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2025-05-29 10:00

怒鳴る人・見下す人に萎縮してた私を救った「たった一つの視点」

サマリー

フリーアナウンサーとしての経験を通じて、著者は萎縮や自信喪失に悩み、威圧感のある相手に対して最高のパフォーマンスを発揮するための視点を見つけます。周囲の評価や他人の機嫌に左右されず、自分自身の能力と価値を信じる重要性について語ります。

萎縮の悪循環の理解
こんにちは、サチュアラコです。
クライアントさんとか、会社の先輩とか、自分がいる業界の先輩とか、なんかね、すごそうだなーって感じる人を前にしたら、声が蚊になることないですか?
刺されたら痒くなる、あの蚊ですけど。
はい、じゃなくて、もうなんかめっちゃ弱々しく、「えいっ!」ってなってね、本来の自分の半分も力が出せなくなっちゃうっていうことが、私もしょっちゅうあったんですよ。
はい。ということでね、今日は、仕事先の自分よりもすごそうな人とか、威圧感がある人とか、上から目線の相手とかに、ついついついつい萎縮しちゃって、実力も評価も得られなくなる悪循環からどうやったら抜け出せるのかなっていうところを、一緒に考えていけたらなと思っています。
どうしても相手の言葉の強さとか、相手が上の立場の時、「ごめんなさい!こっちが悪いことをした!」ってなっちゃって、言いたいことも言えずに、結果ね、自分の価値も伝えられないっていう、これフリーランスあるあるというか、人間関係あるあるぐらい大きいことかもしれませんけれども
私自身、特にフリーアナウンサーになりたてのひよっこ時代はね、この萎縮スパイラルみたいなのにどっぷりハマっておりまして、自分のパフォーマンスを自分で勝手にダダダってダダ下げにしていた、もう本当に思い出したくない過去が結構あるんですよ。
でもね、結果大丈夫でしたよっていう体験談なんですけど、その萎縮していた状態から、どんな相手の前でも堂々と自分の最高のパフォーマンスを出すために、私が見つけたたった一つの考え方っていうのがあって、それについてシェアさせていただきます。
何なんでしょうね、初心者の時って特に自分に自信がないからこそ、相手のプレッシャーって本当に胃がキューってなるというか、相手がちょっと厳しいことを言ってきたり高圧的な態度を取られたりすると、心の中の自分がチワワみたいになっちゃってね、もうブルブルブラって震えちゃって
私何かしたのかも、この人なんか怒ってるなって、どんどんどんどん自信がなくなって、そうするとどうなるかっていうと、相手の言うことをもう、はいわかりました、すみません、申し訳ありませんって鵜呑みにしちゃって
本当はもっとこうした方が絶対に良くなるんだけどなっていう自分の意見だったり、本当の価値っていうのを全然示すことができなくなっちゃうんですよ
そう、結果、仕事も当たり障りのない、なんかパッとしない結果しか出せなくなって、まあこんなもんですかって低い評価を周りからもらってしまう
でまた自分も自信をなくすっていう、まさに負のスパイラルに入っちゃうんですよね
威圧的なディレクターとの経験
私もこのスパイラルに見事にはまってた時があって、その業界に入ったばかりの時ってさ、当たり前に周りは自分よりも業界歴も経験も長い方々ばっかりで、もう全員がね、ちょっと五行が指してるみたいな
現場にいる人、よく知らないけれどもみんな全員一人一人すごい人に見えてたんですよ
みんな残らず一人一人すごくてね
特に強烈だったのが、あるテレビ番組でご一緒させていただいた年上の女性のディレクターさん
明らかに私のことが何か気に入らなかったんだろうなぁと思うんですけれども
私にだけめちゃくちゃ当たりが強くて、ロケ中は常に仁王立ちで腕組んで、未見グランドキャニオンみたいな感じでね
未見にこれでもか!っていうくらいシワ寄せて、私を睨みつけながら怒鳴り散らすスタイルのロケをされてたんですよね
想像してみてほしいんです
テレビのロケ、まだそんなに慣れてなくて、ただでさえ緊張してる中、カメラの横でめちゃくちゃあなたのことをガンつけてる人がいて
しかも一つ一つに声荒げて怒鳴り散らしてくるっていう、そんな状況でいいパフォーマンスなんてできるわけないじゃないですか
私もその人のロケは特に完全に萎縮しちゃっていて、声は上ずるし、顔は引きつるし、頭は真っ白になるし
テレビに映る私のパフォーマンスがね、もう当然そのままガタ打ちして
それって本当はそのディレクターさんにとっても番組にとっても全く良くない結果なんですけど
当時はもうそんな悪循環が日常三半時でした
毎日現場に行くのが本当に怖くて
でも実は後から他の方々が教えてくださったんですけど、そのディレクターさん、実はそんなに業界経験が豊富だったわけでもなく
周りからは、ちょっと仕事の進め方はあの人うーんって感じだよねって囁かれてたそうなんですよ
私それを聞いた時に衝撃受けて
当時の私はその初心者フィルターと恐怖フィルターみたいなのが何重にもかかってたから
ちょっとでもキャリアが上に見える人ってね、もう全員絶対的に正しい人、めっちゃすごい人って見えてたんですよね
でも必ずしもそうじゃなかったんです
自分の軸を持つ重要性
しかもその本当にできる人、仕事ができる人、本当に自信がある人ってわざわざ他人を威圧したり、黄兵な態度を取ったりして
現場の空気を悪くするようなことはしないよなって私も自分で気づいて
むしろ周りを乗せてみんなが最高のパフォーマンスを出せるように明るい雰囲気を作る、それが本当のプロフェッショナルですよね
ただその萎縮の悪循環にハマってた時、私は何をしちゃってたのかというと
四六時中そのディレクターさんとかの顔色を伺って、とにかくその人のご機嫌を取ろうと必死だったんですよ
でも、いや待てよって思って、私はフリーアナウンサーだし、このロケの映像を他の番組のディレクターさんたちがオンエア通して見て
この子面白いリポートするじゃないって思ってくれたら、次の仕事に繋がるかもしれないんですよね
だから私が本当に集中するべきは、このディレクターさんのご機嫌取りとかじゃなくて
この仕事で、この現場で、今の私にできる最高のパフォーマンスをすることなんじゃないかなって
それが一番巡り巡って自分のためにもなるし、周りのためにもなるんじゃないかなって気づいたんですよ
もちろん最初はね、めちゃくちゃ怖かったんですけど、また怒鳴られるんじゃないか、またガンつけられるんじゃないかって思ったけど
でももうね、ある種の開き直りっていうか、この人の機嫌はこの人の問題、この人の課題で私にはコントロールできないから
なんかプライベートで嫌なことでもあったのかもしれないし、もしかしたらプロとしての余裕がないだけかもしれないし
もうどっちでもいいからスルーするって心の中で決めたんですよね
これは相手を見下すとかじゃなくて、自分の大切な心を守るためなのと、自分の仕事に集中するための健全なるスルー力っていうのになってて
もちろん私の実力不足の部分は改善していくけど、必要以上というか本当はいらないやつあたりとか怒鳴り声が聞こえてきても
逆にそれをモチベーションにしちゃってね、私がもっと自分で一緒に仕事をする人を選べるようにスキルアップしていくぞって思って
とにかくフォーカスしたのはたった一つ、どんな状況でも自分にできる最高の仕事をする
見てる人が少しでも楽しめるリポートをするって、そこに全集中しました
そうやって目の前の人の機嫌とかに振り回されずに、自分のやるべきこと、提供できる価値っていうのに意識をグッと集中するようになったら
不思議とね、私のパフォーマンスがもう明らかに前よりも安定してきたんでしょう
だってディレクターの顔色を伺うっていうその余計な心配事が一つ減るから、リポートそのものに集中できるようになったんですよね
そしたら他の番組のディレクターさんたちとか周りのスタッフさんたちから
あれ子ちゃん最近いいねってすごいわかりやすくなってるよって声をかけてもらえることが少しずつ増えていって
もっと不思議だったのがその仁王立ちディレクターの態度
私が他の現場でちょっとずつ評価されるようになってきたのをどこからか感じ取ったのか
もしくは彼女の機嫌を伺わなくなったことで、コロッと態度が変わったんですよ
にらみつけてたのがね、急にニコニコして、あれ子ちゃんとか言ってめちゃくちゃ優しくなったりしてね
手のひら返してくる人は業界に多かったんですけど
だからこそ、そんな人の機嫌一つで自分のパフォーマンスを落として評価まで下げてたとかね、めちゃくちゃもったいないじゃないですか
そう、だからそういうやりにくい相手が原因で
あなたが最高のパフォーマンスを発揮できずに、あなたの価値が正当に評価されないっていうのが一番もったいないんですよね
これはSNSも同じで、他の誰かに自分の軸をぶらされずに、自分の成果に全集中すること
私は改めて意識していきたいなと思っています
もう一つの苦手な人のかわし方、チャプターに貼ってます
10:00

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