シン・仮面ライダーの紹介
このポッドキャストは、ギークなお二人が興味がある技術や熱中していることについて語る番組です。
オックです。 ゾウイです。
このポッドキャストですね、以前、約1年ぐらい前になるでしょうか。
シン・仮面ライダーを公開から比較的近い頃に、感想回撮ってました。
これ1年経ったというところなんですけども、実はシン・仮面ライダーって、コンテンツとして継続中であるってことはご存知でしょうか。
というのが今回の入り口です。 自分は全く知りませんでした。
だからこそお勧めというところなんですが、今回ですね、
ご紹介したいのは、シンの安らぎはこの世に無く、シン・仮面ライダーショッカーサイドって漫画作品の話をしたいと思います。
約1年前にですね、この収録した際には、シン・仮面ライダー本編の感想っていうところで、
結構評価が割れるんじゃないかって話をしてたと思います。 良かったこととしては、仮面ライダーとしてのコンセプトがしっかりして良かったであるとか、
後半の縦の部分があんまり良くなかったであるとかって話をしてました。
おおむね、事前に固めていたんだろう要素っていうのはかなり良くて、比較的流れで決めた要素みたいなところが目についてしまったっていう感じだったと思います。
なんかその、公開PVで見えているところと、その周辺とかは良くできてたけど、みたいな感じだったかと思いますね。
そうですね。特にあの後半流れっていう部分に関しては、NHKでこうドキュメンタリーがあって、
撮りながら決めたみたいなところとか、演者の間でやり方を考えてほしいみたいな演出になっていたようなところが目についたってところですかね。
今回取り上げる漫画作品の方なんですけども、現在も連載中になってまして、現在5巻まで出てます。
内容としては、映画の本編で仮面ライダー第0号で出てきた、緑川一郎ですね。
最後の方に、超オークとして出てきた緑川一郎ですね。
作中、森山未来さんが演じてたわけですけども、彼の幼少期から青年期が描かれる漫画作品になってます。
はい。
おそらく、今も連載中なので、どこまでは分からないですが、おそらくこのまま行くと、映画の直前までは描くのかなと思ってます。
なんかショッカーサイドっていうタイトルの通り、ショッカーっていう組織が、組織とボスの老いたちみたいな感じですかね。
そうですね。導入としては、最初の映画でショッカーができる前に、AIの開発したおじいさんがいて、世代を重ねてみたいなくだりもあったと思うんですけど、
緑川一郎はお母さんを亡くしていて、そのお母さん亡くしてお父さんと二人になった時に、組織の中にどんどん入っていく。組織の内部に入っていくんですけど、そこからが入り口って感じですね。
その中で、組織がどういうふうに成長していったのか。映画本編で改造人間を作り、社会を脅かしていく組織にどうしてなっていったのかっていう、その成長過程であるとか、プラナ研究の初期段階の頃の様子であるとかっていうのが描かれてます。
中々これが興味深くて、仮面ライダー、映画本編だと自然のエネルギーを吸収し、みたいなくだりから変身したと思うんですけど、そもそもあそこにたどり着く前はどうだったのかであるとか。
あと八王子なんかは自然のエネルギーというより、床から直接吸ってたじゃないですか。ああいった過程がどういうふうだったとか、みたいなことは多分これも分かるとこですね。
ショッカーっていうのは、ショッカー支部がいくつかあって、主導権ダッシュのために、そのショッカー支部ごとに構想してるなんていうのも描かれてるんですが、これがなかなか面白いです。
ショッカーって結局、人類の幸福を一応表向きは願っているような組織名の文字入りになったと思うんですけど、それを達成するためにどういうふうな取り組み方をするかっていうのは各支部ごとに結構分かれていて、
実際今回作中で描かれてたものだと、AIがすべてを決定し、町丸ごとAIの管理下に入る支部と、緑川一郎が所属している日本の支部、要は人間自体を改造していく方向の支部が戦うみたいな感じでもあります。
漫画のメディア展開
うーん、なるほど。
本編と関わるところで、作中後、一文字ハヤト、カメラアーティン2号ですね。結構唐突に出てきたと思うんですけど、そことの関係性っていうのが述べられてるっていうのもまたこれが面白いところだなと思います。
はい。
元々、テレビシリーズの一文字ハヤトですね。だから約50年前の仮面ライダーですけども、一文字ハヤトの登場って、1号の本郷武先生の藤岡博士の怪我が発端、唐突に出てくるっていうことがあるんですけど、映画で一文字ハヤトが急に出てくるっていうこと自体がある種オマージュだったなと思っています。
ただ、この漫画作品だと、なんで一文字ハヤトがあの場に出てくるのか、みたいな入り口の発端の部分が描かれている。一定の説明が入ったっていうのが、ちょっと面白かったところですね。
他、面白かった、補足されているようなポイントとしては、映画で約5分くらいなかったかもしれないですけど、長澤正美演じるサソリオウグですね。こちらがですね、漫画ではかなり冒頭から出てて、話の縦軸に近いところにもなってるんで、ちょっとこれが面白いですね。
むしろ、映画で約5分くらいだったからこそ、漫画でいっぱい取り上げようってなってるような気もしてます。
正直、笑いながら銃撃たれて急にやられたじゃないですか、本編で。
そうそう、あれの話がね、やられてますね。
ここは映画の本編で、ルリコと幼馴染だって言ってた八王子が、本当にお互い子供の状態でどういうふうに関わってたかみたいな話とか、持ってるところですね。
それを含めて、社会と組織がどう関わってたのかっていうのが全体面白いところですね。
なるほど。
そうなんですよ。で、ルリコと八王子が子供の状態っていうのは、これなかなか面白いのが、人間社会の生活を学ぶためって言って、2人して普通に幼稚園に入れられるっていう。
はい。
っていうのもあるんですけど。
で、周りの子供たちは身体能力がず抜けちゃってて、目立っちゃうっていう。
なかなか面白いですね。
引き続きちょっと続くので、引き続き買って読んでいきたいなと思うところなんですけど。
最近仮面ライダー関連は漫画でもひっそりってわけでもないんですけど、結構展開してることが多いなと思うんで。
その一環として新仮面ライダーあるの知らなかったんで、ちょっと新しかったですね。
そうですね。仮面ライダーは今漫画は多分3本走ってて、
ダブルの漫画版、漫画としての続編のフード探偵と、あとクーガの漫画がまだ続いてるのかな。
おそらく今その3本が走ってるって感じですかね。
ちょっと前はアマゾンズの話も漫画でやってたりしましたね。
はいはいはい。
ちょうどフード探偵は11月の8日ですかね。
11月から劇場公開も始まったので、よかったら見に行ってみてくださいという感じですね。
そうですね。なんか一般的な、一般的なって言うとちょっとあれですけど、
よくあるものは漫画が映像化されるみたいなパターンで、漫画も有名になるっていうことは結構あると思うんですけど、
映像作品から漫画になってなると、どっちかっていうと、
見る人のボリュームがダウンする傾向があるかなと思ってて、
その中でもフード探偵とかはもう一回映像化して、また注目されるみたいな循環ができてて、
そういうちょっと変わった潮流かなっていうのは思ってますね。
そうですね。フード探偵はもう非常にイレギュラーですね。
テレビシリーズやって約10年ぐらい経って、漫画出して、
そのドラマの漫画版の舞台をやったりとか、
ドラマの漫画版のアニメをやって、そのアニメの映画版を今回やるんで、
メディア展開としては多分異例、見たことないですね。
フード探偵に関して言うとやっぱりメインキャストが売れすぎちゃったんで、
砂うさきが売れすぎちゃったんで、帰ってくるに帰ってこれないのもあるのかなっていうのもあるし、
あとは当時のビジュアルとちょっと変わりすぎちゃってるっていう話も何かどっかで見たことありますけどね。
もともと漫画の時点で結構評判良いっていうのもあって、
人気があって映像化、再映像化みたいな形だと思うんで、
なんか珍しく良いループかなというのは思いますね。
ドラマシリーズの脚本の人が漫画の脚本を書いてるっていうのは結構大きいと思いますね。
すごく成功してるメディアミックスなって感じですかね。