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2023-12-11 58:01

番外編【シュンリフコラボ回後編】amazarashiの歌詞が好きすぎたので、ついでに相方を教育してみた



このエピソードは後編です!前編はこちら!→(Link予定)






皆さん、好きな歌詞はありますか?


僕はamazarashiさんの歌詞が大好きです。




今回はサンデーミュージシャン・バンドマンの「シュン・チャールズ」さんをお迎えして、大好きな歌詞を深掘りました。


ウシワカがここぞとばかりに心の恥部を曝け出していますがどうか広い心でお聴きください。


音楽を聞いても全く感動しないことに定評があるますぼうさんを引き連れ、歌詞の沼へとダイブします。彼は人の心を取り戻せるのか。




いつもとは違い、とっても真面目な工業高校農業部をお楽しみください。ウシワカの暴走が止まりません。






【Podcast】シュン・チャールズのReflection!Reflection!!


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00:00
このエピソードは、【シュンリフコラボ】amazarashi回の後編です。
概要欄のリンクから、前編を先にチェックしてみてくださいね。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
続いての曲は、【僕が死のうと思ったのは】です。
名曲ですね。
名曲ですね。ご存知の方も多いかもしれない。
この曲は実は、本当にリリースされているのは、
中島美香さんが歌われているバージョンというのがリリースされています。
ここの秋田ひろむさんというのが、作詞作曲で、楽曲提供という形でされているんですけど、
僕たちさんには今、秋田ひろむさんがセルフカバーされている動画を見てきました。
はい。
はい。あのね、タイトルから見ての通り、もういきなりどんぐらい感じがすると思います。
もう、小学生が見ても、暗いなーって思うタイトルだと思うんですけど。
なんか、同じような言葉を繰り返す系の歌ですね。
そうですね。
【僕が死のうと思ったのは】という単語を、随所に繰り返していくことが多い曲ですね。
うん。
結構前半の方、前半1番とか2番とかに出てくる【僕が死のうと思ったのは】の部分をちょっと抜粋して読んでみますね。
はい。
僕が死のうと思ったのは、海猫が桟橋で鳴いたから。
僕が死のうと思ったのは、誕生日に杏の花が咲いたから。
僕が死のうと思ったのは、靴ひもがほどけたから。
僕が死のうと思ったのは、少年が僕を見つめていたから。
なんでそんなことで死のうと思ったんやっていうぐらい。
そうはならんやろって思うけどね。
そうはならんやろという感じがするんですよね。
でもね、これが、いわばすごいフックになって、後で聞いてくる感じがするんですよね。
なんていうんですかね。
この曲はもう、歌詞を読めば読むほどかなり直接的なところなので、
こういう意味じゃないかなっていう深掘っていくのはまた違うかなと思うので、
もうちょっと歌詞を読んでみましょうかね。
一番の前半の方から行きましょうかね。
僕が死のうと思ったのは、誕生日に杏の花が咲いたから。
その木漏れ日でうたたねしたら、虫の死骸と土になれるかな。
八日雨、虚構の灯台、錆びたアーチ橋、捨てた自転車。
木造の駅のストーブの前で、どこにも旅立てない心。
今日はまるで昨日みたいだ。
明日を変えるなら今日を変えなきゃ。
03:01
わかってる。
わかってる。
けれど。
というのが一番サビ前までですね。
かなり本当に前半はどんぐらい感じがするんですよね。
虫の死骸と土になるって相当だと思うんですけど。
その後の表現で、虚構の灯台とか、錆びたアーチ橋、捨てた自転車っていう。
やはり港町っぽい描写と、錆びた建造物であったり、物の描写があります。
木造の駅が出てきて。
このどこにも旅立てない心っていうのが、やはりどこに行くにも行かないにもという心情ですよね。
今日はまるで昨日みたいだ。
明日を変えるなら今日を変えなきゃ。
もう文字通り、昨日も今日もおそらく一昨日もさらにその前も同じような日々を過ごしているんですよね。
明日を変えたいんだけど、だったら今日を変えなきゃ変わんない。
わかってる。
だけど。
っていう直接的ではありながら深く刺さるような、本当の真のところを描いたような感じがしますね。
これあれですね。字で見てたら当たり前だろうって思うような話ですけど、意外とそれが難しいし。
いや難しいですね。
今までと違う明日を迎えたいんやったら今日を変えないといけないっていうのは、上手いこと言葉で表現できないけど、
その歌詞を聞いた、牛垢さんが朗読した時に、歌詞を聞いた時に、ああそうやなってすごい言語化できないんですけど、
考えさせられる部分があって、なんかすごい深いなって思いました。
文字面で見てるのと言葉で入ってくるのとは全然違うことはありますよね。
うんうん。
このサビですね。1番のサビでは、僕が死のうと思ったのは心が空っぽになったから。
満たされないと泣いているのは、きっと満たされたいと願うから。
これもやっぱり空っぽになったから僕は死のうと思った。
ここでようやく、なんかそれっぽい理由になってきたなっていうのがあるんですね。
で、ここからまたちょっと2番のAメロですね。
僕が死のうと思ったのは靴紐が解けたから。結び直すのは苦手なんだよ。人との繋がりもまた叱り。
靴紐と人との繋がりをまあ関連付けて。
僕が死のうと思ったのは少年が僕を見つめていたから。ベッドの上で土下座してるよ。あの日の僕にごめんなさいと。
06:00
この少年はおそらく僕ですよね。
たぶんこれって例えば、自分は特別な人になるんだとか。
俺この歌詞読んでて、すごい自分の20代の頃の気持ちっていうのにすごくこの歌詞ってリンクするなと思ってて俺。
やっぱり俺も20代の頃一人暮らしをしながら東京でミュージシャンになりたいなって言いながら一人暮らししてましたけど、
やっぱりすごい孤独だったっていうのはあったんですよね。
で、やっぱバイトしながらだからもうすごいしんどいし、若干鬱状態にもなってるしみたいな。
で、そういう時に昔自分が夢見てた自分慣れなくてごめんって思った時期ってすごいあったんですよ俺。
過去の自分に対して。
だからここの歌詞のベッドの上で土下座してるよっていう気持ちすっごいわかるし。
前の方に戻っちゃうんですけど、このハカアメっていうのも俺すごいわかるんですよこれ。
ハカアメって食べた瞬間にスーッとするっていうのもあるんですけど、すごい寒くなるじゃないですか。体感的に。
そこですごくその後の錆び付いたアーチ卿だったり、漁港の灯台だったりとか、すごい冬の寒々しい感じっていう。
そうですね。ハカアメがうすら寒さを。
それを言いたいんだろうなっていうのはすごいあって。
すごい自分もちょっと鬱状態だった時期っていうのがあって、それをすごくこの歌詞読んでて思い出すんですよね。
いやーわかりますね。
たぶん20代とかそういう一回社会に出て、うまくいかなかったなと思って、そこから一回道をさまよう時期って誰でもあるじゃないですかやっぱり。
転職したりとか、一回就職したけど三年で辞めちゃおうみたいな感じで辞めて、じゃあ俺これからどうやって生きようかなってそうやってフラフラしてる時期。
その時期の感じとすごい俺近いなと思って。
そういう時に一人暮らししてて、この後のパソコンの薄明かり、上階の部屋の生活音。
これなんか本当俺この感じだったんですよね。
部屋真っ暗にして、周りの上階の部屋の生活音とかもしてて。
パソコンで休みの日とかもしょうがないからエヴァでも見るかってエヴァ見てまた鬱になって。
わかるー。
そういう感じなんですよね。
これわかってもらえるかわかってもらえるかとかわかんないか。
いや本当にわかります。
いやわかります。
わかります?
わかりますわかります。
これはちゃんとしゅんさんの自分の過去の話とか聞くまであんまり理解できてなかったんですけど。
09:04
歌詞だけ見てたらね。
ありますね。
過去のこうしたいなーって思ってた、すごい目をキラキラさせてた自分のことを思い出して。
本当にもう今のこの現状の自分の何もできなささを悔やむというか。
この上階の部屋の生活音っていうのが本当自分の部屋から何も音を発しない状態でボーっとしてる状態。
そうそうそうそう。
これすごいわかるな。
つらいなー。
確かにこれは死にたくなる場面ですわ。
そういう死にたくなる場面だし。
そういう時って本当にちょっとしたこと本当になんだろうな、例えば信号がうまく赤がずっと続いたこととか。
それだけでも本当に俺もう死んだ方がいいんじゃないかみたいな気持ちになる。
わかる。
わかる。
それなんですよこれ。
だから本当この歌詞でなんでこんなことで死にたくなるんだろうって思うけど。
靴紐がほどけたから死にたくなったっていうのもすげーわかるし。
そのことっていうのが実は人とのつながり。
人とうまくやれない自分っていうことに対しても苛立ち感じてるし。
それなんすよこれって。
なるほど。
わかってもらえます?
わかりました。
よかった。
これは深いな。
そう。
めちゃめちゃ深いですね。
そういう感じ。
なるほどね。
いやすごい、すごいですこれは。
で、出てくること、杏の花が咲いたとか海猫が桟橋の間とか。
これは想像だけ、想像、俺らはわかんないかもしれないけど。
でもそういう本当にちょっとしたことをうつつの状態のときって、
本当にちょっとした例えばその上の部屋の生活音がうるせえなと思って。
それに対しても苛立っちゃうし。
本当にちょっとしたことに苛立っちゃうし、もう死んだ方がいいんじゃないか楽になりたいなみたいな。
そういうのですよね。
うわーわかるなこれ。
最初聞いててね。
うん。
なんかいろいろ回答じゃないですか。
うんうんうんうん。
意味わからんし、どういうことって。
めちゃめちゃ思っとったんですよ。
うんうんうんうん。
けど、その話を聞くとめちゃめちゃわかるなって。
あ、よかった。
えーすごい。
すごい見え方186変わった。
あ、よかった。
よかった。
こうしてマスボウさんが心を取り戻していくんやな。
ちょっとずつちょっとずつ人間の心ゲージが溜まっていってますよね。
いいじゃないですかいいじゃないですか。
この次の歌詞なんですけど。
うんうん。
これも深掘るというか、
これも僕がそんなワードセンスって思ったところが一つ出てくるんですね。
パソコンの薄明かり。
12:01
上階の部屋の生活音。
インターフォンのチャイムの音。
耳を塞ぐ鳥籠の少年。
見えない敵と戦ってる6畳1間のドンキホーテ。
この僕は6畳1間のドンキホーテがもう嘘だろと思うぐらいびっくりしてる。
これまだわからへんよ僕。
これはちょっと文脈を一回整理しないと伝わらないと思うんですけど。
ドンキホーテの冒険という物語があるのはご存知でしょうか。
スペイン。
そうですね。
相棒さんは文化資本があれなので。
ジャングルダーの方しか知らないですけど。
違います。
強安の伝道ではないです。
違います。
激安って読みがちやけど実は強安っていうね。
お馴染みの。
お馴染みのドンキホーテ。
ドンドンドンキじゃないやつですね。
ペンギンの方じゃないんですね。
スペインの方のお話でですね。
ドンキホーテの冒険でしたかねっていうお話がありまして。
ありてに言いますと、
ドンキホーテという男性が自らのことを騎士だと思い込んでいる変なやつなんですよ。
ナイトだと思っている変なやつなんですよ。
ちょっと痛いやつ?
まあそんな感じですよね。
ざっくり言ってしまいますとね。
その人間は最後の最後には馬なんかには乗れないので、
ロバを従えて、ロバのドンキを従えて、
敵と戦いに行くというか、
出撃するわけですよね。
その相手というのが巨大な風車なんですよ。
敵でもなんでもない風車を大きなドラゴンだと思って、
剣を振り抜いて、ウラーって突っ込んでいくっていう。
本当に頭のおかしなやつっていう感じで描かれ方をする。
もっといろんなお話があるんですけど、ざっくり言うとこんな感じ。
そういうお話があったという文脈の上でこの歌詞を見ると、
インターフォンのチャイムの音、耳を塞ぐ鳥籠の少年っていうのは、
社会から隔絶されたちょっと変なやつというか、
普通ではない人間っていうのをそこで表していて、
見えない敵と戦ってるっていうのは、
やはりウェブ上で知り合った人間であったりとか、
全く目に見えない、本当に目に見えない何か、
自分の感情的なものであったりとか、
そんなものと戦ってるっていうのが、
大きな風車をドラゴンに見立てたドン・キホーテと書けてあると思うんですね。
ドン・キホーテはスペインの草原のお話なんですけど、
ここには六畳一間っていう狭い部屋の中で、
ドン・キホーテのようなある種変なやつが見えないものを見てしまいながら、
戦って勝手に負けているっていう、
その後続く歌詞がゴールはどうせひどいものさ、
というここが、今そのドン・キホーテのお話を知っていれば、
15:02
あ、そこ書けますかというような歌詞だなっていうのがありましたね。
知ってるな、牛岡さん。物知りやな。
文化資本があれやからさ。
高いから?
高くはないけど、人並みやと思ってるからさ。
友達とスマブラしたこともあるしさ。
でかいな、そこ。そこでかいんだよな。
そうさ、友達とスマブラしたことないでお馴染みですからね。
致命的。致命的ですからね。
僕的には超インパクトがある歌詞っていうのがあって、
その後ですね、最後のラスサビに向かって、
全部読みましょうかね。
僕が死のうと思ったのは、冷たい人と言われたから。
愛されたいと泣いているのは、人の温もりを知ってしまったから。
僕が死のうと思ったのは、あなたが綺麗に笑うから。
死ぬことばかり考えてしまうのは、きっと生きることに真面目すぎるから。
僕が死のうと思ったのは、まだあなたに出会ってなかったから。
あなたのような人が生まれた世界を好きになったよ。
あなたのような人が生きている世界に少し期待するよ。
と締められています。
この最後のサビでようやくもう一人出てくるんですね。
あなたが出てきます。
最初の歌詞の最初の最初で、もうずっと死のう死のうとしょうもないことでと、
最初ね、増本さんが思ったように僕も最初感じたんですけど、
この最後の最後に僕を愛してくれる人がいたわけですよね。
ぬくもりを与えてくれる人がいて、
死ぬことばっかり考えてしまうのは、生きることに真面目すぎるから。
というフックの後に、まだあなたに出会ってなかったから。
という、いわばここで死のう死のうと思っていた僕の心情から、
死なないでおこうというか、死なない理由っていうのは一つここに出てくるんですよね。
あなたのような人が生まれた世界を好きになったよ。
あなたのような人が生きている世界に少し期待するよ。
という、もう死にたさみたいな前半から後半の生きたさというか、
死にたくない理由、生きたい理由っていうのを見つけるっていう、
こうカタルシスのある曲で。
なんかパッと見タイトルでは、なんだめちゃくちゃ暗い曲やなと思うんですけど、
最後までしっかり聴くと、絵もいわゆる希望というか、
その辺を見出せるというか、そんな曲だなと僕は感じますね。
すごい、このなんかあなたっていう言葉が出たことで、
それまで灰色だった、そしたら錆びたアーチとかモノクロな世界から、
世界がすごくカラフルになったような感じを感じますよね。
色が付きましたよね、一気に。
これ俺、この曲を地元に中島美香さんがライブ来たんですよ。
18:02
そうですか。
俺ライブ見に行ったんですよ。
すごいライブの重要なところでこの曲やってて、
演出としてもそういう灰色な世界からバッて綺麗になる、
ここのすごい良いところですよね。
あなたが綺麗に笑うからとか。
ここですごくやっぱり華やかな照明とかもワーってなる感じ。
その演出がすごくあって、
やっぱそうだよな、そう捉えていいんだよなって俺思えたっていうのはすごくあった。
すごい、その演出はすごいですね。
めちゃくちゃ良かったですよ。
中島美香さんのライブ、ベストツアーみたいなやつだったんですけど、
すごい良くて、そのライブも。すごい楽しいライブでしたね。
いいですね。
そんな感じ。この中島美香さんが歌った、
僕が死のうと思ったのはっていうのは、
今YouTubeでThe First Takeのチャンネルの方でも見られるんですけど、
それもなかなか良くて、僕はたまに見てしまうんですけど、
やはり歌っているアーティストの熱感といいますか、
そこがものすごく感じられる。
この後半に向かってのカタルシスで、ものすごくそこを感じる良い曲だなと思っていますね。
やっぱなんかそのThe First Takeって、特にコロナ禍ですごく流行ったじゃないですか。
流行りましたね。
コロナ禍の閉塞感っていうのもやっぱあったんだろうなと思って、
この曲ってすごく前半閉塞感があるじゃないですか。
鳥籠の少年とか。
旅立てない心とかね。
死にたいなって思う人がいたっていうのもあったと思うんですよね。
だから他の例えば中島みかって良い曲いっぱいあるじゃないですか。
スターズだったりとか、雪の華とか。
そこを歌わずにこれを歌ったっていうのは、
多分そういうことも歌いたかったんだろうなっていうのは絶対あったと思うんですよね。
そういうライブでもこの曲をすごい重要な位置としてやってたっていうのも、
そういうことを歌いたかったっていうのは絶対中島みかの中でもあったんだろうなと思って。
いやー思います。
いいっすね。
いやーもう本当に素晴らしい。
すごい良い歌。
すごい良い歌でしょ。
良かった良い歌って思えてもらえてすごい。
暗い歌ってただ暗い歌って思われるよりも、
ちょっとでも良い歌だなって思ってもらえたのがすごい嬉しいです。
本当にもう聴いたときは、
全然人間の心を持ち合わせてへん僕が聴いたときはね。
もうこの僕が聴くのと思ったのを後ろに続く言葉を聞いて、
いやそうはならんやろって。
っていう感想しかなくて。
いやすごいわ。
いやすごいちょっとずつ良いですね。
松本さんなってきてますよ。
あと最後の1曲でこれ人間になれると思います。
完成しますかね。
これいけますよこれ。
牛岡さん良いですね。
21:00
これからの工業部、農業部期待ですよこれ。
良いですね。
これからの収録にも期待できそうですねこれ。
では最後の曲行きましょうか。
行きましょう行きましょう。
最後の曲でございますけども。
1.0という数字で表されたタイトルですね。
この曲はですね、もう本当に僕の一押しと言いますか、
押しすぎて逆に何も言わない方がいいまであるなと、
ここに来て思ってしまっている曲で台本を作りながらですね、
紹介したいなっていうところは太字にしてアンダーライン弾いてみたいな台本作ってたんですけど、
やればやるほど全部太字になってしまって、
もうキリがないっていうのはもう正しいかなもうそんな感じの曲なんですね。
先ほど雨晒し公式さんの方にあるこの曲のミュージックビデオをサニーに見たんですけど、
お気づきになられたと思いますが、なんか漫画の使ったミュージックビデオでしたよね。
そうですね。
これは現在も連載されているのかな、ちという漫画があるんですけど、
15世紀のヨーロッパの舞台になっているお話で、
まだ天童説が信じられていた頃ですね、天文学の上で天童説が信じられていた頃が、
地童説を発見したいわゆる異端者とか、その辺の周りですよね。
主人公がいて、主人公の親父は神学者、学者であって、天童説、キリスト教万歳な感じなんですけど、
そこの主人公におかしな研究者みたいなのがおかしいと思わへんかって言って、
地童説のことを話すんですよね。
っていう、マジで辻褄が合うみたいな感じで、そこにのめり込みそうになるんですけど、
それを認めると自分の周りの世界を全て否定するような形になって、
そこで俊々したり戸惑ったりっていうような、これがざっくりしたお話。
天童説から地童説へと向かっていくパラダイムシフトというか、
コペルニクス的展開というか、そんなことを描いた漫画があって、そこのタイアップというか、
どっちが先なのかもわからないレベルの、もうほぼ同時の曲ですよね。
いろんな曲があって、これが1.0なんですけど、これがね、いいんですよね。
もうド頭からまたちょっと読んでみますね。
あれからいろいろあったけど、こちらは変わらずにいます。いつも手紙感謝します。
少なくともあなたは1です。僕にとってあなたは1です。
24:04
という書き出し。
1?
これだけ聞いてたらよくわからないですけどね。
1って感じなんですけど、これはとりあえず置いていただいて、
僕にとってあなたは1ですということだけ覚えておいてください。
この後回収されていくので大丈夫です。
ここからもうほぼ全て読んでいこうかな。もうそれ以外に方法がないなと僕は思ってしまうので。
はいはいはい。
どうしようもないな。はしょれる部分も一つもない。
なんかはしょりたくはないですね、確かに。
いや本当に。
それでも時間にも限りがありますので。
季節感の話をしてますね。
窓越し、木々からまだらな陽光。季節はほとほとせっかちで、ひどく焦ってしまうもので。
時間は平等と言いますが、平等ほど残酷なものはないですね。
もう端的に表されていて、本当に平等ほど残酷なものはないっていうこのワードは、
いつどのタイミングでも誰にでも入るような単語のような気がするんですよね。単語、ワードのような気がするんですね。
平等であることが逆になるという、逆に残酷になるっていう、
当たり前のようで当たり前じゃないような気づかないことみたいなのがね。
ここのフレーズすごいなんかキーワードっぽいかなと思ってたんやけど。
なんかあんまり自分の中で、これっていう具体的なイメージができなくて、どういうことなんやろうって思ってたんやけど。
どうなんでしょう?なんか具体的なエピソードが何かありますか?
そうですね。時間っていうのは本当にもう誰にでも同じだけ迫っては過ぎていくものじゃないですか。
もうね、ベッドで寝っ転がってスマホを見てた3時間と、外に働きに出てバイトで3時間働いて得た3000円と同じ時間を過ごしている。
さらには全く違う場所で、もう誰にも考えつかないようなことを考えて、
その発見がもう人類の進歩に役に立つような発想がその3時間のうちに出て、
いろんな内容の、いろんな濃さの出来事っていうのがいろんな人間に起こり得るんですけど、同じだけ時間が平等に進んでて。
いわばその1時間や3時間のうちで、誰かが何かを生み出している間に、俺は何かできたのであろうかっていうことを、
僕はたまに考えてしまったりするんですけど、そういうのが非常に時間の平等さの残酷さっていうのを感じるかなと僕は。
うん、思って。ここにもううっと思っている部分がありますね。
27:00
うん、うっと思いますよね。
うーん。なるべくね、時間って無駄には過ごしたくないなってこう感覚的には思ったりしますけど、
比べるものではないのかもしれないけど、あいつの1時間と僕の1時間でどっちが価値があるというか、
何か身になったとか、何かを生み出したとか、そういったことをたまにふとこう考えてしまったりして、
辛くなったりする時ってあることだと思うんですよね。その辺も書かれているんじゃないかなと思ったりします。
うん、なるほどなるほど。
だって時間はだってこれって、生まれがどうだとか、勉強ができるできないだとか、スポーツができるとか、そういうのってもう全然関係なくみんな平等だから、
一切負けないですね。
だからこそやっぱり残酷ですよね。
うん、本当にこの一文に込められてますね。
うん、で当然、生きてみんな死ぬわけだから、そういう残酷さっていうのもやっぱあるし、
ありますね。
うん、それは本当時間って自分次第だし、
うん。
うーん、そうですよね。
もうこれはいきなり前半に吹っかけられた命題ですけど、
かなり重たいところここにありますね。
うーん。
じゃあその次行きましょう。
はい。
サビ前ですけど、
世界に望み託す人には、世界は白状に見えるものです。どうだっていいか。
っていう、だからいわば期待すればするほど裏切られたような感覚をこう持つことってありませんか。
うーん。
それを世界に対して感じているんですよね、この主人公というのは。
で、どうだっていいかっていうのはそんなことは、
お前らというか周りの人間にはそんなに大した話ではないよっていうある種の定観かなと思います。
うん。
サビに行きましょうか。
はいはい。
本当のとこ後悔ばっかりで、今日も眠れない夜が来て、悔やんでも悔やみ切れず、
成仏できない思いが真っ暗の夜になりすまし、真っ黒に塗りつぶす空に、
一粒の星明かりだって見当たらない街の底で、
それでもしがみつく光を生きていくための言い訳を、
死んではいけない理由を、悲しむ家族の顔とか、掴みたかった憧れとか、
希望と呼べるかすかなもの、見つかりますように見つかりますように。
というのがサビ前文ですね。
もう前から行きますけど、もう文字通り後悔ばっかりして、
それを考えて眠れない夜があって、悔やんでも悔やんでも、
この成仏できない思いがっていうのが、その重さを有弁に語っているような気がするんですね。
うんうんうんうん。
この真っ黒な夜になりすまし、真っ黒に塗りつぶす空に、という一文があるんですけど、
これ、実はさっき紹介した曲に、ここの描写出てきたんですよ。
真っ黒な夜、真っ黒な夜でこそ思い出せ、生まれた街よ、今年も花が咲いたよ、
30:05
っていうあの、帰ってこいよという曲の中で、
いわゆる暗く曇った心の中をそう、メタファーで表現したところが、
ここにも出てきたんですよね。
うんうんうん。
天沢さんの曲は、曲の中で他の曲が差し込まれたりというか、
同じような表現をされることがよくあって、
あ、こことここ繋がるなっていうのがあるんですけど、
これはまさしくそうかなって、勝手に思っています。
それでもしがみつく光を生きていくための言い訳を、
死んではいけない理由を悲しむ家族の顔とか、
掴みたかった憧れとか、希望と呼べるかすかなものを見つかりますように、
見つかりますように。
もうね、どんだけ絶望しとっても、
それ何かにしがみついて生きていくためのとか、
生きていくための言い訳というのと、死んではいけない理由をっていうのが、
同じようなことなんですけど、2パターンでこう描写されているのが、
厚いな、分厚いなと思うんですね。
これ何かここのお菓子聞いた時に、
これって多分僕が死のうと思ったのは、
主人公の気持ちっていうのが多分ここに出てるんだろうなって俺思って、
ありますね、そうですよね。
生きていくための言い訳とか、そういうのも出てくるし、
死んではいけない理由、悲しむ家族の顔、掴みたかった憧れ、
こういうのって全く僕が死のうと思ったのはで、
描かれた世界観だなと思って、
そこでドーンとなったところから、
希望と呼べるかすかなもの、見つかりますように見つかりますように、
これ、あなたに見つかりますようにってことじゃないですか、これって。
そうですね、まさしくそうだと思います。
だから僕は見つけたんだよっていうことを言ってるわけじゃないですか、ここで、
そういうもの、死んではいけない理由とか、
掴みたかった憧れ、希望と呼べるかすかなもの、
そういうものを俺は見つけられたから、君たちも見つかりますように、
俺は願ってますっていうこと。
なんかこの歌って、いつも手紙感謝しますっていうのもあるけど、
ファンに当てて歌ってるんだろうなって俺すごい思ったんですよ、この曲聴いてて。
ファンに当ててっていうのもあるし、過去の自分に対しても歌ってるんだろうな、
そういうのを、過去の今までのことを生産したくてこの曲作ったんだろうなって、
俺すごい思ったんですよね、この曲聴いてて。
そうですね、いろんな方向にも捉えられますよね。
そういうファンのこういう気持ち、君たちも持ってるよねっていうのを
歌いたかったんだろうなってすごい俺は思ったんですよね。
うん、ですね。
この希望と呼べるかすかなもの見つかりますようにっていうのは、
自分ではなく、いわば君に向かって言ってるんだと思うんですけど、
自分が見つかったよっていうのは、おそらくこの歌詞の1行目のね、
少なくともあなたは1です、僕にとってあなたは1です、で表現されているんですね。
33:00
これはもう少し進めばなるほどっていう思うところがあるので、
かすかなものっていうのはこの、ここで1と表現されていますが、
1つそれを心に置いてちょっと次いきましょうか。
悲観とは未来にするもので、そう考えると悲観してるだけマシだと思いませんか。
一度ここで止めますけど、もうこの1文っていうのはもうどうしようもなく
自分の心に残る1文なんですね。
僕、性格上悲観しないんですけど、何ていうか、何かに対して残念があったり期待を持ったりっていうのは
その先にあるこうやっぱ未来っていうものがあってこそ思うもので、
そう考えると悲観してるだけマシだと思いませんかっていうのを
本当に力強いワードに聞こえるですね。
どうにかなるさという言葉は他人ではなく自分に使うものです。
他人に期待する人には他人は無情に見えるものです。
勝手にしてくれ。
2番のサビ前がそうなんですけど、どうにかなるさという言葉は他人ではなく自分に使うもの。
そうですね、自分が自分に使うことでようやくやはり力を持つというか責任を持てる言葉であるなというのは
僕もやっぱ大人になって特に体感するところっていうのはあんまありますし、
他人に期待してしまうと要はその期待の裏返しでなんかがっかりしてしまったりね、無情だなって思うことがあって、
そんなもう好きにしろよっていうのはこの勝手にしてくれという長間投げやりなワードに突っ込んであるような気がしますね。
他人に期待しちゃうんだよな。
そう、期待してしまいますよね、他人にね。
で、なんかその他人に期待したりとか、いつか誰かが俺のこと見つけてくれるんじゃないかみたいな、
それがあって、それを裏切られてるわけじゃないんだけど、誰も俺のこと分かってくれねえじゃんみたいな風になっちゃって、
世の中で悲観しちゃって、で、死にたくなるっていうのがやっぱあると思うんですよね、みんな。
うん。
ある。
だから、なんかうまく言えないんですけど、そういうことなんだろうなっていう。
ね、それも本当にもう今は他の人から見れば勝手に人に期待して勝手になんか失望してっていう風にしか見えないっていうのは、
それこそ残酷なところだなとも思うんですよね。
うんうん。
では2番のサビ入るんですけど、ここでも一つ僕がああそうかと思ったワードというか表現が一つあって、
季節外れの海水浴場にて寄せては返す過去と未来、出会いと別れ、光と影、そんなものと遠く離れてただ息をしてたいだけなのに、
36:03
涙がこぼれそうになって、もう無理かもなって、もう無理かもなって。
この季節外れの海水浴場ってものすごいと思うんですよ。
うんうん。
というのも。
これ何なんかよく分からんかったんですけど。
うん、そうだと思います。
季節外れの海水浴場って何を想像します?
誰もいない。
誰もいないよね。
誰も。
誰もいないんですけど、あの例えば冬に海行って季節外れの海水浴場やなって思うことあります?
そこを海水浴場だとも思わなくないですか?
うん。
夏以外の時期に海に行ったところで。
あー。
はいはい。
もうマスボードさんなんか冬に海行ったら、あ、水があるなぐらいしか多分思わないと思うんですけど。
うん。
すごいあの東映の映画の最初のやつみたいやなーって。
岩が。
ザバーンってなって。
岩に水が当たってザバーンってなって。
そうそうそうそう。
それぐらいしか出ないと思います。
あれやなーって思う。
あれやなーぐらいしかならんと思う。
まあシーズン外ですよね。
まあ仮に冬としましょうか。
秋とか冬の薄寒いですよね。
風が吹いて。
北風がおそらく吹いてるでしょ。
そんな時に海水浴場を見て、砂浜ですね。
それを見て、季節外れの海水浴場っていう表現がそもそも出てくるのかっていう驚きもありますし。
その後にかかって寄せては返す過去と未来。
いわば波が寄せては返しているんですけど。
過去と未来、出会いと別れ、光と影。
3つをその波に乗せて描いてるんですよね。
うんうん。
過去があって未来があって、出会いがあって別れがあって、光があったら影があって。
そんなものと遠く離れて、ただ息をしていたいだけなのに涙がこぼれそうになって。
別にそんな大層なことを考えたいわけでもなんでもない。
ただ生きていたいだけやのに、もう限界が近いんですよね。
それでも逃げ出せない因果を。
かつての嘲笑も罵倒も。
後ろ指さされたこととか、全部帳消しにできるもの。
嵐でも売れない旗のように、絶対的に誇れるものが見つかりますように。
それが2番のサビです。
うん。
逃げ出せない因果。
これは、逃げ出すというのが、これはもう物理的に逃げるというよりかは、
もう死んでしまうぐらいの多分勢いだと思うんですよね。
うんうん。
うん。
でも死ぬに死ねない、生きなければいけない理由っていうのが1番のサビでも長場説明されていましたけど。
うんうん。
で、いろんなもう辛いことがあったりするけど、嵐でも売れない旗のように絶対的に誇れるもの。
っていうのが1番のサビの掴みたかった憧れとか、希望と呼べるかすかなもの。
というところ、同じ位置でこれが対比されていて。
うんうん。
かすかなものが絶対的に誇れるものと、ちょっと大きくなっているんですよね。
うんうん。
で、それが見つかりますように見つかりますように。
あーすごい。
39:00
大きくなっている。
うんうん。
やはり自分の中で絶対的なものっていうのが見つかれば見つかるほどやはりいいのだろうと。
うんうん。
それがあなたにも見つかって欲しいなっていう気持ちがここに現れてるんじゃないかなーって思ってます。
あーなんかすげー牛若さんの話聞いてたらなんかだんだん泣けてきた。
えー。
なんかすごくジーンと今来てますもん俺。
あーいいですね。ありがとうございます。
ではもうこのまま行きますね。
はいはいはいはい。
ラスサビ前のCメロがあります。
友達も学校も家族も社会も恋人も世界との繋がりが煩わしかった。
僕らを縛り付けていた無数の糸は繋ぎ止めるためのものだった。この世界へと。
もう短いんですが、その自らをこう縛り付けている本当に煩わしい世界との繋がりって書かれていますが、
まあ人間関係や社会や本当にそういうものが鬱陶しくてたまらなかった。
けどもその糸は本当はその自分にとって悪いものではなくて、
自分がこの世界で生きている理由を作り上げるためのものだったっていうのがここに表現されているのかなと思います。
その糸っていう表し方がまた秀逸だなぁと思うんですね。
繋ぎ止めるためのものっていうところに引っかかる。
この無数の糸っていうのがやはりこのロープのような太さではなくて糸と表現されているのが、
なぜかこう脆さ儚さみたいなものもなかば感じられて僕は序章的だなぁって思うんですけど。
その後、ラスサビとその手前ですかね。
入っていきます。
きっとゼロか一でしかなくて、その間に海原が広がり、泳ぎきれずにもがいている。
生きたがりの亡霊たちが凍える心に声もなく、消えたい願いすら叶わず。
死にたいなんて嘘ぶいたって、対岸の日が眩しくて。
それでも逃げ込める居場所を、あなたを呼び止める声よ。
もうここで死んだっていいって心底を燃える夜とか、報われた日の朝とか、
あなたにとっての位置が見つかりますように。見つかりますように。
どうにかなるさって言える、あなたにとっての位置が見つかりますように。見つかりますように。
というのがラスサビです。
いい詩ですね。
これがいい詩ですね、本当にね。
なんかね、この詩をずっと今読みながらこうやってやってたじゃないですか。
それで、さっきも出た昔の友達、まあ昔ってか別に今も友達ですけど、
そいつとね、俺バンドやってたんですよ。
20歳ぐらいの頃ぐらいまでやってたんですけど、その20歳ぐらいの頃の大晦日に、
42:00
そのバンドのメンバー、まあ3人だったんですけど、3人と、
バンドのメンバー3人と、あともう1人友達いたんですよ。いつも高校時代からツルんでた友達。
で、4人で車乗って、初日ので見に行こうぜって言って、
夜に、なんていうんですかね、初詣して初日ので見に行こうぜって言って、海に行ったんですよね。
なんか、その時の情景すっごい思い出しちゃって、今聞いてて。
ありますよこれは。
すごい忘れてたことだったんですけどそれ。
あーあったなーと思って。
そんな記憶もあったなーとね、思い出してしまいますよね。
みんな全然、そいつらと今でも仲いいんですよ。
だけどなんかそういう、まだ20歳ぐらいだから、なんつったらいいんだろうね、
大人なんだけど上手くいかない自分っていうのもいて、
で、ちょっと僕もその時、僕も割と鬱になる、鬱じゃないかもしれないですけど、
ちょっと鬱っぽくなる状態っていうのはすごく時々あるんですよ。
バシバシで。
なんかその時も俺ちょっとガーンて落ちた時期で、
なんかそういう時でもそいつら行ってくれたなっていうこととか。
いい友達ですよね。
なんかそういうのを思い出したらすごいなんか急にその時の海のこととか、
別に全然その時は大したことじゃないかったんですけど、
あの時のあれってすげー。
そう当時からすればね。
良かったよなって、なんか今すごくジーンと聞いてますね。
その初披露では海に見に行かれたんですか?
そうそうそう、地元の海に見に行ったんですよ。
それはもうなおさら響きそうですね。
そうなんですよねこれ。
この最後のサビで一番最初に出てきた1ってなんやねんっていうところが回収されにかかってくるんですよね。
きっと0か1でしかなくて、その間に裏腹が広がり泳ぎきれずにもがいている。
生きたがりの亡霊たちが凍える心に声もなく、消えたい願いすら叶わず。
0か1ってもうかなり極端な表現のように捉えられるんですけど、
やはりその無限のグラデーションっていうのは多分この海原で表現されてて、
もう何もない、この0か1は生として表されるものなのかもしれないんですけども、
その間でもうジタバタジタバタ苦しみながら、
数多の人間がこう生きているわけじゃないですか。
それを生きたがりの亡霊って言うんですよね。書いてあるんですよね。
おそらく生きている人間ですよ。書かれていることは。
でもそんな亡霊たちの消えたい願いすら叶わずっていうのが、
なんかもう全部嫌になって死にたくなってるけど、そんなのも許されない死ねない理由とか、
生きなければならない理由みたいなのがあって、
死にたいなんて嘘ぶいたって対岸の日が眩しくて、
いわば見えるところ、届くところに光があるんですよね。
逃げ込める場所や呼び止める声とか、
45:00
もうここで死んだって言って心底を燃える夜とか、報われた日の朝っていうのが、
あなたにとっての1とここでようやくはっきり描かれる。
もうどうにも生きたいとも死にたいとも思わないまま、
ただ惰性で暮らしていたりとか、いろんなふうに日々を過ごしている人がいるんですけど、
このあなたというのもおそらくそんな状況なんでしょう。
でもそんなあなたにとっての1っていうのが、ここでいろんなパターンで出されているんですよね。
居場所だったりとか、もう報われたっていう日の朝。
ありますよね。僕も劇的なあれはないんですけど、
こういう経験があるから今こうやって思えてる、こうやって生きてるとかっていうのは、
ここでガンと最後に打ち出されて、
何やらやっぱり前半も暗いまま進んできたこの曲なんですけど、
ここに来てようやくパッと開けたような明るい印象を出してくるっていうのがかなりありますね。
ここで落ちサビのところでいきなりコーラス入るじゃないですか、ハモリが。
そうですね。
俺このコーラスが亡霊のイメージなんだろうなと思って聞いて。
人間が出てきてますもんね。
それまでってずっとこのひろむさんのソロというか普通に歌だけだったんですけど、
そこにコーラスが入ってきて、そこで亡霊が入ってきて、
なんかその亡霊がサンドウェイが入ってすごく華やいた感じがしたんですよね。
その歌詞が、そのコーラスが入って。
で、過去とのグラデーションとか。
その亡霊って俺、もちろんたぶん牛若さんの考え方っていうのも俺ありだと思うんですよ。
でも俺この亡霊って過去の自分が死にたかったときの気持ちだとか、
そういう過去の自分のことなんだろうなって俺は思っててこの子のところ。
俺はそう捉えたんです。
だからその過去の自分が凍える声、すごく寒いって言ってる声とかも聞こえてて、
死にたいって嘘ぶいてた自分っていうのもいて、
でも向こう岸を見たらすごく世界眩しくて、
それがすごく生きる理由に今俺は見えてるんだっていうことなんだろうなって。
で、それがあるから俺はそこを見つけられた。
だからあなたにとっての位置が見つかりますように俺は願ってるよっていう風に言ってるんだって俺は捉えたんですよね、この歌詞を。
いやーいいですね。それも非常に思います。
生きたがりの亡霊って、かつて生まれては消えていった自分の、いわば感情の亡骸のようなものがね。
そうそうそうそうそう、そういう感じ、そういう感じ。
だからそこをコーラス入れたんだろうな、わざとコーラス入れたんだろうなっていうのが俺は思って。
3度上がいいっすよね。
コーラス入ってましたか。
そこだけなんか入るんですよ、3度上の音が。
ちょっと一瞬聞いてきていいですか。
どうぞどうぞ。
そもそもコーラスって何だっけ?
48:02
入ってるのか。
そう入ってるんですよ、聞くと。
心がない上に耳が悪い。大変やな。
積んでるな。
積んでるな。
はい、もうここのやっぱコーラス入るところ、その厚みと華やかさっていうのが、よりそうこの曲のなんていうんですか、希望とか光というか、そういう力強さみたいなものを表現するところに拍手をかけていて、もう持っていかれる。
持ってかれますね。
どうにかなるさって言える、あなたにとっての位置が見つかりますように、見つかりますようにっていうのが前半の歌詞ですよね。
どうにかなるさという言葉は他人ではなく自分に使うものです。
自分が自分にとってどうにかなるさって言えるほどの、いわば括弧たる何か嵐でも折れない旗であったりとか、
希望と呼べるかすかなものであったりとか、そういったものをあなたにとっての位置っていうのが見つかってほしい、見つかってほしいという願いがね、ここになってやはり大きくリフレインしてくるっていうのが、
もう僕はたまらないね。
もうこの曲はもう、わーってなりますもんね、聴いてて。
いや本当にね、夜に聴いてはいけないしね、これね。
やばいっす、やばいっすよ。
本当に考え込んで。
考えちゃう。
こんなのドライブ中に聴いたらやばいっすよ。泣きますよ。
警察にね、聴いてしまうし、警察にポロポロ言ってしまうんですけど。
良くない、本当に。心が持たない。
ということで、1.0という曲なんですけど、マスボウさんどうですか?
人の心をだいぶ充電することはできましたね。
お二方の解説を交えてもらって、ようやく歌詞の意味っていうのは理解できるようになったかな。
お手伝いできて良かったです。
本当に良かったです。
ここからは自分にとっての課題ですよ。
歌詞を聴いてね、自分の過去のことっていうのを照らし合わせて、こういうことなんやなっていうのが理解できるようになるのが自分の中で課題かな。
今回紹介した5曲以外にも、もう一つちょっと紹介したい歌詞っていうのがありまして、全然まだ違う曲なんですけど、
ひろという曲で、
天沢市の秋田ひろむさんが、19歳で上京されたんですけど、同じタイミングに養成された友人、
若くして亡くなられた友人がいらっしゃるようで、その方に向けた死と言われているんですよね。
51:06
それが、もう無理だって言うな、諦めたって言うな、そんなこと僕が許さねえよ。
他に進むべき道なんてない僕らにはさ、お似合いの自分自身を生きなきゃな。
ガキみたいって言われた。無謀だって言われた。それなら僕も捨てたもんじゃないよな。
誰も歩かない道を選んだ僕らだから、人の言うことに耳を貸す暇はないよな。
という歌詞なんですけど、
これも、いわゆる19歳まで一緒に歩んできてた友人が亡くなられたんだけど、
その人に向けて歌っているようで、その人から歌われているような作りになっている、ちょっと不思議な歌で。
いわゆる音楽活動で身を立てていくっていうのが、
この誰も歩かない道を選んだ僕らだからというところに集約されているかなって思うんですよね。
いろんな人にやめとけって言われたり、止められたり、応援されなかったりあるけど、
そんなことどうでもよくて、人の言うことに耳を貸す暇なんてない。他にやることがいっぱいある。
というのが、秋田さんの音楽活動というか、そこに向かう原点というか、
そこのマインドにちょっと触れられるような気がして、個人的にギュッと来てしまうところがあるんですね。
この曲もまた良ければ聴いていただきたいんですけど、
聴いときます。
これは1番の歌詞と2番の落ちサビだったかな、を抜粋しました。
雨晒しさんの曲を5曲とちょっと紹介しましたけど、
いや、濃厚でしたね。
歌詞深いね。
すごい負の側面を表現されて、すごく鮮明に具体的にリアルに書きながら、
それでも光というか希望に満ちた歌詞。
もう曲の後半ではもうすごく力強く表現されているというのが、
もうなんか全体的な特徴でもありながら、もう僕の1番好きなテーマというか、
ここにもうぶっ刺さってしまって沼にズブズブハマってしまっているのが僕なんですけど、
これをちょっと今日は共有できて本当に良かったなと、
かなりのリスナーさんを置いていけぼりにしているような気はしながらも、
これはでもどこかで誰かに話したいなって思っていたことなので。
それがポッドキャストじゃないですか。
いやまあそうですね。
それがポッドキャストですからね。
いやでも俺今日こうやって歌詞の話をできたのすごい楽しかったですもん。
54:03
いやー良かったです。
ずっとお話ししたいなと思ってたお二人とこうやって自分の好きな音楽、
天晒しは僕そんな詳しくないですけど、音楽っていうものを通していろんな歌詞の話だったりとか、
だって話している中で歌詞って言っても自分の人生観とか生き方とか、
そういうところの話とかになっていくじゃないですか、
天晒しの歌詞って特に。
それがすごくこういう同年代の人、ちょっと俺は年上ですけど、
でもそういう人と話してきてすごい楽しかったです。
嬉しい。
僕の今日の一番の感動した曲が、僕が死のうと思ったのはこれですね。
良いですね。
本当に自分で聴いただけでのイメージと、
実際のこの歌詞に込められた思いっていうののギャップの差がすごすぎて、
歌詞ってここまで表現できるんやっていうのがすごい感動しましたね。
すごい。
心を少しは取り戻していただけたようで。
いやでも本当僕はもうお二人の歌詞からこういうイメージを受けたっていうのを聞いて、
へーっていう。
アホ面で。
お二人の歌詞のイメージを聞いて人間の心を取り戻したように思ってますけど、
いざまた同じように歌詞を聞いててしてたら、イメージ出てくるんかなどうなんかなって。
悲しいですよね。
心配なところではありますけど。
ちょっとずつステップアップしてきますよ全然。
そうですそうです。
いつですか?
また僕の番組の方でもそういう話しますんで。
そっちでもぜひ楽しんでもらえればと。
いや楽しみですね。
カスみたいなコメントを待ちしてますよ。
考えておきます。
ということでここまではね、
雨晒し僕はもう大好きで大好きでしょうがないアーティストの曲を彫っていきましたが、
しゅんチャーズさんのポッドキャスト番組、しゅんチャーズのリフレクションリフレクションの方でも、
また別のアーティストさんの歌詞を彫ったり、
しゅんさんや我々牛若松坊の音楽をどう触れてきたのか、
音楽メディアなどの編輯であったりとか、その辺のちょっと広いところも話していきたいなと思っていますので。
結構世代によって違ってくると思うので。
そうですよね。
この辺もね、なかなか自分でも楽しみだなと思うんですけれども。
はい、楽しみですね。もう旬陸工業部なんですかね。
57:03
旬陸工業部。
旬陸工業高校ですかね。
旬陸工業高校、バイクが走り回ってそう。
そうそう。そんな感じでぜひやりたいと思います。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
ということで、本日はありがとうございました。
リスナーの皆様もありがとうございました。
ありがとうございました。
旬チャールズさんでした。ありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
お聞きいただきありがとうございました。
工業高校農業部では皆さんの温かいコメントをお待ちしております。
お便りフォーム、ハッシュタグ工業高校農業部でのツイッター、
トップアイレブなどガンガン押してください。よろしくお願いします。
ではまた次回お耳にかかりましょう。
お相手はますぼーと、
藤岡でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
58:01

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