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こんにちは、フリーランスデザイナーのちふねこです。今日は、失敗しやすいデザインの作り方というテーマでお話ししていきます。
今日のお話はですね、過去の放送でデザイン初心者がやりがちなNG例参戦っていう放送があるんですけど、その中の一つをもっと詳しく解説するっていう回になります。
過去の放送のURLは一応概要欄の方にも貼っておきます。今日ご紹介するNG例の一つっていうのが、自分で一からいきなり作ろうとしちゃうっていうものになります。
このデザインの作る手順って本当人それぞれいろいろあるとは思うんですけど、その中でもやっぱり私自身が経験してきて、
そのデザイン、本当に初心者、全然自分センスない中でどうにかデザインしなきゃいけないって時に絶対大事になるのが、この参考画像をまず調べるっていう、集めるっていう部分がすごく大事だなと思っていて、
結構自分、私がデザインのコツというかやり方のお話しする時に必ずと言っていいほど、このいきなり作らない、参考画像をしっかり集めるっていうのはしょっちゅう発信してるんですけど、
で、なんでそのいきなり作っちゃいけないのかっていう部分を今日はまず理由の部分ですね、お話しするのと、
実際参考画像集める時のマインド、そのやっぱり参考画像って言ってもそれを真似しちゃったらダメじゃんっていうところから、そういうのを集めること自体に抵抗感がある方がもしかしたらいるかもしれないんですけど、
全然そうじゃないというか、ちょっと考え方を柔らかくした方がいいかもっていう部分が一つと、最後に実際に参考画像を集める時のポイント、どういう部分に注目して、どういう参考を集めたらいいのかっていうのをご紹介します。
まず初めに、なんでいきなり作っちゃいけないのかっていう理由の部分は大きく2つあると思っていて、1つ目は世間に意識を向けるため、2つ目は完成形をイメージするため、この2つです。
1つ目の世間に意識を向けるためっていうのは、前回の放送、前回、過去の放送でもご紹介している理由なんですけど、デザイン作る時って、その作りたいもののターゲットがいるはずなんですよね、大体のデザインに対して、そのイベントを告知するサムネイルとかだったら、それをどんな人に来て欲しいのか、どんな人向けのイベントなのかっていうのを意識して、
その対象に向けたデザインをしなきゃいけないんですよね。なので、自分が好きなデザインを作るわけじゃないので、その世の中にはそういったターゲットに向けたどんなデザインがあるのかっていうのを知るには、まずはそういった世間にはどんなデザインがあるのかっていうのを調べないとわからないですよね。
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なので、いきなり自分の中の引き出しだけで作っちゃうっていうのは、自分にしか意識が向かないってことにもなるので、世間で一般的にそういう作りたいイメージだったり作りたいターゲットのデザインはどういったものがあるのかっていうのをまずちゃんと幅広くインプットするっていうのが大事ですよっていうのが一つと、
二つ目の完成形をイメージするっていうのは、料理で例えると、その参考とか何も調べずにいきなりデザインしちゃうっていうのは、料理何か作りたいってなった時にレシピとか料理名さえ調べずに、ただ手元にある材料だけでいきなり調理始めちゃうみたいな状態なんですよね。
なので、その自分がどこに向かってるか、しっかり完成形が何を作ろうとしているのかイメージできてない状態でいきなり手を動かしても、すごく遠回りになるし、なんか最終的にできたものが全然統一感というか調和されてなくって、ただ材料を焼きましたみたいなものができちゃったりするんですよね。
なので、その自分が目指すべきものがどんなものなのかっていうのを知るために、その参考画像を調べるっていうのも目的としてあるかなと思います。
で、ここでいう参考で集めたものを完成形のイメージにするっていうのは、集めた画像をそのまま真似して完成形にするっていう意味ではなくって、
その集めた参考画像、例えばセミナーを告知するサムネイルを作るなら、そういったセミナーのバナーとかをたくさん集めて、そこに載ってる要素を把握するんですよね。
で、それぞれの要素の強弱とかも意識しながら見て、こういう要素を一番メインで伝えれば、そのセミナーに参加したくなるようなバナーになってるなとか、
そういうのを意識しながら、自分がどういうものを作ろうとしているのかっていうのをイメージするための参考集めっていう意味ですね。
はい、という感じでここまでがいきなり作っちゃいけない理由の部分です。
で、続いて参考画像を集める時のマインド的な部分、さっきもちらっとお話に出たんですけど、
真似しちゃいけないよねっていう、その集めた画像をそのまま真似することになっちゃうじゃん、みたいなそういう抵抗感とかあると思うんですけど、
もちろんそれは間違ってなくって、その集めた画像をそのまま真似するっていうのは絶対NGです。
なんですけど、その真似るっていう部分の解像度がいくつかあるかなと思っていて、
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必ずしも真似しちゃダメっていうのは私は違うかなと思っています。
で、そのじゃあいわゆるパクリにならない真似って何?ってなった時に、私が思う、これは良いでしょうっていう真似が2つあって、
1つは複数のデザインからちょっとずつ真似る。
2つ目は抽象化して真似る。
1つ目がめちゃくちゃ簡単なんですけど、1つの参考画像をそのまま真似しちゃうと、もちろんパクリになっちゃうので、
レイアウトはこのデザインいいな、タイトルの表現はこっちがいいなとか、そういういくつか参考画像を集めて、それぞれのいいとこ取りをちょっとずつしていくっていうので、そのままパクリにはならないかなと思います。
2つ目の抽象化するっていうのは、そのいいなっていう思ったデザインが何でいいのかっていうのを分析するんですよね。
そのこれやるときはいいなって思うデザインとそうじゃないデザインがあるとわかりやすいと思うんですけど、
そのいいなって思うデザインの方は、すごくその文字、タイトルの大きい文字の部分と小さい文字の部分の差が大きいなとか、
その配色の色の数が絞られてて、すっきりして見えるなとか、なんでいいなって思ってるのかっていうのを自分なりに言語化してみると、
じゃあそれを自分でも取り入れてみようってできるので、一回抽象化しちゃうとそのデザインをそのまま真似するっていうことにはならなくて、
すごく自分で応用する場面が増えるので、この抽象化して真似るっていうのができるとすごくいいかなと思います。
最後に参考画像を集めるときのポイントっていうのは一つで、レイアウトの参考とテイストの参考を分けて集めるっていうのがおすすめです。
これはさっきのそのパクリにならない真似の仕方にも通ずるかなと思うんですけど、
これを分けて集めることによって必然的に最低2つは参考画像を真似することになりますよね。
なのでそのレイアウトの参考を集めるときは、配置だとか要素の優劣とかを把握するために自分が作ろうとしているデザイン、
サムネ、セミナーのサムネを作りたいなら、そのセミナーのサムネのバナーとか画像をたくさん調べるんですよ。
で、テイストの参考を集めたいときは、作ろうとしているデザインのテイストをまず考えて、
そのカッチリしたセミナーなのか、もっと親しみやすい気軽に参加できるセミナーなのか、
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はたまた女性向けなのかとかでもテイスト変わってくると思うんですけど、それぞれにあったテイストのデザインっていうのを別に、
セミナーのサムネに限らず、別にイベントのポスターとかでも何でもいいので、まずテイスト主導で画像、参考画像集めて、
そこから文字のフォントは何を使ったらいいかとか、あとは配色だったり、あしらいはどういったものを使ったらそういうテイストになるのかっていう、そういう視点で参考を集めます。
という感じで、デザインするときは何かしら参考画像を集めて、ちょっとそれがパクリにならないようにうまく真似るっていうのを実践していただければなと思います。
以上です。キクダケフリーランス講座の毎週火曜日はこんな感じでサクッと学べるデザインのお話をお届けしています。
今日も最後まで聞いてくださりありがとうございます。