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2024-08-04 19:52

「田舎で農業」にちょっとでも憧れがある人へ

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はい、土曜日はですね、日本の地方がけるフリーランス個人授業主ということで、私と内閣員の島で漁師をしている坂井朗がお届けしてまいります。ということで、今日のテーマはですね、「田舎で農業をちょっとでも考えたことがある人へ」というテーマでお話をしていこうかなというふうに思います。
そのリアルの部分と、そして結構いいよっていう話と、両方ですね、現実とそれからメリット、メリットでメリットですね、簡単に言うとお話をできたらいいかなというふうに思います。
田舎で農業、結構憧れてる人多いんじゃないかなみたいなことは思うんですが、そうですね。
まずメリットの方ですね、坂井自身も今農業を一つの森林の柱にしていて、農業をちょっとかじっているぐらいの立場の人間ですという。本業は漁師なんで、漁業、農業、一時産業、田舎で一時産業ですかね。
一時産業の端くれの人間として現実をお話しするという、そういう立場でということを頭において聞いていただけたらと思うんですが、まずもって、やっぱりいいのは自然の中で働けるのって本当に気持ちがいいんですよね。
なおかつ気を使うのが自然相手なので、自然ってコントロールどう頑張ったってできないので、ある種、天気悪かったり自分の思い通りにならなくてもある種諦めがつくっていう、人間関係のストレス的な部分で、
ちょっとサラリーマンの時と種類が違うストレスになったなという感じですね。もちろん農村であったり漁村であったり、もちろん営農であったり、漁業もそうですし、誰かと一緒にやったりとか、あるいは畑だったり隣の畑の人がいたりだとか、そういう、自営業にしては人間関係がそれなりにあるっていう現実もあれど、
まあ割と何て言うんでしょうね、営業する場所によっては本当にこう、いいんじゃないかなというふうに思っているという感じですね。それからあとはですね、繁忙期と換算期が明確に分かれているっていうのは、これは結構ね、やってみて気づいたことでもありますね。
やっぱり普通にこう勤めていると、平日9時、5時でずっと同じリズムみたいな感じだと思うんですけど、例えばひじきであれば12月から4月までが漁業の領期だったりするし、ニンニクであれば植え付けは秋にあって収穫は5月、6月、その期間は本当にめちゃくちゃ忙しいんですけど、それ以外の期間はある意味割と時間があるみたいなね、そういうライフスタイル。
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あとは例えばジャガイモ、北海道のジャガイモ農家さんなんかは夏の間もほぼ寝ないで働くぐらいの感じだけど、2月にはちょっと海外旅行毎年行けるよみたいな、そんな感じの人とかもいたりするんですよね。
なので、地方、田舎暮らししながら農業ってスローライフですみたいな、そんなイメージがあると思うんですけど、そんなことはなくって、どちらかというと波が激しいって言った方がいいかもしれないですね。
なので、繁忙期と間先の波が激しかったりするし、そのコントロールであったり、その支えを自分自身でどういう自分のライフスタイル、生き方、暮らし方と照らして何を選択していくかっていう部分が非常に大事になってくるんですよね。
なので、田舎で農業、田舎で一時産業みたいなことを思い浮かべた時に、そもそも、自分のライフスタイル、暮らし方のありようとして、ずっと同じように今までと同じように淡々と毎月収入もあるし、毎日やることっていうのがある程度決まっている。こういうことの方がいいなってなったら、例えば農業法人に就職するとか、誰かのところでまずアルバイト行ってみるとかっていう方法もあるし、
一方で、いやいや、ちょっとそうではなくて、やっぱり自分で手に職つけたいんだよねとか、やっぱりある程度自分の好きなタイミングで働く休むっていうのを決めたり、あるいはお付き合いする販売先であったり、資材を買うところであったり、ある程度やっぱり自分で何でも考えて自分で決めていきたいっていう人は自営業スタイルであったり、
そういうスタイルをまず自分の暮らし方、生き方に照らしてまず考えなきゃいけない。これが結構、田舎暮らしをして一時産業をやりたいっていう人のまず一つの大きなハードルというか、どういう暮らし方、生き方をしたいのかっていうところっていうのがすごくまず大事になってくる。
それを例えば、いろんな収納フェアとか、移住フェアとか、移住相談とか、収納相談とか、今、日本全国つつ裏裏で行われているわけなので、収納相談とか、あるいは移住相談とか、そういう場ではまず自分がどういうライフスタイル、生き方をしたくて、どういう働き方をしたいのか。
そこからひるがえって、じゃあ田舎で一時産業をやるってなった時に、どういう作物がいいのか、どういう農法がいいのか、あるいはどういう漁法がいいのか。
例えば、一本釣り漁業と、ごちやみっていった網でそーっと魚を捕るスタイルと、全く設備投資も違えば、収入の桁とかも違ってくる。
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だけれども収支は、収入が多ければ多いほどいいのかというと、収入を大きくしようとすれば、やっぱり投資も必要になったりするので、当然費用もかかりますね。そのあたりがどのぐらい自分が規模を拡大していきたいのかというところも含めて、結構自分のポリシーであったり、自分の計画であったりっていうのがすごく必要になってくるんですね。
これ何かに似てると思いませんか?これズバリですね。会社であったり事業を運営するのも同じなんですね。どういう風にこれから自分自身、どういう計画で生きていきたいかというか、どういうライフスタイルでやっていきたいか。そこがすごく色濃く反映される。
そういうのはちょっとさすがにそこまで自分で全部考えるのは厳しいなっていう人には農業法人とか、あるいは農業試験場とかに就職するとか、そういうまず一歩目であったり、あるいは地域おこし協力隊とか、そういうものに応募してみるっていうことであったりっていう入り方はできると思うんですけど、
いずれにしても結構、そのあたりの自分はどう生きたいのか、働きたいのかっていうところが次の、例えばリンゴをやるのか、みかんをやるのか、あるいは白菜をやるのか、じゃがいもをやるのか、そして面積は何平方メートルやるのかみたいなところだったりっていうのにかなり大きく左右してくるんですよね。
作物によっては季節も全然違えば、栽培面積も違ったり、あるいは設備投資の額も違ったりするんですよね。
なので、同じ農業とか、例えば同じ農業、同じ漁業みたいな一言で言っても、本当に違うんですよ。
例えば同じ漁業で言っても、ひじき漁と一本ずつって全く違うし、求められるスキルとか、かかってくる経費とかも違うし、かかる労力も全く別の産業なんですよね。
なので、そのあたりのことっていうのを、じゃあ具体的に何、どういう漁法、どういう農法、どういう作物、だからお店をやりたいって言った時に、雑貨屋さんをやりたいのか、フランス料理屋さんをやりたいのか、パン屋さんをやりたいのか、それによって考えることって全く異なってくるじゃないですか。
なので、自分は何屋さんになりたいんだろう、農家になりたいだけじゃなくて、何屋さん、りんご農家さんになりたいのか、それともみかん農家さんになりたいのか、自分は何屋になりたいんだっていうところまでやっぱり解像度を高めていくことっていうのが結構大事になってくるかなと思います。
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そこから先ですね、結構じゃあそうなった時に、次にやっぱり自分で計画を立てられたり、そろばんをはじけたりってことがすごく大事になってくるんですけど、そのあたりちょっとどうやって考えていけばいいんだろうとか、とはいえな、情報収集もうちょっとしたいなっていう人はですね、朗報でございます。
新農業人フェアっていうのが、実は8月の末にあります。
諏訪大島からも柑橘の関係でですね、役者の人が行きますし、坂井自身もその人に実は収納相談とかに乗ってもらっています。
それから9月にはですね、ふるさと回帰フェアというところで、回帰フェアというイベントで、これ坂井も行きますね。
収納相談、諏訪島のみかんとかですね、栽培についての相談に乗ってくださる機会っていうのがあるので、ぜひ活用してみてください。
URL欄にちょっとそのイベントのリンク貼っておきます。
はい、ちょっと延長戦で収録してみます。
ちょっとこれ喋り足りてないなっていうところがあったので、というのもですね、やっぱり農業をやりたいっていう人って今結構各地で本当に求められているんですよね。
特に坂井の住んでいる諏訪島であったりっていうのは、諏訪島の事情ぐらいしか坂井自身はわからないんで、少なくともうちの集落であったり、島ではマジで農家が求められています。
ただやっぱりね、農業で食ってくるって本当に大変なんですよね。
うちの島では少なくとも産地として戦える部分はみかんかなという、柑橘ですね、柑橘かなというふうに思ってます。
その辺りのノウハウだったりだったりとか経営指標だったりとか、そういうものはイベントに行ったり役所に問い合わせたり、あるいは現場でやっている人に聞いてもらえれば割と解答することができる。
あとはですね、結構農業の就労の本っていろいろ出てるんですよね。
なのでその辺りを一通り読んでみるっていうこともすごく大事です。
その中でやっぱりすごく現場で一時産業、農業、漁業やってる身からすると、やっぱりね、頑張る人は割と報われやすい世界かなというふうに思ってます。
というのがやっぱりね、ライバルがぐいぐい減ってるんですね。
例えば農地で言っても本当に一等地って言われるような南向きの団壇畑がもうフルに残ってたりとか、あるいは船もらえたりとか、トラクターなんかも譲ってもらえたりとかっていうことが坂井自身は少なくもありましたし。
そして農業、漁業、生産者数も減ってて厳しいんでしょ?大変なんでしょ?もちろん大変ですよ。もちろん大変だし、ソロマン勧奨が自分でできないといけないし、経営者ですよね。
だからもう会社一個でやるのと同じ労力。やっぱり自分で必要な売上高の計算しなきゃいけないし、売上高は必要な販売数量×販売単価ですよね。
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それがどれくらいになるといいのか、それを実現するにはどうするのがいいかっていうのを考える。
そして経費、経費は隊員あたりでどれくらいかかるのか。
例えば1000平米あたりで費用代がいくらかかるから、5000平米あったらどれくらい経費の想定がかかるかなとかね。
ロス率はどれくらいになるかなとかね。ロスが増えるとどれくらい経費が増えていくかなみたいなこととかね。
そういうのをやっぱり自分で考えていかなきゃいけないんですよ。
自分最終的に自分自身の手取りをどれくらいするかなとか、パート3にいくらの時期を払おうかなとか。
そういうことっていうのはやっぱり考えなきゃいけないんで、会社運営と全く一緒。
結構今会社でやってる人も多いし、坂井自身も今度認定農業者っていうのを包図で取ろうと思ってるんですね。
そうすると資金調達がしやすかったり。
だから資金調達とか仮入れみたいなものっていうのもやっぱり自分自身で考えていかなきゃいけないし、
あとある程度規模を大きくしてやっていこうとすると設備投資も必要になってくるんですね。
設備投資が必要になってくると、利益をどうやって出していくかっていうところと、
農機具の消却、原価消却っていうのはどういうふうに対応させていくかみたいなことの計画っていうのも結構大事になってきたりする。
それっていうのは設備投資計画と資金調達計画とセットになってきたりする。
みたいな感じで今バーッと言ったんですけど、結構大変なんですよ。
勉強しないといけない。大変というか勉強しないといけない。
勉強してやっぱり自分自身こうやってやったらいいんじゃないかっていうことっていうのを少なくとも自分で仮説を立てて、
それをやってみて失敗したら検証してっていうことをどんどんやれる人でないと厳しい。
だけどそういうことができる人であれば、やろうという意欲がある人であれば、
そうですね、農業者はものすごく減っている。要はライバルが減っている。
なんだけれども生産金額っていうのはあまり減っていない。一時産業の生産金額って大きく減ってないんですよ。
ってことは何が起きてるかっていうと、一事業者あたりの売上高だったら生産高っていうのはむしろ伸びているんですね。
そういう結構チャンスのある業界なんじゃないかなというふうにも思ってまして、そんなこんなのですね。
なんで、いや、静岡市はね、ほんと周りのそうだな、60代から80代くらいの人、もうみんな辞めようとしているので、
もうほんとね、農地は余りまくっている。余りまくってないんですけど、誰でもいいからもらってほしいっていう感じでもないんですよ。
そりゃそうですよね。やっぱり借りたはいいけどすぐ諦めてどっか行っちゃったみたいな人に貸したらさ、
そりゃね、ぐちゃぐちゃにされてなんか嫌な気分になるだろうし、そりゃそうですよ。
ただ一方で、農地は余り、農家は減り、要はライバルが減っているんですよ。
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そういう中で自分は悪いことを頑張りたいっていう人がいたら、ぜひ気軽に世界にも連絡ください。
それこそ新規就農の担当者の人で、今まさに新農業人フェアのことの話をしたりとか、
あるいは9月に行われるふるさと回帰フェアのところで、どういう人をターゲットに農家になってくださいって話をしようかな。
農家になってくださいって話も決して誰でもいいですよってわけではなくて、やっぱり今話したような現実であったり、
乗り越えてきてくれる人じゃないと無理なんですよね。無理。
だけど本当に意欲があればみんなやっぱりパックアップしてくれるし、一人じゃない。
なのでぜひ気軽に世界にもDMいただけたら嬉しいですし、新農業人フェアです。
大島ブースがあると思うので、それから9月にあるふるさと回帰フェア。
ふるさと回帰フェアのリンクはこのチャプター2のリンクに貼っておきます。
移住フェアですね。移住フェアの方には坂井も行きますので、こういう時にね、それこそ自分からまず連絡ができたり、
あるいは今度のそうだなこれ結構やった方がいいのが本当に意欲がある人だったり、
坂井自身もこれやってよかったなと思うんですけど、こうちょっと興味あるぞっていうところにあらかじめ連絡しておくといいですね。
ちょっとこのイベント行くんですけど、またぜひよろしくお願いしますぐらいのことでいいんですよ。
坂井がボイシーで話していたのを聞いて、すごしまが新農業人フェアに出るって聞いたんですよ。
ちょっと行こうと思ってるんで、その時よろしくお願いしますっていう連絡を逆場にね、
農林水産課っていうところに1歩入れておく今村さんっていう担当者の方ですね。
ちなみにそうだな、9月の移住フェアには坂井も行きます。
移住定住の関係はすごしまの空き家定住対策課っていうところですね。
そういうところにちょっと連絡いただいたりとか、他の自治体でもそういう前もっての連絡があったり、
事前に何か問い合わせをしてくれてる人とかだと結構ね、受け入れる側も結構安心だったりするんですよね。
ちょっとそんな裏技じゃないですけど、受け入れる側の立場だったらわかるじゃないですか。
坂井自身も受け入れてもらってきた立場だったりするので、やっぱり人との繋がりであったりやりとりであったり、
どういうやりとりをしたらお互い気持ちよく受け入れられるのかなっていうところを考えながらやっていただくといいんじゃないかなという風に思ったりしてます。
この放送を最後まで聞いてくださっているという方はそれなりになんか色々興味があるんじゃないかなと思ってて、
そうしてもみかん農家、あるいは野菜農家が結構波動高いんですよね。
波動高いからこそ坂井自身も今ね、ひじきの生産があったり他の収入金があるから何とかできてるんですけど、
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いやこれね、ほんとね、なかなか難しい戦いになる。
なんでね、ちょっと我こそは自分自身も一緒に田舎暮らししながら、
自然の中で働いてみたい、生涯現役で成り上がってきていきたい、そんなことを考えている方がいたらですね、
ちょっとですね、その移住ヘアの時もそうですし、新農業人ヘアの時もそうですし、
ちょっとね、まずじっくり話してみる必要があるかなと思うんですよね。
これを聞いてくださっているのも何かのご縁ということで、
フリーランスの学校の中にも坂井でいますので、それこそフリ校の中でぜひ相談してください。
DMでもいいですし、フリ校の中でもいいですし、そのためにフリ校あるんだよ。
そういうことでぜひご活用いただけたら嬉しいですし、連絡いただけたら嬉しいです。
いろんなところで、生産者としての頑張りたいという人が一人でも増えてくれると嬉しいなってことを思ったりしてます。
そのために坂井自身もいろんな人に面倒を見ていただいてますし、まだまだ半日前ですけど、
新規で漁業者になれたり、農業もこれから頑張ろうと思えていたり、
いろんな人に支えてもらったり、アドバイスいただいたり、叱っていただいたりしたから今があるわけで、
坂井自身もその受けた恩を他の方にお返しできたらなぁなんてことを思ってますので、
ぜひ気軽に、気軽に本当に連絡くださいという感じでございます。
はい、すいません。今日は長丁場になりました。
最近忙しいですよ。農業も漁業もやってるとは思わないので、もう少し更新が夜になってしまいましたが、
はい、ということで今日もこんなところで終わりにします。
それでは皆さん良い週末を。
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