自らに問う重要性
はい、おはようございます。土曜日の朝は、日本の地方を掛けるフリーランス個人授業のCということで、私、世田谷県の島に漁師をしている坂井郎がお届けしてまいります。
ということで、今日のテーマはですね、どう生き、どう働き、どう暮らしたいのか自らに問え、というテーマでお話をしていこうかなと思います。
今朝もですね、鳥の声で起きまして、カーテンをバッと開けるとですね、海が目の前にバーッと広がってて、目の前に畑がありまして、目の前というか、家のすぐ下に畑があるんで、
畑の様子をちょっとね、眺めてて、ああ、なんていう野菜、どんな感じかな、みたいなのをちょっと透明にね、眺めて、後で行かなきゃな、みたいな感じのことを考えながら、
ああ、いい暮らしができてきたな、というふうに今思っているというところでございまして、何も自慢がしたいということではなくてですね、
最近ちょっとね、独立したいとか、サラリーマン辞めたいっていう人からの相談をよく受けるんですよ。
ここ数ヶ月で何回もそういうことがあるんですけど、やっぱり共通してお話ししていることって何かなっていうところになって、
特に脱サラ地方移住して、それこそ自分の事業をやっている、望む暮らしを手に入れていたり、望む働き方、生きたい生き方を手に入れている人の共通点というか、
島にそういう人いっぱいいるんですよ。東京でそうだな、本当にだいぶ前ですけど、島に移住した、結構移住者の成功例と言われているのは、ジャムズガーデンっていうね、
それこそ電力会社退職して島でジャムをやって、今ではもう本当大成功も大成功も、6次産業化のことで言えばもうその人に話を聞けみたいな話になってたりするし、
その他にもたくさんの島に移住者であったりUターン、それから地元の人もいるんですけど、過疎地で暮らすってなると、それなりにやっぱり自分自身、
どう生きたいかとか、どう働きたいかとか、どう暮らしたいかっていうことを常に考えてるんですよね。答えを、答えというか、自分なりに問いを立ててるんですね。
どう生きたいんだろう、どう働きたいんだろう、どう暮らしていきたいんだろうって、どういう暮らしが理想なんだろうっていう、答えを見つける力はもちろんなんですけど、問いを立てる力がすごいんですね。
で、なんかね、脱卸したいですとか、ちょっと今のずっと周りに気を使って生きる生き方が嫌なんですっていう人たくさんいるんですけど、
じゃあ結局どうやって生きたいの、どうやって暮らしたいの、どうやって働きたいのっていう問いを問いかけると、途端に固まる人が多いんですね。
なんですけど、島にいるとそういう人がほとんどいない。特に引っ越してきたり、そこの根差しで住んでる人もですけど、長く自力をやって生き残ってる人ほど、そういう問いをちゃんと自分自身に問いかけているし、その答えを出すように暮らしている、生きている、働いているんですね。
移住者の事例
で、今って問題を解決する力っていうのは、いろんな便利なツールが出てきたりしてるんですけど、問題を作る力っていうのがですね、なかなか身につかないんじゃないかなと思ってて、これはもう意思の力によるものなんじゃないかなというのを持っているんですね。
で、移住希望者の人であったり、そうだな、独立希望の人が島に来て、ちょっと人のところに、独立のお店をやってますとか、独立してる農家やってますとか、漁師やってますとか、酒井のところにもよく来ますし、他のところにもよく来るし、で、なりゆき上、みんなで話をするみたいなね。
4、5人で島の仲間で飯食ってるところにそういう人が一応来て、飯食ったりするときに、必ず、必ずね、結構しれっと聞かれるのが、あなたどういうふうに生きていきたいんですかと、どういう暮らしが理想なんですが、どういう働き方が理想なんですか、それによってやることも変わるし、
それによって島に住むって言っても、海が見えるところがいいのか、もう少しこじんまりとしたほうがいいのか、山に近くて畑がすぐあったほうがいいのか、それとも喧騒から離れてとにかく静かなところがいいのか、それによって、そうですね、集落が違うともう国が違うような感じのところもあったりするんで、
同じ島暮らしってグラデーションがあるんで、どういう生き方、働き方、暮らし方がしたいかっていうのはわからない人、それに合わせてカスタマイズできないし、こっちも紹介できないよっていうことを、すごくきっぱり言われる方が多いんですね。
なぜかというと、実際そうだからなんですよ。坂井自身は生涯現役で生きていきたい、それこそ年金であったり社会保険料っていうものが正直当てにはならないなと思ったので、年金社会保険料を自分で稼ぐと、自分で生涯現役で生きていけばそういうものの心配ってもなくなるし、だからこそ、まずは公的費を下げて、生涯現役で食っていけるような産業、仕事っていうのを見つけていくと。
働くことイコール嫌なことじゃなくて、働くことイコール生きること。生きることイコール働くこと。なりわいを持って生きていく。生きる業と書いて、なりわいと書くと思うんですけど、なりわいを持って生きていきたいんだと。
そのために、いろいろやってみて、いろいろやってみるんだけど、最初どうせうまくいかないだろうから公的費を下げて、そして人手の少ないところで自分の力を発揮すれば需要と供給で、どうしても供給が少ないところに行けば需要を上回るだろうと。
すなわち自分の価値が上がるだろうということを思って移住したわけなんですね。そしたら別に非自給与がやりたかったって最初から思ってたわけでもなく、自分で事業主になって、それこそまあこれだけいろんなね、今基本的な企業が中心ですけど、農業もやったり、それからオンラインで仕事もいろいろやったりってなってますけど、
これはやっぱりどうやって生きていきたいか、暮らしていきたいか、働きたいか、暮らしもね、家族といつでも望むタイミングで一緒にご飯が食べられるとか、何か家族が困ったことがあったらすぐに時間を割くことがちゃんとできるっていうことだったりとか、
やっぱり最愛の妻であり、今息子が生まれて息子との時間っていうのを、将来確保するんじゃなくて今確保したいみたいなね、そういうことっていうのを欲求であったりどう生きたいのか、自分がどういうふうに働きたいのか暮らしたいのかっていう欲求、理想、理想をどんどんどんどん、
人って考えなくなるんですね、だけど理想は考えなければ絶対に絡まないわけで、どういうふうに根本的に自分は何をしたくてどういう形になったらハッピーなのかね、だから坂井自身は今はすごく幸せなんですよ、もうこれは断言できるんですけど、
未来への考察
いろんなご取材いただいたりとかですね、ちょっと質問を受けた時に、これからどういうふうになっていきたいですかって言われた時に、この暮らしを一生続けていきたいですっていうふうに断言できますね、何があったとしても半年後に死ぬって言われても今の暮らしを継続するし、今の働き方を継続しますというふうに言えると思います、
でもそういうふうに言えるっていうことは何かというと、その生き方、働き方、暮らし方をしたいというふうにずっと求めてきたし、それをするためにはどうすればいいかっていうのを考えてきたんですけど、それをするためにはどうすればいいかって方法論ではなくて、そもそも目的であったり欲求であったり問いっていうのを立てているか否かの違いだと思いますね、
なんで島に来ても自分の事業を持ってキッタハッタしてる事業主の人と、それからまだ本当はなんか脱差したいんだけど、本当は田舎暮らししてちょっとのんびりしたいんだけどとか、考えてるけどくすぶっている人と実際にもうやってしまっている人の大きな差っていうのは根本的にはここなんじゃないかな、共通しているところはここなんじゃないかな、
自らに本当は理想はどういう人生がいいのか、どうなったら幸せなのか、どういう風な人と手を取り合って生きていきたいのか、何を食べて、どんな風に起きて、どういう風なお金の稼ぎ方をして、どういう風な時間の使い方をしたいか、どんな場所で、
それはいつまでにやりたいのか、そのあたりっていうのをやっぱりいつでも自分に問うているっていうことが特にですね、フリーランス事業主になるにあたってはやっぱり大事だと思うし、それがある人はやっぱり強いと思います。
なので、坂井自身も常にやっぱり自分自身に問いを立てていく人生をですね、これから送っていこうと思っております。お互い頑張っていきましょうということで、はい、それは皆さん良い週末を過ごしください。
ちょっとだけ補足ですね、問いを立てろと言われても、なかなかじゃあ実際に何やっていいかわかんないよっていうところっていうのも、これまた同じ疑問として出てくるところなんですよね。
でね、2つちょっと具体的に毎回アドバイスすることがあるんですけど、1つ目が10億円あったら何する?お金の心配、とにかく心配がなくなったら結局何するの?っていうところっていうのを大切にしたい人と一緒に話し合うんですね。
坂井自身がそれこそ2017年にですね、だから今から8年前か、8年前に妻と結局じゃあお金の心配が全くなくなったら何する?みたいな話をして、その時に出てきたのはやっぱり田舎暮らしして、自分で食べるものは自分で取ったり作ったり、そしてなんか家族との時間を大事にできるような生き方、働き方ができるといいよねと。
やっぱり人のために立つ、人のためになってるなと思うようなやっぱり仕事っていうのをできるとやっぱり自分たち幸せだよねみたいな話をしたんですよね。だから極端に考えてみる。極端にもし仮になした10億円20円交渉に振り込まれて、これもうお金を稼ぐという目的のために働かなくていいなと。
じゃあ何のために働くんだろう?何のために生きるんだろう?何のために暮らすんだろう?っていうことを仮にという設定を置いて考えてみるっていうことが1つ目ですね。2つ目が、これも休み方を変えてみるっていうのが結構大事かなと思ってまして、お盆正月ゴールデンウィーク大型連休に休むみたいなものは誰でもそのタイミングで休むじゃないですか。
だから同じような人が同じようなタイミングで同じようなところに行くんですね。そういうところにいると同じような生き方をしている。自分に問いを立てずに生きている人たちの中でずっと生きていくことになるんですよ。
なんですけど、休み方を変える。例えば6月の上旬に1週間丸々休んでちょっと海外に行ってみるとか。3月末、9月末ってさらに忙しかったりするじゃないですか。勤めてるとね。期末にわざと10日間休んでちょっと何か10日間のDIYワークショップに出てみるとかね。
そんなね、3月、9月に10日間DIYワークショップでのんびりなんかもの作ってられる人っていうのは何かしら自分の商品を持っていたり、何かしら自分の事業を持っていたり、あるいは何もしていないかったりっていうね。そういう自分とやっぱり違う人生を送っているわけじゃないですか。だから休み方変えてみようと思ったりしたんですよね。
なんで坂井自身、本当に脱差するって決めた後、夏の終わりぐらいかな。本当丸々10日間ぐらいの軽トラの荷台に家を作りましょうみたいなモバイルハウスワークショップってなったんですよね。それに参加してそこがすごく面白かったんですよ。もう変な人しかいない。いい意味でね。変な人しかいないんだけど、こういう生き方もあるんだ。これでいいんだ。
こういう風にやっぱり生きたい生き方であったり働きたい働き方をしてる人いるんだ。実際できるんだみたいなことをやっぱり肌で感じられたのは本当に大きかったですね。
今でもその時の衝撃って覚えているし、だからあの時思い切って休んでよかったなって思ったんですよね。っていう話をすると次のお盆明けにとか、正月休みにとか、ちょっと土日挟んで4日間とかね。
そういう中途半端な選択をする人は、いやそれだとちょっときついと思いますよって話をするんですね。島にお試し暮らしをする人でも、やっぱりそういうなんかみんな休めるタイミングでしか休めない人であったり、人と違う行動をするであったり、人と違う問いを立てるのは苦手な人っていうのはなかなか人と違う人生であったり働き方とか暮らし方っていうのは手に入らないっていうことを結構きっぱり言ってます。
新たな体験を求めて
なんでお試し暮らしをする時でも、もうほんと土平日のなんでもない平日に休みを取って、ぜひ2週間、3週間、4週間、1ヶ月ぐらいですね、お試し暮らししてみてくださいと。
みんなが休むタイミングって授業主大体働いてるんですよね。大体働いてて、みんながガサガサ動いている平日とかに休んでたりするんですよ。
なんで割とお店の人がのんびりしているタイミングとか、ちょっと余裕があるタイミングで話を聞きに行ったり、縁が生まれるようなタイミングを作ると、いろんな面白い人との繋がりであったり、じゃあちょっとここ行ってみるみたいな新しい縁であったりっていうのが手に入りますよみたいな話をしているという話でございました。
はい、補足ですね。1つ目はちょっと極端な設定を置いて、自分に問いをかけてみる。2つ目が休み方を変えて、他人がどんな問いを自分に問いかけているか、どんな生き方をしているか、どういうことが可能なのかっていうのを実際に体験してみる。この2つがお勧めでございます。ということでですね、ちょっと生き方、働き方、暮らし方、迷ってるんだけど、なんか迷ってるだけみたいな人に今日の配信が届けば嬉しいななんてことを思っております。
そういう方にですね、島でぜひお試し暮らしであったり、ちょっと山口県のスゴ島に来たらですね、そういう問いをですね、もうみんなに投げかけられますんで、本当にいつもいい島だなと思いながら、先輩方と話したり、移住希望者の方と話したりしている今日のコロコロでございます。お互い頑張ってまいりましょう。それでは改めて、良い週末を。