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2025-09-16 21:07

【5-2】芸大ラジオmymy 番外編 50周年企画って

URL

京都芸術大学

https://www.kyoto-art.ac.jp/


沿革

https://www.kyoto-art.ac.jp/info/history/


2025年度京都芸術大学通信教育課程在学者数は過去最多の17,586名

https://www.kyoto-art.ac.jp/t-blog/?p=123206

サマリー

京都芸術大学が2027年に迎える50周年に向けたラジオ企画について語られています。このエピソードでは、計画されているイベントやウェルビーングに関連する新しいアイデアが紹介され、リスナーとのコミュニケーションの重要性が強調されています。芸大ラジオの50周年企画の議論では、ウェルビーングやその関連語彙の使用についての難しさが取り上げられ、その意図が深く掘り下げられています。また、学生や社会全体の幸福感を考えるイベントがどのように展開されるかが重要なテーマとなっています。

ラジオ企画の背景
芸大ラジオmymyです。前回は、これまで4組のゲストを招きした振り返りを行いました。
今回は、前回、坂井さんが悪の権下と紹介した。そんな言ったわけない。悪の事務局。悪の事務局。
と紹介した我々を、このラジオに招いてくださった方をゲストに招きするということで。うん、そうですね。
今回は、このラジオがそもそも何で始まったのか、みたいな。
これは、京都芸術大学っていう、京都の北白川にある、山の中にあるこの大学が、
今度、2027年に50周年を迎えるっていうところで、このラジオの企画が始まったんですけど。
その事務局なんで、今どういうことを話し合っているかとか、何でラジオなのかとか、この辺のことについて、僕そんなにうまく話せないと思うんで。
悪なんで。悪はね、だいたいそういうのうまく話せるのよ。わかる?
アイディアは大して出せないのに、そういうのだけうまく話せるのが、だいたい悪なのよ。
で、いつもいたんですよ。皆さん実は。僕らの片隅に常にいて、なんかちょっと笑ったりとかもしてくれて。
そういう田中洋一っていう男がおるんで、これを今回は招いて、俺たちの緊張感もね、体験させてやろうということで、
皆さん温かい耳でお聞きください。田中さんです。どうぞ。
はい。アイスのスプーン持ってこなかったと言われた田中です。お願いします。お願いします。
ちなみにアイスのスプーン持ってきましたけどね。え?
堺さんが作っている伝統工芸のアイスのスプーンを持ってこなかったと。そうそうそう。
一瞬頭の中では、スプーン持ってきたらすごい受け入れたろうなっていう風に思ったんですけど、
でも堺さんの商品だから、堺さん持ってくるんじゃない?ぐらいのつもりで、プラスチックのスプーンを持ってきました。
そうやったっけ?はい、そうです。ありがとうございました。
手掴みさせたわけではありません。はい、もちろん。
はい、そんな田中さんに、このラジオの母体というかね、企画の母体となる50周年の話を聞いてもらえたらいいかなと思いますけど、
田中さん、ちょっと50周年で今、どんなことを考えているのかっていうのを、ちょっと学生の菜の葉ちゃんおよびリスナーの皆さんに分かりやすく説明してもらえますか?
2027年に大学が50周年を迎えるっていうことがあるので、27年に向けて何かやりましょうみたいな感じで企画がスタートしているんですね。
といっても50周年なんで、大学、古いところだと100周年とか、百何十周年とかっていうのがある世界なわけですよ、大学って。
ということからすると、まだまだ新しい大学なんで、そこで50周年で、50年の歴史振り返って、いわゆる写真みたいな感じでやってきたことをまとめましょうみたいな感じだと、どうなんだろう、それ。
そうではなくて、これからの50年に何かを残していく、そんな企画をやりたいねみたいな話を委員会で話をしているっていう感じです。
そのうちの一つでラジオがあるんですよね。
ラジオしかやってないですね。
会議は定期的にずっとやってるんですけど、その中で2027年にやるっていうこともあるんで、27年に何か行事とかいろんなことやりましょうっていうのでスタートしてるんですが、
とはいえ議論だけしてても面白くないし、うちらしくもないみたいな感じもあるんで、
それだったら、とりあえずやってみようよ。議論して何かすごいものが最後に2027年にできるというよりは、そのプロセスもみんなに開示していくみたいな感じでやれたらいいねみたいなものの一つがこのラジオなんですね。
だから早めに卒業生に来てもらって、いろんな話を聞いてっていうことをやってるんで、これだけしかやってないわけではもちろんないんですけど、
アウトプットとして形になってるのはラジオみたいな感じです。
ウェルビングの考察
だからね、またこれ今回特別の番外編なんですけど、次からまた卒業生を来てもらってまたやるじゃん。
その間の番外編には50周年のチームがあるんで、その先生とかにも来てもらって話して、時々50周年の話を入れていけたらいいのかなと思っています。
なんせね、これどんな人が聞いてくれるかわかりませんけど、できれば今学内で働いてる人とそれから学生さん、現役の、そして通信教育の学生さん。
うちの大学って通信教育の学生めっちゃいますからね。何人でしたっけ田中さん。
詳しくはわかんないですけど1万人超えてるらしいですね。
すごいですね。いろんなリスナーが今想定されているんです。
そういう人たちに学校の関係の人たちにはある程度50周年の情報がこれを通じて伝わっていくといいなと思っています。
なかなか難しいんですよ。こんだけ人数が多いと50周年みんなで祝おうぜとか言ってもなかなかこう。
でもラジオとかやと気軽に関われるしいいなと思っているんですけど。
田中さん他にどんな企画を考えてんだぞみたいな。ちょっと言ってあげたらいいんじゃない。
そうですね。はっきり形が今できてるわけじゃないですけど、ウェルビング企画みたいなものをやりましょうみたいな。
ウェルビングっていろんな意味があるんでどんな展開になってくるかっていうのはわかりませんけど、ウェルビングって生き方につながっていくことじゃないですか。
うちの学校って結構新しいこといっぱいやって先生たちすごい忙しいとかね。行ってみれば先端的な教育を次々と展開しているみたいなところなんで、それを作っている先生たちの努力ってすごいすごいと思うんですよ。
世間からも評価されているから学生がどんどん来ているみたいなところもあるんだと思うんだけど、大変は大変先生たちからするというのもあるんで。
その先生たち大変なんだけど、でも楽しいとか嬉しいとかやりがいを感じているとか、やってて認められるとか、そんな関係っていうのが実は生きやすさにつながっていったりしてたりもするし、
あとはこの大学って哲学みたいなのがあるんですよね。なんとなく新しいことをやっているというよりは、
京都文芸復興とかね。
京都文芸復興みたいに何か核になるものがあって、それに向かって全てのことが組み立てられているみたいな感じの教育カリキュラム、プログラムになっているんで、
それって寄り所があって仕事をしているって結構豊かなことなんじゃないかな、みたいなふうに思っていて。
それを感じられるようなプログラムも、ウェルビーングみたいなところからやっていけたらいいかな、みたいな感じの話はしてますね。
あとはそのいろんな出版企画みたいな。
なんかさ、長くて分かりにくいよ。
何なんだ一体って、なんかモヤっとしてるやん。もっとさ、リスナーの人の気持ちになってよ、たなかさん。
例えば、サウナ作りますと。これ分かりやすいんですよ。
サウナっていうか?
いや、サウナ作ろうとしてます。でもできるか分かりません。とかな。
ああ、なるほど。
そういうのでいいじゃん。なんかもうちょっとこう概念的なやつやめてくれたらよい思う。
これ今離脱したらみんないっぱい聞かんくなったりね。
他にどんなこと考えてるか言って。
実際にやるかどうか分かんないですけど、サウナを作ろうみたいな話は出てますね。
そうね。バスがさ、坂登ってサウナになってたら、結構おもろない?
学校のほら、山のふもとというか、舞台の横の坂道登ってさ、広場のところにバスがポンと止まってて、サウナになってて、学生とかが夕暮れ時に集まってきてサウナ入ってたら結構いいやん。
多分、面白がる人が来てくれるんじゃないかな。
そしてその時に、例えばさっき話してたウェルビーングについて、何がウェルビーングなんだということとかをサウナに入りながら語り合うような、それに関連したイベントとかも開催できると思うし、いいなと僕は思ったんですけど、
これがテントサウナになると、ちょっとそのテンションの上がりが減るなっていうのをすごい感じてて、できればバスサウナでそういうことやって、
あ、面白い。サウナってこんなに学生喜ぶんやなって、例えば学生だけじゃなくて、教職員も認知したら本格的に山の上にサウナ作ろうぜみたいなことにもなるかもしれない。
でもサウナの理由っていうのはもうちょっとちゃんとあるよ。人と自然との接点を増やそうとか、山の中にあるんだし、山の木を燃やして燃料にするみたいなこともいいんじゃないとか、いろいろありますけどね。
働き方の価値観
短髪した材料とかをね。
乾かさなきゃいけないんだなとかね。
はい、それから。
そうですね、あとは出版企画みたいなので、現代用語の基礎式じゃないですけど、今のアートについての話みたいなことを出版をしていったらどうかみたいなことは企画として出てますね。
具体的なのはそんな感じですかね。
なるほど。
で、そのウェルビングっていうことに関して、最近僕がすごい思ったことあるんでいいですか。
最近って本当に何時から何時まで働いて、定時で帰って、その後ジムに行ったり、楽しい時間を過ごしてみたいなことが、すっごい正義みたいな感じになってるんですよ。
僕はそう感じてて、自分の時代は少なくともそんなこと考えたこともなくて、夜遅くまで働いてて楽しい、イエイみたいな感じだったんですよね。
で、あとね、ある学生が僕に言ったんですよ。
この間先生が、僕はシステム作ってるから、いつでもどこでも仕事できるんだよね、パソコンさえあればみたいなことを言ったのを聞いた学生が、めちゃくちゃかっこいいって思ったっていう話も聞いたんですよ。
で、うん、それかっこいいやんって思っちゃって、もっといろんな仕事あるやんみたいな、農家さんとか、でも農家さんとか汗水垂らしてさ、だけどメンタルは強いよ、農家さんはとか、なんかそういう自己肯定感とか言ってるやん。
農家さんにその質問とかしたらなんて答えるのかなっていうぐらい笑っちゃうような質問になるんですよ。
それやっぱり都会で生きてるとそうなるんかなとかさ。
で、よく考えていくとさ、例えば、俺1時間だけ仕事して100万円儲けれるんだ毎日っていうようなことがめちゃくちゃ幸せ、ウェルビーングっていう感覚すごいあって、
それの延長線上に、だから私は福利構成がこれだけいい会社で何時から何時まで働いて、あとは残業は絶対ないし、あったとしても残業代がめちゃくちゃつくんだよみたいなことが勝ちっていうような価値観をすごい感じる。
で、例えば新入社員が入ってきました。そのこと結構大事にしてるなって、どうしても感じちゃうし、え、でもそんななんか効率よく働くってことが一番幸せ、そこイコールなんかなとか、それについてちゃんと考えたことがあって、
それから、その感じで20代過ごしたら30代どうなんやろっていうか、20代やっぱりできないこともたくさんあるし、わからんことだらけやから、むっちゃ働いたほうが幸せだなって思う。
ウェルビーングの難しさ
で、自分はすごい思うけど、そういうこと言うと、なんかこいつはブラック企業だみたいなふうにどうしてもなる?え?みたいな。そう、俺は本当に君のためを思ってそう言いたいんだけど、でもなんかその効率よく働くっていうか、
でもクリエイティブなことってさ、どうしても時間かかるから、なんかなーみたいなことを僕は結構最近考えてて。
やっぱりなんか何が幸せかがもう人に決められてるっていうか、潜在的に。
そうなんだよ。何が幸せかが決められてる感じがある。それについてちゃんと考えてない。
たのんぱさんどう思う?
委員会の全体の雰囲気としては、どっちがいいみたいなのは全部ないと思うんですけど、
何かの、どっちがいいというか、どっちがいいというか、どういうふうに考えているんでしょうか?
さすがこの芸大ラジオ前々におるだけはあるな
ありがとう
田中さんどう思う?
委員会の全体の雰囲気としては
どっちがいいみたいな議論はしないでおこうみたいな方針ですよね
何が正しいか何が正しくないかっていう答えを
50周年に提示しようではなくて
この後の50周年作っていくために
みんなでそのことを考えないといけないよね
流されるんではなくて
きちんと自分のウェルビーングって何なんだろうか
自分の生き方って何なんだろうかみたいなことを考えられる
そんなきっかけになるようなイベントやれたらいいよね
確かに
そうなんですそういうことなんですよ
僕が言いたかったのは
全然考えなきゃいけないぞってことなんですよね
いけないっていうか考えるの楽しいぞ
このフィルターマジで誰かにつけられたフィルター早く外そうっていう
こういうことがやりたいね
学生としてちょっと切り込みたいんですけど
どこに切り込んでくるの?
ウェルビーングむずい
言い方むずい
発音が?
かっこよすぎちゃうんでしょ言葉が
なのでそのカタカナを聞くだけでちょっといらないなって思っちゃうというか
結構知らないから知りたいって思う時もあるんですけど
こういうみんなでやっていこうっていう感じの企画で
そういう難しいなって思っちゃうところがあると参加しないですね
なるほどじゃあバッドビーングやったらいいの?
カタカナがちょっとキャッチーじゃないと思います
キャッチーじゃないほうがいいんじゃなくて
ウェルビーングちょっとキャッチーじゃない気がする
ないね
専門的なんですよ
なんとなくウェルネスとかさ言うよね
これサステナブルの次にこういう言葉が出てきた気がするけど
難しすぎるかもなって思っちゃいました
でも別に俺たちウェルビーングを掲げて50周年やってないよ
今の世の中に流通している言葉で当てはめると
当てはめるとウェルビーングとかってことかなとかって感じで
ちょっと頭が良すぎちゃって
学生がちょっと入りづらい感じあります
俺はいつでも学生のほうに立ってるよ
本当ですか?
多分他の大人に比べると立ってるつもりではいるけどね
そういう会議とかでも
ほっとくとさそうじゃなくなっていく感じ
学生のこと感覚がなくなっていく気がしてたから
でもウェルビーングが難しすぎる
かっこよすぎちゃう
かっこよすぎるっていうのは感覚としてはなかったんで
本当ですか?
大学教育の長期的視点
知らない言葉だったんで普通に無知なだけなんですけど
俺もこういうの基本的には嫌いですよもちろん
個人的にはウェルビーングだのサステナブルだのSDGsだの
そういうことを利用したような企画っていうのは
基本的には苦手なんですけど大人として反省しています
でもそうだよねキーワードをつけたら
それでいったいような気持ちになってしまうっていうのはあるからね
でいったいは何なのってことだよねきっとね
田中さん何か言い残したことないの?
言い残したこと?
話すると長くなるんでとりあえずこんな感じ
でもある本当はある
本当はあるって何でこういう企画なのみたいな
例えばラジオでもさ卒業生だったら誰でもいいのか
そうではないつもりなんですよ
一応チョイスをしてたりとかどういう卒業生を探そうとかっていうの
一応ちゃんとリサーチをして
今まで4回いろんなゲストに来てもらってるっていうのがあるんで
そういった思いみたいなことは伝えていきたいところではあるんだけど
結果としていっぱい卒業生聞いてもらって
こういう意図があったのね
意図があったっていうかこういう卒業生たちがいっぱいいるのねっていうのを
みんなに感じてもらえたらいいなとは思ってるんで
そうか気になるな
チョイスの理由気になりますよね皆さん
自然ですね
答えておきます
俺もそれでやってきたんだけど
実際でもこの間すごい感じたのは
教育って本当に難しくて答えがないっていうか
学生がたくさんいろんな人もいるし本当に難しいって思う
だけど僕らはどうしてもすぐに答えを欲しがる
例えば親御さんもそうじゃないですか
自分のお子さんをこの大学に入れて2年後になんか明るくなったとか
こんな面白いもの作ったとか
学校の課題でその学生がすごく楽しそうに生き生きしてるんだとかってことを欲しがる
だし学生自身もきっとそう
先生も卒業制作でこんな素晴らしいもの作った俺のおかげなんじゃないかって思いたがる
もっと言うと大学とか国はアンケートとか
どんな教育の改善がされててどんな結果が出てるんだみたいなことを欲しがる
でも卒業制っていうのは10年後とか15年後あるいは30年後も人生が続いていて
でもそこまで追いかけてはいないじゃないですか
このラジオ追いかけられてる
これこそ結果なんじゃないのって思って自分たちの
だって畑中さんなんて包丁の研ぎ方かなって言ったんだよ大学で学んだことは包丁の研ぎ方かなって言ったんだよね
でもそれは愛情表現であって本当は包丁の研ぎ方じゃないもっと大事なことを学んでるってことが言いたかったんだと思うけど
そのもっと大事なことってなんなんやろなって
でそれを僕らはだから短期的な結果じゃなくて長期的にもっと大学として見ていかなきゃいけないんじゃないかなってことをすごく感じる
でも見ていき方がないんだけど今のところは
でもそんなことを感じるラジオになっていること自体がね
やっぱり田中さん言ってたやんやってみようとりあえずやってみようと思ってやってると言ったけど
とりあえずやったことの発見ですよ
素晴らしい素晴らしい
素晴らしいラジオに今なろうとしております
そんなわけで田中さん言い残したこともないようですからこの辺で
はい今回はラジオの誕生秘話などを教えてもらったりしました
ありがとうございました
ありがとうございました
21:07

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