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2024-10-08 10:21

セラピストを志した理由を考え直してみる

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はい、どうもゆうとです。今回はですね、セラピストを志した理由を考え直してみるというようなテーマで話してみようかなと思うんですけども、
ちょっといつもと違うような感じなんですけどね。 自分は高校生ぐらいに理学療法士っていうのを目指してみようかなと決めたわけですけども、
その頃はなんとなくちゃんと言語化できてなかったというか、理由はもちろんあるんですけど、
その辺がですね、ちょっと最近読んだ論文をもとにもうちょっとアップデートできそうというか、そういうのを感じたんで、ちょっと喋ってみようかなと思うんですけども、
今回読んだのはですね、村部義也さんという方の論文なんですけども、リハビリテーションの臨床展開における倫理的特異性という報告論文みたいなところですかね。
自分はですね、理学療法士っていう資格を選んで、大学で資格を取ったんですけども、
その前はですね、なんとなく人の役に立つことがしたいなみたいな、医療系か教育系かっていうので考えてて、医療系の中でもいろいろ方向性がありますけど、一番代表的なのはお医者さんというか医師だと思うんですけど、
そうじゃなくて、リハビリテーションとかの専門家である理学療法士というのを目指したのは、なんとなくその高校生の頃はですね、ちょっと医者っていうのは荷重いなというか、責任感も強いし、ちょっとそこまでは難しそうだなっていうのと、
あとは医師っていう働き方がいろいろあると思うんですけども、病院とかであれば何か診断をつけて評価してですね、薬を処方するとか手術をするとか、そういう形で
なんでしょう、関係性がそこで途切れがちっていうかですかね、もちろん医者の働き方にもいろいろあるんですけども、もし開業したりしたらどんどん患者さんが来てそこで治療をして、また自宅に帰ってとかですね、そういう形で自分はですね、もうちょっと患者さんとかクライアントみたいな方と深く関わりながらその方向性を考えていく
何ですかね、目標を一緒に考えながらそこに進めていくとか、そういう形がリハビリテーションっていう形だといいんじゃないかなとか、そのリハビリにも理学療法士だけじゃなくて作業療法士、言語聴覚士とかいろいろあるんですけども、その頃はですね
何かスポーツしてたとかっていうのもありますし、まあ理学療法士っていうのがいいんじゃないかなみたいな感じで決めたっていうところなんですけども、この辺をもうちょっと考え直す上で、さっきの村部さんが書かれたリハビリテーションの臨床展開における倫理的特性っていうので、キュアとケアとセラピーっていうのを3つ分けていたりとか、そこの考え方としてパターナリズムとリバータリアニズム
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また合わせたリバタリアンパターナリズムっていうこの3つの考え方で考え直すとですね、結構自分がやりたい方向性とか好きな形みたいなのが結構しっくりきたので、その辺を話してみようかなっていうところなんですが
最近結構ケアって話題によく上がりますし、ケアとセラピーの違いとかっていうのも話題に上がることがあるんですけど、またもう一つキュアっていう考え方もあって、この辺の違いをまず話していくと、キュアっていうのは治療っていう感じですね。先ほど言ったお医者さんとかが病院で薬を処方したりとか手術をしたりとか、まさに病気みたいなものを治療する
そこにはあまり感情が入る余地っていうのは大きくなくて、例えば何か血液検査とかその画像検査とかで検査をして、その医療的に処置をして、その病気的な状態を治すっていうかですかね、こういうのがキュアとして考えられるもので、もう一つケアっていうのは
治療とかっていうよりは、その患者さんとかクライアントが今希望していること、介護とかだとわかりやすいかもしれないですけども、例えば食事を解除するとかですね、歩行を手伝うとか、移動の支援するとかですね、何かしら問題の根本解決にはまだ結びついてないかもしれないですけど、生活する場面とかで困っていることを改善するみたいなところは、結構ケアに近いようなところですけども、
その間にセラピーっていうのがあるっていう感じだと思うんですけども、そこでですね、もう一つ考え方としてこのパターナリズムとリバタリアニズムっていうのもあって、そのキュア、さっきの治療に関するところがパターナリズムっていうような考え方だと言われてますね。
不健主義とかっていうふうにも書かれてるんですけども、不健って父親の権利みたいな感じで、患者さんの意思とかっていうよりは独立して治療者側が考える形、その病気を改善するのに必要なものを与えるみたいなところがパターナリズムっていう考え方で、それがキュアっていうものですね。
ケアっていうのはまた別のリバタリアニズムっていうような考え方で、自由市場主義っていうものですけども、その患者さんの価値観とか要望とか、こういうのをまず尊重して、その治療者側の意思っていうよりも、その患者さん側のやりたいことっていうのに寄り添ってそれをサポートするみたいなのがリバタリアニズムと。
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そこでまたセラピーとかリハビリテーションとかですね、こういう自分みたいな理学療法士とか、こういう人はセラピーっていうのを行うわけですけども、ここではその2つが組み合わさったようなリバタリアンパターナリズムっていう考え方が合ってるんじゃないかなみたいなことをこの論文とかでは書かれていて、確かにそうだなと思うんですよね。
治療とかっていうような、完全にこう体の状況に合わせて改善する方法を当てはめるっていうだけでもなく、その患者さんとかの要望とかも考慮しながら意思決定していくみたいなところがまさにそこで、ここのちょっと複雑性というかですかね、この辺が自分は面白いなと感じる、面白いっていう表現も良くないかもしれないですけども、
完全に1対1でこの状況にはこういう治療が合うとかっていうだけでもなく、その相手の要望だけに応えるわけでもなく、根本的には課題の解決を目指すんだけど、その過程の中で患者さんとかクライアントの要望とかも反映しつつ一緒に歩んでいくみたいなのがセラピー的なところかなと思うんで、
自分は結構こういうところが好きな考え方かなと思うんですよね。
ここでまたEBMとNBMっていう話も論文の中では出てくるんですけども、EBMというのはエビデンスベースドメディスンで、NBMというのはナラティブベースドメディスンというものなんですけども、
EBMはエビデンスに基づいてその医療を行うというところで、ここの中にも完全にエビデンスだけを充実するんじゃなくて、その患者さん側の価値観とかも反映するっていうような考え方も入ってるんですけど、比較的エビデンス寄りで、
NBMというのもナラティブベースドメディスンというのは、ナラビティブというのがストーリーとか物語みたいなものに近いところですけども、その患者さん側の意味というか、今求めていることとか、その価値観を重視するものというところなんで、それぞれこれがキュアとかケアに近いようなところで、
本当にこの間のところがセラピーで、最近のシェアディシジョンメイキングというような考え方もあるんですけども、こういう状況だったらこういう方向性がいいみたいな情報はお互いに共有しつつ、相手の話も聞いて意思決定していくみたいなことが、さっきのシェアディシジョンメイキングというような考え方ですけども、
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何でも結構間の部分がセラピーというか、こういうところに言われる感じで、自分はキュアとかケアに寄りすぎず、この間のセラピーというのが結構しっくりきている形だなというのが、こういう論文を読んでみても思ったという感じですかね。
なので、過去思い返した時に自分がセラピーと志した理由というのは、はっきりちゃんと言葉で示せなかったですけども、こういうキュアとかケアとかセラピーの違いとかですね、このパターナリズムとリバタリアリズムみたいなところの間で考えていくと、もうちょっと一般化した言い方で言えるなというのがちょっと思ったところなので、
今回ちょっとまとめて喋ってみました。何の役に立つかわからないですけど、ちょっと自分の頭の整理とか、そんな感じですかね。以上です。ありがとうございます。
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