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2025-03-25 10:00

「伝えているはずなのに刺さらない」を抜け出す3つのヒント

①情報はつめこみすぎない ②誰に伝えるかを明確に ③具体的な例をそえる

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サマリー

このエピソードでは、「伝えているはずなのに刺さらない」状況から抜け出すための3つのヒントを紹介しています。具体的には、情報を整理すること、ターゲットを明確にすること、具体例を提示することが重要であると強調しています。

情報の整理
こんにちは、フリーランスデザイナーの千舟子です。
今日は、「伝えているはずなのに、なぜか刺さらない」っていう状態を抜け出すための3つのヒントっていうテーマでお話ししていきます。
これを聞いているあなたは、SNSとかで何か発信したり、プレゼンで何か相手に伝えたいみたいな、
そういった場面で、自分のメッセージ、ちゃんと伝えたいことを伝えてるつもりなのに、相手にいまいち届かないというか、
求めてるアクションに繋がらない。
例えば、SNSだったら、いいねはつくのに申し込みが来ないとか、リンクを押してもらえないみたいな、
そういう、「伝えてるはずなのに、うまく伝わらないんだよなぁ」みたいな、そういった時に見直したい3つのポイントっていうのを、
今日はデザイナー視点で3つご紹介したいなと思います。
はじめに3つ言ってしまうと、1つ目、情報を詰めすぎていないか。
2つ目、ターゲットが曖昧になっていないか。
3つ目、言葉が抽象的すぎていないか。
この3つです。
まず1つ目の、情報を詰め込みすぎていないか。
っていうのは、本当にデザインの制作でもあるあるなんですけど、
何か伝えたい、例えばSNSの投稿だったり、プレゼの資料の1ページ、1投稿に情報が多すぎるっていう、
かもしれないっていう視点がまず1つ目ですね。
やっぱり人の、人が一度に処理できる情報量って限界があるって、心理学でも言われていて、
よく言うのが、マジカルナンバー7っていう理論とかあるんですけど、
これはアメリカの心理学者のミラーさんって方が、もう1950何年とか、
もうかなり前に提唱した理論で、
情報処理の限界っていうのが、だいたい7プラマイ2、なので5から9が情報処理の限界みたいな見解を出してるんですよね。
なので、そういう情報って詰め込めば詰め込むほどいいってわけじゃなくて、
やっぱり一度に処理できるのには限界があるので、それを超えちゃうと、うってなっちゃうんですよね。
なのでそういう投稿の中に情報をあまりいろいろ詰め込んでも、やっぱり伝わらない。
やっぱり伝えたいメッセージとか内容が多いほど分散しちゃうので、
1投稿1メッセージとか、スライドプレゼント資料とかも1スライド1メッセージぐらいに絞り込んだ方が、
しっかり相手も処理しやすいというか、しっかり印象に残りやすい。
ので伝えたいメッセージはなるべく少なめにというか、
そうですね、できれば1メッセージぐらいに絞り込んじゃった方が伝わりやすくなっていくかなと思います。
ターゲットの明確化
続いて2点目は、ターゲットが曖昧になっていないかっていうことなんですけど、
やっぱりみんなに伝えたいだと刺さらないんですよね、なかなか。
やっぱり刺さるって、それぞれがこれ自分のことだみたいな、共感してもらうっていうのが大事になってくると思うんですけど、
やっぱりみんなに共感してもらえる言葉って難しいじゃないですか。
老若男女、幅広い世代、全てに刺さる言葉ってなかなかないですよね。
それぞれに、それぞれの悩みというか状況や境遇によって抱えてる課題とかつまずいてる壁って、
それぞれ全然違うと思うので、やっぱり具体的にどういう人に、どういう世代とかターゲットをちゃんと明確にして、
その人の悩みにピンポイントに刺さるような言葉を使った方が、やっぱり結果的に多くの人に響くような伝え方ができるんじゃないかなと思います。
具体的に言うと、例えば自分らしく働きたい人へっていうのだとちょっと幅広いじゃないですか。
そうじゃなくて、もっと具体的に会社に縛られずに働きたい30代の会社員へみたいな方が刺さりませんか。
あとは、例えばプレゼンの資料とかだと、この施策は皆さんに効果的ですって言われるよりは、
この施策は営業チームの成績を20%アップすることに直結しますみたいな。
そういうふうに、ある程度絞り込むって、なんか届く人を狭めてるようなイメージになっちゃうかもしれないんですけど、
でも幅広くすることで誰にも響かないより、ピンポイントで刺さる人を作る方が結果的に多くの人に響くものになったりするので、
やっぱりターゲットはある程度明確にするっていうのは大事かなと思います。
具体例の提示
最後に3点目は、言葉が抽象的すぎていないかなんですけど、
これもさっきの2点目に通ずるというか、
より具体的にしていかないとやっぱり共感ってしてもらえないんですよね。
よりイメージしやすい具体的な言葉を選んだ方が圧倒的に共感してもらいやすいし、やっぱり根拠になるじゃないですか。
なんか抽象的な言葉使われても、具体的にそれどういうこと?というか本当にそうなの?みたいなことってあると思うので、
最近それをすごく実感したのが、タイムレスプロジェクトってちょっと前までやってたじゃないですか。
とあるアイドルの新メンバーを募集するオーディション番組なんですけど、
そのオーディションに参加してる人が何人か使ってる言葉があって、
僕はこの面接、今回のオーディションに一番気合を入れてきた自信がありますみたいな、
そういう情熱アピールを言葉でする方が何人かいらっしゃって、
そういう人に対して選考する側、面接官みたいな方が、
具体的なその熱量を引き出すために、じゃあ僕たちの曲何が好きですか?みたいなのを聞くんですよね。
そしたら、ちょっとわかりませんとか、新曲なら聞いたんですけど名前なんだったかな?みたいな、そういう方が結構多くて、
やっぱりその熱量を伝えるにしても、それの根拠となる具体的なエピソードがないと、聞いてる側は納得できないじゃないですか。
なので、そういうSNSとかプレゼンの例で言うと、例えば、
このサービスはすっごくたくさんの企業に信頼されてますとか言われても、
どれくらい信頼されてるの?とかちょっとわかりづらいじゃないですか。
じゃなくて、もっと具体的に導入企業何十社とか、継続率90%以上とか、
そういう何がどうなのかっていうのを具体的な数字とか入れつつ表現できた方が、
やっぱり聞いてる側も納得しやすいし、疑う余地がないというか。
やっぱりそういう疑念が生まれてると、いざサービスとか何か買うとか、申し込むみたいなものの場合はちょっと躊躇しちゃうじゃないですか。
なので、そういう疑う余地なくすためにも、なるべく具体的な言葉を使うっていうのは大事になってくるんじゃないかなと思います。
ということで今日は、伝えているのに刺さらないっていう状況を抜け出すためのヒントとして3つご紹介しました。
情報は詰め込みすぎないっていうのと、誰に伝えるかを明確にするっていうのと、
具体例を添えるっていうこの3つをちょっと見直してみると、より伝わりやすくなるかなと思います。
この今日の3つのポイントって本当にデザインの制作で、より分かりやすいデザインを作るために大事なポイントだったりするんですよね。
こんな感じで、デザインの考え方って実はデザイン制作以外で役に立つ場面があるんですよね。
それこそ伝え方とかコミュニケーションみたいな部分だったり、あとはシンプルに見せ方、デザイン的なビジュアル的な見せ方もやっぱり仕事を取る上で、
いかに怪しく見えない、相手を安心させるためにはどう見た目を整えたらいいかみたいな、
そういう視点とか考え方をデザイナーじゃない人にも身につけてもらえるような講座を、来月4月からのプロフリーランス講座でやらせていただくので、
気になる方は概要欄のリンクを覗いてみてください。最後まで聞いてくださりありがとうございます。
10:00

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