2025-07-10 19:33

#2-1 医学生×NPO—見過ごされがちな“ひとり親家庭”を支えるために(洞雞真人 仕事編)

▼今回のトーク内容
“ひとり親家庭のリアル”/支援のその先にある「体験格差」/医学生が立ち上げたNPOのはじまり/「お金」よりも「寄り添い」が必要な時がある ほか

📝番組概要
都会から福井へ——。
この番組は、移住者であり地域おこし協力隊の「つかちゃん」が、福井で出会った“ちょっと面白すぎる人たち”の人生に深く潜っていくポッドキャスト。
キーワードは「仕事立ち」「追い立ち」「ターニングポイント」。
人生の節目にあったあの瞬間を、ていねいにたどっていきます。

👤出演
ゲスト|洞雞さん
NPO法人Yorido(ヨーリドー)代表/福井大学医学部4年生

ナビゲーター|つかちゃん
福井県地域おこし協力隊/こみかるユース福井・おふざけ代表

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サマリー

このエピソードでは、医学生の洞雞君が、ひとり親家庭を支援するNPO法人「よりどう」の活動について話しています。支援の内容や背景、ひとり親家庭が直面する課題について具体的な実例を交えながら掘り下げています。シングルマザーやシングルファーザーの抱える問題や、NPOによる支援の重要性についても言及されています。特に、子供の教育や習い事を支援する必要性や、ひとり親家庭の状況についての理解を深める内容です。

00:05
こんにちは。福井で転生~都会を離れた移住者が出会った、ちょっと面白すぎる人たちへようこそ。
この番組は、都会から福井に移住した地域おこし協力隊のつかちゃんが、
福井で出会ったちょっと面白すぎる人たちの人生を探求していくポッドキャストになっています。
キーワードは、仕事・老いたち・ターニングポイント。
この3つの観点から、ゲストのこれまでとこれからを深掘っていきます。
それでは、今回のゲストをご紹介いたします。
NPO法人よりどうの紹介
今回のゲストは、福井大学医学部4年生で、ひとり親の家庭支援をするNPO法人、
よりどうを立ち上げている、洞雞君です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は、洞雞君のよりどうの活動を深掘っていきたいなという仕事の部分を、
今回は撮っていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
実際、よりどうの説明をまずしてもらってもいいですか?
よりどうっていうのは、NPOとして活動しているんですけど、
ひとり親家庭の支援をしている団体です。
最低限の衣食寿っていうものは、かなり日本でと保証されているものが多いんですけど、
そこからさらに一歩二歩踏み込んだ豊かな生活を営んでほしいという気持ちで、
よりどうを運営しております。
その名前の由来とかは?
名前の由来は、社会のよりどころになれればいいなっていうところで、
よりどころから決めたんですけど、
初めは何て名前つけようかなと思ってたんですけど、
社名の画数占いみたいなんで、
で、Googleとかで調べてたら、大企業とかも画数占いが全部、
星0から星3まであるんですけど、それが全部星3とかやったんで、
ここなんかあるんちゃうかと思って。
でも確かに、俺らもこの学生、若者の居場所作るコミカルってやつ、
道家くんにもいろいろ手伝ってもらってるけど、
コミカルやるときも、何か画数は、何か画数だったか何かが4文字がいいとか、
奇数は良くないみたいなのがあるらしくて、
そうなんですか?
何かあんまり覚えてないけど、そういうのを佐々木さんが教えてくれて、
ちょっと意識しようかみたいな。
佐々木さんが言ってくれあったんですね。
そうそうそうそう、何かそういうのがあって、名前決めるの難しいよね。
いや、めっちゃ難しいよね。
何か初め全然決まらへんくて、
11月12日に福井新聞の方が取材依頼してくださって、
インスタグラムから。
で、そのときは全然決まってなくて、
よりどころ、福井よりどころみたいなユーザーネームしか決まってなくて、
返信するときに、団体名がないと過去つかんなと。
そこで返信する前に決めちゃおうと思ってて、
もう2時間以内に何か思いついたら決めようと思って。
それで返信しました。
じゃあもう確かに、何か決定する何か期間が決まってないと、
全然決まらんもんなこういうの。
全然。
実際今立ち上げようとしていて、
よりどの活動自体はスタートしてどのぐらいなんだっけ?
10月末ぐらい、10月25日から確かインスタグラムの発信を始めて、
11月12日に名前が決まって、
で、今5月っていうところですね。
もう半年ぐらいか、今スタートして。
半年ぐらいですね。
めっちゃ、もう半年経っちゃったんかって。
早いよな。
まじかと思って。
具体的な支援活動
じゃあちょっと具体的なその活動内容みたいなところ聞いていきたいんですけど、
よりどは、何かどういうふうな支援をしてるんですか?
今までやってきたことですと、
まずひとり家庭支援の最低限の食事というところで、
杉本育文化財団さんから新米の寄付をしてもらって、
それでご家庭にプレゼントするっていうキャンペーンをしたり、
あとはイベント的なこととして、
エステサロン、福井市のエステサロンと一緒に、
エステイベント、そのときはフェイシャルエステと、
ハンドエステと、
あとは新学期に向けたメイクアップ体験っていうのを行って、
行いました。
で、あとはそれがお母さん向けで、
お子さん向けにプログラミング教師のイベントをしたりとか、
ですね。
まだちょっと全然何もできてないんですけど、
あとは最近始めたこととしては、
養理堂ゼミナールっていう。
養理堂ゼミナール。
っていう。
かっこいい。
これも学習塾を最近始めて、
今生徒数が7人ぐらい。
いるね。
大好きしてて、
で、これから体験に入る子たちが3人ぐらい。
すごいね。
集まってくださって。
そんな立ち上げてすぐ。
そうですね。
まだ、
そうですね。
ちょっとまだまだなんですけど、
いろいろ体制は異なってきて、
しっかり本格開講に向けて、
しっかりやっているっていうところですね。
確かになんか、
前の話聞いてると、
なんかこう一人親家庭支援って、
なんかいろんなジャンルがあって、
ほんまにそうですね。
なんかこう子どもの支援をする、
そもそもインフラ整えるみたいな、
最低限の飲食の食の部分を整えるとか、
子どもの学習環境を整えるとか、
親の環境を整えるみたいな、
いろんなジャンルがあるから。
そうなんですよね。
一人親家庭って聞くと、
やっぱどうしても8割9割は母子家庭なんで、
どうしても女性支援みたいになりがちなんですけど、
でも、
そういう、
なんていうんですかね、
例えば、
OECDの加盟国、
世界の加盟国の中で見ても、
一人親家庭の貧困率っていうのは、
日本だと、
36か国中?
5位とか。
えー。
結構高くて貧困率が。
なのに、
女性の就業率っていうのは、
めちゃくちゃ高くて、
日本86.何パーとか85パーとかで、
働いてるのに、
貧困率が高いっていうのは、
そういうことか。
そうなんですよ。
なるほど。
そこが、
働いてるのに貧困っていうのは、
ワーキングプアって言われるんですけど、
そういうのがやっぱり、
日本は、
ちょっと、
数値として出てしまってる部分があって、
えー、そうなんだ。
やっぱ女性支援として切り捨てるというか、
女性支援として見すぎてしまうんではなくて、
そこは、
あのー、
やっぱ、
マンパワーでは1人足りない、
子育てが1人足りないっていう状況は、
かなり、
しんどい時はあると思うので、
そこは客観的に見ても必要な支援なのかなとは、
思ってます。
確かになー。
なんかこう、
この前かな、
加藤さん、
コミュニティーナースの加藤さんにも、
ポートキャスト出てもらっていて、
あの人もやっぱり、
女性の働き環境を整えることに、
すごい、
アンテナが立ってる人だから、
でもやっぱり、
女性って身体のこともあるから、
なかなか、
フルフル男性みたいに働けないみたいな。
そうですね。
がある中で、
でも、
子育てをする上で働かなきゃいけないし、
子育てもしなきゃいけないし、
なんか、
大変だぞみたいな。
いやー、
そうですね。
今回、
道家くんが支援してる人たちは、
共働き率高い福井の中で、
共働きができないというか、
構造上。
そうですね。
だからこそ、
なんか結構大変なんだろうなと思っていて。
いや、
そうなんですよね。
なんで、
ちょっとたまに、
逆風が立ってしまうときがあって、
共働きしてる家庭も大変じゃないですか、
それは。
専業、
まあ、
男性であれ女性であれ専業主婦さんがいるほうが、
それは子育ては、
まあ、
しやすいだろうと。
で、
じゃあ、
ひとり家庭と一緒じゃんってなっちゃうんですよね。
あー、
なるほど。
でもやっぱり、
その、
まあ、
メンタル的なところもありますし、
で、
小学生に入る前とかだと、
もう熱出た瞬間に迎えに行かないと。
そうだよね。
幼児保育の問題もあるんで、
やっぱどうしても仕事が見つかりづらかったり、
で、
絶対仕事が見つかるっていう状況ではないので、
そこは、
まあ、
逆風を立てるのは、
逆風がちょっと立ってしまうときがあるのはちょっと寂しいなっていう。
確かに。
そうだよな。
そうね、
だって仕事も、
見つかるかわからんみたいな状態の中で、
そうだよね。
一般的な人よりは働ける時間が短くなりやすい立場にあるから、
確かに大変だ。
なんかその、
一人親の、
ひとり親家庭の現状
なんか実情みたいなのがイメージがあんまりついてないところもあるかなと思っていて、
なんか良ければ教えてもらいたいなと思っていて、
あー。
なんかどういうところに苦労があって。
はいはいはいはい。
まあ、
そうですね。
まあ、
子供の年代によっても変わるんですけど、
うん。
まず、収入っていうところで見ると、
うんうん。
えっと、
さっき女性の就業率高いっていう話があるじゃないですか。
うんうん。
80後半、
うんうん。
80後半でパーセンテージが落ち着いてて、
うん。
えー、なんですけど、
そのうちの40%弱ぐらい、
うん。
38%ぐらい、
39%ぐらいが、
うん。
その非正規雇用者で、
はいはいはい。
あとアルバイトなんですよ。
うんうんうん。
なので、どうしても収入は低い。
うんうんうん。
で、
実際、平均年収とか平均収入とか、
で、
あとは手当て出た後とかの収入を見ても、
平均と比べるとやっぱり低い。
うんうんうん。
で、なると、
えー、
貧困率、相対的貧困率っていうのは高まってしまうんで、
うんうん。
あとそういう収入としてもしんどい。
うんうん。
で、さっき言ってた未就学児の場合は、
37.5度を超えると、やっぱ迎えに行かないといけないので、
うんうんうん。
シングル親の苦労
えーと、仕事を絶対しないといけないシングルマザー、シングルファーザーの方からすると、
ちょっと苦労するところがある。
うんうん。
で、小学生になって体験っていうのが増えてくると、
旅行に連れて行ってあげられないだったり、
うんうんうん。
習い事は、もう頑張ってお金出したいんだけど、
送り迎えができないから諦めさせるしかない。
あーそうか、送り迎えが。
そうなんですよね。
確かにな。
働きに出てらっしゃる方、かなり多いんで、
それで送り迎えができないから、お金は頑張るんだけど、
えーと、習い事がさせてあげられないだったり、
それで、あとは中学生以上になってくると、
もう習い事とは比べ物にならないぐらい、学習力の下者が高いんで、
そうだね。
かなりそこでしんどいって、
あきら、勝手に選択肢が消えちゃう方も多い。
で、あとは一人家庭の統計で、
いじめであったり、非公であったり、そういう部分が、
因果関係はないはずなのに、ちょっとパーセンテージが大きくなってしまってて、
へー。
やっぱりそこは、なかなか、
そういうところも逆風が立ってしまうとか、偏見が出てきてしまう部分もあったり、
そこをやっぱり社会全体で支えていかないといけないなっていう実情はありますね。
支援活動の現状
やっぱりなんか、今聞いてて、俺も全然知らない部分が多すぎて、
聞いたら確かにってなるんだけど、
確かに未就学時の状態と小学校と中学校と、
確かにその状況状況で、思ってる課題感が全部変わってくるから、
子供の状況に応じた支援みたいなのが必要なはずなんだけど、
今一人親とかで一個のくくりにくられすぎてて、
そうですね。
なんかそこが難しいなっていうのがすごく思いながら。
いやー、今もやらなあかんことが多すぎて。
そうだよね。どっから手をつけていけばいいかみたいな。
そうです。で、とりあえずプログラミング教室をやってみたり、
お母さん、お父さんのための直近で言うと、そのエステイベントであったり、
で、中学生以上向けの教育を頑張ろうって思ったり、
本当に幅広くですね。準備してることも今、幅広いですし。
ドッケイくんはどうしてこの頼り堂で一人親の家庭支援をしたいっていうのは?
僕がもともと母子家庭で育った時期がありまして、
で、金銭的にちょっと難しいなっていう時があったりとか、
あとは、今大学生に入ったときに大人になって、
母親から昔の話を聞いたときに、
結構、僕の中ではもう笑顔の記憶しかなかったんですけど、母親。
で、それこそ僕が保育園のときは、母親が鬱だったらしくて、
なかなか仕事が見つからない。でも、ちゃんと稼がないといけない。
保育園も僕に迎えとかしないといけないっていうので、だけど仕事が見つからないみたいな。
やっぱ、一中学児の場合は仕事見つけるの難しいんで。
で、そういうのを聞いたときに、僕の結構恵まれたなとは思ってたんですけど、
やっぱ、しんどい家庭はいっぱいいるので、
なるほどな。
何か、これは足りてないんじゃないかというか、
これは何で足りてないんだろうって思ったときに、
例えば、なんか女性支援になりすぎてるなとか、
最低限の衣食中の保証が一番大事なんですけど、
そこに留まりすぎてる部分があるのかなってなったりとか、
そういうところを持って、そうですね、動きましたね。
なるほどな。
いやー、でも子供目線からは笑顔しか見えないお母さんが結構すごいな、確かに。
そうですね。今思うと、女に楽しみとかも作ってくれてたなとか。
そうですね。
なんかそういう中で、確かに今聞いてて思ったのは、子供目線からだとお母さんの状況わかんないし、
でも仕事してるお母さんの姿も、お母さんが頑張って笑顔を仕事でも出してたら、
職場の人も気づけないみたいなのがあるだろうなと思っていて、
なかなか支援ってなったときに、どこでお母さんは癒されるのかとかは、
すごく大事な部分だなと思うから、
さっきのエステイベントとかもあるし、
いやー、すごく、めっちゃいいことしてますね。
いやいやいや、まだ何年もできないですけどね。
もう、模索しまくりですけど。
これからどういうことにも手をつけていきたいとかってあるの?
ありますね。それこそ、今の塾をしっかり、これからも体制をより良くし続けて、
NPOがやる教育っていうのは、可能性があるなとは思っているので、
純粋な教育を提供できるというか、商材を売りすぎないみたいな。
というのがあったりとか、あとは、小学生以下に対しては、体験の、体験格差を是正したいっていうので、
習い事の支援をなんとかできないかなっていう、金銭面的なところでもっていう構想はあって、
今だと、県の確か、やってることで、習い事支援事業っていうのがあって、
児童扶養手当支給世帯だと、1万円月、習い事に出るんですよ。
で、児童扶養手当一部支給の場合だと、5000円月出るっていうのがあって、
それがちょっと、福井市はまだやっぱ人口のこととか多分あって、
福井市だけがちょっとできてなくて、
そうなんだ。
そうなんですよね。
なんで、ちょっと民間でできることがないかなと思ってて、
今、なんとか、それ、NPO法人を立てて、なんとかできないかなと思ってるんですけど、
ちょっとまだまだ構想段階で、アイデアばっかりが先行してるんで。
いやー、わかるわ、でもそれ。
そうなんですよね。
未来への希望
なんで、寄付とかもまだ全然お願いしてないですし。
でも、そうね、だから、今まだまだやらなきゃいけない支援みたいなの結構ある中で、
道家くんがこれとこれとこれとっていうのを選んでやっていく中で、
今、学習支援、小学校以上の学習支援と小学校以上の体験格差の是正。
ここの力を入れたいっていうところだと思うから。
そうですね。
多分、こういう活動って、お金にはなりづらいけどめちゃくちゃ大事な活動で、
力も必要だし、人の助けも必要だしみたいな。
いやー、ほんまにそうですね。
めちゃくちゃあると思うから、もしこれ聞いてる人たちで、
力貸してもいいよみたいな。
いやー、めっちゃお願いしたいですね。
ぜひ。
ぜったい仲間を募集中みたいな。
そうだよね。
そうですそうです。
もし仲間になってもいいよみたいなのがあったら、
どうすればいい?
よーりどうのDMに連絡するみたいな。
そうですね。
基本的に結構、それで来てもらってます。
DMから来てもらってますね。
では、ぜひもし聞いてる方で、
よーりどうの活動とか、今回共感しますとか、
私も支援したいですとか、
あればぜひよーりどうのインスタに。
ぜひ。
よーりどうのインスタは、よーりどうで調べれば。
はい。YORIDOで。
YORIDO。
はい。
YORIDOで。
調べていただけば出てくるので、
ぜひ気になる方はよーりどうのインスタグラムをチェックしてください。
ありがとうございます。
じゃあ一旦ここで、仕事の話の部分は終わりにしたいなと思っていて、
また次回は、
大井たちさっきちょっと話をしてもらってたと思うけど、
また自分がどういう環境で育ってきたのかみたいな話をできたらいいなと思っているので、
次回もよろしくお願いします。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
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