#226 病とは戦うな
2026-10-03 12:17

#226 病とは戦うな

病気や症状があると、

「早く治さなきゃ」
「この症状をなくさなきゃ」

と、どうしても病を“敵”のように感じてしまいます。

でも、病と戦わないことは、治療をしないことではありません。

必要な検査や治療は受ける。
症状にも対処する。
身体の土台も整える。

そのうえで、

「なぜ今、体はこうなっているんだろう?」

と、病や症状を身体からの一つの情報として見ていく。

病を敵にして、自分の身体まで嫌わない。

今回は、標治・本治・真の本治、そして「治さない治療」につながる、ゆる鍼の**“病と戦わない在り方”**についてお話しします。

病を治すために、自分の体まで敵にしない。
必要なことはして、あとは体の力を信じてみる。

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感想

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00:00
病とは戦うな。こう言うと、じゃあ治療しなくてもいいんですか? とか、病気を放っておけっていうことですか? と思うかもしれません。
もちろん、そういう話ではありません。必要な検査は受ける。必要な治療も受ける。 そして、体も整える。
ですね。うちでもね、治療をしています。 じゃあ、来るなって話かってことなわけです。
でもですね、「この病気は敵だ。絶対に消してやる。早く治りたい。もう嫌だ嫌だ。」 というふうに、病と戦い続けることが、本当に治る方向に繋がっているのか?
私は長年治療をしてきて、そこに非常に疑問を持っています。 今日は、私の治療、刺さない針、言葉の針、そして治さない治療ですね。
その、ゆる針で大切にしている、病とは戦わない。 まあ、いわゆる治さない治療ですね。そのあり方についてお話をしたいと思います。
こんばんは。藤田勲です。ゆるどうラジオ。耳から整える言葉の針の時間になりました。 この番組では、ゆるく楽しく自分らしく遊ぶように生きるためのヒントとなるようなお話をお伝えしています。
病気になるとですね、どうしてもそれを敵に回したくなるわけですね。 もちろんね、痛いとかね、苦しいとか、
それがあることによって不安を感じる生活、影響するわけですね。 早く亡くなってほしい。早く良くなりたい。
当然ね、それに対してね、早く治ったらいいなと感じるのは、
人として自然なことですし、それを私は否定するつもりは全くありません。 ただですね、そこからですね、
自分の体の中に敵を作ってしまうわけですね。 治したいとか、
亡くなればいいのにと思う敵ですね。 ここはね、最初にきちり分ける必要があると思うんですけれども、
戦わないっていうことと、 病気に対してもう何もしないっていうことは全く違うっていうことです。
病院に行ってね、必要な検査をして、 それでね、ちょっと治療して、それで終わってしまうようなものを、それで治せばいいわけですよ。
薬でね、それでもう状況が終わりました、良くなりましたっていう、そういうものだったらそれでいいわけですよ。
手術してね、手術でそれで済むものだったら、それだっていいし、うちもね、治療で針をしたり、
刺さない針ですけどね、体を整えるっていうことをやりますし、 こういうことを否定しているわけではないわけです。こういうことを受けて、
どうぞ大いに受けていただいていいわけです。 ただそれをすることと、病に戦いを挑むっていうことは違うっていうことですね。
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逆に言うと、病と戦わないっていうことはイコール、 治療を拒否する、否定することではない。ここをまずはきちんと分けたいと思います。
東洋医学ではですね、標値と本値、これはこのラジオでも何度もお話していますけれども、症状というのは結果的に表に現れているものであって、
その結果表に現れてしまう原因となる土台の乱れ、 これが東洋医学で言うと誤増になるんですけれども、
その結果表れている症状に対しての治療を標値、 そしてそれを生んでしまう土台ですね。
うちでは誤増、東洋医学では誤増を見て、その誤増を整える、これが本値というふうになります。
で、標値ももちろん大切なわけです。それをすることによって良くなる部分ってあるわけですので、
うちでも本値だけではなくて標値も必要であればするわけです。
でもそこ、標値だけで終わってしまったら、これはもう原因をそのままにしときながら、 表面で対処しているだけになってしまうわけです。
なので本値が必要になってくるわけですね。
で、症状というのはその結果表に現れているものなので、 その結果を生み出しているその背景ですね。
疲労とか睡眠とか体の緊張とか食生活とか生活のリズムとか心身のストレスとか体の歪みとかね、
そういういろんなもの、土台が乱れることによって結果の症状が現れるということなので、 その土台を整えるという本値も大事です。
そしてここからが私の独自の考えですけれども、 その土台を乱してしまうそっちの原因の方がさらに重要。
それに対しての治療というのは真の本値と言います。
どうしてその土台が乱れたんだろうと。
これがその人の生き方というものが関わってくる、 心の在り方というのが関わってくると考えるわけですね、私の場合は。
頑張りすぎとか我慢しすぎとか、人に気を遣いすぎてるとか、休もうとしないとかね、こうあるべきっていうふうに。
これもここ最近の放送でもお話ししてますけどね。
完璧主義な方とかもね、そうですし。
自分の人生を生きてないとかね、ずっと不安をすぐ抱えてしまうとか、すぐ緊張をしてしまうとかね。
そういう生き方を積み重ねた結果、土台が乱れて、さらに表面に症状が現れると考えるわけですね。
なのでここを見て、そこに対してその生き方を変えていく、これが真の本値というところです。
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なのでこの真の本値までの考えが入ってくるとですね、病を敵にするっていうことがね、少し矛盾を生じてくるわけです。
生き方とかね、心の在り方とか、自分の人生を生きてないとか、
そういうことがあって、それがまずいよと土台が乱れて体が教えてくれているのが結果として表面に現れている症状。
その表面の症状に対して早く良くなろうとして戦う。
いやいや、そうじゃなくて気づかせてくれているもの、体が気づかせてくれているもの、ありがたいものっていうふうに捉えることもできるわけです。
なので症状、病に対してそれを教えてくれてありがとう、体に対してね。
で、そこに体に対して気づかずにごめんねというこのスタンスの方が、実は病、症状が解消していきやすい状態に身心がそういう状態になっていくんですね。
患者さんの中にはね、この耳鳴りがもう気が狂いそうです、早く亡くなればとかね、目眩がもう早くなくなってほしいとか、
もうこんな体になっちゃったからみたいにね、自分の体に対してその症状を持っている、病になっている体に対してそれを嫌ってしまう。
でも体というのはあなたの敵ではないわけです。あなたなわけ、あなた自身なわけですよ。
で、あなたを支えてきてくれた体なわけですよ。
だから私はね、あなたの体の味方ですっていう風に言って治療をいつもしているわけです。
気づいてほしいわけですね、あなたに。
体というのが頑張ってきたと教えてくれている、今のあなたが今苦しんでいるその症状、表面に現れている病というのは、
それを気づかせて、体が気づかせようとしているのに気づいていないあなたみたいなね。
だから代弁者、あなたの体の味方であり、あなたの体の代弁者ですというスタンスが私の治療家として。
あなたと一緒に、あ、じゃあその症状大変ですよね、早くよくしていきましょうって一緒に戦ってしまったら、
これもう誰があなたの体の味方になってくれるんですかっていう話です。
で、もう一つ、例えば先ほど耳鳴りって言いましたけども、あとは不眠の方もそうですね。
その症状に意識が行けば行くほどこじれるわけですよ。
早く治りたいって思えば思うほど、意識向けば向くほどそれが強化されてしまうわけです。
それを外すっていう意味でも戦わないっていうのも大事になってきます。
またその戦わないっていう状態っていうのはマインドフルな状態、あり方にも近くなってきます。
まあマインドフルネスありますよね。
あれは瞑想というよりも状態、あり方ですから、そのあり方になることによって心身が健全な状態になっていくんですね。
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なので、症状にとらわれて早く治りたい、そしてその症状のある自分の体に対して怒りさえ抱えている方もいます。
でもそれじゃあ、あなたの体、やりきれないわけですね、私から見て。
しかも治りにくい、そのあり方でいたらってなるから気づいてほしいわけです、私は。
だから戦うななんです。
これ治療家、私も治療家に教えるということもしていますけれども、治療家に対しても言いたい。
患者さんと一緒に戦おうとするなというところですよ。
あなたが治療家の人たちね、あなたたちが患者さんに対して一生懸命治そうとすればするほど、まさに患者さんに戦わせている、導いているわけ、そっちの方に。
こうやってまずいことなわけです。
ただ勘違いしないでほしいのは最初にも言いましたけれども、やれることを治療とかやっていくわけですよ。
そこはやるわけです。
表示の部分でね、必要なところは。
本地で整えるということもやるわけです。
でも戦わない。
だからこそ治さない治療が必要なわけです。
治療というものはする。
できることはする。
でもその病気にですね、病があるから、そこにずっと囚われて。
今日もね、お一人、航空船のエストパチという難病の方来られてます。
今日も毎日病と戦って、囚われて、そこに対して私は戦いませんよと言って。
いつも伝えてるんですけど、まだね、その方腑に落ちてないんですよね。
でもね、頭では理解できるようになってきてますので。
っていうふうにしたいなと思ってます。
だから治療家の責任もありますよ。
病と戦う患者さんを作ってしまうというのは。
そしてこれを聞いている一般の方ですね、あなた。
病と戦うなというところをぜひ。
もし今、病に苦しんでいるとか症状に抱えて悩んでいるみたいな状況だったら、
この言葉をぜひ思い起こしてください。
あなたは今、症状とか病気と戦いすぎてないですか。
もちろん治療、必要な治療は必要。やっていいです。
でも、絶対に早く治りたい。
その気持ちを捨ててください。
そうすることで治りやすい状況が近づいてきます。
12:03
最後に今日の言葉の針です。
病を治すために自分の体まで敵にしない。
必要なことはして、あとは体の力を信じてみる。
今日は以上になります。ありがとうございました。
12:17

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