植物への関心と健康関連の考察
今回は植物についてどう考えていこうか、という話をしてみようと思います。
あまり取り上げたことがないテーマかもしれませんが、
自分はセラピストとして、いろんな方の健康に関する取り組みをしています。
競争場の施術に関わったり、犬・猫のセラピーなど、健康について取り組んでいる人も知り合いでいます。
もともと、基本的には人の健康、障害のある方やアスリートなど、いろんな方に関わる中で考えてきたのですが、
そこから生物として、動物と人間に近いところもありますし、
人で学んできたことが応用できることなど、
あらためて動物について学んでいくと、動物にとって必要なことも見えてきたりして、いろいろ考えていっているのですが、
人と来て動物に来ると、植物みたいなことも考え出して、
どう切り込んでいこうかな、みたいな感じなんですよね。
最近読んだ本というか、以前から買っていたのですが、なかなか読む機会が作れなくて、植物はそこまで知っているという本があるのですが、
これの読書会を開催して、いろいろディスカッションをしてみたのですが、
植物側から見るというか、植物が世の中の刺激に対してどう受け取っているかを学んでいくと、
視点が切り替わるかなと思うんですよね。
人に関しても、健康に関することや障害者支援などを取り組んでいるわけですが、
倫理的に考えていくと、できるだけより多くの人に価値提供をしたいなと思うものなのに、
できることできないことは限られますし、迷うところもあって、
そこから動物に対して何ができるかを考えていっても、自分の場合は馬や犬猫や哺乳類で、
人に近いところには考えていきましたが、それ以外の動物は世の中にたくさんいますし、
すべての動物に対してできることも限られるので、
身近なところとか、できるだけ自分が価値提供できれば、
多くの動物も健康で過ごしてもらえたらいいかなと思うので、
その中で自分ができるのはこのぐらいかな、みたいなことが見えてきたりしているわけですが、
またここから植物というと、本当に多種多様なものがあって、
生育環境も様々ですし、例えば今、自然環境とか環境保全みたいな切り口で語られることもありますけど、
地球規模で見ればめちゃめちゃ壮大で、どのぐらい自然を守れるかというか、植物に対して考えていけるかって、
なかなか考えどころがなかったりしたんですけど、
一旦今回、植物はそこまで知っているという本を読む中で、
ここだと人の感覚に当てはめるというか、植物は見ているとか、匂い嗅いでいるとか、
接触を感じているとか、聞いているとか、いろんな人の感覚に当てはめて語り直すみたいな感じの本なので、
結構わかりやすくて、例えば植物であれば太陽の光がある方に伸びていくよねとか、
例えば果物であれば一蓮というのがガスに触れると熟すのが促されていくよねとか、
あと接触みたいなところも感じたりしていて、人間の皮膚とかそういうのとはちょっと違いますけど、
やっぱり刺激があふれて葉っぱに触ったりすると、そっちの方に成長を促していっても、
障害物があったりとか何か虫が来たとか、それでちょっとリスクがあったりするので、
ちょっと成長を止めようかとか、別のところに行こうかみたいな植物も、
自分の生存のためにできるだけ考えているというか、そういう感覚みたいなものがあって、
判断しているみたいなところがあったので、確かにその辺は人間とも似ているというか、
やっぱり生存本能があるので、自分が長く生きていくとか、
生殖として遺伝的に存続していくかみたいなことは、
そこは人であっても動物であっても植物であっても、みんな考えているよねみたいなことは分かってきましたし、
その中で人とどう共生していくかみたいなところですかね。
ここから最近ちょっと興味を持って、面白いなと思って読んでいるのが、
川原信明さんという園芸家というか、その方が植物哲学という本を書いていて、今ちょうど読んでいたりとか、
先日というか、ちょっと前に言論の東さんがやっているシラスというところで、
ちょっと対談とかもしていて、個人的には園芸みたいな切り口から植物について語るところは、
結構腑に落ちるところも多くて面白いなと思いましたね。
ここでもですね、植物について人間が考えることすらおこがましいというか、
植物は超越した存在であるみたいな語られ方もしているんですけど、
自分なんかそういう感じはあって、園芸とかっていうところで家で海洋植物育てたりとか、
自然との共生について
そういうのはできますけど、本当に世の中広い自然環境みたいなことを考えたら、
やっぱり人ができることってごく一部かなと思うんで、
そういう広い話はちょっと自分は考えづらいなというか、
もちろん今もコップみたいな国際会議とかで議論されていると思いますけど、
そこはちょっと頭のいい人にお任せしようかなという感じで、
身の回りの自然をできるだけよくできることは考えたいなみたいなことは思いましたがね、
自分も家の中で植物がいたりとか、庭みたいなところで育ったりしてますけど、
そこも寒さとか夏の暑さとかでちょっと潮れてきてるとか、元気ないなみたいなことはあるんで、
身近な植物みたいなところはできるだけ元気でいてほしいかなとは思うんで、
その辺は人も動物も植物も同じで、
ひとまず自分がまず起点で考えると、自分自身は健康でありつつ、
家で飼ってる今猫とかもいますけどね、猫に健康であってもらおうとか、
家の植物もできるだけ元気な状態で過ごしてもらえたらいいかなみたいなことはやりつつ、
その家庭の中で植物が元気に育つ方法とかですね、
こういうのは学んでいったりできるんで、少し情報発信したりとかですね、
先ほどの河原さんもプランツケアっていうようなサービスされてて、
そこもプロがですね、世の中でサービス提供してるんで、
家の中で育つ植物がどうやったら元気になるかとか、
そこだと引っ越しとかですね、オフィスとか、
そういうところでも快適に植物が過ごせるようにするためには、
みたいないろんなノウハウがあって提供されてるんで、
そこも専門家がやるところですし、
お任せするというか、自分が手を出すまでもないようなところなんで、
そこから先ですね、どう考えていこうかなみたいなのはありますかね。
やっぱり自分はもともと人に関するようなところだったりとか、
動物に関わるようなことが多いので、
やっぱり自然と植物の共生のあり方みたいなことは考えていきたいなと思いますけど、
それもですね、河原さんの本の中で、
バイオフィリアとバイオフォピアだったかな、
そういう言葉で語られていて、
もともとバイオフィリアっていう言葉を聞いたことがないので、
もともとバイオフィリアっていう言葉を聞いたことがあって、
それは人が自然を放出する本能みたいなものですかね。
ストレス溜まった時とかに自然の中に行くとリラックスするとか、
ストレス解消になりますよねみたいな、
こういう話はあったんですけど、
逆にですね、バイオフォピアっていうような、
特定の生物とか植物に対する嫌悪感とか恐怖感みたいな、
こういう言葉もあるっていうのを知って、
これも逆にというか、改めて考えると、
日本人とかは自然災害とか、
そういうことに苦しめられたっていうのもあるんで、
自然の恐ろしさも知ってるっていうところで、
単純に自然っていいよねって感じじゃなくて、
威風の念を抱くっていうことですかね。
こういう自分、人間にはどうしようもない感覚みたいなこともあったりして、
この自然いいよねっていうのと、自然怖いなっていうところ、
その中間で感じるっていうのがちょうどいいかなと思いましたし、
あとまた川原さんの本も読んで、また共有できたらなと思いますけど、
園芸左翼と園芸右翼とか、そういうパワーワードもあったりしてですね、
その植物の、今回本だよな、植物は知っているみたいな、
植物側に立って一番いい形ってなんだろうなみたいな形を考えるのか、
逆に人側に寄って、
人がより快適過ごすための自然環境みたいなことを考えていくのか、
両極端に考えると、そういう考えがある中で、
自分の中ではどうバランスとっていくかみたいなところをですね、
立ち位置ある程度見えてくると、自分としても考えていきやすいかなと思いますし、
その中で、これまで結構人とか動物のこと考えてきましたけど、
もうちょっと広げて植物みたいなことも踏まえながら、
環境設定とかですね、人にも動物にも植物にとってもいい環境みたいなものが作れたら、
それは面白いかなと思ったりするんで、
最近ですね、ちょっと試行実験的に、
人、動物だけじゃなくて植物のことを考えるのに、
ちょっとハマっていたりはするんで、
今後もですね、ちらほら植物絡みの話もしていけたらいいかなと思っています。
以上です。ありがとうございます。