1. ゲームガガガ
  2. 特別編 (ゲスト:たんじぇろ..
2025-03-23 1:26:30

特別編 (ゲスト:たんじぇろさん)寄り道話回 ネムルバカ

//特別編//
今回はたんじぇろさんをゲストに招いて寄り道話回。
石黒正数先生原作の実写映画「ネムルバカ」について感想を語り合っています。
前半はネタバレなし、中盤以降はネタバレを含みますので、気になる方は鑑賞後にお聴きください。

()ネタバレなしパート
() ネタバレありパート

//ゲスト//
たんじぇろさん


//出演//
ゆーきかげまん

//番組Xアカウント//
ゲームガガガ

//番組へのおたより・感想//
番組へのおたよりはコチラ
または #ゲームガガガ でXにて投稿してくださいね
Edited by Yuki

サマリー

特別編にはゲストのたんじぇろさんが登場し、映画『眠るバカ』について寄り道の話が展開されます。リリースされたばかりの実写映画を中心に、ネタバレなしの感想や作品の本質について深く語られています。特別編では、たんじぇろさんがゲストとして参加し、漫画『眠るバカ』の映画化についての話が主にされています。映画における原作との違いや、キャラクターの感情を表現した要素も深く掘り下げられています。この特別編では、ゲストのたんじぇろさんを迎え、アニメの実写化やストーリーの展開について議論されています。また、原作のキーエピソードがどのように描かれたかについても触れられ、キャラクターの深掘りがストーリーに与える影響が考察されています。このエピソードでは、映画『眠るバカ』の実写化に伴う特有の要素や音楽の重要性が深く探求されています。特に、登場キャラクターの評価やタイトルの意味についての議論が行われ、映画と原作の違いに注目が集まっています。このエピソードでは、ルカとその周囲のキャラクターに焦点が当てられ、『眠るバカ』の映画版での表現や批判的な視点が語られています。特に、キャラクターの成長やアイドル売りについての考察が展開され、物語の深みが感じられます。この特別編では、映画『眠るバカ』をテーマに、キャラクターの深い感情や成長が描写されています。ゲストのたんじぇろさんと共に、作品の特徴やメッセージについての考察が進められています。映画のストーリーや内容についての感想も述べられ、スイッチの扱いに関する気になる点も共有されています。

特別回の導入
こんにちは、ゆーきです。
今日のゲームガガガは、特別編 (ゲスト)たんじぇろさんをゲストに招いて、
ネムルバカについての、寄り道話回です。
それでは、どうぞお聞きください。
いやー、特別回ですよ。
特別回ですか。
うーん。
今日はね、ゲームガガガ特別回として、
はいはいはい。
寄り道話回。
うん。
で、ネムルバカの特集というかね、
ちょうど映画を見てきたっていうところもあるから、
その話を中心にできればなっていうことで、
で、収録日時点的には3月21日なんだけど、
はいはいはい。
今日の朝ね、
ちょうどたんじぇろさんから連絡もらって、
で、ネムルバカの映画を見たから、
ちょっとその話をしたいなっていうリクエストをいただいて、
うんうんうん。
うん。
で、その日の夜に収録してるっていう、そういう。
早いのよ、展開が。
映画『眠るバカ』の感想
そういうね、あの、漢字のノリでやってるところがありますんでっていう、
もう乱用形しつつね、
ただまあ特別回なんで、
あの、なんていうか、提携的な、
うん。
提携のこう流れとかはまあなしに、
もういきなり本題に入っちゃうかなと思うので、
はいはいはい。
早速紹介したいと思います。
今日はゲストにたんじぇろさん来ていただいてます。
はーい、よろしくお願いします。たんじぇろと申します。
はーい。
はーい、お願いします。
ありがとうございます。
たんじぇろさん、今回2回目のご出演ということで。
ね。
そうですね、はい。
いや、ちょうど昨日ですよね、
映画公開されたのが。
封切り日でしたね。
そうですね、封切り3月20日ですね。
公開された実写映画。
はい。
眠るバカ。
について今日は話していきたいと思ってるんですけれども。
うんうん。
うん。
まあまずね、ちょっと前半の15分ぐらいかなって感じなんですけど、
まだ公開されたばっかりの映画なので、
まあネタバレはない感じで話をできればっていうふうには思っていて。
うん。
で、それ以降、中盤以降はまあ映画のこう内容を含めてね、
ネタバレありで話していきたいと思ってますというとこですね。
はい。
なので、ネタバレなしパートではちょっとどういう話なのかとか。
うん。
あとは公開されている予告編レベルでのストーリーの説明っていうところもありますんで。
うんうん。
なので、そこも知りたくないよ、もう全く情報を入れたくないよっていう人はもうぜひね、
まっすぐに映画館に足を運んでいただいて。
うんうん。
でもその映画館の帰り道にね、きっとエモい気持ちになってると思うんで。
うんうん。
間違いないですね。
その気持ちを引きずりながら、ちょっとこの番組を聞いていただけたらなと、そういう思いですね。
はーい。
うん、そうですね。
夕日とかを見ながらね、
あとはその、海に向かって、ちょっとね、まだ寒いかもしれないけど、
聞いてもらったら、こう気持ち盛り上がるんじゃないかなと。
うんうん。
続けたくなる。
ですよね、タンジェロさん。
はいはい。
強制的に動揺してるという。
いやこれはもう本当に、エモ界なので今回ね。
そうですね。
はい。
まああの、前回タンジェロさんに来ていただいた時もちょっと話したんですけど、
まあタンジェロさんも、まあ多分影まんもーだけど、
うん。
だけどこう、エモを餌に生きてるところがあるじゃないですか。
そう、エモ界中として。
俺そんなに、そんなに主食にしてないよ。
あ、そう?あ、そう?主食にしてない。
そんなに好物ではあるが、主食にはしてないよ。
あ、ほんと?
うんうん。
主食なんだよね。
ユウさんは主食やけどな。
主食だね。
うん。
いやー前回紹介してもらったね、あのシナリオゲームもすごくよかったし。
うんうんうん。
ということで、まあちょっとまあまずはネタバレなしパートっていうことで始めていきたいと思うんだけど。
うん。
まず、昨日見てみて、まあ初日に見に行ったんですよね。タンジェロさんも初日に見に行って。
そうですね。僕はお昼の回ですね。
で、私もちょうど初日の、もう第一回の上映だったんですけど、見に行ったんですけど。
うんうん。
まあ率直にこう、どんな印象でした?面白かったですか?
面白かったですね。
あー良かったですか。
ちょっともう始まる前は、あの実写化ってやっぱり、あの原作好きとしては。
うん。
ちょっとなんですかね、不安というか。
うんうん。
ありますよね。
どんな感じかなというところで、はい。
うんうん。
なんかそのファーストインプレッションとかの感想とかあれば、まあ一言で言うとっていう感じですけど。
えーとそうですね、一言で言うと、良い意味で裏切ってくれたなっていう感じがしましたね。
おー、その裏切りがあった感じでした?やっぱり、この原作と違ってた部分だったり。
そうですね。
全体的に見て言うと、意外と再現度は高かったのかなと思うんですけど。
うんうんうん。
細かい演出みたいなところで、ちょっとこれは原作と違うなとか、そういうところはあったと思うんですけど。
うんうん。
そこが良いなんですかね、スパイスになってたっていうか。
そうですね。結構、まああの実写なんで、漫画の実写化って結構難しいところもあるじゃないですか。
はい。
で、まあどっちかっていうとリアル寄り目ですけど、原作自体が結構ギャグテイストがあるので。
うんうん。
ちょっとその部分のね、なんか実写にするとちょっと苦毒なってしまったりとか。
うんうんうん。
あると思うんですよね。
はい。
あとその漫画ならではの表現ってやっぱあるじゃないですか、原作の方にも。
はいはい。
その辺がこう実写のパートでどうなってるかっていうのは結構気になるポイントですよね。
そうですね。そこの辺が本当に不安な、事前では不安だった点ですね。
うん。ですよね。でもそこは期待を超える感じの結果ではあったっていう感じですかね。
そうですね。総じて言うと100点って僕はぶつけました。
おお、100点ですか。
作品の背景とテーマ
はい。
すごい、さすが。
いやなんか、私の方のファーストインプレッションっていうか感想を一言で言うと。
はい。
すごいロックだったなっていう感じの感想があって。
はい。
うんうん。
なんていうか、今年まだ始まって3ヶ月ちょっとですけど。
うん。はい。
もしかしたら今年1位に入るかもしれないなぐらいの気持ちではいました。
えー。すごい。
うん。さっきのその100点っていう話あったと思うんですけど。
はい。
なかなかこう点数つけるのは難しいかもしれないんですけど。
まあ人におすすめするかどうかみたいなところでいくと。
うんうんうん。
若干選ぶところはあると思うんですよ。
はい、ありますねこれは。
うんうん。
結構読み解き力だったりとか。
うん。
まあ受け手側のある程度のバックグラウンドがあるか無しかで、受け取り方がだいぶ変わってくるかなみたいなところもあって。
うんうんうんうん。
例えば表面的に受け取ることも可能な作りにはなっていて。
うんうん。
だけど、そういう作りじゃない多少こう原作に寄せたような。
うんうん。
原作の中で結構さらっと本質をつくようなことを言ってくるっていうところを、やっぱりさらっと入れてるような部分もあったりとかして。
うんうんうん。
なんかそういうところをこう、うまく見逃さずに拾っていく人にとっては、
お、これはちょっと普通のやつと違うぞっていうような印象を持つ人もいるかもしれないなっていう。
うんうんうんうん。
私はそういうふうにちょっと感じたところがありましたね。
そうですね、石黒先生の作品って、結構漫画なのに真っていうかなんて言うんですかね、空白を結構うまく使うようなシーンが多くて。
そうなんですよね。
はい、これって一瞬実写向きかなと思いきや、それを実写化するのほんと難しいんじゃないかなと思って。
いやー難しいと思いますよ、結構コマで見せるところもあったりしますもんね。
そうですね、無言のコマとかが結構多い作品なんで。
そうなんですよね。
それを本当に実写化した時に、どういうテンポでどういう間でやるのかなっていうのが結構気になってましたね。
そうですよね。
ここで基本情報的な話にちょっと立ち返ってっていう感じなんですけど、
全く知らない人のために改めて説明をすると、
眠るバカっていう実写映画自体は、石黒雅一先生の漫画を原作にしていて、
原作の眠るバカっていう漫画は2006年から2008年まで不定期に、
月刊コミック流っていう雑誌で不定期に連載をされていて、
単行本としては2008年の3月19日に発売をされたと。
へー、そんな前だよね。
うん、結構前の漫画なんだよね。
もちろん平成だし、平成20年とか、たぶんそんな時期になると思うんだけど。
古臭さは感じないですね。
連載がやってたときは僕は大学生だったし、単行本発売したときもそうだね、大学生だね。
で、17年経った後に2025年の3月20日に劇場公開、実写化されて劇場公開ということで、
特にアニメ化とかもされてないけれども、静かな人気があった作品で。
で、ガガガ的には以前寄り道話会でね、かけまんともね、だいぶ刺さるというか、攻撃的な。
そうそう、その部分だけを聞いたけどね、あのときはね、だいたいね。
ただまあ全体としてそんなに暗い話じゃないからっていう話と。
そうそうそうそう。
あとちゃんとそれも回収されるからっていうそのフォローは付け加えた上で、
確信には触れないけれども、いわゆるダサイクルっていうね、そういう表現というか、
結構こう、芯をついたような急に刺してくるところがある。
なんか油断してると急に胸ぐらつかまれるようなところがある漫画だよっていう。
で、そこがすごく魅力にもなっていて、すごく好きなんだよっていうような話をこうしたんだけどね。
うん。
うん。で、まあストーリーとしては、主人公が女性2人の大学生が主人公なんだけれども、
一人が主人公のイリス・ユミっていうまあ後輩の大学生がいて、
で、大学の女子寮で同居してる先輩、クジライ・ルカっていう先輩と一緒に生活してる日常物語をちょっとギャグテイストで、
で、時にちょっとこう、大学生のモラトリアムみたいなところであったりとか、
少し、なんていうか、これから将来どうしたらいいのかなみたいなそういうモヤモヤをうまく表現してるような、
まあそういう作品なんだけど。
うんうんうん。
一つ大きなポイントが、先輩がインディーズロックバンドのピート・モスっていうところでボーカルギターをやってるっていう。
うん。
うん。だから夢に向かって頑張ってる先輩と、
自分はあんまり何もやってないなみたいなふうに思ってる後輩との話を主軸にしながら、ちょっと群蔵劇的なところもありつつっていうようなね。
うんうんうん。
そういうようなストーリーラインで。
なので、まあなんていうか、大学生の先週ものではあるんですけれど、
まあそのギャグテイストと、たまに確信をつけるような鋭いセリフ回しが特徴な作品だなっていうふうに、
まあ僕はね、そういうふうに受け取ってるところではありますって感じですね。
はい。
はい。あとはまあイチゴロ先生の他の作品だと、有名なところだとアニメ化された天国大魔鏡であったりとか、
あとそれの前にもね、有名な作品としてそれでも街は回ってるっていう作品があったりとか、
あと短編集が結構出てたりとかっていう感じですよね。
うんうん。
はい。なんかこの辺で補足しとくところとかありますか、たんじょろさんから。
そうですね。あの石黒先生は結構さっきから触れてるように、結構本質つくような、あのサラッと結構シンクったことを入れてくるんですけど、
絵だけ見るとすごい可愛らしい絵なんですよね。
うんうん。確かにそう。
割とシンプルな感じですよね。絵の線もあんまり多くなくて。
漫画『眠るバカ』の魅力
そうそう。シンプルだし、あのどんどん作風が初期よりもどんどんシンプルになってくっていうか。
可愛らしい絵なので、あの読みやすいですよね、まず。
そうですね。
見やすいというか。
結構こう、まあ単行本っていうのもあって、一貫で読めるっていうのと、
あとまあ元々公開されたのは結構前なんで、
まあKindleとかで買おうとすると、割と値段も安かったりとか。
うんうんうんうん。はい。
Unlimitedに入ってたりとかして、割とこう、まあアクセスしやすいというか。
はい。
まあ昔の作品だとKindleになってないやつとかもあったりしますからね。
なんかそういうのに比べると、まだ全然今でも読みやすいなっていう作品かなと思ってますね。
うん。
で、あのネタバレの無しパートとして、
こう、たんじょるさん、その原作を読んだのっていつ頃だったりします?
僕は多分、これ完全にジャケ買いしたんですけど、
おー、ジャケ買いだったんですか。
眠るバカの、あ、そうですそうです。
眠るバカの発売したときに、多分書店で見かけて、
絵に惚れて買ったっていう感じだったと思います。
おー、あ、じゃあもうその当時ですかね?2008年とか。
そうですよ、まさに全然当時、はい。
うーん、あ、そうだった。
で、今回、あの映画化されて、で、読み返そうと思ったんですけど、
あ、ちょっと若干話忘れてるとことかあったんで、
もう10年ぐらい経ってるかなと思って見てみたら、
17年経ってたんですごい驚きました。
そうですね、時の経つのは早いもので。
早いですね。
連載のときからいくと20年近く経ってますもんね。
そうですね、あの石黒先生も、
えっと、その連載のときは大学生だったって書いてありましたね。
あー、そうですか、大学生だったんですね。
なので、僕らと近いような年齢ですよね、きっと。
きっとそうですよね。
たぶん、ちょうど2008年に単行本出たときに、
まだ20代っていうふうにおっしゃってあったと思うので、
うんうん、はい。
20代のときに書いた漫画だっていうふうにおっしゃってあったからですね。
そうです、コミックスの中に確か書いてありましたね。
ありましたよね。
はい。
うーん、いやそうなんですよね。
なんか結構その、まあ今回映画化されるにあたって、
まあなんか最初ちょっと不安感もあるみたいな話もあったんですけど、
逆に、今だから取り上げられる期待感みたいなのってあったりしました?
そうですね、あの設定がもう映画見てみて、
実際のSNSの話とか結構入ってたりとかして、
現代風にアレンジされてたんですけど、
原作読むと、今じゃこれネタにしづらいなってところ結構あったんで、
映画化における原作の違い
そうなんですよ。
今じゃったらこの言葉遣いしちゃアウトだなと。
それを逆に今ネタにされてますもんね。
そうそうそうですね、はい。
なんで、その辺をどういうふうにアレンジしてくるのかなっていう期待はちょっとありましたね。
うーん。
3月中旬、3月十何日とかでしたよね。
17年ぶりに真相版としてコミックスが新たに出て、
そこに元々の版では収録されてなかった番外編と、
あと今回新たに書き下ろされた書き下ろしが1話追加された。
トータルで見ると3話分プラスになってる真相版っていうのが今月発売されたんですよね。
分厚いですよね。
いや、やたら分厚いですよね。
物理の本で買ったんで、分厚いと思って。
実はこれ話が、ラジオで話しましょうって、
ポトキャストで話しましょうってなった時点では、僕まだ買ってなくて。
話しましょうってそれ今日じゃないですか。
そうそうそうなんですよ。
で、急遽これまずいぞって言って、元々ネットで買っていて、
で、届くのが明日だったんですけど、
これは話すにあたって読んでないのまずいぞっていうことで急いで買いに行きました。
それはちょっと悪かったっすね、今日の今日になっちゃって。
なのでもう1冊は誰か不況であげます。
ちなみに読むのは読みました?
読みました。
読みました。
帰ってきて急いで読んで。
ちょっとその話もね、少し後の方でしたいと思うんですけど、
じゃあそろそろちょっともう15分、20分近く経ったんで、
ここからネタバリアリパートに入りましょうか。
うんうん。
はーい。
じゃあこれからネタバリアリパートになるので、
あとね、せっかくなんで結構まあディープな話というか、
ラストも含めた内容に踏み込んだ話をしますので、
ネタバリしたくないよって人はこれからね、
あの映画を視聴した後に、
鑑賞した後にお聞きいただければと思います。
はーい。
はい。
じゃあまず、いきなり中身の話になっちゃうんですけど、
うん、はい。
どのパートが一番グッときたとかありました?
やっぱりラストですね。
いやー、そうっすね、わかるわ。
はい、外した語れないですね。
めちゃくちゃ良かったっすね。
めちゃくちゃ良かったっすね。
めちゃくちゃ良かったっすね。
はい。
もうエモでしかなかったですね。
エモでしかない。
はい。
いやーもう、ずるいなとさえ思いましたからね。
はい。
こんなんなくやろみたいなね。
こんなんなくやろですよね、あれは。
いや、演出としても素晴らしかったなと思ったのが、
はい。
タイトルの出し方最高じゃなかったですか?
あー、そうっすね。
あれ良かったっすね。
あそこで出してくるかっていう感じですよね。
ですねー。
はい。
いやー、わかった、あれは。
はい。
もう、瀕死なのにタコ殴りされてる状態だったっすね。
そうっすね、そうっすね。
もう、結城のライフはゼロよって言ってるのに、
こう、マウントでボコボコに。
オーバーキルしてきましたね。
状態だったっすねー。
もういきなり一番良いとこの話になっちゃうんですけど、
はい。
そのラストシーンで、この主人公のクジライルカですね。
うん。
クジライルカが眠る馬鹿を歌うシーンあるじゃないですか。
ありますね。
で、あそこも原作と結構ちょっと違って、
原作だと、デビューした時に、
ギターをもともと持ってる感じの楽曲を歌ってるんですよ。
そうですね、デビューというかライブの中ですよね。
そう、ライブの中で。
ライブの中で、最後の、
理屈的に言うにはセルフテローを起こすわけなんですけれども、
一回引っ込まないんですよね。
そうそう、引っ込まないですね。
だからギターを最初から持ってるんで、引っ込む必要がないというか。
そうです。
ただ今回は引っ込んだと。
そうです、引っ込んで、
おもむろにギターを取り出して、
ステージに戻ってもう一曲やりますっていう流れなんですけど。
で、このシーンの熱いのが、
これも原作とちょっと違うんですけど、
観客席にピート・モスのメンバーが、
映画だといるんですよ。
いますね。
はい、原作だといないんですけど。
そのピート・モスのメンバーが、
ルカが演奏して始めたら、
当て振りで一緒に演奏するんですよね。
ですね。
それで、そこに、
実際はその会場にいる人には聞こえてないんですけど、
ドラムの音が途中で入り、ギターの音が入り、ベースの音が入りっていって、
バンドの音楽も変わるんですよね。
最初はギターの弾き語りで始まるんですけど。
そうですね。
その演出がめちゃめちゃ良くて。
良かったですね。
そのシーンだけでも、実写化した価値はあるなっていう。
ありましたね。
いや、そこのシーンって結構原作と違うので。
はい。
今回、坂本監督が、坂本優吾監督ですね。
はい。
29歳。結構若いというか20代で、
そんな若いですね。
監督をされてるっていうことで。
パンフレットとか買われたりしました?
買いました、あれ。可愛いですよね、CDジャケットの。
そうそう、CDジャケットみたいなね。紙CDジャケットみたいな。
はい。ちっちゃいですよね。
ちっちゃいやつですよね。
その中でも結構コメントで言ってたんですけど、
やっぱりそこの評価がどうなるかっていうのは、ちょっとドキドキですみたいなことを言ってましたよね。
はい。
でも、あのラストシーンは良かったですね。
暑かったです。僕の隣で見てたおじさんもそこで泣いてました。
それまでこの人寝ちゃうのかなぐらいのテンションだったおじさんがそこで泣き出しました。
泣いてるのが分かる感じでした?
あの、メガネかけてたんですけど、メガネを外して急にこすり出したんで。
これは泣いてると思って。
まあ、私も泣きましたね、あれは。
そうですね、あれ本当にずるい。
あの、今回ちょっと劇場を公開する劇場がかなり限定的だったんで。
はい。
まあ、私の住んでるところだと結構3巻ぐらいしかやってなかったんですよ。
はいはい。
で、いつも行ってるシネコムとかだったらやってなくて。
たまたま、うちの実家のすぐ近くの映画館でやってて。
うんうんうん。
普段行かないところだったんですけど、行って、まあそこで見たんですけど。
はい。
結構時間ギリギリだったんで、もう終わってからパンフレット買いに行ったんですよ。
はいはい。
ちょっと店員さんと目合わせられなかったですね。
頼むからバレないでくれと思いながら。
まあ、なぜかはラストシーンを見た後にだいぶ涙の跡が残ってたからなんですよ。
なるほど、なるほど。そういうことか。地元なんでだと思ったら、そういうことですね。
目真っ赤?
ん?
目真っ赤になってた。
あー、というかね、たぶん涙の跡がね、マスクはしてたけれどもさすがに残ってた感じではあったと思う、たぶん。
うんうんうん。
まあ、そんぐらいちょっとグッとくるものがあってね、ちょっとよかったんだよ。
これ結構最後にまでの持ってき方がうまくて、もともとこの作品がそうなんですけど、結構テンション抑えるなんですよね、常にみんな。
そうですね。
感情の表現とラストシーン
あんまり感情に任せてっていうようなシーンとか少なくて、まあなかないんですけど、基本的にはみんな淡々としてるっていうか演技が。
なんですけど、この最後のラストシーンだけ、このイリス役の久保さん。
そうですね。
久保しおりさん。
そうですね、久保さん。
久保さんがめっちゃ叫んぶじゃないですか。
うんうんうん。
あそこもすごいよくて。
そうですね。
あの、一緒に歌うシーン。
うん、よかったです。めちゃくちゃ泣いてましたもんね。
あそこで僕は累戦崩壊しました。
よかったです、あのシーンは。
よかったですね。
その辺もでも、ちょっと原作とは違うんですよね。
原作とはだいぶ、まあテイストは残しつつ違いますね。
そうですね。意外と原作はそこ冷静で、イリスは冷静で、どっちかっていうと映画の方が感情的に撮ってたのかな、撮ったっていうか話にしてたのかなっていう感じがしますね。
そうですね。結構こう、感情を爆発させる感じではありましたもんね。
うんうんうん。
あと、まあその後にこう、ステージから降りていくじゃないですか、ルカが。
はいはいはい。
あそこって、まあ原作の通りではあるんですけど、
はい。
コマ割り的にあんまりこう細かく描写されてなかったじゃないですか。
そうだね、ぴょーんって飛んでるシーンが1コマ2コマぐらいあったぐらいじゃなかったかな。
多分ドアが開いて、その開いてるドアが客席のドアで。
うんうん。
だからおそらく客席側からダッシュしてどっかに行っちゃったんだろうなっていう。
はい。
そういう感じだったと思うんですけど。
うんうん。
実写化の魅力
今回、まあ実写っていうところもあって、そこを飛ばすと変な感じになっちゃうんで、結構精緻に描かれてたというか。
そうですね、あの客席の中の階段をダッシュで駆け上がるっていうシーンがありましたね。
うんうんうんうん。
いや、あれ最初に見たときに、なんか違う、もしかしたら展開になるのかなってもちょっと思ったりもしてて。
はいはい。
だから客席には、その原作にはいないメンバーもいるわけですし。
そうですね、はい。
ちょっと展開としても、こう、熱い展開になってるわけじゃないですか。一緒に歌って。
うんうん。はい。
まあバーチャル的にピート・モスが復活してるっていう状態になって。
うん。
で、どっちかっていうと、なんか原作の方だとお客さんたちはポカンとしてるっていうところを取り上げてる感じでしたけど。
うんうん。
その実写の方だと、メンバーたちだったりとか、イリスをこうフィーチャーしてるような感じもあったんで、何かあるのかなと思いきや結構そこが、こう、まあイリスの方には寄らずに。
うんうん。
そのままダッシュしていなくなってしまうっていう、ちょっとこう寂しさも残るようなね、感じだったんですけどね。
そうですね。まあ最初がもう、始まり方が隠して先輩は疾走遂げるから始まってるんで。
原作のエピソード
まあまあまあ、そうですね。
これはもう、はい、エンディング変えようがないのかなとは思ったんですけど。
うんうんうん。
多少演出的な違いを出してくるのかな、確かにありましたね。
うん。そこでこう何か言葉を交わすとかそういうことはなくて。
はい。
そのまま通り過ぎていってしまうっていうか。
うんうんうん。
っていう感じだったですもんね。
そうですね。
うん。ちなみにその、今回の話って、まあパンフレットの中でも言われてますけど、最終的には別れの話になってしまうわけじゃないですか。
はいはい。
なので、そういうエンディングにするかどうかっていうのを石黒先生は結構迷ってるっていうのも。
ああ、2パターン考えたみたいなこと書いてありましたね。
書いてありましたよね。
はい。
もう一度、まあモラトリアムの状態に戻るというか。
うん。
あの寮に戻ってくる話にするのか、もうそのまま失踪してしまうのかっていう。
そういうこう、どっちの話がいいんだろうって、その2択の中で揺れた結果の形を選んだっていう。
うん。当時の自分はこれがいいと思ったみたいな書き方でしたよね。
そうですね。
はい。
うんうんうん。
本来の自分だったら多分モラトリアムに戻る方を作るけどっていう。
うーん、そうですね。
まあでもあれが良かったですけどね。
確かに他の作品、あーどうぞ。はい。
はい。
うーん。
あとまあ、ちょっといきなりこう一番美味しいところというか、グッときたところを話したんですけど。
うんうん。
まあそれ以外でこう気になったところとかあったりしました?
えーっとですね、結構僕が原作で好きだったんだけど、端折られて、話的に端折られちゃったエピソードとかがあって。
うんうんうん。
あの、ゆうきさんは読んでるのですぐ分かると思うんですけど。
はい。
僕、公園ゴルファーの話と。
あーはいはいはい。
はい。あと深夜バスのシカシカが好きなんですけど。
ははははは。
その2つがバッサリ行かれてたんで。
そこのシーンがやっぱり、残してほしかった感じ。
そうですね、あの公園ゴルファーの話がないと、バイトの話もちょっと中途半端になっちゃうなっていうのがあって一つ。
うんうんうんうんうん。
あれ本当は公園ゴルファーのおじさんが依頼してたバイトだったじゃないですか。
はいはいはい。
はい、それがただ普通に単発のバイトの話になっちゃって、落ちていきなり弱くなったかなと思いましたね。
あーなるほどなるほど。
はい。
結構、コアな感じのところではありますけど、大事なシーンですよね。
そうですね。
あと深夜バスのシカシカの部分は、もう純粋にこれが石黒先生のギャグだなっていう感じがすごい僕の中でしてたので、これは残してほしかったなっていう。
はいはいはい。
あの、まああれですよね。
あの、ルカにハサミを渡されてというか。
あ、そう、じっとくナイフを。
じっとくナイフを渡されて。
はい、渡されて。深夜バスで。
で、これで高速バスに乗ったときに、そのじっとくナイフで問題を解決するんだみたいな。
はい。
そのときに、まあシャカシャカ言ってる奴のイヤホンのコードを切る前か切るかっていう。
そうそう。先輩だったらこういう人切るんだろうなって言いながら切らないシーンがすごいよくて。
そうですね、そうですね。確かにまあ、まあそもそもそのバスのシーンというかそういうのがなかったかもね。
キャラクターの関係性
そうです。規制の話自体がなかったんで。
うーん。逆にあったシーンでいくと、あのファミレスの話あったじゃないですか。
はいはいはいはい。
絶対そこは来るなと思ってました。
思ってました。
あれ、なかなかこう、まあ改編もされつつですけど、ギャグのテイストも残しつつ、なかなか私は好きだったんですけどね。
そうですね、良かったですね。
良かったっすね。
原作より厚めにしてましたね、おシーンは。
結構長かったっすもんね。
はい、長かったですね。
うーん。
原作より結構田口くんと伊藤くんを深掘りしてたんで。
そうですね。
はい。
原作の方は結構いろんなエピソードが入ってるんで、どっちかというとその、田口くん、伊藤くんは、まあその中でのエピソードの一つみたいな感じで出てくる感じで。
こう深掘りすることで結構ストーリーの厚み出てるなとそれは感じましたね。
うーん。
あの、伊藤くんのヤバさが際立ってましたけどね。
際立ってましたね。
あの変身ベルト、飛び蹴りに立ってたのも良かったですね。
あー、良いっすね。
原作だと殴られてるところが、飛び蹴りに変わってたところが。
あの、ざっくり説明すると、影間向けに説明をすると、田口くんっていうのは、先輩のことが好きで。
うんうんうん。
だけど先輩とお近づきになりたいがゆえに、イリスユミをだしに使ってるところがあって。
うんうんうんうんうん。
で、イリスユミの同級生ですよね?
そうです。あの大学の同級生で、最初はイリスのことが好きだったんだけど、
飲み会で先輩もいるところに行ったら、先輩の方が好きになっちゃったんですよね。
うーん。
先輩に憧れてみたいな。
そうそう。先輩に憧れて、イリスをだしと言えば、経由って言ってましたよね?
うん、経由。
経由して。
で、今だったら考えられないかもしれないけど、女子郎に二人で住んでるんで、イリスに会いに行く手で先輩に会うことができると。
ほうほうほうほう。
なんか差し入れとかをしたりとか、アルコール持って行ったりとか、ご飯持って行ったりとか、こうしてて。
で、主人公というか、後輩の方のイリスと先輩の方のクジライルカの間では、最初はタグチはイリスに気があるんじゃないの?みたいなことを言うから、イリスの方も逆に意識しちゃって。
そうそう、その気になっちゃうんですね。
その気になって。で、どうしよう?みたいな。で、逆に自分の方が気になりすぎてしまったんだけど、だけど、映画の説明でいくと、イリスを経由して先輩を狙ってたという状態で。
うんうんうん。
だから、明らかに差し入れとか持ってきてる時に、先輩に対する態度とイリスに対する態度が違うんでね。
ほうほうほうほう。
そうそうそう。そうだね。最初は、あいつ私の好きな色とか趣味とかはみんな把握してるんだよねって言ってたのに、買ってきたのが自分の食べれないお寿司で、で、お寿司食べれないんだよねって、チキンもあるよって流されて。
うん、流されて。
そうそう。
で、その田口の友達が伊藤っていう同じ大学生がいて、その子もイリスと同じ同級生の男の子なんだけど、その子もなかなかに変なやつで、で、2人で恋を見るサークルっていう魚の恋で話をしてるんだけど、
うん。
まあなんか、ちょっとオタク気質なところがあって。
うんうん。
なんか常にイヤホンをしてるんだけど、そのイヤホンはポーズのイヤホンでっていう。
おお。
イヤホンをして何を聞いてるんだろうっていうことをみんなが気にするのが、それを意識してイヤホンをしてミステリアスな感情を出してるみたいな。
好きな子がいつもイヤホンで何かを聞いたんですよね。
元々ですね。
元々。それに自分が憧れて、それを自分もやりたいって言って、何にも繋がってないイヤホンをいつも耳にしてる。
おお。
で、その4人がファミレスで会談をするっていうか、ファミレスでそもそもサーみたいな。
うん。
タグチからしたら先輩が振り向いて欲しいと思ってるけど、でもあまりイエリスを傷つけてしまったみたいな気持ちはあまりなくて。
おお。
でもイエリスからしたら、自分のことが好きじゃなかったんかいっていう、こっちをその気にさせといてみたいな。
うん。
先輩からしたら、イエリスを傷つけんじゃねえよみたいな。
おお。
で、伊藤はつき添いですみたいな。
一応謝ったほうがいいよって伝えたんですよね。
基本的に謝ったほうがいいぞっていう。
うん。謝ったほうがいいよって。
イエリスから謝るって言って、謝るんですけど、謝り方がめちゃめちゃデリカシーなくて面白いですよね。
いやー、あのシーンは4人が4人狂ってましたね。
本当に。
お前がアホに見えてきてさーって。
そうそうそう。
結局イエリスはイエリスで傷ついてしまってるんだけど。
うん。
ルカはルカとして別にそれを受け入れるつもりはないし、そこに興味もないというか。
だし、でもお金がないっていう根本的な問題があるから、向こうの餅でご飯が食べれるんだったら、片っ端から頼んでやるわみたいなモチベーションがあって。
うん。
そもそもだけど、伊藤は付き添いだから。
うん。
あなた誰って言う。
そうそう、そのタイミングで。
で、よくわかんないけど、でもまあ頼めるもん高い順に頼むわみたいなそういうシーンね。
うんうん。
で、その後にもう完全に振られた格好になってるイエリスは外で泣いてるんですよね。
うんうん、そうですね。
で、泣いてるイエリスを励まそうとしてルカが。
うん。
面白サングラスみたいなやつをかけさせたりとか、なんかいろいろやってるんですけど、でももう完全にガン泣きというか。
うん。
あそこの演技の感じは漫画寄りですごい良かったですね。
あーそうですね、あそこは変にリアルにするよりも、あのコメディタッチの方が面白いですね。
うんうん。
いやー、結構その石黒先生のこう表情の描き方ってたまにすごくグッとくるような描き方をする時があって。
はい。
あれを実写化するのはちょっと難しいかなーと思ったんですけど、あのシーンに関してはすごく良かったですね。
うんうん。あそこをルカが慰める時に、あんな奴のために泣く価値ないよみたいな。
うん、似てましたね。
あいつ楽器も弾けないじゃんって言うんですよね。
うん。
私はそんな基準で見てないからって言い返すんだけど、それがあの2人の関係性がすごい出てて良いなっていうのと、
あのルカが本当にそういう価値観できてるんだなっていうのが分かって面白いですよね。
そうですね、ルカの価値観はかなり、なんていうか、ある意味現代的ではなくて、
うんうん。
まあもうザ・バンドワンっていう感じの。
うんうん。
まあサバサバっとしたというか、ある意味リアリストというか。
うんうん。
ちょっとそういう部分がありますもんね。
そうですよ、なんかすごいスポイローされたっていうか、
うん。
あの本当にバンドワンの、なんですかね、バンドワンと、みんながイメージするバンドワンみたいな。
うんうんうん。
ですね、まあ音楽のことにしか興味がないと言ったらあれだけど、まあ音楽のこととあと生活をしていくこと。
うんうん。
映画化の背景と特徴
あとはまあ当然だけどイリスのことはまあちょっと特別に思ってるというか。
うんうん。
うん。っていう感じだったんですよね。
逆にその実写ならではのこう良し悪しっていうところを書いてもらってるんですけど、その辺はなんかこう話したいこととかあったりしますか。
ああそうですね、それは最初にも話しちゃったんですけど、
うん。
あの最後のラストシーンであのバンドメンバーがいて、
はい。
あのなんですかね当て振りするところが、
はいはい。
あのめちゃめちゃあれは本当原作では出せないなんですかね。音がありきの演出だったんで、
ですね。
映像化して初めてできることだなって思ったのと、
うんうん。
あと、えーとまず眠るバカっていうタイトル。
うん。
これ結構重要じゃないですか。
そうですね、根本の話ですもんね。
そうそう根本の話で眠るバカって、えーと影まんさん眠るバカって聞くと何想像します。
何想像しますか。
何想像しますかどういう意味だと思います。はいどういう意味だと思います眠るバカって。
原作は読んではないんだよねっていう確認だけど。
俺?
うん。
原作読んだよ。
あああ読んでる。
読んだんですね。
そうか。
そうなんだそうなんだ。
あのね。
読んだんですね。
あのねタンジェロさんじゃないけどね、この話するって言ってからさ読んだよ。
原作。
今日?
今日。
ああマジで?それはちょっと悪かったねなんか急な話。
いやいやいや全然全然。
無事だなあふりしてたらよかったね。
あのー仕事の昼休み中にブワーって読んで。
ほんであのー家帰ってきてからもバーって読んで2週したよ。
ああまあkindleとかだと安いもんね今多分70円とかかな多分。
そうあの安いときにあのー買っといて。
あああそっかそっか。
そうそうそうそうなんかセールかなんかしたときにね。
うん。
ちょっと買っとこうと思って買ってでしばらく読めてなかったから。
うん。
そうそう今日話すって言うから一応ね。
うん。
原作は知っといた方がいいかなと思って。
うんうん。
そうビャーっとは読んだよ。
うんうん。
ああありがとうありがとう。
これ眠るバカってあのー本買って読んでるときって声に出してないじゃないですか。
うんうん。
だから眠るバカって読むと本当にあの田口くんが言ってたんですけど
先輩これアフリカ語かなんかですかって言うんですけど。
うんうんうん。
なんか意味がわかんない。
うん。
で実際は本当にただ寝てるバカって意味で眠るバカだって気持ちなんですけど。
うんうんうん。
それが口に出すと眠るバカってもうわかっちゃうから。
うんうん。
これ映画化することによって最大のネタバレだなって思ったんですよ。
おおおお。
ん?
自面で見ると眠るバカって言われても眠るバカにその寝てるバカっていうところに直結なかなかしないんだけど。
イントネーションが入っちゃうから。
そうです耳から入ると眠るバカって言われたらただ眠るバカだなって思っちゃうっていう。
はいはいはいはいはい。
だからこれが一つまあもったいないなっていう。
音楽とキャラクターの評価
うーん。
そうですねまあ確かにそれはあるかもしれないですね。
ただまあなんか感想聞いてるあの感想いくつかこう原作読まずに見たよっていう人の感想とかであそういう意味だったんだっていう人もいたんで。
そう意外といましたね僕もXを見たらそういう意味だったんかいって言ってる人がいたんで意外とネタバレにならなかったんだなと思いつつ。
タイトルでカタカナで書いてあったから耳で聞いた後もカタカナが思い浮かんだのかもしれないですね。
そうですね。
結構早い段階であの鼻歌のシーンって出てくるじゃないですか。
そうそうそうなんですよそれもそうなんですよね。
なんで気づく人は結構早い段階で気づくかもしれないですよね。
あれも結構鼻歌で歌ってるシーンって漫画だともっとさりげないんでもうちょっと引っ張ってるんですけどネタバレ的には。
あれは結構映画だと序盤からこれは鼻歌を着想に作ってるんだなってすぐわかっちゃうんで。
そこもちょっと原作と違うなっていう感じがしました。
あとあの原作だと新曲なんですよね2回目の時。
そうそうそうそう。
新曲だよっていう。
そうそうそうそう。
でもあれはもともとある曲を歌ってたんだけど音外してるだけなんですよね。
そうですね。
基本的にあれでしたよね。
もともとのピートモスの曲の脳内ノイズを歌ってるのの音が外れてるっていう。
そう外れてるから新曲だよっていう。
だけどあのちょっとそこで脳内ノイズの話も出たんであれだったんですけど。
はい。
映画版の方でも特に言及されてたのが自分が作った曲よりも眠るバカの方がいい曲なのが悔しいというか。
そっちの方がいい曲じゃないかっていうのを言ってたのが印象に残ってて。
なんというか自分が作ってる曲が人に認知されないっていう悩みはそれはそれで大きく抱えてるじゃないですか。
はい。
ある意味売れないっていう意味で。
うんうん。
ですけどミュージシャンとしての評価としても自分の書いた曲よりもイリスが歌ってた曲の方がいい曲だっていう風に自己評価をしてるというか。
うんうんうん。
そこもちょっと面白いなと思ってて。
なんというかこんなにいい曲書いてるのにみんなちゃんと認識してくれないというかみんなは知ってくれないっていうそういうメインの部分が大きくあるのかなと思ったら。
うんうんうん。
自分の才能自体に対する疑心暗鬼というか。
そこの部分も少しあったのかなっていう風にもちょっと思ってて。
そこの部分も少しあったのかなっていう風にもちょっと見えてしまったんで。
それはでも最初のドミッカイの時に天才の話をするくだりですごい努力しても一瞬でその壁を越えていく天才みたいなのがたまに出るからそれに対して悔しいっていうの言ってますよね。
そうですね。
多分自分は天才じゃないと思ってるからあのエピソードが出てきてて。
それで言ったらあの瞬間はイリスのことを天才だって言ってるのかもしれないですね。
あとその映画版の方だと壁の向こう側にそもそも生まれてくる人がいるみたいな話もした。
それありましたね。それは映画でしか言ってなかったですね。
そこは付け加えですよね。
あれ原作にもこのこと?
原作は飛び越えるみたいな壊すみたいなことしか言ってない。
軽々と飛び越えていく人がいるという風には言うんだけど。
そもそも壁の向こう側に生まれてくる人だっているっていう風にこう言ってるところが。
原作見たら書いてありました。
書いてるよ。
書いてありましたね。
あった?
あったあった。
僕も見逃してました。
だって俺さっき読んでたもん。
本当ですか?
そっかそっか。
じゃあ完全にそこはなんか自分の勘違いだわ、記憶違いだった。
僕もでもそうやって思い込んでました。
なんかあんまり印象に残ってなかったから。
やっぱその壁をどう越えていくかっていうところかなと思ったから。
映画ではやっぱりカットされてたんですけど、原作だとデビューの話も仕掛けられたときにその壁を壊すシーンが出てくるんですよね。
そもそもその前から壁を壊すというか壁を飛び越えていくっていう時から壁が出てきますもんね。
ちょこちょこ暗雄というかそのシーンがちょこちょこ差し込まれるんですけど、
デビューの話、思いがけない方向からデビューの話を持ち掛けられたときに、その壁が高いと思った壁があっさりとポコって壊れて、なんだ思ったより柔らかいんだっていうシーンがあるんですけど。
ただそこの話ってそこを通ってはいかないじゃないですか。
ああ、そうですね。
あれもまたなかなか憎いですよね。
そうですね。
はい、どうぞどうぞ。
あのシーンも一人だけ呼ばれるプロデューサーにデビューしないかって持ち掛けられて、
原作だとルカだけが呼ばれて、映画だとバンドメンバー全員が行くんですよね。呼ばれてるのはルカだけなんだけど。
で、あそこで用があるのはルカさんだけで、後の付き添いの方は帰って結構ですよって言われちゃうシーンとかがすごいよくて。
アラビアさんですよね。
そう、アラビアさん、アラビアドバイさんが。
言って、で最後3人が空気読んで、あ、じゃあ僕ら付き添い終わったんで帰りますっていうところ結構泣かせるんですよね。
いやー、あれなかなか残酷ですよね。
そうそう、残酷ですよね。
そう、こんなシーンあったかなと思って読み返したらやっぱ泣く。
いや、ないですよね。完全に一人ですもんね。
一人ですね、もともと。
もともとが。
だけど呼ばれる前段階の話をして、そこに行くと受付の人がめちゃくちゃキラキラしてたりとか、女子力が高いというか。
そうですね、あの対比も靴が肩や自分がすごい汚くて。
そうですよね。
あと、あれですよね、ピートモスのメンバーで行くと、実際のバンドマンが一人ギターで入ってて。
あ、そうですね。
ですよね。
あの挑発の人ですよね、はい。
ダダダディーズですかね、日本のロックバンド。
そうですね、はい。
結構ギターを教えたりとかしてたみたいですね。
そうだし、作中音楽も作ってましたよね、確か。
あ、ですね、ですね。
はい。
でしたでした。
結構そのピートモスのメンバーが割と取り上げられてるなーって思いましたけどね。
結構キャラ立ってるしみんな、なんかいい演技してたなーっていう。
うーん。
あと映画オリジナルで行くと、
はい。
あの、映画の原作の方では、まあ2006年とか2008年とか。
2009年とか、
うん。
映画オリジナルで行くと、
うん。
映画の原作の方では、
作の方では 2006年とか2008年とか そういった話なんで
まだスマホがない状態で だけど令和にこう映画版では変わってたじゃないですか
はい だったので配信もあるし youtube もあるしスマホもあるしっていう
そういう中で 広告を飛ばすシーンっていうのが印象的にあるじゃないですか
ありましたねはい あれは
すごい刃を研いできたなってすごい思いましたけど
あえてあれを入れてくるあたりが いやー
すごい研ぎ方をしてきましたね あれは映画版であんな感じでされるんだって思いましたけど
2回あるんですよね 広告を一番最初に出てくる広告と
それに対する広告に関してというよりは どっちかというと売れ線の曲に対しての言及というか
何度も何度も居酒屋とかでリピートされているような曲で でも何度も聞いてるからこの曲嫌になっちゃったみたいな
そういう話をしていて だけど
ルカが売れるにあたっての仕掛け
の中で いろんなプロモーションの中でルカがそういうふうにされていってしまうというか
まさにその感じになっちゃうんですよね そのまさにその感じになってしまってその感じになっちゃってものすごく残酷だなと思ったのは
それをイリスが飛ばしちゃうじゃないですか 寝転がりながら見て寝転がりながら見て
嫌いになってるんですよね
いやー あのシーンはなかなか
すごいナイフを研いで来たなとは思いましたけどね でまたその
イリスの Aっていう匿名でデビューしますよっていう話でデビューしたじゃないですか
はい あの
アーティスト名が変わってたじゃないですか映画版だと あーはいえーっと何でしたっけまたは人間でしたっけ
Aで 丸なんですよね
A丸または人間で独点 A区点または人間独点っていう
いやー なんていうか
すげーこう
これはこれですごい攻撃的なことをするなと思ったんですよね いるじゃないですかそういうような売り方をしている人っていうのは
売り方の議論
いますね それに対する
ものすごい攻撃をしてくるなと思って 絶対意識する人いますよあれこれ俺のこと言ってない
完全にそうで でまたそれがむちゃくちゃ痛いんですよね
言ったらあれだけど 痛いというのは悪い意味ではなくて
なんていうかルカのキャラに合ってない その物語の中でルカを知ってる人が見た時に
こういう売り方されると痛いというその痛さを全面に出している痛さの その極致としてAだけではなくて
Aまたは人間っていうなんかそういうこう
なんていうかやばいよっていう感じの売り方が効いてるっていうか
でそれに逆にこう世の中のみんなの人たちがハマっていってしまっていて
で まあ2曲
映画の中ではありますけど
2曲目の時に口に出して言うんですよねイリスがね これは原作にもあったんですけど
そうですねこんなことをやりたくてってやつですよね
こんなことをやりたくて私を捨てたのかよっていう
それってすごいことを言うなと思って
なんかまぁ2曲あるうちの1曲Aとして出しているうちの1曲は春色っていう
曲で もう一つはユーモアっていうカタカナでユーで英語でも
で ユーモアの方は
まぁ言ったらあれですけどちょっと水曜日のカンパネラっぽいような曲をやるわけじゃないですか
あーそうですねはい キラキラメイクで
ちょっとコスプレメーカー コスプレメーカー
言ってしまえばそれが痛いと言ってるわけじゃないですか
すげーこと言うなと思って なんか
原作は原作でだいぶ尖ってるんですけど 映画は映画で違うところ尖らせてきたなと思って
あの辺はすごいなんか個人的にすごくグサグサやられましたね
そういう人が世の中にいるっていうのを分かった上でやってるだろうっていう
風にちょっと受け取ったところがありましたね
そこからのまぁ 純ロックバンドとしての眠るバカの曲をやるわけなんで
より熱いというところがあるんですけど
対比を分かりやすくするために 原作よりもっとアイドル売りでしたもんね
アイドル売りでしたねー はい完全に
しかも若干 アーティストっぽいようなアイドル売りというか
純アイドルではない感じの
ちょっと そうですねキャリーとかそういう
そうそうそう
そっちですよね
クリエイターとか表現者と言われるような もうカギカッコつきの表現者ですよね
それについても作中で結構
ダサイクルのくだりで結構批判的に描いてますもんね
そうですね
いやーそれがすごいことをするなと思って
それを見た時に 私はその最初の感想じゃないですけど
すごくロックだなと思ったんですよ
あーその部分だったんですね
はい まぁ全体通してなんですけど
一番ロックを感じたというか
なんか制作陣も尖らしてきてるなこれはと思って
あのゲーゴーする気はないよっていう
そういうものを感じました
いやああいう売り方をすると
ゲーゴーするような映画の作り方って
もうできちゃったりすると思うんですけどね
そうですね
それでも成り立ったと思うんですよ
もっとこう
まあ脱色されたホワイト化した映画にすることもできたと思うんですよ
全方面向けに適意のないような
めちゃめちゃ青春映画にできましたもんね
できましたもんね
でもそれをなんというか
まあルカ的なんですよね
嫌いなものは嫌いなんだ
気に入らないものは気に入らないんだ
それはすごいロックだなと思って
いいなと思いました
原作と映画の違い
逆にすごい配慮してるなっていう部分もいくつかあって
時代なんでしょうねって思ったんですけど
ファミレスで
そもそも私は男に興味ないからっていう下りどころあるじゃないですか
それでみんな勘違いして
じゃあ女性に興味があるのかなみたいな
違う違うそういう意味じゃないっていう
であそこでお家のところで私はレズじゃないって言うんですけど
今だとあんま使わないじゃないですか
そことあとこれはまた別の全然違う方法なんですけど
イリスがお寿司が嫌いになったり言うとこが面白いですよめちゃめちゃ
原作だと結構ブラックジョークが
石黒先生らしいブラックジョークが入るんですけど
まあ結構まろやかにされてましたもんね
そうですねそもそもその人の血の匂いがっていう
そういう話ですよね
そうそうそうそうそうですね
でもあれも大概なかなかのやつでしたけどね
くちゃくちゃ言っちゃうやつも
吐き出したやつ
ですねあとは原作の方の話になっちゃうんですけど
はいあの今回原作の真相版の方で
追加で番外編でもありましたし
あと原作の元々の眠るばっかが2008年に
発売された後に短編で京子と東さんで公開をされ
発売されましたけど短編があれも名前こそ違えど
まあルカの話も入ってるじゃないですか
そうですね
簡単に言うと同じ石黒先生の短編集だけど
世界観を共通にしてる別の話というか
岩崎幸太郎ってお父さんと岩崎京子っていう
姉妹のお姉ちゃん側
そうですね長女とお父さん
長女とお父さんの話でお母さんの旧姓が鯨なんですよね
そうですねはい
でずっと出てこない妹がいて
家出をしてる妹がいて
妹の名前は遥かですよね
そうですね遥かじゃなくて遥かですね
遥かですよね
その中では京子とお父さんの中では妹は電話越しに
やり取りしてるシーンはあれど
ついぞ最後まで出てこなくて
出てこないですね
番外編の方で出てくるんですよね
そうですね2人が初めて共演する
番外編の方で
そもそもサイバー女子寮に入っていく
1年生として大学に入学していく
ルカ先輩が描かれるというか
ゼロアみたいな感じですよね
ゼロアみたいな
まあそこでちょっと
今回の眠れぼっかと緩く繋がってる話になっていつつ
私はお父さんめっちゃ好きなんですよ
わかりますわかります
いいっすよね
あのお父さんいいっすよね
ルカのお父さんに当たるんだけど
あのお父さんのアナーキーさというか
あの子あってこの子ありっていう感じの
ルカの魅力に繋がってるというか
喧嘩してるからルカが非常識で
お父さんが常識人かと思いきや
2人とも間違ったこと言ってるんですよね
和をかけた非常識人なんですよ
なんかすごい好きなシーンがあって
キャラクター間の関係
あのルカが中学生の時に金髪にしてくるって
エピソードが話されるじゃないですか
はいはいはい
でまあ受験を控えた高校
高校受験なんですかねあれって
高校受験を控えたルカが
急にある日突然金髪にしてきたと
でそれから話がバーンと飛んで
まあ大学に入るルカに対して
まあこの中ではハルカですけど
ハルカに対してまあこれで
好きなだけ金髪の
金髪のモヒカンでもやってよみたいな
これ言うじゃないですか
自分の金でって
そう自分の金で
まあこれから好きなだけやんなみたいな
って言った時の返しがめっちゃ好きで
周りにお伺い立ててやっても
心が金髪じゃねえわって
それめっちゃ好きで
そしたらなんかそれの返しとして
お父さん何言うのかなと思ったら
なんか心が金髪になれば
おのずから髪が金色に変化するって言うんですよね
この親父やべえだろって
死ねえよって言われてるんですよね
そしてさらに重ねてくるのが
俺も頭もこの年になって
銀色に変わりつつあるって言うんですよね
あのなんていうかこのヤバさっていうか
一連の会話が面白いですよね
一連の会話
この中にまともな奴一人もいないっていう
なんかそういう感じがすごい出てて
まあお姉ちゃんもねあれなんですけどね
あの結構常識人として
ツッコミを入れたりはしてるところはありますけど
そうですね
唯一この中では常識人としての立ち位置ですね
そうですね
でもなんかまあお姉ちゃんもイラストレーターをやっていて
そうそうあの京子とお父さんではそんな常識人でもないんで
そうですねそうですね
っていうのもあってまあなんていうか
何か自分のやりたいことがはっきりとあって
それに向かって努力をしているという意味においては
お姉ちゃんも同じところに立ってはいるというか
そうですね
まあそういうシーンもありますよね
似たとこはありますよね
はいですね
なんかその辺を結構あの今回真相版を買って
改めてその番外編を読んで
それでなんかこう結構好きになったところありましたね
ああそう繋がるって意味でもそうだし
関係性がよくあの1話でわかりますよね
あの1話ですごく出てますよね
あとその真相版の中で書き下ろしだったと思うんですけど
書き下ろしの中で
なんか今の話に関してどっちかっていうと
こう言いたいことが言えなくなってきているっていうことに対する
こうメタ的な発言も含めたところでの
こうアンチテーゼもあったじゃないですか
なんか具体的に言うと
まあルカが言っちゃう話で
イリスが音色を頑張ってることに対して
言っとくけどネイルに気づくような男はおらんと
男なんぞ髪型を変えても気づかんしっていう
なんなら彼女が双子と入れ替わっても気づかんと
そういうようなことを言って
そんなの時代に合ってませんよっていうような
やり取りがあるじゃないですか
あのやり取りも好きなんですよ
何が好きかというと
あのやり取りを通して
前の作品であればまだ受け入れられたものが
この17年弱で社会的に受け入れられなくなってしまったということを
ルカのキャラクターが社会で受け入れられないぐらいのことになってしまってる
っていうことに対する若干の皮肉も込めたような言い回しになっていて
そうですね
20年前でと今の時代のルカの立ち位置は明らかに違いますもんね
違いますよね
時代遅れっていう意味も入ってきちゃうっていうか
そうなんですよ
明らかに時代に合ってないですよ
今の時代そんなこと言ったらっていうような言い方だったんですよね
その後のインストの突っ込みを
20年前はステレオタイプだなっていうのはあったけど
そんな時代遅れってほどの印象ではなかったですよね
そうですね
ちょっとまあなんていうかそういうキャラなんだな
まあ確かに言ってることは間違ってないしぐらいの感じだったのが
いやそもそもそういう考え方しちゃダメでしょ
ぐらいのところまで行ってるような気がしてて
そこは大きく違うところだなと思うんですけどね
そうですね
あとはあれですね
ダサイクルに関してだったりとか
何かこうそういう強いようなことを言うことに対して
そういう強いことを言われないと寂しいみたいな話が
ありましたね
あったと思うんですけど
これは追加されたものではなくて
もともとのバージョンの時からあったシーンですよね
そうですね
あったんですけどそこでちょっと
結構強いことを言うキャラなんですけど
ルカはですけど
そういうダサイクルも含めて言うんですけど
あれは自分に言ってたんだっていうことを言うじゃないですか
そうですね
なんかそこもすごい好きな要素で
なんていうか結局自分はどうなのっていうところを
一生懸命考えてるが故に
なんていうか人に対しても
そういうきつい態度になってしまうというか
ちょっと配慮がないようなことを言ってしまう
というような感じのキャラクターになってるというか
めちゃめちゃ繊細なんだけど
その繊細なところを
張りぼてっていうか
金髪にしたり
わざと強い言葉使ったりするのが
逆にその弱さ本当はない方向になるっていうのが
結構見えてくるっていうか
そうですね
映画のキャラクター分析
ちょっとなんかそういう感じはあって
割とあのシーン好きなんですよ
なんか言いっぱなしじゃないところが
結局真剣に考えてるからこそ出てる言葉なんだな
みたいな風にも見えるし
まあ映画の中ではそれが
ドロップキックの形になって出てきたりとか
結構外に対しての攻撃的なことになって出てきたりもしますけど
根本的には自分に向かってるのかなっていう気もしてて
そうだサイクルのことを話す時も
最後に心の中でここにもなって言ったりするんですよね
そうそうそうなんですよね
結局私もそうなのかもしれないっていう
そういうですよね
なんかその辺が
伊藤に壺しつかれて切れるんですよね
そうなんですよね
あとあれですね
あのまあ最後の方にこうなっちゃうんですけど
VHSのビデオを売りに来る親父映画でも出てきましたね
あのおっさんめっちゃよくないですか
いいですね最後仲良くなるのがいいですよね
仲良くなりましたね
VHSのおっさんは
まあ客観的に見ると迷惑なお客さんなんだけど
だけど自分の気持ちに素直であるが
故に人に迷惑をかけてしまってるところも若干あるようなキャラクターで
まあそこに関して最初迷惑だと思ってたイリスも
まあなんか別に害はないというか
なんなら若干こう途中からは好意の方に
別に嫌いじゃないかなっていう風に変わっていくというか
そういうところもあっていいなと思って
結構石黒先生の作品だと
一見嫌そうな感じなんだけど
すごい実は話してみたらいい奴だったとか
そうですね
根っからの悪人がいないっていうか
そうなんですね
そこの表面的なところじゃないところというか
なんか深く知ることで好きになるみたいな
最初の印象が変わっていくみたいな
そういう表現が良かったですね
音楽と表現
結構それが多い
それに対して中崎のバイトのね
はい先輩の先輩というかバイト先の
あれの描き方はかなり悪意がありましたけどね
あれは完全に悪意がありますね
中崎と店長はかなり悪意がありますね
ありましたね
あの店長多分映画だとオーナーだったと思うんですけど
あの原作だと店長がレジェンドを歌うじゃないですか
あれが映画だとラップになってるのが
今風になってていいなと思って
ラップになってましたね
なんかスマホで音楽流し始めて
なんかそれに合わせて歌うのかと思ったら
ラップだったっていうのが変化形だったっすね
そうそうあの辺も今風になってましたね
原作だとフォークソングみたいな感じですもんね
そうですね何でしたっけギターか何か弾いてたような
ハーモニカってかブルースハープ
ブルースハープでしたっけ
弾いてギターも弾き方にしてるんですよね
そうですよねなんかギターを弾いてたのと
あとそのギャグの表現として
アートで縛られるっていう
アートでギュウギュウにされるっていう
なんかそういうちょっとイメージシーンというか
ギャグの表現だったりとか
ちょっとそういうところは
やっぱどうしてもこう実写にすると
意味が出てきてしまうんで避けたみたいなことも
パンフレットに書いてあったような気がしますけど
そうだったんですねはい
ただその若干わかりにくさもあったかなと思うのが
金持ちの家政婦のお手伝いをしてるののお手伝いで
みたいなあれを口で説明されても
ちょっとあんまりピンとこないかもしれないなと思って
そうですね漫画だとズリしてくれるから
まだわかりやすいんですけど
そうですね
ちょっと若干そういうところがあったかもしれないですね
これ原作になかったシーンなんですけど
部屋で寮で
あの2人でマックみたいな食べてるシーンがあるじゃないですか
あのこぼしちゃうやつですよね
ポテトをシェイクにつけて食べさせようとして
こぼすシーンあるじゃないですか
あれは原作になかったんですけど
めちゃめちゃあのこぼすまでの一連の流れが
自然でめちゃめちゃいいなと思ったんですよね
あー思いました思いました
あれ本当にこぼしたのか演技でこぼしたのか
わかんないぐらい自然だったんで
そうですね手が当たってこぼれるのかなり自然だったですね
自然でしたよね
でそこからわーって驚いて笑うところまでも全然
これはイレギュラーで起きたのかなみたいな
そこがちょっと印象的でしたね
ですね
あと冒頭に100点かなって言ったんですけど
その一番の理由として
最初見始めた時に
ルカ役のタイラーユーナさんかな
最初僕前情報を入れないで映画館で初めて知ったんですけど
自分の中のイメージと違うなってなったんですよまず
僕はもっと声が低くて
自分の中で描いてた先輩像が
もうちょっとクールよりかなみたいな
で最初のライブハウスのシーンとかで
1曲目歌った時にやっぱり声が高いし
バンドサウンドに合ってないなみたいな
ちょっとそこでどうかなこれはみたいな感じがしたんですね
ちょっとマイナスの引き算から入っちゃったんで
その辺からみたいな感じで見てたんですけど
話が進むにつれて
だんだんそのキャラに自分が想像してた
ルカの感じじゃなかったけど
こういうルカもありだなみたいな感じで見てたんですけど
最後の方まで見たところで
最後に眠るばかり歌うじゃないですか
あの感じはすごい声に逆に合ってたなと思って
それでもうマイナス超決心したなみたいな
あれから曲スポーティファイで聴いてますけどいいですね
僕も聴いてます
聴いちゃいましたねあれはちょっとスルメ感があって
あれボーカルがまたすごい綺麗に聞こえないところがいいですよね
そうですね
ライブ感があるっていうか
ありますあります
本当にライブハウスで聴いてるような音質っていうか
パンフレットに歌詞カードみたいなのあるじゃないですか
はいはい
あれもまたいいですよね
あれを見ながら聴くとよりいいというか
ちょうどこれを載せたいからこのパンフレットの形にしたのかなみたいな感じですもんね
うんうんうんうんですね
あのやっぱりどうしても歌を漫画の中で出すっていう風な表現ってたまにありますけど
はい
どうしてもちょっと難しいところがあるじゃないですか
セリフとも違って曲がない歌詞だけを
想像の力で補いながら
歌であるという風に思いながら読まないといけないんで
はいはい
響き方がちょっと違うじゃないですか
うんうん
でもその同じセリフに曲がついて歌を歌ってる
あの感じはすごく良かったですね
めちゃめちゃ良かったですね
そこはもう想像を超えてきたっていう感じで
あの歌詞の良さが染みてくるというか
若干さっきの話じゃないんですけど
まあルカが自分で抱えてる弱さであったりとか
ちょっと不安感であったりとかっていうものに対して
だけどなんか自分は大丈夫かいっていうのを
起きてる間に聞いても答えづらいだろうから
まあ眠るばかりに聞いてるわけじゃないですか
っていうのがなかなか文字だと伝わりづらいというか
こうどうしてもそれを読む感じになっちゃうんで
セリフとも違いますし
だけどそれを音楽で聞くと
よりセリフの方も染みるなっていう感じがしていいですね
ライブシーンの重要性
歌不足なかったっていうか
想像よりすごく良すぎた感じもしないし
想像を超えてこないな全然ダメだなって感じもしなかったし
ちょうどいいメロディーつけてくれたっていう感じしますね
そうですね
あれ歌詞で一番印象的なところでリフレインするところで
もし僕が食べようとしたまんじゅうに毒があったら
お前教えてくれ頼むぞおい眠るばかってとこあるじゃないですか
今言おうと思ってます
あれですよねまさに自分がアイドル売りされたところの比喩っていうか
今まさに食わされかけてる毒まんじゅうこれ食っていいのかっていう
そうですよね
あそこを一緒に歌うところがまた良かったですね演出的に
良かったですね
いくつかある原作の方なんですけど
絵はシンプルですけど
たまにすごく良い表情をさせる時があるなっていうのがいくつかあるんですけど
一つはルカが引っ越しの支度をしてしまっている時に
出ていくんだっていうことを実感した時のイリスの表情
最初理解できないから理解するまでの間のところですよね
そうです
一人でできる量だから大丈夫だよって言った後に
先輩の背中を見てる顔っていうか
泣きそうなあの顔ですね
泣きそうになってるあの表情はすごくいいなと思うのと
漫画的表現としてもすごくいい演技をさせるなと思うのと
あともう一つ好きなのが最後のライブのシーンで
自分の名前を言うじゃないですか
で作曲ピートモス&イリスユミというところのシーンの
あのやってやるぜという顔をしてる時があるじゃないですか
そうですね
あれも好きなんですよ
ちょっと攻撃的な顔になって
そうそうそう
あの瞬間にバンドマンに戻ったなっていう感じはすごくしてて
なんかまあその2つは
市川先生の描く絵の中でもかなりいいなと思ったとこでしたね
そうですねいいコマですね
その後眠るバカって叫んだ後に
プロデューサーが無表情になってるのがまたいいですね
完全に今日疲れて
理解ができてないんですよね一瞬
そうですね
ん?っていう
なんだっけっていう
どっちかというとイリスの方が先に気づいてる感じなんですかね
そうですね気づいてますね
映画版のパンフレットでも
チューニングを始めた瞬間にイリスの方が先に気づいたっていう
まあそういう解釈
チューニングするシーンが結構効果的につかれてますよね
チューニングがすごく今回よくシーンとして出てきましたよね
出てくるしあとその追加の短編でも
チューニングできる人がずるいって
えっと先輩がルカがチューニングして
何なんですかね意味のない
なんですかね試し引きみたいな
チューニングをしている時に
良さげな音楽が鳴るっていう風に言っているところですよね
そうそうそれずるいんですよって
そこで朝野稲代先生が出てくるっていう
そうそうそう
あっち向いたまま適当に鍵盤弾いてるのにかっこいいっていう
いいっすねあれは良かったっすね
朝野稲代先生自分で名前が出されちゃったんですけどみたいな感じで
自分でネタにしてましょうね
あっそうなんですか知らなかった
映画公開記念のトリビュートアートというか
で書いてるんですよね
大原住人先生と2人とも眠るばっかの2人を自分の絵で書いてるんですけど
それを発表してる時のコメントに
私の名前も出てくるんですけどねみたいな感じで
えーそうだったんですね
言ってたんで遡ってもらったらXのアカウントの中で確か言ってましたんで
見てみます
いやいやでもなかなかいいっすねちょっと長くなっちゃいましたけど
そうですね予定よりちょっと長く
でも本当に見てもらいたいですね
そうですねなのでまとめに入ると
まだ公開して初集ではありますしそんなに公開感が多いわけじゃないので
ちょっと見に行くためには結構調べて時間とかも限定されているかもしれないですけれど
映画の感想とスイッチの扱い
すごく見る価値がある映画だなというふうに私は思いましたんで
ぜひ興味がある人とかはぜひ見に行ってもらいたいなってちょっと思いましたね
原作見て内容してても全然面白いですね
うんむちゃくちゃいいと思います面白いと思いますですね
あと最後にすごくどうでもいい話なんですけど
スイッチが出てくるじゃないですか
はいはいスイカゲームやってるんですよね
スイカゲームやってる
スイッチの仕舞い方がめちゃくちゃ雑でそれがめちゃくちゃ気になりました
スイッチを縦に本棚かなんかに刺してて
そんなことしたら画面めっちゃ傷つくんじゃないって思って
そんなことする奴おらんやろうって思って
ちょっとそこは気になっちゃいましたけど
ありましたねそんなシーン
って感じですかね
うんはい
ということでぜひ気になった方は見に行ってくださいね
ということで終わりたいと思います
はーい
はーい以上です
ありがとうございました
01:26:30

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