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2025-09-18 10:00

厳しいフィードバックが怖い人へ。世の中には、もっと恐ろしいものがあります。

サマリー

このエピソードでは、厳しいフィードバックによって生じる恐怖心と、それを乗り越える方法について語っています。実体験を通じて、フィードバックが必要な理由や期待されることの重要性を理解し、自身の成長につなげることを学んでいます。

厳しいフィードバックの恐怖
こんにちは、サチュアルコです。今日はフィードバックについてなんですけど、仕事のクライアントさんとか先輩とか上司から、厳しいフィードバックというかね、ぐざっとくるようなダメ出しもらっちゃって、落ち込んじゃった経験ありませんでしょうか?
ああ、もう何も言われたくないって思っちゃうし、ちょっとね、話あるからこっち来てくれる?とか呼ばれただけでビビっちゃって、もう嫌なんですけど!ってなりますよね。
でも、実はその厳しいフィードバックをもらうことよりも、世の中にはね、もっともっともっと恐ろしいことがあるんですよ、っていう話を今回するんですけど。
今日は、私が実体験で学んできた、仕事でフィードバックを受ける時のマインド術についてお伝えいたします。
まず前提として、世の中のフィードバックにも、相手によっていろんな種類があると思うんですよね。
例えば、ただの人格否定とか、不必要な感情的な暴言とか、私もこういう類のものもね、数々受けてきましたけれども。
今日の話はそれとは別の、あなたに本当に必要な言葉。時には厳しいんだけど、でも本質的なフィードバックについてです。
って言っても、昔の私はね、そういう本質的な厳しいフィードバックをもらうのも、本当に本当に心から嫌だったんですよ。
いやだってね、普通に傷つくじゃないですか。わざわざ言わなくていいやんってね、褒めて伸ばしてくれたらいいのに、とかっていつも思ってたんですよね。
でも、実はそのフィードバックがもらえないことの本当の恐ろしさっていうのを、私はある先輩の姿を間近で見て学んだんですよ。
フリーアナウンサー時代、私の周りにも結構いらっしゃったんですよね。ベテランでキャリアも長くて、周りからは
何々さんさすがです!いつも勉強になります!仕事一緒にできて嬉しいです!とか言われてるような、一見ものすごい舌笑ってる先輩たち。
でもその裏では、スタッフの間で、あの人のやり方、今の時代ずれてるよねとか、あの人には誰も何も言えないんだよなーとか
そういう声が上がっていて、ベテランだから誰も面と向かって何かを言えない状況なんですよね。
で、波風立てるの面倒だから、周りも当たり障りなく、すごいですねーとか、おだてってるような流れで。
でも、それでもね、そういった方々は仕事がたくさんあって、やっぱりキャリアが長いからこそ積み重ねてきたものがあって。
まだ当時の私は、自分の番組が1本しかなかった時だから、やっぱりそういうベテランの先輩たち見ていいなーって思う対象だったんですよ。
でもそこからどうなったのかっていうと、本当に突然、ある日突然、その先輩の仕事がパタッとなくなっちゃったんです。
これは誰も何もその先輩に言わなかったからなんですよね。
気づいた時にはもう手遅れになっていて、しかもその先輩の後釜、その先輩が失った仕事、めちゃくちゃ怒られてた私の方が抜擢されたんですよ。
そういうカラクリになってます。
はい、なのでそのフィードバックをもらえない状況って、実は3つのパターンがあると考えられていて、
1つは、あなたがもう完璧すぎて何も言うことがない状態ですよね。
2つ目が、あなたが怖がられてるか、もしくはちょっと1回フィードバックした時に、ちょっとめんどくさいなっていう反応があって、
あ、この人に言うのめんどくさいんだって思われちゃってるパターンです。
3つ目、一番怖いのがこの3つ目で、この人に言っても無駄だしなとか、どうせこの人ともうすぐ関わらなくなるからエネルギー使う必要ないかって、周りから静かに見限られちゃってるパターンなんでしょ。
そう、だからね、誰からも何も言われないのってちょっとパッと見は心地が良さそうに感じるものなんですけど、実は全く期待されてないっていう一番恐ろしいサインの可能性大なんですよね。
こういう話をしてる私も昔は全く分かってなくて、もうフリーアナウンサーの駆け出しの頃、あるイベント会社の社長さんに出会った時、その社長がね、まだ全然スキルのない私をなぜかすごく気に入ってくれた時があって、
というか、実は初めましての時に私がその社長の名前を盛大に間違えて覚えとって、お前俺の名前間違えるとか、いい度胸してるやんかって言われてから、ちょっとね、お仕事もらえるようになって
いつも大事なイベントのMCとしてね、指名で仕事を依頼してくださってたんでしょう。
でも当時の私は、もう本当に浅はかで、自分の夢だったテレビリポーターの仕事の方が大切で、イベントの仕事に本気で臨むことができてなかったんですよね。
っていうのも、その社長がね、めっちゃ厳しくって、めっちゃ怒鳴る人だったんですよ。嫌い。嫌いなタイプで。もうその社長の現場が決まると、私の胃がもうキリキリ舞いっていう胃の状態になって吐きそうになってて
成長の機会
だからその現場が決まったら、私の頭の中がもう、ああまたあの現場か、どうやってその日やり過ごそうかって、どうやったら社長に怒られないのかなとか、そんなことばっかり考えて
せっかくいただいたチャンスに対して、常に逃げ腰で不誠実な態度、プロじゃない態度だったんですよね。
で、その社長と出会って3年ぐらいが経った頃に、突然私はその社長から一切指名されなくなって、完全にその会社の仕事から干されてしまったんですよ。
その時の私の心境としては、もう、しゃーって厳しいこと言われる現場、一個減ったぞー!ぐらいにしか思ってなかったんですけど
でもそこからが私の本当の学びの始まりで、この干された3年っていう月日がね、私にたくさんのことを教えてくれました。
他のいろんな現場でいろんな経験させていただいて、時にはね、適当に仕事をする大人たちにも割と出会って
あ、そっかって、あの厳しい社長は本気ですごかったんだなって、送れながらも気づかせていただいて
だからその3年後、突如その社長から、干されて3年後ですね。社長からまた私に指名で連絡が来たんですよ
その時、私はその別の人を通して、その社長が私を干した本当の理由っていうのを聞かされて
自分としてはね、いや単純に私が使えない人間だから、実力不足でただ首切られたってずっと思ってたんですけど
それは違っていて、社長が私を3年間現場から外した理由っていうのは、3年で私が化けると思ったからっていうことだったんですよね
私がもっともっと大きく成長するためには、殻を破って成長するためには、外の世界で経験を積む必要があるって判断して
それであえて私を突き放してくださって、でもあいつは必ず化けるって信じてくれて
そして3年経ったらまた必ず指名するって信じてくださってたんですよね
そんな人の思いも知らずにラッキーって思ってた私は、めちゃくちゃ未熟でね、本気で自分に腹が立ったんですけど
何が言いたいかっていうと、フィードバックって期待の裏返しなんですよね
否定されているように感じる言葉とか、時に厳しい指摘さえも、もしかしたらあなたの未来に期待して、あなたにエネルギーを使ってくれているっていう証拠なのかもしれません
本当どうでもいい期待してない相手にエネルギーってそんな使わないですもんね
だからもし今あなたがちょっと厳しいフィードバックを受けて落ち込んでらっしゃったら、ぜひ思い出してください
あなたは期待されています
あなたは言っても無駄だしなとかって思われてない証拠なんですよ
私が受けてきたフィードバックみたいに、時にそこまでは言わなくていいっしょっていう怒鳴り声とかもあるかもしれないけど
ちょっとそういった時は感情の棘を自分で抜いていただいて、もしそこに少しでも改善のヒントがあれば
それだけぜひ受け取ってみてください。自分のプラスにするっていうのが大事かなと思います
今回の内容は、ちょっとでもフィードバックを今現在受けてらっしゃる方の何かお力になればいいなと思ってシェアさせていただきました
今回はもう一つ、落ち込んだ時こそ要注意、絶対やっちゃいけない自分の潰し方というテーマで話している回をチャプターに貼ってます
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
あとAndroidの方はぜひSpotifyで、落ち込んだ時こそ要注意と検索していただく概要欄の方のリンクからぜひ飛んでみてください
これからもフリーランスの学校で楽しく一緒に学んでいきましょう。秋も楽しみましょう
10:00

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