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2022-10-25 10:26

瀬戸内国際芸術祭に参加してきたよって話

瀬戸内国際芸術祭2022の秋開催に参加しました。瀬戸内生まれ、瀬戸内育ち、今も瀬戸内暮らしの私ですが、アートに触れることで改めて「瀬戸内に暮らす」ってこういうことなんだなって感じた旅でした。アートのことなど何にもわかってないけどねw #瀬戸芸 #瀬戸内国際芸術祭
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しまチャンネル始めます。しまチャンネルは愛媛の離島で柑橘農家をしているふるのが日々のこととか、美味しいもの、柑橘のお話をするチャンネルです。
本日は、先日私が行ってきた瀬戸内国際芸術祭のお話をしようと思います。
まず、瀬戸内国際芸術祭とは何ぞやというところで、概要をお話ししますね。
2010年から始まった瀬戸内の、特に香川県・岡山県との間の島々を舞台とした芸術祭となっております。
瀬戸内海の12の島と2つの港を舞台にしているって、公式サイトでは書いてますね。
結構島あるんだなぁ、やっぱりなぁ。私は友人に2013年に誘われて初めて参加したんですけど、すごく良かったので、3年に1回の開催なんですけど、
開催の旅に行ってはですね、アートを鑑賞しております。
瀬戸内国際芸術祭も、2010年から3年ごとにあるんですけど、その度にアート作品が増えていったりしてるんですね。
ちょっと言い方が悪いな。瀬戸内国際芸術祭で、開催期にのみ展示されるものと、開催期外でも鑑賞できる
常設展示というのがあるんですけど、年々それが入れ替わったり、入れ替わることはないのか。
新しくできたり、常設展示だったら増えたら増えたままあるわけなんですけど、常設展示がどんなものかっていうと、例えば大きい置物、オブジェとかですね。
ああいう片付けられないものっていうのかな、常設としてその場所にずっとあるんです。
有名なのは、那覇島の草間弥生さんのカボチャとか、あと同じく那覇島のベネッセの宿泊施設になっているところとか、地中美術館とかが有名だと思うんですけど、
その他に小戸島にあるオリーブのリーゼントっていうのが、オリーブ形の突然大きいオリーブの形の置物があって、それがリーゼントっていうのがあるんですけど、そういうものは常設としていつ行ってもあるんですね。
この開催期間、春に1回、夏に1回、秋に1回あるんですけど、この時だけに展示される、例えば上映するものだとか、
ダンスをされる方とかもいたりするみたいですし、私まだそういうのには巡り合ってないんだけど、
2016年かな、チームラボさんも確か参加してて、その光のアートみたいなのもその時だけあったんですね。
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そういういろんなイベントというかアートの展示があるっていうのが瀬戸内国際芸術祭です。
少し前に私スペースで、独り語りで喋らせてもらったんですけど、今回特に、
今回私たちが友達と参加したのは、タクマ港から行く阿波島っていう小さい島と、
タドツ港から行く高見島っていう、これもまた小さい島だったんですけど、
そこでですね、改めて感じたんですけど、
私は、生まれ瀬戸内育ち、そして今も瀬戸内暮らしなんですけど、
やっぱり瀬戸内国際芸術祭に行って、行ったことない島で歩く、
風景を見ながら歩いたり、そういう行動そのものがですね、とても、
もうそのものが瀬戸内国際芸術祭なんですよ。
ちょっと何言ってるかわからないかもしれないけど、
何かを見て感動するから、ああ芸術って感じるというよりは、
その、はっきり言って船に乗って行くなんてめんどくさいんですよね。
めんどくさいんだけど、そのめんどくさいことをやって、
わあ島に着いた。で島に着くと、
まあ船でしか渡れないわけだから、人口密度が突然下がるわけなんですよね。
いかにも自分と同じようなアート目的の人たちがまばらにいるんですけど、
その中に入るっていうことが、もう瀬戸内に散化してるっていう感じがするんですよ。
もうそのすべてが、そこにいる人々、自分も含めて。
もうそれがもう、このアートっていう取り組みの枠組みの中に入ってるっていう感じがする。
これがすごい瀬戸内な感じがするんですよね。
これも改めて、何回も参加して改めて今回感じたこと。
今回ね、阿波島はそうでもなかったんですけど、高見島っていうところを行ったら、
結構島って平地が少ないものだから、
無理やり坂道作って、何とか平地を、段を削って平地にして家立てたりしてるんですよね。
そういう場所にアートの展示があるんですけど、
ほとんどが空き家を利用して、アート作品、空き家そのものをアート作品にしてたり、
空き家の中に作品を展示してたりするんですけど、ほぼほぼ空き家なんですね。
で、すごく強く感じたのは、もう今回天気がすごい良かったので、すごく明るくってすごく綺麗な秋の空の中に、
アートがなかった廃墟みたいな空き家があって、そこに突然とアート作品が姿を表してたりするのを見ると、
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なんか終わりゆくところをすごく意識させられましたね。
そもそも瀬戸内の島で橋も繋がってないようなところだと、もうどうやったって人口は増えないんですね。
移住者の方が増えて奇跡的に増えた島もあるけれど、
そうそう、わざわざ不便なところに住みたいという人は多くはないわけです。
だから私自身もこの島に生まれて、もう子供の頃から体感してたんだけど、
ここは終わりゆくとこなんだなっていうのを、言葉にはできないけど感じてたのが、今回初めて言葉になった感じがしましたね。
そんな終わりゆく場所で、人は減り、でもアートだけが残っていて、
その後はおそらく次の3年後、6年後、もっと自然にと融合して、
なんかもっとすごい、なんていうのかな、
今は置いてあるもの自体がアートなんだけど、それを含めたあらゆる景色がアートになるんだろうなって。
そういうのが、おそらくこのセトリエの本当のテーマというか、
まあ多分本当のつけなくてもいいんだけど、大きなテーマだったんだろうなって思います。
その、だいたいね、今までもずっと見てきた中で、まあまあなんか寂しい作品多いんですよね。
寂しい、ちょっと寂しかったり、ちょっと孤独を感じるような作品多いなって思ってたんですけど、
まあそれは私がそう感じているだけなのかもしれないけど、
それはきっと、まあこれから、先細っていく未来というかね、
先細っていくって言うとすごい寂しく感じるけど、
でも結構そこに住んでいる人にとっては、それすらも当たり前なんですよね。
もう人が減っていく、でどんどん静かになっていく。ただね、静かだけどね。
でもそういうのは、ごくごく当たり前の日常なんですよ。
もうこれから自治的に、倫理になって人が激増してっていうことはもう想像できない。
この島帰ってきたら、静かで海があって山があって、向こう側に島がいっぱい見えて、
朝日も見えて夕日も見える。もうその繰り返しが静かな日常、静かな瀬戸内。
そういうのをすごく感じている。それが瀬戸内だって私も感じている。
そんな印象を受けました。
とてもとても、瀬戸内国際芸術祭については10分やそこらで語れるようなものではないですし、
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島もいっぱいあるし、参加してみたらよくわかると思うので、
ぜひこれから先も瀬戸内へ何度も開催していくと思うので、興味がある方はぜひ来てください。
開催日でなくてもなおしも。
私が個人的にお勧めなのは岡山県側から行く犬島というところ。
ここも常設展示がすごい素晴らしいので、常設期間外でも開いている美術館があるところに行ってみてもいいんじゃないかなと思います。
開催期間外だったら結構人少ないので予約も取りやすかったりします。
ということで今回は瀬戸内国際芸術祭のお話をさせてもらいました。
ちょっと尻滅裂なところがあったかもしれなかったですけれど、
瀬戸内という場所って特別なんだね。
自分が普段いるからあんまり考えたことなかったけど、
改めてここの風景、ここの暮らし、ここで生きるっていうことっていうのはどんなに貴重なことなのかっていうことを考えさせた時間でございました。
では今回は以上で終わります。またねー。
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