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2024-08-10 09:58

起業はアイデアではなく計算力

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サマリー

静岡大会の島根漁師をしている坂井君が登場しています。地方移住をする際、仕事が大きな課題となります。個人事業主は非常に強力ですが、計算力が非常に重要です。アイデアは豊富に出るのですが、事業を継続していくためには計算力が欠かせません。

地方移住と個人事業主の自由度
はい、おはようございます。皆さんは日本の地方を駆けるフリーランス、個人事業主ということで、私が静岡大会の島根漁師をしている坂井君をお届けしてまいります。ということで、今日のテーマはですね、
起業はアイデア力ではなくて計算力というテーマでお話をしていこうかなというふうに思います。
えっとですね、地方移住をするときに、やっぱり仕事が結構ネックになることっていうのがあるんですね。
で、やっぱり事業主、個人事業主としてやっぱり生きている人っていうのが、過疎地ほど結構多かったりするので、
そのライフスタイル的にね、やっぱりその自由度の高さでいうと、個人事業主ってかなり最強なんですね。
ただ、個人事業主って言っても本当にいろんなスタイルの商売の仕方があって、例えばお店、イタリアンレストランなのか、
それこそファイナンシャルプランナーなのか、コーチングなのか、それこそ漁師なのか農家なのか、いろんな職業があって、その同じ
例えば同じ農家だとしても、それこそ同じお店だとしても、それこそ営業時間だったり、自分の働くスタイルであったりというのは全く違ってくるわけですね。
で、そういう、今から起業しますっていう人の相談に乗ってると、結構アイディアまでは出すんですよ。アイディアまでは出す。
例えば、そうですね、なんか社会海外を解決するために、例えば今だったらね、この島は竹がすごく荒れちゃって、竹がものすごく生えてて山が荒れちゃってるから、それを販売してビジネスにできないかな、とかね。
それこそあとは人が集まる場所を作って、そこでなんかちょっとしたおつまみを出してみんなで話せないかな、とか。
夜の経済があんまりね、宿泊者も少ないし、夜あんまり集まる場所がないから、夜集まる場所を作ろうかな、とかね。いろんなアイディアが出るんですね。アイディアは出るんだけど、事業をやるのってアイディアではないんですよね。
それが終始的に成り立つのか、継続的に成り立っていくのかっていうことを計算する力がやっぱり大事なんですよね。
で、そういう計算っていうのを本当に日常的にできるかできないかっていうところが結構分かれ目なんじゃないかなっていうのを持ってますね。それは自分でできるかできないか。
で、計算、私計算苦手なんですよねって人いると思うんですけど、ここでいう計算っていうのはなんかルートを使ったりだとか、例えばなんか微分析をやったりとかそういうことではなくて、
小学校でも小学生でも暗算できるような計算っていうのをするかどうかじゃないかなと思ってるんですね。
例えば、自営業のやっぱり人とちょっとした機会だったとしても、例えば新しいお店に来ましたっていう時にちょっと静寂が訪れて、
あ、ここのお店は何だ、今10何席ある、カウンターが何席で、テーブル席が何席かと。
そうするとフルで稼働した場合っていうのは、全部埋まった時にはだいたい客単価、お昼の時間帯だと2000円だとして、2000円かける何人でいくらぐらいの売り上げ。
だけど、このサイズのお店を回すとしたらスタッフがフル稼働する前提だと3人ぐらい必要で、時給が1400円だとすると、
時間あたりの収益っていうのはだいたいマックスでこれぐらいだろうなと、そのマックスの状態からどれぐらい落ちて稼働するんだろうなと。
ちなみに今はだいたいのこの客層だとこれぐらいの売り上げいってるだろうなぁと、
とするとじゃあ月の売り上げってのはこれぐらいで、経費率だいたいどのぐらいでやってるんだろうな、自分でやるとしたらどのぐらいでやるだろうな、みたいなことっていうのを瞬時に考えるんですね。
ちょっといやらしい話かもしれないですけど、あとはね、例えばカフェとか行ったらそうだし、
あとは農家の人と話したとしても、だいたいどれぐらいの面積やってるんだろうな、みたいなことを見て、
あ、そうかと。で、面積があって、そこでね、例えばニンニク作ってますって言ったら、ニンニクのだいたいの面積あたりの収益でどれぐらいなんだろうな、みたいなことを考え始めて、
で、そっか1個1個だったり、キロあたりどれぐらいで売れるんだろう、みたいなことだったりね、そうすると勝手に掛け算し始めるんです。
掛け算し始めて、あ、だいたい売り上げこんなもんかとで、経費ってどのぐらいかかるもんだろうな、みたいなことを聞いたり見たりししながら考えるし、
で、なんなら気になってちょっと調べてみる、みたいなことっていうのをとにかく繰り返すんですね。
だからいろんな事業を思いつくし、思いつくだけではなくて、それが本当になりたつかっていうところまでを高速でやっぱり考えていくから、何度も何度も何度も何度も計算するんですね。
だから先ほども言ったように計算っていうのはそんな大層なことじゃなくて、もう掛け算と足し算、引き算、割り算、それぐらいの話なんですよ。
それをちょっと考えた時に、あ、こんなことやりたいんだよね、こんなことできたら素敵だよね、みたいなアイディアみたいなものには正直あんまり何にも価値はなくて、
それをどうやったら自分の食い口にできるか、計測できるかっていうことがやっぱり大事だと思うんですね。
なので、そういう、そうだな、どんなところに行ったって、例えば遊園地に行こうが、
計算力の必要性と事業の分析
例えば観覧車に乗る時に、あ、ここの観覧車の収益制度どれぐらいなんだろう、みたいなね。
何年で原価消却が終わって、みたいなね、ことっていうのは、そんなことばっかり考えてると楽しくないじゃんって思うかもしれないですけど、
でも自分自身で商売を始めるってそういうことだと思うんですね。
常日頃何か参考になりそうなことはないかっていうことにアンテナを立てたり、自分の事業のパートナーになってくれそうな事業であったり、
相乗効果が生まれそうなものって何かないかなっていうのを常に常に探して、それを探すっていうのは、
なんとなくアイデア的に、なんとなく感覚的にいいなっていうのを思うわけじゃなくて、
定量的にどうなんだろうっていうのを探り続ける力だと思ってます。
なので、やっぱり自分自身で売上を作っていくってことってのはやっぱりそういうことだと思うし、
漠然と、なんとなくアイデアだけあれば事業っていうのはできるわけではないとか、
そこっていうのはすごく明確な、結構事業をやりたいんですけどって言ってもやらない人と話をしてたりすると、
そういう人たちは本当はアイデアしか出さない。こういうアイデアがあるんですけど、
じゃあ具体的にどのぐらいのお客さんの数とお客さん単価でできると思いますかっていうと、そこでやっぱり止まっちゃうんですね。
そうじゃなくて、やっぱりそれはどうやったらやっぱりできるようになるかというと、
普段の周りで成り立っている事業の分析であったり、周りで成り立っている個人事業主がどういう政権の立て方もできているのか、
自分ならどうやってやるのかっていうことを何回考えられたかだと思いますね。
何回考えているかっていうことを、それこそ新規事業をやる上でも計算するんですよね、やっぱりね。
例えば農家であったりしても、何の作物を作るのかっていう時に、
その作物ごとの周期性みたいなものだったり経費がどれぐらいかかるかっていうことだって、やっぱり計算するんですよね。
で、やっぱりなんかそうだな、これちょっとやってみたらどうなるだろうみたいなこととかっていうのも、
やっぱりちょっと頭の中で考えて、場合によっては電卓ちょっと取り足して、パッパッパッと計算して、
その間、大して時間かかってないですよ。30秒から1分ぐらいですよ。
30秒から1分ぐらいのその計算っていうのを、めんどくさがるずにやる癖をつける、これこそがやっぱりすごく大事であって、
その定量的なものを自分のライフスタイルであったり、自分のありたい形、家族とどれぐらい時間を過ごしたいかであったり、
つまりどれぐらいの時間働きたいかであったり、どれぐらい贅沢したいかであったり、そういうものを照らして、
そうかと、じゃあ営業時間はもし1週間○○じゃなくて、3日で終わらそうと思ったら、3日だけ営業しようってなったら、
どれぐらいのお客さんに1日あったら来てもらわなきゃいけないかとかね。
それこそシマリアね、ほんとね、週休3日から4日ぐらいのお店があったり、それこそ午前中は毎日休んでいるお店があったり、
でもそれをやるためにはそれ以外のところで収益を上げているからそれができるわけですよね。
じゃあなんでそれできてるんだろうみたいなことって、やっぱり計算してみる。
計算してみると、そうかと、っていうことがやっぱりわかってくるわけですね。
なんでそういうことの繰り返しっていうのが、やっぱり自分らしい事業であったり、
自分が思い描くアイデアを形にできていくことにつながるんじゃないかなというふうに思っております。
チョイス的にはいかないので、ぜひ一緒に頑張っていきましょうということで、
フリーランスの学校の中でもそういう相談が載ったりしておりますので、ぜひ気軽に活用してください。
それでは皆さん良い週末を。
09:58

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