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2020-12-16 05:36

[研究論文発表]論文が雑誌に掲載されました

Asian Journal of Occupational Therapy

Validation of the Developed Eating Activities Questionnaire in Working People with Disabilities: A Cross-Sectional Study

https://www.jstage.jst.go.jp/article/asiajot/16/1/16_87/_article
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今回は専門的な内容になるので、あまり需要はないのかなと思うんですけども、
以前から行っている障害者雇用関係の研究ですね。これで論文を書いてたんですけども、
これがアジアン・ジャーナル・オーキュペーショナル・セラピーというですね、
作業療法系の雑誌に掲載されることが決まったので、
それにあたってちょっと収録をしてます。
ちょっと難しい内容になるかもしれないので、
もし興味ある方がいれば聞いてもらえたらなと思うんですけども、
一応テーマとしてはですね、主に手とか指とか腕の麻痺ですね、
こういうある方の体の機能の評価をする指標として新しくですね、
食事のアンケートというのを作ったんですよね。
これによって今まであるような専門家が使うような指標と、
関連性があるかどうかというのを調べた研究になるんですけども、
もともとのきっかけとしては私が障害者スポーツに関わってて、
そこでですね、やっぱり就職に困る子とかがたくさんいてですね、
障害者雇用というところに興味を持ったんですけども、
そのつながりである電子機器のメーカーですね、
結構大きいところなんですけど、その機材を作る工場があって、
障害者雇用を行っている特例子会社というのがあるんですけども、
そこの工場と協力をさせていただいて、新しい指標作りというのをしたんですよね。
そこでやっぱり今まで働けていない人たちが新しく働けるような形に
持っていきたいなというところで、あんまり仕事の評価というよりは、
普段の日常生活ですね、イメージしやすいところから指標を作れるといいなというので、
普段の日常生活の中で食事を食べるとか掃除をするとかですね、
家事動作、いろいろありますけども、
その中で自分たちのプロジェクトとしては食事動作というのに着目をしたんですよね。
普段の生活の中でこの食事の動作というのは、食べるものとしてもご飯とかですね、
手でつまんで食べるピーナッツみたいなものもあったりとか、
あと飲み物とか酒菜とかですね、フォークとナイフを使うものとかもあったりして、
やっぱりいろんな道具を使っていろんなものを食べるので、
それを総合的に見ていくと腕の機能がわかってくるんじゃないかというアイディアの下、
自分たちでアンケートを作って、
例えばですね、ご飯を食べる時に箸で食べれますかとかですね、
さっき言った手でピーナッツとかつまんで食べれますかみたいな形のやつを、
できる、できないというのと、普段しているかしていないかという4つの質問ですね。
これで答えてもらって、それに合わせてですね、
できるししているとか、できないですね、できるけどしていないとかですね、
そういういろいろ複雑な組み合わせがあるんですけど、
それによって点数分けを分けるようなアルゴリズムというのを組んでですね、
手の評価というのができるように考えましたね。
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こういうアンケートを作りましたという研究なんですけども、
それと脳の麻痺とか肩麻痺と言われるような半分麻痺があるような方とかの評価指標というのが
専門的に使われているものがあるので、
そういうのと相関というのがあるかどうかというのを調べたんですよね。
相関というのは2つ点数の指標があった時に、
片方が高い状態だったら反対も高いとかですね、
片方が低ければ両方とも低いとかですね、
そういうつながりがあるかどうかという見る指標なんですけども、
こういう相関というのを見た時に、
自分たちが作った指標で評価した場合の点数と、
今まであるような指標の点数が相関が見られた、
こういうような結果が得られましたので、
それをまとめて論文で発表したと、
こういうような感じですね。
なので、今こういう評価するものをWebのシステムみたいなやつを作っていて、
今まだ作っている途中なので、
いずれはですね、もうちょっとオープンに出していって、
ネットで評価できるような形にすると、
なんとなく食事のこの機能を見た時に、
どのぐらいの機能だからどういう仕事ができそうですよね、
みたいなことが見えてくる形を作っていきたいなと思っているような感じですかね。
今回行った研究としてはこんな感じのものを、
英語ですね、つらつらつらつら書いて、
論文で発表したんですけども、
実際に障害者雇用というのを考えた時には、
やっぱり腕の機能とかそういうだけじゃなくて、
やっぱり脳ですね、認知機能と言われるものとか、
あとやっぱり仕事の好みとかですね、
あとスキルみたいなところも必要になってくるので、
実際にこの障害者雇用というのを促進していこうと思うと、
他の指標を作っていったりとか、
いろいろやることはあるんですけども、
今回の研究をですね、
元にして一つステップを踏んで進めていきたいなと思っているような感じですかね。
一応、もしかしたら研究に精通している方もいるかもしれないんで、
ちょっとそのリンクとかも貼っていこうかなと思いますけどね。
一応無料で見れるので、
よかったら興味ある人がいれば見てもらえたらなと思います。
ちょっとまた難しい研究の話もしていこうかなと思いますけども、
基本的にはですね、また1から体のことを学ぶとか、
分かりやすい配信と、
こういうちょっと難しい配信と、
織り混ぜていけたらなと思いますので、
よかったらまた聞いてください。
はい、じゃあ今回以上です。ありがとうございました。
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