ジャズの入り口B面、ジャズとか案内所、案内役のフランクナッパです。
このB面では、ジャズ以外の音楽について、いろいろなことを話していくポッドキャストとなっております。
さて、今日はですね、番組の終わりに、ちょっとまだ振り返りのできてなかったポッドキャストスターアワードのお話、
それから前回お話をして募集をしております新しいハッシュタグのことについても、エンディングのところで少し触れていきたいと思いますので、
よかったらぜひ最後まで聴いていただきたいわけですけれども、
今日メインでお話していくのは、見てきました。
チェンソーマン、レゼ編ということでね。レゼ編、よかったですね。
で、私の番組ですので、当然レゼ編の漫画のアニメの映像の中身についてはほぼ触れず、音楽の話をしていきたいと思います。
いや最高でしたね。とりあえずそんなことでお話を進めていきたいと思います。
まずね、何が最高って、やっぱりこのもう事前にもう皆さんすでに聞いている人もたくさんいると思いますけれども、
ヨネズ原子×ことの歌田ヒカルですよ。タイトルジェーン・ドゥということでもうすでに聞かれましたですかね。
すごい曲ですね。これエンディングテーマなんですけど。
いやーよかった。ちょっと詳しい話をしていきましょうかね。
このジェーン・ドゥというタイトルはどういう意味かと言いますと、誰でもない女性という意味だそうです。
誰でもない女性。一般的な女性という意味もあるそうなんですけれども、
この映画を私が見た限りでは誰でもない女性というようなニュアンス。
特定の女性を指すわけでもなく誰かわからない不明の女性というのね。そんなニュアンスで使っているのかなというようなことを感じます。
この女性というのが何なのかというのは私の番組では一切触れません。
とにかくチェンソーマンの前編のネタバレというのは物語のストーリー上のネタバレはほぼありませんが、
音楽のことについてのネタバレ、例えばどんな人が歌っているとかね、どういう場面で流れたよとかそういうことはネタバレしてきますのでね、
あまりないんですけど音楽のネタバレが嫌な人はここで番組を止めてください。いないですね。
で、この歌田ひかるさんと米津玄師さんの歌、このジェーン・ドゥなんですけれども、
この二人の、このジェーン・ドゥを作ったことに対する、またその他いろいろ二人の音楽感だったりだとか、人生感とまではいかないですけどね、
このアーティストとしての意見を交わしている、そんな対談の動画がYouTubeの方に上がっておりますので、
ぜひこちらを見ていただきたいと思います。私もちょっとこの動画からまず少しお話をさせていただきたいと思うわけですけれども、
この曲は米津玄師さんの作詞作曲の一曲です。
で、歌田さんはこの米津さんが作ったジェーン・ドゥという曲のデモテープを送られて、
それを聞いて歌い入れをしているわけですね。
で、歌田さんのこの対談の中の言葉を聞いていると、どうもね、この他の人が作った歌、
オリジナルのね、まだ未発表の曲を歌田さんが歌うための曲を歌うという経験はね、あまりないそうです。
で、もちろん歌田さん自身が作詞作曲をするそんなアーティストでありますので、
基本的には自分の作詞作曲した曲を歌うということが一般的なんですけれども、今回は米津さんの作詞作曲の曲を歌う、
いわば歌い手、歌手としての歌田ひかるがここで見られる、聞けるということが、
いつものね、彼女の作品とはちょっと違った一面が見れるということがあります。
で、そのことについて歌田さんはね、ちょっと面白いことをいろいろお話ししているので、
この対談の内容から少しピックアップしてお話をさせていただくんですけれども、
歌い手、歌手としての自分をお話をしている中で、
この米津さんと自分の差というものをね、違いというものをすごく感じたという話をしていました。
彼女自身がやっぱり作詞作曲をする、その曲を作るという立場を経験しているだけに、
この作った人、今回で言うと米津さんがこの曲に対して込めた思いや表現したいテーマ性だったりニュアンス、
こういったものを初めて解釈をして表現する人間になるというところについてすごく戸惑いがあったそうですね。
いつもの歌手さんで言うと、自分が作ったものを歌いますから、そこには解釈というものが挟まらないんですね。
自分の思ったことを自分が歌うということでね、解釈というものが入らないんだけれども、
そうではなくて、歌手さんは今回米津さんが作った曲を自分の中で解釈をして表現をするということで、そこが難しかったと。
どう難しいかというと、この作者が曲に込めた意図だとかっていうものは尊重しなければいけない。
それは表現しつつも、でも米津さんの意図を組んでそのまま米津さんがガイドで歌い入れをしてくれたボーカル、
それを参考にしすぎて歌ってしまうとそれは米津さんの真似になってしまって、自分の歌としてはすごく違和感が残るっていう話をされていました。
だからその中でいかに自分らしく歌う、自分らしく演じるのか、ここがものすごく差し加減が難しかったというようなことを言ってました。
これに対して米津さんも同じようなことを感じたということで、
例えばこの曲を作って歌手さんに曲を渡したときに好きなように歌ってくださいねと言って渡したんだけども、
自分の頭の中の歌田ひかるが歌ったらこうなるだろうな、こういう曲になるだろうなというようなイメージとは全く別のものが返ってきたそうなんですね。
自分の想像を遥かに超える斜めの上の方へ向かって違った曲に仕上がって届いてきたことにすごいなという感じを受けるのと同時に、
戸惑いも覚えたという、この辺が作者としての作り手としての米津さんの思いというのがすごく分かるなって思うんです。
米津さんはどうしたかというと、この歌田さんの出してきたこのジェーン・ルーを一回自分の中でしっかり聴き込もうということでしっかり聴き込んだ。
歌田さんもこのジェーン・ルー何パターンか用意をして何パターンか歌い入れをしたらしいので、そのパターンを米津さんもしっかり自分の中に取り込んで自分のものに落とし込んでいったというようなところがあったという話をされていました。
面白いなと思います。本当におこがましい話ではあるんですけど、僕がなんでこの米津さんの違和感を感じたっていうことに分かるななんてことを言えるかというと、
実は私は昔、この舞台で行う劇の脚本を書いていたことがありまして、書いていたっていうか年に1回ぐらいとかその程度なんですけども書いてたことがございまして、演出なんかもして舞台やってたことがあるんですけど、
その時の台本をある人に貸してほしいということで言われて貸したことがあるんですね。その方が私の作った脚本を使って劇をされて演出もされてという機会がありまして、その方が演出した舞台の映像をこんな風になったよということで見せていただいたことがあったんですけど、
その時に違和感があったんですね。というのは、僕が意図して作ったセリフ回しだったり演出だったりと書きの部分というものとはまたちょっと違った解釈で演出をされてまして、
要は私の頭の中にある劇の様子と異なってたわけですね。そうすると、あれそうだったっけなっていうような違和感と、それからそういう風に解釈をしてこういう表現をしたのかっていうような驚きみたいなものが混在してまして、ちょっと初めての経験で戸惑ったっていうことがあったので、
ちょっとですね、僭越ながら米津さんの気持ちがちょっとだけ、ほんの0.5%ぐらいですけどね、ちょっとだけわかる気がしたということでね、ちょっとそんな話をしてみました。
また、その他にですね、歌田さんが米津さんとの違いを感じた場面として軸を揃えるというお話をされてました。
これ何かと言いますと、米津さんの曲というのは、このね、軸っていうもの、音楽の軸を揃えてある、ふわり、こういったものをして、きちっとその曲の軸というものが小説の節目みたいなものなんですかね、軸というのがはっきりわかるような作りをしていると。
けれども、どちらかというと、歌田ひかるさんの楽曲とか歌い方っていうのは、この軸をいかにずらすか、崩していくかというようなもので、あえて軸をずらしたり崩したりすることで、本来あるべき軸っていうものを意識してもらうっていうような意図を込めてやっているそうなんですね。
ですからアプローチの仕方が違う。同じように軸というものを大事にしながらもアプローチが違うという、そういうところがすごく違いがあるなというふうに感じて、その全く違ったアプローチで歌う二人がデュエットをするっていうこと、このことがすごいんじゃないか。
二度とできない経験かもしれないっていうのは、そういった部分で大変楽しみにしていたということを歌田ひかるさんがお話をしておりました。
歌田さんの歌を聴いたことがある人はすぐになんとなく言っているニュアンスが伝わると思うんですよ。軸をずらすっていうね。正確に何を伝えていいかっていうことは置いておいたとしても、歌田さんの歌は軸をずらすといったときにちょっとイメージがつきますよね。
節を崩して歌うとかね。彼女自身の歌に変拍子っていうものが多かったりとか、すごくアンビエントな節回しというか歌回しが特徴的な部分もあるので、そういった意味ではね。
ユネズさんも独特だと思いますけどね。かなりね。かなり独特だとは思うんですけど、それでも歌田さんからするとすごくきっちりとした軸のあるふわりをしたれているということらしいですね。
本当にこの色が異なる個性の強烈なボーカリストの共演っていうことによってすごいね、やはりこのアプローチの違いがはっきりしているが故に、このコントラストがすごくしっかりしていて、歌田さんパートからユネズさんパートに移ったときにメロディ自体も違うんでしょうけれども、曲の色がガラッと変わって、それはすごく聞いていて面白いですね。
歌田さんの新しい歌い手歌田光という新しい一面も見られるという点ですごく面白いんですけれども、このユネズさんも自分の曲を歌田さんに歌ってもらうことによって自分自身の曲へのアプローチも少し変わっているような、
ユネズさん自身も新しいことを感じ取りながら歌を歌っているという、そういう二人の新しい一面というものが垣間見えるようなこの一曲、ジェーン・ドゥ、とても素晴らしい曲となっております。
他にもこの対談の中では結構いろんな話をされていまして、例えばこのユネズさんなんかが身体的なもの、例えばわかりやすく言うとインターネットの世界でいろんな投稿をして向こう側に届けるというものが身体的なものを伴わない創作活動だというふうにおっしゃったのに対して、
歌田さんが自分の感性で身体性というものを語ったり、そこにはものすごく知的というか精神的にもすごく造詣が深い、仏教的な発想なのかなと思うんですけど、空の思想というか色素とゼクというか、そこに身体的なものを伴うものであってもそれは不確かなものなんだと、あるかないかというのは私の感覚であって、
あるかないかというのは非常に不透明で、逆にネットみたいなもので身体性を伴わないというふうに言うものでも実はそこって確かなものだったり、そういう面白い内面的なもの、内面的なそこへの存在というものをすごく確かなものとして受け取るよなんて話を歌田さんがしてみたり。
ヨネズさんの話をしているとこの人も天才なんですけど、歌田さんはスーパー天才、アーティスト的なね。ヨネズさんはただの天才というよりはオタク気質が少し入っているんだろうなというようなことを話をしている内容だとか、口ぶりだとか、物の見方みたいなものですごく感じるところがあって、ヨネズさんってそうだよねっていう。
もともとサブカル畑で出てきた方だからそういうところ、一面は当然持っているよねっていうところも感じられたりして非常に面白い。
さらに言うと例えば二人の小さい頃の夢だったり、それから科学者と芸術家の共通点みたいなものを話していたり、本当に二人の感性が極まっている面白い対談になっていますからね。
このジェーン・ドゥーのお話だけでなく、この二人の感性、感覚というか考え方に触れるという意味でも非常に面白い対談となっております。
ぜひこの二人の対談も見ていただきたいなと。概要欄の方にリンクを貼っておきますので、ぜひ興味湧いた人は一度見てみてください。
それからこの曲自体ですね。今は対談の話をしましたけれども、そういったことも踏まえながら曲を聴いてみると、ここからは完全に私の試験なんですけれども、
とてもこの米津さんの歌詞というのが詩的ですね。直接的な表現ではないんですけれども、このレゼ編のラストに流れるこの曲を聴いていると、
その登場人物の心情に重ねて作っているんじゃないかなということを感じてしまうわけですね。
例えばね、私の中で引っかかったというか心に残ったこの歌詞のフレーズをちょっと紹介すると、
お願いその赤い足跡をたどって私に会いに来てっていう大サビの部分の歌詞があるんですけれども、この私に会いに来てっていうのは誰が言っているのかとかね。
この場面を、この歌詞を歌っているのは宇多田光さんなんで、きっと米津さんと宇多田さんでそれぞれ表現をしている登場人物っていうのがあると思うんですよ。
宇多田さんが歌っているっていうことは、あの登場人物の言葉なのかなとかね。米津さんと宇多田さんのパート分けっていうものもすごく面白くて、
物語を見ていくとね、この米津さんが誰を歌っている、宇多田さんが誰の気持ちを歌っているっていうのが透けて見えてくるわけですけれども、
そんなね、誰の心情を歌っているのかっていうことを考察してみるのも面白いと思いますし、またね、この米津さんが歌っている一節を取り上げると、
花火みたいだねっていう歌詞を歌うんですけど、この一文もね、この花火っていうところ、これ以上言うとネタバレにもなってくるんであれなんですけど、
花火みたいっていうことを歌う、歌っているっていうことから、何と言うか誰の視点で物を言っているのかなっていうこともちょっと考察できたりね。
とっても詩的な部分、単歌とかでもあるじゃないですか、どういうふうに読むのかとかね、それに近いような部分がある、そんな序章的な歌詞を非常に紡いでいらっしゃるので、
ぜひ作品と合わせて聞いていただくと、より深いところで思いを巡らすことができるのかななんてことを思いますね。
普段アニメの映画見ないっていう人でも、この米津玄師さんと宇多田ひかるさんの歌を聞くために見に行くっていうだけでもね、価値があると思いますのでね、ぜひ行っていただきたいなと思ったりですね。
あとこの曲の表現方法で僕がすごく好きなのは、この宇多田さんが息遣いを聞こえるような、こういう息遣い、息遣いで表現をするところがあったりして、ここにはグッと心を引っ張られたり、
それからある場面ではチッチッチッといって時間が巻き戻すような、MV見ると時間が巻き戻ってるんですけど、この時間が止まって流れが逆行しているような演出が入る場面もあって、
こういうのを見ると、どういう登場人物の心情を表現しているのかっていうことをね、ああでもない、こうでもないと考えてしまう、そういう曲になっておりますよ。
ぜひ先ほどから繰り返してますけど、この作品と合わせて聞いていただきたいなっていうのがね、僕の今日の伝えたい思いでございます。
最後にですね、このMV、先ほどもちょっと触れましたMVなんですけど、これもね、米津さんたちの対談の中に出てましたけれども、
一本の長いベンチに背中合わせに座るようにしてね、宇多田さんと米津さんがお互い端端に座ってるんですよ。
背中合わせといってもずれてるんですけれども、そのベンチがね、ぐるぐるぐるぐる回ってるんですよ。
ぐるぐるぐるぐる回りながらいるんですけれども、歌の最後にね、このベンチの向こう側に止まっている電車、この電車が出発して動いていくと、
この米津さんの姿がなくなって、最後宇多田さんだけがこのベンチに取り残されて、最後このベンチに横たわるようにしてこの曲が終わっていくというようなMVなんですけど、
これもね、このジェンソーマンレゼ編のラストを重ねてみるとですね、宇多田さんはやはりあの登場人物の思いを歌ってたんじゃないのかなっていうようなことを考えられたり、
本当にいろんなものを見ていくのが面白い曲だなという、トータルでやっぱりこの世界観の表現だったりね、アプローチをされているっていう、
そういう演出の部分でもね、とても面白いなと思いながら勝手にね、妄想して見ておりました。
ぜひ皆さんMVの方もね、リンク貼っておきますので、ぜひよかったら合わせてご覧いただけたらと思っております。
さらに他にもですね、音楽の話、実はあってですね、
まず主題歌は、これは米津玄師さんのアイリスアウトというね、かっこいいジェンソーマンらしい思想感のあるノリの良い曲なんですけれども、これはね、かっこいいですよ。
でも今日はこの話しなくて、挿入歌の話がしたい。挿入歌は何かというとね、マキシマム・ザ・ホルモン。
マキシマム・ザ・ホルモンがね、テレビシリーズに続いて曲を提供しております。
どんな曲かっていうと、歯渡り2億センチという曲。
これがね、実はテレビシリーズの時に提供したエンディングテーマと全く同じ曲なんです。
なんですけど、違うんですよ。何が違うかというとね、これがね、すごく後で見て、うわぁ、すげぇなって思ったんですけど、
テレビシリーズの時にね、冒頭の90秒バージョンだけが配信されたんですよ。
この曲が1曲丸々じゃなくて、曲の途中までが何故か配信されるっていうね、ちょっと変わった曲の発表の仕方をしていたんですけど、
実はこの理由が今回はっきりしまして、何かというと、このテレビシリーズでは1番だけを歌ってたんですよね。1番だけを流してたんですよ。
ところが、この2番っていうものの歌詞が、実はレゼ編のことを歌ってたみたいで、だからこの2番以降の部分が発表されてなかったらしくって、
満を持して、このレゼ編でこの2番以降が使われたと。
しかも、レゼ編があるからっていうことで撮ってあったわけじゃなくて、このレゼ編を作るといった時に、改めてこのホルモンの葉渡り2億センチの曲の2番を使おうということになったということで、
そのあたりもすごくいいですよね。なんかちょっとエモいというかね。実際このマキシマム・ザ・ホルモンさんたちもレゼ編にあえてこの2番を再度使ってもらったということに対しては、
とてもうれしいよっていうコメントを公式ホームページの方に載せておりました。すごくいいですね。そういうわけだったのかと。
これがまた戦闘のシーンにマッチしてて、今回のメインの戦闘シーンめちゃめちゃド派手なんですよ。
ド派手で疾走感があるこんな戦闘シーンに、このホルモンの激しい荒々しい曲が乗っかることで、ものすごい激しさと緊張感みたいなものがすごい伝わってきてね。
歌詞がレゼ編のことを歌ってるって言うんですけど、歌詞なんか全然入ってこなくて、別に分かんないよって感じなんですけど、ちゃんと聞いてないですからね。私映像を見てから聞いてますから。
なんかね、嵐のようなこのカオスの様子がすごく表現されていて、もう混沌としたものが自分の中にわーっと渦巻いてきて、心拍がすごい煽られてですね、わーっという間にこの戦闘シーンが過ぎていくというような。
そのね、この妙、挿入歌としての役割というか効果というのは素晴らしいものがありますね。うわー来たホルモンだーって思いましたけど、まさか歯渡り2億センチとは思いませんでしたね。そういう小ネタもまたこれ面白いですね。
さらにですね、その他のバックミュージックBGMについては、テレビシリーズに引き続き、牛尾健介さんという方がやっておられます。ダンダダーンの音楽もやられている方ですかね。
この方がテレビシリーズの音楽をやっていた時に、まだ引き出しがあるんだという話をされてたんですね。今回レゼ編になった時にその引き出しを開けられたみたいで、この物語自体が序章的な物語なものですから、それに合わせてですね、壮大なオーケストラのサウンドを用いたと。
なんだけど、一部ではピアノやバイオリンといった繊細な音を出す楽器のものすごく微細な表現を使って、この登場人物の過ごす時間の切なさというか静寂さというか美しさというようなものを表す。
その二人の終盤の感情を引き立てるような演出をこの音楽でされていて、これがまたすごく素敵だったんです。
お二人、米津さんと宇多田さんの対談のバックにも流れてたんですけど、決して派手でもポップでもないんですけど、すごく耳に残るんですよ。耳と心にすごく残る曲で、とてもいいなあということを感じてしまいました。
だから、チェーンソーマン今回のレゼ編ですけど、もちろん映像表現も素晴らしかったですし、一見チェーンソーマンってグロいって思われがちなんですけど、ただグロいんじゃなくて、とてもアーティスティックなアートな表現というものを存分に取り入れていて、見る価値がすごくあるなというようなところに加えて、
音楽の芸術性というものが非常に高いんだなあということを個人的に見ていて感じました。ぜひこの映像に合わせて音楽も味わっていただきたいなというふうに思いますし、何よりも最後にお伝えしたいのは、花江夏樹さんがいいというところですかね。
チェーンソーマン独特の緊張感というかスリル、それからシリアスなところに加えてコミカルなギャグ要素というかそういったものも入っております。それによってすごく絶妙なバランス感が保たれている。そんな作品となっております。もしまだ見てない方お見えになりましたら、またしばらくは劇場の方でやると思いますので、ぜひ見ていただきたいなというふうに思っております。
ということで今日のプレイリストには、もちろんこの曲、米津玄師と宇多田ヒカルのジェンドゥ、これを入れたいと思いますよ。本当はこの作品を見ていただいた上で重ねて聴いていただけるといいなと思いますけれども、対談を聞いたりMVを見たりしていただいて聞くだけでも違うなと思いますし、
まだ原作は見たけれどもというような人も原作と重ねて見ていただいても面白いと思いますしね。ただただ曲を聴くだけでもなかなか素晴らしい曲ですし、いろんな部分でフックの効いた曲になってますから、
この天才二人の作品、唯一無二だと思いますよ。すごい曲だなと思いますので、ぜひこの二人の新しい一面を見るという意味でも聴いていただきたいなと思います。さてエンディングですけれども、今日はちょっとポッドキャストスターアワードの振り返りというものができてなかったので、遅ればせながらですけれどもさせていただきたいと思います。
私もエントリーさせていただいたポッドキャストスターアワードですけれども、対象は3AMオタクさんということでね、私も大好きでいつも聞かせていただいている番組さんが獲得されて納得という感じなんですけれども、この番組さんはいろいろな漫画だとかアニメを中心に作品を深掘っていく。
お一人は海外の方で、その奥さんが日本人という形でね、もう一人日本人の方もいるんですけれども、基本的にはお二人の回が多いのかな。この番組でもこのレゼ編のことを取り上げていらっしゃいましたけれどもね、かなり面白い番組です。私も大好きで聞いておりますけれどもね、おめでとうございます。
私もね、残念ながら箸にも棒にも引っかからなかったわけですけれども、来年こそはという気持ちでおりますのでね、ぜひ来年第3回の開催を期待したいとともにですね、まずこのポッドキャストスターアワードを立ち上げるといったときに、
アテクシの屍を超えてってのね、今回、公認アンバサダーということで仕事をされておりました、スミリコザポイズンレディさんですね、感謝したいなと思います。
少し、ほんの少しですけどもね、このスターアワードの開催の応援ができたこと、それに携われたことっていうのは、僕にとってとてもすごい思い出にもなりましたしですね、愛着もすごく湧きましたし、皆さんとお祭り気分を味わうこともできました。
ただね、僕の大きな大きな反省としてですね、今回運営さんに個人的にすごい迷惑をかけてしまったということでね、大変申し訳なかったなということをこの場を借りてお詫びを申し上げたいんです。
何をしたかというと、もう一個の番組、したらぶっていう番組をやらせていただいてるんですけど、こちらのエントリーがギリギリになったんです、エピソードの関係でね。
なんとか間に合って登録させていただいてと思ってたんですけど、これがね、どうも登録されていないっぽいぞっていうことがわかってきたんですね。
で、ちょっと運営の方にね、どうなってますかっていうお問い合わせを何度かしてしまって、で、その都度運営さんはね、メールですぐに返信をくれてたんですけど、迷惑メールに入っちゃって、私がね、気づかなくてその都度運営さんにね、しつこくちょっと調べてもらえますかみたいなことを言ってしまうっていうね、最低ですね。
でもね、運営さんも本当にありがたい、この件に関わっていただいた方なんですけど、本当に丁寧に対応していただいて、何度もメール送っていただいて、いやもう本当にね、頭が下がるというかね、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですからね、ぜひ来年もしね、開かれるときには心を込めて応援協力参加させていただきますので、ぜひ来年の開催をお待ちしております。
それから前回のときにちょっとお願いをしたハッシュタグ、新しいハッシュタグのお話なんですけど、こちらもね、まだ引き続き募集しております。
あと数日となっておりますけれども、10月の末までということでね、募集しております。
すでにですね、何件かお便り、それからDMXの投稿なんかで、新しいハッシュタグへついてのご意見、それからアイディアもいただいております。
本当にありがとうございます。私みたいなね、この番組にね、本気で関わって考えてくださっている方がいるっていうのは、それだけで本当にね、嬉しいですし励みにもなります。
まだだよっていう方ね、もしお見えになりましたらですね、新しいハッシュタグ、ぜひ送っていただけたらと思いますし、いつも送ろうと思ってるけど送れないよっていう方、そこのあなたですよ、ぜひハッシュタグください。
今、いろんな案が出てますよ。蛇口もありますしね、ジャズ案とかね。
なんでそういうふうに思うのかっていうところがまたね、一言一言がまた違ってね、熱いものがあってですね、もう本当に嬉しい。
こういうのを読むのが本当にポッドキャスター妙に尽きるなと思っているわけなんですけれども、ぜひ皆さん、まだの方は送っていただけると嬉しいですので、よろしくお願いします。
はい、ということでね、送りしてきましたジャズの入り口案内所ですけれども、各週金曜日、大人の時間、午後8時頃に配信予定となっております。
今回もちょっと遅れて配信となっておりますけどもね、そのあたりご容赦お願いいたします。
また番組への感想やご意見、その他お便りについては、ハッシュタグジャズの入り口をつけてポストいただくか、お便りフォーム、それからDMでも受け付けております。
リットリンクのリンクが貼ってあります。そちらからはですね、お便りフォーム、それからプレイリスト、各種プレイリストの方に飛ぶことができますのでね。
今日のプレイリストはB面のプレイリストは概要欄の方にリンクを貼っておきますけれども、A面の方の歴代のプレイリスト、その他のプレイリストを聞くためにはそちらのリンクの方から飛んでいただけると全部聞けるようになってますのでね。
もし興味のある方はそちらに飛んでいただいて、お気に入りのプレイリストがございましたら是非フォローしていただけると嬉しいです。
はい、ということで最後までお付き合いありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。
次回A面は真相回転リニューアルの予定となっておりますので、お楽しみにということで、今日はこのあたりで失礼いたします。
案内役はフランクナッパでした。