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こんにちは、サチュアルコです。今日は、【スルーされない話し方】たった一つのコツ、というテーマでお伝えしていきます。
今回の内容は、プレゼンでもスピーチでも、音声配信でもナレーションでも、ズームでも電話でも、日常でも何気ない会話とかでも、
ここ一番の愛の告白なんかでも、ちょっとその告白がうまくいくかどうかは置いておきますけれども、何かしらでそういった言葉を使う場面だったら、どれにでも当てはまっちゃうっていうぐらい、いろんな場面で使えて
かつ、これを意識するだけで、あなたの話がスルーされずに伝わる話し方に変わります、という超重要な話し方のポイントでございます。
結論、先に言っちゃうと、言葉の意味を考えるというね、すごくシンプルなものなんですけど、私も今までたくさん失敗してきたので、まずその自分のお恥ずかしい過去の体験からシェアさせていただくんですが
私は11年、表に出て喋る仕事を本業でやってきまして、テレビとかラジオとかイベントの司会のお仕事とか、そういった人前で話すっていうのが仕事だったんですけど
よく、もともと人前で喋るの好きだったんですよね、とかって聞かれるんですよ。でも全然全くそんなことなくて、なんなら今でもそんなに人前で喋るのが得意ではないくらいなので
昔はね、今よりも喋るのが本当に本当に苦手で、まさか自分が将来その喋りを仕事にするなんて考えてもなかったくらいです
そんな私が人生わかんないもので喋りを仕事にして、最初の頃ですよね、人生で初めて司会のお仕事をさせていただいた時、その時はとあるステージイベントの司会のお仕事だったんですけど
私がもう本当に本当に初めての現場ということで、事務所の移行でね、先輩と私の2人でMCとして舞台に立たせていただくことになってました
その当時は私もまだ舞台のこともよくわかってないし、自分が何をわかってないのかもわからない感じで、もうね、心底ガチガチに緊張してしまっている私だったので、その時は先輩がほとんどかっこよく司会進行をしてくださって
でもそれでも途中ね、私はマイクを持ってますし、一生懸命なんとか喋ろう、今喋ろうかなとかって思ってはいたんですが、舞台の上だともうどうしたものか、もうね緊張しすぎて何にも答え、というか言葉も出てこなくて
正直頭真っ白、もうホワイトだったので全然覚えてないぐらいなんですよ
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それぐらいで、それでそのステージが全部ほぼほぼ終わって、最後の最後の場面でMCからそのお客様に最後のご挨拶をするっていう流れの時に
先輩からその舞台袖で、「あれ子ちゃん、私はもう今からはステージに出ないから最後だけ一人で頑張ってみん?」って言われて
私に任せてもらったMCの言葉が、最後の言葉があったんですよ
それが、「お忘れ物などないようお気をつけてお帰りください。」っていう言葉だったんですよね
これステージの後とかイベントの後とかよく聞く言葉だと思うんですけど、これを、というかとにかくこれだけを任せてもらって
それで私も、それ言われて、「わかりました。」と。もう本当は一人でステージ行くのめっちゃ嫌なんですけど
でもとにかく最後のこれだけを言えばいいんですよね。それだけでいいんですよねって
そしたら先輩も、「うん、そうそう、もうそれだけでいいから頑張ってきな。」って言ってくださいまして、優しいですね
で、その流れでもう清水の舞台からドボーンって飛び降りるというか、もう実際その舞台の方に出ていく側だったんですけど
まあとにかく、「大丈夫大丈夫、もうできるできる。」って何度も何度も自分に言い聞かせて
ステージにワッて飛び出てって。で、いざ一人でステージに出たらもうまたねホワイト、頭が真っ白になっちゃって
いや一言言うだけなのに、さっきの一言言うだけなのに、って今だったら思うんですけど
その当時はもうその一言でさえも緊張して、ものすごい声もねガチャガチャに震えながら
もうとにかく早くこの言葉を言い終わって家に帰りたいと思ってて
だからもう一生懸命ね、自分の中では一生懸命なんだけど、忘れ物にならないようにお気をつづけてお帰りくだくだくださーいとか言って
もう噛み倒して膜仕立てて早口で言っちゃって
それで恥ずかしくて恥ずかしくて、自分の顔をお客さんに見られたくないもんだから、顔もねもう全然見えないように深く、変に深く一礼をしたっていう思い出で
もうどう考えても、お客さんからしたらどう見ても、あいつ絶対MC初日だよなって
先輩に最後だけ任されたんよなっていう感じの、もうはっきりわかるぐらいの、うん、もう悪ながらマッジで酷かった初日でした
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でもねその時、前列の温かいお客様がものすごく笑いながら拍手してくださったのをすごく今でも覚えていて
あの時私に最後の言葉を託してくださった先輩にはもちろんやけど、温かい拍手をしてくださったお客様にもすごく感謝をしてるんですよね
でもあの経験があったから、ステージってものすごく怖いけど、お客さんは温かいし、とにかくこれからも一生懸命やってみようって思えた、というか思わせていただいた思い出なんですよ
で、とりあえずここでね、その思い出はいいとして、今日のポイントもまさにここで、当時の私は
お忘れ物などないようお気をつけてお帰りくださいという文章の意味を全然全く考えずに、意味も全く深く考えずに、ただただ棒読みでしかも早口で幕立てて発したんですよ
これが大問題です。これはコミュニケーションの中でもプレゼンでも音声配信の中でも、ただただこのセリフをとりあえず言おうっていうのが目的になってしまってると、こういう伝わらない話し方になっちゃうんですよね
あの時のお客様絶対、忘れ物あるっけ?とか確認しなかったと思うんです。ただただ笑ってただけなんで
何のためにそれを言うのか?
お忘れ物などないようお気をつけてお帰りくださいというのは、最後に忘れ物があったら大変なので、皆さんチェックしてくださいね
今日は来てくださって本当にありがとうございます。どうか気をつけて帰ってくださいねっていう、そんな気持ちの入った
お忘れ物などないようお気をつけてお帰りくださいってあるべきなんですよ
お忘れ物などないようお気をつけてお帰りください、じゃあ伝わんない
ということで、言葉の意味を考える
スルーされずに伝わるようにするには、言葉の意味を考えるということがめちゃくちゃ重要です
例えばYouTuberの方々とかね、その方のキャラクターとかもあるかもしれないんですけど
チャンネル登録といいね、高評価よろしくお願いしますっていう棒読みのチャンネルとかも時々ありますよね
そういった決まった挨拶の言葉、例えばおはようございますもそうですよね、お疲れ様です、ありがとうございます、ご来店ありがとうございますとか
こういったのも形式的になってくると、本来の言葉の意味を忘れがちで棒読みになっちゃって
思いを込めずにただただ言うことになっちゃいます
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いらっしゃいませーもそうですね
タイムセール中です、ご覧ください、みたいな、いろいろありますけど
いつも言っている言葉、特に形式的に言うようになっているような言葉の意味っていうのをよく考えて発すると
より一層相手に伝わりやすいし、コミュニケーション力もアップするので、よかったらお試しください
今回はもう一つ、センノリ級に学ぶちょうど良いコミュニケーション術というテーマで話している回をチャプターに貼っています
もしよかったらこちらも合わせて聞いてみてください
あとはAndroidの方、ぜひSpotifyでセンノリ級に学ぶちょうど良いコミュニケーション術と検索していただくか
概要欄の方のリンクからよかったら飛んでみてください
お手数おかけしますがよろしくお願いいたします
これからもフリーランスの学校で楽しく一緒に学んでいきましょう
私、幸あることはまた次の木曜日お耳にかかります
毎日お疲れ様です