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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、相手目線のデザイン原稿を作るコツというテーマでお話ししていきます。
このデザイン原稿っていうのは、何かポスターだったりチラシだったりバナーだったり、デザインを作る時の元となる原稿のことですね。
この原稿を作る時に、こういう風に作るといいですよっていうコツをいくつかご紹介するんですけど、
このデザイン原稿ってデザイナーの方で用意したり考えたりすることもあるんですけど、多くはだいたい依頼する側が、
もっと依頼する時にこういう原稿でお願いしますみたいな感じで、デザイナーじゃない人が考えたりするパターンも結構多いんですよね。
なので今日はそういう、何かデザイナーに発注する時に原稿を考える人だったり、まあデザイナー自身が自分で
受けた仕事の原稿を再考する時、改めて考える時に役立つようなお話ができるかなと思います。
今日お話しする内容がすごくわかりやすくまとまっている本があって、今日はその本をベースにお話ししていきたいなと思います。
その本っていうのは、やってはいけないデザインっていう本で、平本久美子さんっていうグラフィックデザイナーの方が書かれている本なんですけど、
一応リンクは概要欄の方に貼っておくので、気になる方はぜひ読んでみてください。
で早速今日のタイトルのコツですね。デザイン原稿を作るコツは大きく2つあって、
1つ目がゴールを明確にする。2つ目は疑問を予測する。この2つです。
まず1つ目のゴールを明確にするっていうのは、まあよく目的を明確にしてデザインしましょうみたいな話を私もよくするんですけど、それと似たもので、
そのデザインを見た人に何をしてもらうのか、何か買ってもらうのか知ってもらうのか、どうなってもらったらゴールなのかっていう部分をまず明確にするっていうのがこのコツの1つ目ですね。
デザイン原稿作るってなった時に、まず何につまずくかっていうと、
載せたい情報、載せるべき情報が何だろうっていう部分だと思うんですけど、それを考える時にまずこのゴールを明確にしましょうっていうのがあるとわかりやすいですね。考えていきやすいです。
この本、さっき言ったやってはいけないデザインっていう本に載ってた、もっと具体的なフレームワークというか、
こういうふうに考えると載せるべき情報わかりますよって載ってた例がチラシの構成例なんですけど、まずえっと大きく5段階。
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チラシを見てる人がまず興味を持ってから最初に決めたゴールに至るまでの心情の変化っていうのを5段階に分けていて、それが1つ目が興味ですね。
2つ目が共感。3つ目納得。4つ目称号。 最後の5つ目でゴールなんですけど、もっと具体的に言うとその興味。
まず第一段階の興味はデザインで言うとタイトルとかキャッチコピーがそこに当たるんですけど、それを見た人が面白そうとか、
何これ気になるみたいな、本当にまずフックになる部分が初めに興味としてあって、その次に共感っていうのがリード文っていうふうに例が挙がってるんですけど、そうそうとかあるあるとか、
なんだろうこれブログのライティングをやる時にもよく言われると思うんですけど、リード文でその相手こんな悩み、
あなたはこんな悩みがありませんか?とか、こういう疑問持ってますよね?みたいな、そういうなんだろう相手に分かるみたいな感じのことを思わせる部分がこのリード部分の共感っていうところが第2段階ですね。
続いて3段階目が納得っていうところで、これでここでやっと具体的なセミナーの内容だったり、講師のプロフィールとか参加者の声とか、なんかこれ、このセミナーを参加したらためになりそうとか解決できそうみたいな、その説得力を生む部分がこの3段階目に入ってきて、
4段階目で称号っていうのが具体的な日時とか場所とか費用で、見てる人の心情としては、これでなんだろうその時間空いてるなぁとか、実際参加できそうだなぁとか、この金額なら払えるなぁみたいな、そういう照らし合わせをする部分がこの4段階目の称号。
で、最後のゴールで申し込み方法とか、詳しくはこちらみたいな、そういった誘導で最後に、最初に設定したゴールにたどり着くみたいな構成を紹介してました、この本でですね。
で、この通りに、興味、共感、納得、称号、ゴールっていうそれぞれの段階で必要な情報っていうのを整理して書き出していくと、確かに相手目線でこれを見た人が必要な情報っていうのがかなり整理されるんじゃないかなと思います。
今紹介したフレームワークっていうのは、まあチラシの構成の例なので、バナーとか他のデザインにも全部当てはまるとは言い難いんですけど、正直ボリュームが結構多くなると思うんですよね。
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タイトルコピー入れて、リード文も入れて、詳細情報まで全部詰め込むってなると、やっぱチラシぐらいの情報量じゃないと全部収まりきらないと思うので、
SNS用のバナーだったり、小さめのフライヤーとか、別のデザインでこういう基本構成考えたいときは、私が普段やってるのは過去の先行事例を参考にする。
自分が作ろうとしているデザインの似たジャンルのものをいくつか検索して、基本的な情報は何を載せているのか、日付だったりキャッチコピーだったり、あと価格だったり、どういう情報を載せているのかっていうのを過去の事例から参考にするっていうのはありかなと思います。
ちょっと長くなっちゃったんですが、以上がデザイン原稿を作るコツ一つ目ですね。ゴールを明確にする。その上でゴールに至るまでに必要な興味だとか、共感とか、納得、照合みたいな、それぞれのフェーズで必要な情報を書き上げていくっていうことですね。
続いてコツの2つ目は疑問を予測するなんですけど、これはもう客観的にその自分がステップ1というかさっきのゴールをまず明確にして必要な情報を書き出したものを客観的に見てみて、そこでどんな疑問が生まれるのかっていうのを想像するんですよね。
こういう疑問系って、お問い合わせはこちら、みたいなことで済ますこともあるとは思うんですけど、できる限り事前にというか、事前に解決できるものは解決しておかないと、
例えばどこであるんだろうとか、どういうふうに行けるんだろう、駅から何分ぐらいかかるんだろうとか、そういったちょっとした疑問ってすぐ解決できた方が、そのゴールに設定しているアクション、じゃあセミナー行ってみようとかチケット買おうみたいなアクションに繋がりやすいと思うんですよね。
なのでできるだけその疑問を色々予測して把握できたら、なるべくそのデザイン上で全部解決してあげるっていうのが理想的かなと思います。
このバランスもちょっと難しいんですけどね、作るデザインの媒体によってはあんまり情報詰め込みすぎると、ごちゃごちゃしちゃうとか全然あると思うので、
そういう時は逆によくある質問はこちらとかで、QRコードに誘導する方が良かったりもすると思うので臨機応変にはなると思うんですけど、
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疑問は事前に予測しておいて、それにどう対処するかっていうのは検討する方がいいかなと思います。
という感じで今日は、相手目線のデザイン原稿を作るコツとして大きく2つご紹介しました。
1つ目はゴールを明確にする。2つ目は疑問を予測するという感じですね。
キクダケフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
デザインをやっている方もそうじゃない方も何かスキルアップのヒントとして参考になれば幸いです。
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。