起業・副業のアプローチ
はい、おはようございます。土曜日の朝は日本の地方を掛けるフリーランス、個人事業主ということで、私、瀬戸内海の島で漁師をしている坂井郎がお届けしてまいります。
ということで、今日のテーマはですね、起業についてですね、起業・副業、どんな事業をやっていくかっていうことについて、今できること、今得意分野のことだけで考えなほうがいいよっていう話をしていこうかなというふうに思います。
最近ですね、起業したて副業を始めたての人の相談によることっていうのがちらほらあってですね、そのたびに思うことなんですよね。
今私がこれで、カラオジでできるからとか、これなら始められるからっていうことっていうので、結構皆さん、事業内容であったり、それこそビジネスモデルみたいなものっていうのも、今のスキルで考えてる人ってのが結構たくさんいらっしゃってですね。
今自分ならこれができる、例えばSNSの運用代行なら自分の今のスキルでもできる、それこそすぐにできそうなのはこれみたいなもので選んでる人が結構多かったんですよね。
なんですけど、事業やっていくときにやっぱり販売するもの、販売するサービス次第でやっぱり売り上げの上限が決まってしまったり、できることって本当に決まってくるんですね。
なんで、どうやって売るかよりも、何を売るか、何を自分の商品だったりサービスにするかっていうことが割とですね、マーケティングをどうこうするっていうことよりも、何を売るか次第で本当にね、なんていうか働き方のスタイルであったり売り上げだからだったりっていうのは大きく変わるんですね。
なんで、坂井自身としては自社商品を持って自社サービスを持って、それがなかなか他社に代替されにくいものを見つけた方が自分のオリジナリティであったり、自分自身にしかできないことに繋がっていきやすいからいいよって話をするんですけど。
そうすると、やっぱりね、すぐには見つからないんですよ。
なんで、坂井自身もですね、きかものひじきという煮付けにせずサラダで食べてほしい最高級ひじき、これを作るようになったのは、そろそろ独立してから3年ぐらい時間が必要でした。
それはやっぱり師匠に出会って、師匠にいろいろ任せてもらえてっていう風になるまでにやっぱりそれぐらい時間を要したっていうことなんですけど。
なんで、どうしたって今まで何も授業をしてなかった人間が何か自分のサービスだったり商品を見つけて、他人に真似されにくいような状況になるためには、どうしたってやっぱり時間と試す回数っていうのがやっぱり必要になるんですね。
なので、坂井自身どう考えてたかっていうと、やっぱり最初は当然うまくいかないと思っていたし、最初はそうだな、誰でもできることっていうのを、どこでもできる、誰でもできる。
結構ね、どこでもできる、誰でもできるみたいなものっていうのは取っ付きやすいし、自分でもやりやすい、始めやすい。
例えばパソコン一台で何かできること、場所を選ばずできることみたいなことっていうのは、誰でもできる反面、誰でもできるってことは競合が多いし、
自分自身も結局時間に追われてしまったり、何のために独立したんだっけっていうのになりやすい。
なので、そういう意味では最初ね、生きながらえるためにというか、食いつないでいくために、坂井自身も結構それこそそうだな、
ウェブサイトの制作であったり、SNSの代行であったり、動画制作であったり、動画のディレクターみたいなことっていうのもやったり、
パソコン一台である程度稼ぐみたいなことっていうのも最初やってたんですね。
やってたんですけど、これをずっと続けていくのは厳しいよなっていうのと、そもそも固定費を下げて何度でも失敗できるように、
いろんなことをやってみて、いろんなことをやる中で、そして自分の適性であったり、ビジネスとして良さそうなことっていうのを見つけていく。
だから結構いろいろやりましたね。
そうだな、狩猟をですね、イノシシを獲るっていう狩猟から、それこそ不動産、民泊的なこともちょっとやってみたり、
それからワークショップであったり、合宿みたいなことであったり、ありとあらゆることをまずちょっとやってみるっていうね。
そしてお金をいただいて仕事にできるかっていうことをまずいろいろやってみて、試してみて。
それで、これちょっと一回やるのはできるけど、これずっと仕事にするのはちょっとしんどいなとかですね。
そういうことを試しながら自分への適性を考えたり、商売としての良し悪しっていうのを見極めていく。
これはですね、見つけ方はないというか、もうひたすら試すしかないかなというふうに思ってます。
そういう意味において、固定費を下げて何度も何度も失敗しておく。
失敗したり、出会いの回数、巡り合わせの回数。
巡り合わせの回数、坂井自身の場合は、特に過疎地の場合は仕事って求人みたいな感じで出ているわけではなくて、
もう人との縁で、人検索で出てくるものだったりするんですね。
そういう意味では、やっぱり長くその土地にいることっていうことであったり、
ずっとこの土地にいるであろうと思ってもらうことみたいなことって大事だったりするんですね。
これは縛りを作るっていうふうに坂井自身言ったりしてるんですけど、
風の人にはない縛りを作ることで、やっぱりその土の人になることで出てくるこの家、土地もらってくれないっていうことであったり、
この仕事をやってみないっていうことであったり、あそこの例えば坂井さんが辞めるから自分でやってみないとか、
この商売辞める人がいるんだけどちょっと見習いでやってみないみたいなことっていうのが結構あるんですね。
なのでそういうものに巡り合っていくためにはやっぱり時間というものが必要で、
そしてどこでも誰でもできますみたいなところから脱却していく必要がある。
独自性を求めて
そういう意味でやっぱりできることっていうのは固定費を下げていろいろ試して失敗してもいい状況を作るっていうのが一つ目。
二つ目がいろいろ試すんだけれども、どこでも誰でもっていう縛りがない状況っていうのをやっぱりやめてみるっていうことですね。
坂井自身の場合はこの例えば山口県の諏訪島っていう島で生きていくっていうことを決めるっていうことであったり、
自然の中で体を使ってする仕事がいいなっていうことで、だからもう土地に縛られてみる、
土地とその街に縛られてみるっていうことをすると、
途端にやっぱりいろんなものが、資源が周りからニュキニュキっと出てくる、チャンスが出てくるっていう状況になったという感じですね。
なので意外とその縛りっていうのは悪いものではなくて、自分自身の望むところでやっぱり縛られるっていうことがすごく大事だなというふうに思っているので、
とにかく失敗できる環境っていうのを整える、そして縛りを作ってみて、ちょっと他人が参入しづらい状況っていうのを作っていくんですね。
なので自分自身が今できることであったり、今興味のあることなんていうものはもう本当に範囲としては狭いものだと思って、
その範囲で考えないっていうことっていうのはすごく大事だと思います。
だからこそとにかくいろんなことにチャレンジして失敗してやめてみる、やめてみる回数っていうのは多分足りてないからこそやりたいことが見つからないし、
販売できるサービス商品っていうのが見つからないし、なんとなくとりあえずできることに飛びかかっていくと、誰にでもできることにやっぱり着地してしまう。
自分にしかできないことを探していくためには、自分自身でもちょっとできるかな、自分自身どうなるかなっていうことにやっぱり足を踏み込んでみる。
そして必死に後から1年でも2年でも3年でもかけてスキルをつけていく。この覚悟がやっぱり必要になってくるんじゃないかなというふうに思っています。
できます。頑張っていきましょう。それでは皆さん良い週末を。