。
で、ハイドズダイヤリーっていう第1回の開放。
知ってますか?
それも知ってます。
開放にオタクの写真が、オタクのスナップがさらされてる。
ほんとだ。
見たい、それちゃんと。
だってさ、けんちゃんがさ、トイレしてる写真とかあるよ。
いや、まじで平成初期って感じだな。
すごいわ。
っていう開放が始まったと、なんで今これを見せたかというと、ラルクのどんなところが好きにも関わるんやけど、
知れば知るほど関係性がめっちゃ面白くて。
あー、わかる。
メンバー同士の。
意外と4人中3人は関西弁で、地元から一緒に出てきてる幼馴染。幼馴染ではないけど、地元から?すごい若い頃から一緒にやってる子たちで、
確かさ、ちょっと忘れてきたけど、ハイドさんとけんちゃんはもともと同じ番組?
いや、けんちゃんとてっちゃんが家がめちゃくちゃ近所で、
そうそうそうそう。
生まれた時からの付き合い。
そうやんな。
みたいなところとかがなんか面白い。そこからここまで来るんやっていうのとか。
面白いし、あとはなんか、彼らのマスカラ見たキャラクター性に対して意外と隠さない。そういったエピソード?
確かに。
まあ意識的にやってるところも、特にてっちゃんとかはありそうやけど、秘密主義すぎない?そのバランスが上手いの。
ちょうどよくプライベートを出してくる感じが面白い。
そうだよね。だってさ、好きになる前とかは本当にこの人たち怖い人たちなんだって思ってたけど、なんかちょっと好きになったらさ、元の性格とかがすごいわかりやすいし、
18:07
みんなそれぞれキャラクターがめっちゃ立ってるじゃん。ここがすごいよね。あんまり隠さないところが。
そう、奇策?奇策な感じ?というところが面白くて、あと曲の量もめちゃくちゃ多いから、気分に合わせて。
今日はめっちゃ昔の歌聴こうとか、今日は割と最近の2010年以降の曲聴こうとか、それが気分に合わせていろいろ聴けるから、一つのバンドだけど、ずっと聴いてられるところが好きかも。
それもやっぱいろんな人が作曲してるからこそっていうところもあるよね、きっとね。
そうかも。あとは長く続けてくれるって、それだけで本当に価値で、ファンとしては?本当にありがたい。
いいね。わかる。
ラルクって世間一般のイメージからすると、やっぱり常に仲が悪そうみたいなイメージがうっすらあると思うんですけど、世の中の人たち。
そう、なんか言わない?プライベートで全然喋らないみたいな印象を持たれがち。
私の周りだけかな、それは。実際その仲が悪くなりそうだったから活動を休止した期間とかもあったりするし、そういうところのイメージに引っ張られてるんだろうけど。
ラルク・アンシェルはこれまで活動を休止したりとか、メンバー同士の仲が悪そうみたいな時期があったりとか、いつ止まってもおかしくなかったりしたわけじゃないですか。
で、実際にそのライブとかも20周年の頃とか25周年の頃とかかな、なんか私が行ったライブでも何回か、
いやなんかもういつ次ライブできるかわかんないからねとか、なんかもうこれがこの曲歌うの最後になるかもねみたいな、なんかそういうちょっと面白おかしくだけど、そういうMCとかをしてたりとかもしたわけ。
でもこの間、今やってるアンダーグラウンドっていうアリーナツアーの私が行った回で、今回ね28年ぶりに歌う曲があるんだよね。
アンダーグラウンドっていうタイトルだけあって、すごいマニアックな曲を結構最初の方でガーってやってくれるんだけど、すごい昔に出した曲とかも歌ってくれてて、
それについてハイドさんがMCで、なんかこの曲ライブで歌うの28年ぶりらしいですよ、また28年後に歌わないといけないからその時までみんなまたライブ来てくれるかなみたいなことを言ってくれて、
なんかそれを聞いて私はもう泣きそうになった。え、28年後ライブやってくれるつもりなんだみたいな。
すごい。
そう、続けてくれるのはありがたいよね。
いいね。
かんちゃんはさ、さっきいろんな曲、気分によっていろんな曲聞くって言ったけど、特にこの曲が好きとかあるんですか?
21:02
あるあるある。めっちゃあって、私初期の曲がめっちゃ好きで、特にたかんの中学生の頃にTSUTAYAに行ってCD借りて焼いてさ、やってたわけだけど、それこそけんちゃんが作った予感っていう曲があって、めっちゃ初期やん。
インディーズ時代の曲じゃん。
予感がめっちゃ好きなの。
いい曲だけどね。
めっちゃいい曲だし、テーマ予感ってさ、道の先とかにあなたがいるような気がするみたいな歌詞で、それでタイトルが予感っていうのもめっちゃおしゃれだし、
さらにこれからラルクのアーティストとしての人生が始まる時に予感っていうタイトルの曲を最初に作るってめっちゃ素敵やんって思う。
確かに。
やばくない?
本当にさ、初期も初期で、インディーズからもうメジャーに行ったばっかりぐらいの頃の、その超最初の頃の曲って、なんかやっぱラルクの皆さんのさ、俺たち今青春してんねんでみたいな感じをびんびんに感じるよね。
関西人やしな。
関西人やし。
だからなんか、一番最初の曲に予感ってつけるセンスやばいなって思うし、またその曲も普通にめっちゃいい曲で、すごいなんかコピーライトのセンス、コピーライトじゃない、キャッチコピーのセンスがある。
タイトルのつけ方めっちゃうまいよね。
めっちゃうまい。
だってそれこそさ、昔元いたドラムの人がいろいろトラブルがあり、やめて、一回活動を休止した後に再指導するぞっていう時ににじっていう曲を出したんですけど。
やばいね。
にじもさ、ラルクアンシエルっていうのはフランス語でにじっていう意味だから、バンド名の由来の日本語でもあるし、そのにじっていう曲の中の歌詞ににじがかかるとか直接的な表現は一つもないの。
でもまた雨が上がってうんぬんかんぬんみたいな、歌詞を聞くと自然と頭の中ににじの映像が浮かぶみたいな。
それでタイトルに立ち替えるとにじっていう曲でひえーって。
やっぱ文脈理解をね、必要としてくるし。
日本授業好きな子はラルク好きだと思う。
いやでも確かにそうかも。小説とか読んでるみたい。現代文の授業みたいだよね。
そう、だから国語の教科書をもらって新学期に最後まで物語とか読んじゃってたような子はラルク好きですよ。
逆に言うとさ、今勉強好きじゃないけどラルクは好きって人は、もしかしたらそういう気持ちで、この国語の教科書に書いてる言葉は全部ハイドが書いたんだって思い込めば、現代文が得意になるかもしれない。
24:12
確かにタイトルとか考えるといいかも。
なんか広告代理店のさ、週末の面接の時とかもさ、やっぱそういうことを意識してハイドを下ろしてキャッチコピーつけるエントリーシートとか。
あのー今予感の歌詞見てるんですけど、やばいなっていう歌詞言うねん。
風が少しずつ動き始めた私のところへっていう歌詞があるのよ。
確かに予感じゃない?それ。予感ですよ。
予感とは一言も言ってないのよ、こちらも。
いや、ほんとだね。でもそれは予感だね。
で、歌の最後は、あなたがもうすぐこの道の向こうにやってくるような気がしているっていう歌詞が最後なんですよ。
いやー、鳥肌。
予感ですわ。
これは国語のさ、テストで、これ漢字2文字で熟語で答えてくださいっていうものだね。
だから予感じゃない?
丸ですね、それは。
丸でしょ?
私が国語教師なら丸プラス5点。
未来とか書いたら三角。
予感だね、それは確かに。
気持ちいいタイトルつけるんよね。
いやー、やっぱそれもさ、ラルクって作詞は割とハイドさんがしていることが多いんですけど、
ハイドさんってもともと絵描きになりたくて、絵を描くことが好きで、アニメーターとかになりたくて、そういう勉強とかもしてたけど、音楽の道に進むことになったっていうような人だから、
絵を描いてるっぽいっていうか、文章なんだけど、それを読んでると頭の中に風景が広がるみたいな歌詞を書くのがめちゃくちゃ上手いと思う。
確かにさ、この初期のタイトル付けって本当に神がかってて、夏の憂鬱やばいよね。
夏の憂鬱やばいね。夏の憂鬱めっちゃいい歌だよね。
マジでいい歌だし、タイトルセンスやばいと思う。
やばい。あと、風に消えないでね。
いや、それな。
風に消えないでもめっちゃいい歌やんな。
いい歌。
私それこそさ、私が好きな曲最近なんだろうって考えてて、私も結構初期の曲が好きなんですけど、私はビビットカラーズとフラワーがすごい好きなの。
ビビットカラーズ最高。
最高だよね。
最初に囁くやつ。
そう、ビビットカラーズって囁きから始まるんですけど、いいね。
27:00
今このポッドキャストを聞かれている方、ラルクそんなハニーぐらいしか知らんなっていう方にはまってもらうために、なんか1曲おすすめするとしたら何がいいかな。
これはちょっとね、それぞれじゃなくて、2人で合意形成をする必要がある。
わかりました。話し合っていこう。
そう、2人でいこうね。
なんだろうね、でもシングルの方がやっぱりとっつきやすかったりするのかな。
シングルね、そうかもそうかも。
じゃあイメージとしては、ハニーは知ってる、レディーステディゴも、メス猫のね、このポッドキャストを聞いてくれてる方ならハガレンで知ってるだろうと。
確かにすごい、ペルソナーが形成されてきた。
そう、そういう曲じゃなくて、ラルクの良さってこういうとこなんよなっていうことを知ってもらうための1曲。
はいはいはいはい。
どうしよっか。
そう、だからいつも好きな曲聞かれて、予感やから絶対に予感って言うんやけど、絶対に予感は聞いてもらえないだろうっていう感じで言ってるから。
予感はさ、結構掘り下げ掘り下げてった先にたどり着く名曲感があるもんね。
そうかもそうかも。
で、割と最近の曲、まあ最近目?キャリア的に後半目の曲がいいのかもしれないとは思ってるんですが、ちょっとラルクの曲一覧を出すわ。
まあでもさ、ゆっけさん冒頭にマイハートドローザドリームの話しましたけど。
はい。この壮大さはいいですよ。
いいよね。
うん。なんか嫌いな人はいないと思う。
大衆が好きな。でもね、マイハートドローザドリームはライブに行くと私たち客が歌わなきゃいけない、結構全力で歌わなきゃいけないパートがあって。
夢を描くよって。
そうそう。なんかコーラスの部分をみんなも歌ってとかハイドに言われるから私たち全力で歌うんですけど。
映画化されるのよな。
うん。っていうのを思うとさ、やっぱライブに行って初めて本当にその良さが理解できる曲なような気もする。
あーなるほど。
実際に歌ってみてね。
そっかそっか。
いい曲ですけど。
ゆっけ的には何かと思う?
うわー。
ちょっとアルバム曲もワンチャンありにしよう。ちょっと見よう。
でもさ、私がすごい何気に実は、でもこれもちょっとハガレンなんですけど、グッドラックマイウェイ好きなんですよね。
いい歌いい歌。
あ、いい歌やぞー!
明るいんだけどちょっとした切なさも絡んでるところがすごくラルク感があって、でもすごい曲調とかはとっつきやすい。
30:02
めっちゃ明るいめっちゃ明るい。ラルク明るいけど切ない系あるよね。
ね。他に何かあるかな。
昔まで遡っちゃうとどうなんやろうっていうのは。
でもさ、私たちそのメス猫のポッドキャストを聞いてくれてる人は、まあ私たちと同世代、まあちょい下とかの人もいるかもしれないけど、でさ、多分オタク寄りの人が多いと思うんですよ。
うん。
何かしらのオタクな人が多いから、この曲を聞いて頭の中で妄想が広がるみたいな曲が好きな人は多いかもしれない。
それで言うとさ、てっちゃんがめちゃくちゃ切れまくってるアルバム曲、わかる?
え、なにわかんない。
えっと、それこそめちゃくちゃ忙しかった頃。
今、ウィキペディアの1998年発売のハートっていうアルバムの収録曲見てるんやけど、あなたっていう曲めっちゃいい歌じゃない?
あなためっちゃいい歌。
めっちゃいい歌よね。
めっちゃいい歌だね。
あなためっちゃいい歌。
いや、あなたもさ、タイトルあなたって言うのがまた素晴らしいよね。
これは歌詞ではあなたって語りかけてるんだけどね、大切な人に向かって。
でもなんかその、もっとさ、おしゃれなシャに構えた、もっと気取ったタイトルもあっただろうに、あなたってストレートに言う、素晴らしい。
いや、あなたいいですね。
あなたいいよね。
これはファンの中でもめっちゃ人気高い歌ですよ。
あなたいいんじゃないですか?
あなたにしますか。
私がさっき言ってた、てっちゃんがめっちゃキレてる歌わかった。
何?
リアルに入ってる、ブレイブリー。
あー、昔は良かったなんて言わないでってやつね。
そうそうそうそう。
あれはね、確か。
そうそう、確かキレてた気がする、歌詞的に。
てっちゃんって、キレてることがわかりやすくて可愛いんだよな、なんか。
こう、週刊誌とかメディアとかに対してもだし、それを見て上辺だけでバンドが変わったとか、前の方が良かったって判断するような、上辺だけのオーディエンスに対して。
これは全然隠さずに直接的に起こってる歌詞なので、面白いので見てみてほしい。
いやそうなんだよな、なんかそれこそさっき言ったさ、ラルクの物語が好きみたいな話だけど、そのラルクが歩んできた道のりと曲を聞き比べると、なんか逆にさ、90年代末とかってめちゃめちゃ売れてたし、
旗から見てたらすごいイケイケ、ライブの規模もどんどんでかくなっていくし、すごい売れ路線に乗って頑張ってるように見えるけど、
33:00
その時に出してるアルバム曲とかシングル曲とかって本当にみんなすごい感じが悪くて、忙しすぎて俺たちしんどいみたいなのをストレートに曲に乗せてくるところが、
当時自分が繊細なファンだったらショック受けてたかどうかはわかんないけど、今改めて過去を遡って見ていくと、この人たちいつまで経っても自分に素直で好感度高いなっていう気持ちになるんだよね。
なんかせっちゃんとか特にクライアントとか代理店の要望にすごい忠実なアウトプットを出してくるアーティストだと思うんですけど、
同時にこういう毒を吐くというかこういう直接表現もしてて、なんかこうやって自分でバランス取ってたんやーって思う。
たしかにね、クライアントが関係ないアルバムの3,4曲目とかんでね。
それをハイドが歌わされてて面白い。
ハイドさんが歌っててほっこりみたいな。
ハイドさんなりの表現を乗せてね。
でもさ、本当にそのやっぱりキレキレの時代、ちょっとこれだけ最後言わせて欲しいんですけど、
今さ、昔の曲とかを割と初期の曲とか、ハートっていうアルバムも結構昔なんだけど、今のラルクもすごい熱くて、
それこそ私そのライブに行くたびに思うのが、昔のラルクってさ、すごい下ネタを言う集団だったじゃん。
それね、私言おうと思ってた。それが嫌だった。
それが辛くて、なんかそこだけが嫌だったんだけど、
特にその下ネタで場をつなごうとするのがギターのけんちゃんという人がすごい下ネタが好きで、
なんかMCでめちゃめちゃ下ネタを言い続けてきてたんだけど、
最近なんかけんちゃんなりにちょっとこれは今の時代にそぐわないのかもしれないってたぶん気づき始めて、
ちょっと最近のMCでは控えめになってきたの、下ネタが。
でもその代わりにMCで喋んなきゃいけないからさ、その喋る内容が年々可愛くなってきてて、
私がライブで行った回では、ドラムのユキヒロ、ユッキーっていう人がとにかくすごい無口で、
コンサート中に一回も喋らないことが全然普通なぐらいの無口な人なんだけど、
その時の回でもユッキーが全然喋んなくて、
お客さんがMCの合間を縫って、ユッキー喋って、みたいなことを叫んだわけですよ。
そしたらそれをハイドが受け取って、ユッキー言われてるよ、なんか喋ってあげなよって言うんだけど、
ユッキーはいや俺はいいみたいな首を横に振るみたいな。
そしたら横からけんちゃんが出てきて、じゃあ今日から俺がユッキーだって言って、
ユッキーごっこを始めるっていう50代前半ぐらいの男性たちがすごくない?
人間って歳とっていくとゆるキャラに近づいていくんだなって思った。
36:03
でもちゃんと時代にアジャストしていってくれててありがたい、ファーとしては。
どうしても発散したくて下ネタを言う時もあるっちゃあるんだけど、
でも昔より減ったので、そういうのが苦手な人でも今のライブは楽しめるんじゃないかと思っております。
よかったです。
いいことです。
しゃべり足りないけどね、もうラルクの話本当に。
そうなんだよ、ちょっとさ、今度またカラオケ行ってさ、実際に歌いながら語ろうよ。
実際に歌いながら?
ダイブトゥーブルーのMV一緒に見ようよ。
わかった。
ちょっとね、まだまだ語り足りないところではあるんですけど。
はい。
はい、こんなところで終わりますか。
お願いします。
それでは今日はこの辺でお便りも募集しておりますので概要欄をチェックしてください。
劇団メス猫の悪夕ミッドナイトは毎週金曜日の朝に配信予定です。
それではバイバイ。
ラルクのバイバイって曲もいいんだよな。