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2025-08-28 10:00

「私、人見知りなんで…」が評価を下げる理由と変え方

サマリー

このエピソードでは、人見知りが仕事での評価に与える影響について探ります。また、言葉の使い方を通じて人とのコミュニケーションを改善する方法に焦点を当てています。具体的な体験を通じて、自己開示や責任の重要性に関する教訓を共有しています。

人見知りの影響
こんにちは、サチュアル子です。いきなりですけど、あなたは人見知りですか?どうでしょうか?
今回はこの人見知りっていうのがきっかけで起きた、私の仕事での失敗談も交えまして
あなたももしかしたら無意識に使っちゃってるかもしれない、自分の評価を下げてしまう言葉っていうのと、それを逆に応援される言葉に変えちゃう具体的な方法をお伝えしていくので
よかったら参考にされてみてください。私、昔本当に本当に本当に人見知りだったんですよ。
というか、今もそんなに変わってはないんですけど、特にテレビリポーターになりたての頃とかは、もう毎日が試練で
ロケに行けば、毎日初めて会うスタッフさんたちばっかりですし、街に出ればね、初対面の人にいきなりマイクを向けてインタビューさせていただくっていうことになってたし
毎朝、毎朝、心臓、口から出てきてんじゃないかなって、ちょっとやばい光景になっちゃうけど、それくらい緊張してたんですよ
そんなある日のロケ終わりに、あるリポーターの先輩とね、二人きりになって、そのロケ社の中でね、二人きりになってたんですけど
いやーリポート難しいです、みたいな相談をさせていただく中で、ちょっとね私がポロって言っちゃったんですよね
いや私人見知りなんですよねーって言って、そしたらいつもは普通に優しい先輩なんですけど、その時はちょっといつもより低い声というか
ちょっとピリッとした真剣な声で返されて、いやあれ子ちゃんって、みんな人見知りだよって
私もめちゃくちゃ人見知りだし、テレビに出てる他の人たちみんな人見知りだよって言われたんですよ
で、でもその自分が人見知りだとかって言ってても仕事進まないし、だからみんなプロは心の中でスイッチ入れてやるしかないんだよっていうことを言われちゃったんですよね
私、その先輩のリアクションが割と衝撃で、今ならわかるんですよ。今だったら私もね、その時の先輩の気持ち痛いほどわかるんですけど
当時はいつも優しい先輩が、なんか明らかにイラッとされてるっていう風に感じて
私そんなになんか今ダメなこと言ったのかなとかって、びっくりしてね
正直に自分の弱みを先輩に打ち明けたつもりだったんだけど、何が先輩をそんな気持ちにさせてしまったのかが、すぐには当時理解できなかったんでしょ
でもそれから数年経って私も先輩っていう立場になってから、今度はね、私の後輩ちゃんが
いや自分人見知りなのでできないんですよねとか言ってるのを聞いた時に、そのあの時の先輩の感情っていうのが私自身初めてわかったんですよね
この時すごく大きな学びになって、その私人見知りなんですよねっていう言葉
これって正直な素直な自己開示とかではなくて、無意識のうちに相手に何かしらの役割を押し付けるみたいな、ちょっと甘えのイメージになっちゃうんですよ
本人はそんなつもり全くなくっても、聞いた側はそう聞こえてしまうっていうやつなんですよね
つまり、私人見知りなのでうまく話せません。だからあなたに会話をリードしてほしいですみたいな
うまくできないかもしれないけど、人見知りなんで多めに見てくださいねっていう感じの、その相手に全部お任せしますっていう
たりき本願的なメッセージを無意識に出しちゃってるんですよ
ドラえもんなんとかしてー!の伸びたくん状態と言いますか
で、先輩がイラッとされたのは多分、私がプロとしての覚悟から逃げて、できない自分をそのまま相手に丸投げしたように見えたからでして
その優しさの裏返しで先輩は、いやいやあなたそんなレベルで言っちゃダメでしょ、プロでしょっていう感じで叱ってくれたんだろうなーって今ではわかるんですよ
なんかね、自分の弱さを盾にしてプロとしての責任から逃げてたのかもなーって、私もその時に気づくことができたんですよね
ここでもうめちゃくちゃ大事なポイントがあるんですけど、気持ちを共有することっていうのと、自分にラベルを張ることっていうの、この決定的な違いなんですよね
責任の所在
例えば、わー初対面の方ばっかりでめちゃくちゃ緊張しますねーとかだったら、これはある種気持ちの共有っていうので
相手も、あ、ですよね私もです緊張しますよねとかって共感でつながって一緒に乗り越えましょうってなるイメージで、これはオッケーなんですよ
でも、私人見知りなので多分うまくできませんとか、私初心者なのでわかんないんですとか
私やったことがないんで失敗すると思います、できないですとか、こういったのは自分にできないっていうラベルを張って
相手に責任の一部を委ねる行為になってしまうんですよ
相手との間に、私はここまでしかやれませんよっていうその言い訳の盾を置いてしまうっていうことになっちゃって
仕事の場では、相手にちょっとねネガティブな負担とかネガティブな感情を与えてしまう可能性がめちゃくちゃ高いので、これはNGなんです
何でかっていうと、プロの現場、仕事の場とかではみんな、もうみんな誰もが初心者から血の滲むような努力をしてスキルを身につけてるし
みんな一律でやったことがないっていう状態から必死で自分で調べて練習して、なんとかやったことがあるっていうのに変化させてきてるんですよね
その努力をすっ飛ばしちゃって、私何々なのでとかって言われちゃうと、いやいや、みんなそうだよって、みんなそこを乗り越えてきてるんだよって
思われちゃうわけなんでしょ
こういう自分を弱く見せることで失敗しちゃうっていうのはフリーランスの仕事とか、SNSとかでもね、本当によくあるなーって感じていて
例えば一緒に仕事をするかもしれない人とかが打ち合わせとかでね、自分苦手なんでできないかもですとか
初心者なのでうまくできないですけどいいですかねとか、そうやって前置きをされてしまったら
この人に任せて大丈夫なのかなって不安になっちゃうじゃないですか
それよりは、ちょっと緊張してますけど全力でやってみますとかって言った方が断然応援したくなるはずなんですよ
プロ意識の重要性
じゃあこの感じを作るにはどうすればいいのかっていうところで、私の先輩がおっしゃってた
スイッチを入れるっていうのがね、まさに答えになってくるんですけど
私も最初は特にずーっとね、葛藤してきたんですよ
でもその素の自分、ありのままの自分っていうのは別に人見知りであっても緊張しでも、初心者でも ok で
それはそのままで ok で、でも仕事の場面ではプロとしての自分のスイッチをカチッと入れることが重要なんですよね
ちょっと具体的に体のどの部分にそのスイッチがあるとかじゃないから難しいところなんですけど
これは別人格になりましょうっていうことではなくて、自分の弱さを言い訳にせずに目の前の仕事の責任を持つっていうその覚悟を決めること
その覚悟がスイッチになってくれるんです
正直、慣れてないことってやっぱり誰しも緊張するし、不安もめちゃくちゃあるじゃないですか、自信もないし
今でも私はね、人見知りなのはそんなに変わってないし
初めて取り組む仕事に関しては、自信がないなーとかっていうね、弱い自分が顔を出すことももちろんあるんですけど
でも本当にその先輩の言葉をきっかけに、仕事の場面では自分の弱い部分を言い訳にするのはやめて
そこで、やっぱり自分を変化させることで仕事先の人とのコミュニケーションも良くなりましたし
自分自身がね、ちゃんとプロとして仕事をできるっていうようになっていたので
本当に覚悟って大事なものだなって実感しています
なので、もしよかったら今回の内容もちょっとでも参考になれば嬉しいなと思います
人見知りでもいいんですけど、使い方ですよね
あまりそれを言い訳にするとネガティブな印象を与えてしまいますよっていうお話でした
今回はもう一つ、劇的に話し方が上手くなる3つの方法というテーマで話している回をチャプターに貼ってます
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
Androidの方はぜひSpotifyで、「劇的に話し方」と検索していただくか、概要欄の方のリンクからよかったら飛んでみてください
これからもフリーランスの学校で楽しく一緒に学んでいきましょう
毎日暑いですけどお疲れ様です
10:00

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