このサビですね。1番のサビでは、僕が死のうと思ったのは心が空っぽになったから。
満たされないと泣いているのは、きっと満たされたいと願うから。
これもやっぱり空っぽになったから僕は死のうと思った。
ここでようやく、なんかそれっぽい理由になってきたなっていうのがあるんですね。
で、ここからまたちょっと2番のAメロですね。
僕が死のうと思ったのは靴紐が解けたから。結び直すのは苦手なんだよ。人との繋がりもまた叱り。
靴紐と人との繋がりをまあ関連付けて。
僕が死のうと思ったのは少年が僕を見つめていたから。ベッドの上で土下座してるよ。あの日の僕にごめんなさいと。
この少年はおそらく僕ですよね。
たぶんこれって例えば、自分は特別な人になるんだとか。
俺この歌詞読んでて、すごい自分の20代の頃の気持ちっていうのにすごくこの歌詞ってリンクするなと思ってて俺。
やっぱり俺も20代の頃一人暮らしをしながら東京でミュージシャンになりたいなって言いながら一人暮らししてましたけど、
やっぱりすごい孤独だったっていうのはあったんですよね。
で、やっぱバイトしながらだからもうすごいしんどいし、若干鬱状態にもなってるしみたいな。
で、そういう時に昔自分が夢見てた自分慣れなくてごめんって思った時期ってすごいあったんですよ俺。
過去の自分に対して。
だからここの歌詞のベッドの上で土下座してるよっていう気持ちすっごいわかるし。
前の方に戻っちゃうんですけど、このハカアメっていうのも俺すごいわかるんですよこれ。
ハカアメって食べた瞬間にスーッとするっていうのもあるんですけど、すごい寒くなるじゃないですか。体感的に。
そこですごくその後の錆び付いたアーチ卿だったり、漁港の灯台だったりとか、すごい冬の寒々しい感じっていう。
そうですね。ハカアメがうすら寒さを。
それを言いたいんだろうなっていうのはすごいあって。
すごい自分もちょっと鬱状態だった時期っていうのがあって、それをすごくこの歌詞読んでて思い出すんですよね。
いやーわかりますね。
たぶん20代とかそういう一回社会に出て、うまくいかなかったなと思って、そこから一回道をさまよう時期って誰でもあるじゃないですかやっぱり。
転職したりとか、一回就職したけど三年で辞めちゃおうみたいな感じで辞めて、じゃあ俺これからどうやって生きようかなってそうやってフラフラしてる時期。
その時期の感じとすごい俺近いなと思って。
そういう時に一人暮らししてて、この後のパソコンの薄明かり、上階の部屋の生活音。
これなんか本当俺この感じだったんですよね。
部屋真っ暗にして、周りの上階の部屋の生活音とかもしてて。
パソコンで休みの日とかもしょうがないからエヴァでも見るかってエヴァ見てまた鬱になって。
わかるー。
そういう感じなんですよね。
これわかってもらえるかわかってもらえるかとかわかんないか。
いや本当にわかります。
いやわかります。
わかります?
わかりますわかります。
これはちゃんとしゅんさんの自分の過去の話とか聞くまであんまり理解できてなかったんですけど。
歌詞だけ見てたらね。
ありますね。
過去のこうしたいなーって思ってた、すごい目をキラキラさせてた自分のことを思い出して。
本当にもう今のこの現状の自分の何もできなささを悔やむというか。
この上階の部屋の生活音っていうのが本当自分の部屋から何も音を発しない状態でボーっとしてる状態。
そうそうそうそう。
これすごいわかるな。
つらいなー。
確かにこれは死にたくなる場面ですわ。
そういう死にたくなる場面だし。
そういう時って本当にちょっとしたこと本当になんだろうな、例えば信号がうまく赤がずっと続いたこととか。
それだけでも本当に俺もう死んだ方がいいんじゃないかみたいな気持ちになる。
わかる。
わかる。
それなんですよこれ。
だから本当この歌詞でなんでこんなことで死にたくなるんだろうって思うけど。
靴紐がほどけたから死にたくなったっていうのもすげーわかるし。
そのことっていうのが実は人とのつながり。
人とうまくやれない自分っていうことに対しても苛立ち感じてるし。
それなんすよこれって。
なるほど。
わかってもらえます?
わかりました。
よかった。
これは深いな。
そう。
めちゃめちゃ深いですね。
そういう感じ。
なるほどね。
いやすごい、すごいですこれは。
で、出てくること、杏の花が咲いたとか海猫が桟橋の間とか。
これは想像だけ、想像、俺らはわかんないかもしれないけど。
でもそういう本当にちょっとしたことをうつつの状態のときって、
本当にちょっとした例えばその上の部屋の生活音がうるせえなと思って。
それに対しても苛立っちゃうし。
本当にちょっとしたことに苛立っちゃうし、もう死んだ方がいいんじゃないか楽になりたいなみたいな。
そういうのですよね。
うわーわかるなこれ。
最初聞いててね。
うん。
なんかいろいろ回答じゃないですか。
うんうんうんうん。
意味わからんし、どういうことって。
めちゃめちゃ思っとったんですよ。
うんうんうんうん。
けど、その話を聞くとめちゃめちゃわかるなって。
あ、よかった。
えーすごい。
すごい見え方186変わった。
あ、よかった。
よかった。
こうしてマスボウさんが心を取り戻していくんやな。
ちょっとずつちょっとずつ人間の心ゲージが溜まっていってますよね。
いいじゃないですかいいじゃないですか。
僕的には超インパクトがある歌詞っていうのがあって、
その後ですね、最後のラスサビに向かって、
全部読みましょうかね。
僕が死のうと思ったのは、冷たい人と言われたから。
愛されたいと泣いているのは、人の温もりを知ってしまったから。
僕が死のうと思ったのは、あなたが綺麗に笑うから。
死ぬことばかり考えてしまうのは、きっと生きることに真面目すぎるから。
僕が死のうと思ったのは、まだあなたに出会ってなかったから。
あなたのような人が生まれた世界を好きになったよ。
あなたのような人が生きている世界に少し期待するよ。
と締められています。
この最後のサビでようやくもう一人出てくるんですね。
あなたが出てきます。
最初の歌詞の最初の最初で、もうずっと死のう死のうとしょうもないことでと、
最初ね、増本さんが思ったように僕も最初感じたんですけど、
この最後の最後に僕を愛してくれる人がいたわけですよね。
ぬくもりを与えてくれる人がいて、
死ぬことばっかり考えてしまうのは、生きることに真面目すぎるから。
というフックの後に、まだあなたに出会ってなかったから。
という、いわばここで死のう死のうと思っていた僕の心情から、
死なないでおこうというか、死なない理由っていうのは一つここに出てくるんですよね。
あなたのような人が生まれた世界を好きになったよ。
あなたのような人が生きている世界に少し期待するよ。
という、もう死にたさみたいな前半から後半の生きたさというか、
死にたくない理由、生きたい理由っていうのを見つけるっていう、
こうカタルシスのある曲で。
なんかパッと見タイトルでは、なんだめちゃくちゃ暗い曲やなと思うんですけど、
最後までしっかり聴くと、絵もいわゆる希望というか、
その辺を見出せるというか、そんな曲だなと僕は感じますね。
すごい、このなんかあなたっていう言葉が出たことで、
それまで灰色だった、そしたら錆びたアーチとかモノクロな世界から、
世界がすごくカラフルになったような感じを感じますよね。
色が付きましたよね、一気に。
これ俺、この曲を地元に中島美香さんがライブ来たんですよ。
そうですか。
俺ライブ見に行ったんですよ。
すごいライブの重要なところでこの曲やってて、
演出としてもそういう灰色な世界からバッて綺麗になる、
ここのすごい良いところですよね。
あなたが綺麗に笑うからとか。
ここですごくやっぱり華やかな照明とかもワーってなる感じ。
その演出がすごくあって、
やっぱそうだよな、そう捉えていいんだよなって俺思えたっていうのはすごくあった。
すごい、その演出はすごいですね。
めちゃくちゃ良かったですよ。
中島美香さんのライブ、ベストツアーみたいなやつだったんですけど、
すごい良くて、そのライブも。すごい楽しいライブでしたね。
いいですね。
そんな感じ。この中島美香さんが歌った、
僕が死のうと思ったのはっていうのは、
今YouTubeでThe First Takeのチャンネルの方でも見られるんですけど、
それもなかなか良くて、僕はたまに見てしまうんですけど、
やはり歌っているアーティストの熱感といいますか、
そこがものすごく感じられる。
この後半に向かってのカタルシスで、ものすごくそこを感じる良い曲だなと思っていますね。
やっぱなんかそのThe First Takeって、特にコロナ禍ですごく流行ったじゃないですか。
流行りましたね。
コロナ禍の閉塞感っていうのもやっぱあったんだろうなと思って、
この曲ってすごく前半閉塞感があるじゃないですか。
鳥籠の少年とか。
旅立てない心とかね。
死にたいなって思う人がいたっていうのもあったと思うんですよね。
だから他の例えば中島みかって良い曲いっぱいあるじゃないですか。
スターズだったりとか、雪の華とか。
そこを歌わずにこれを歌ったっていうのは、
多分そういうことも歌いたかったんだろうなっていうのは絶対あったと思うんですよね。
そういうライブでもこの曲をすごい重要な位置としてやってたっていうのも、
そういうことを歌いたかったっていうのは絶対中島みかの中でもあったんだろうなと思って。
いやー思います。
いいっすね。
いやーもう本当に素晴らしい。
すごい良い歌。
すごい良い歌でしょ。
良かった良い歌って思えてもらえてすごい。
暗い歌ってただ暗い歌って思われるよりも、
ちょっとでも良い歌だなって思ってもらえたのがすごい嬉しいです。
もうド頭からまたちょっと読んでみますね。
あれからいろいろあったけど、こちらは変わらずにいます。いつも手紙感謝します。
少なくともあなたは1です。僕にとってあなたは1です。
という書き出し。
1?
これだけ聞いてたらよくわからないですけどね。
1って感じなんですけど、これはとりあえず置いていただいて、
僕にとってあなたは1ですということだけ覚えておいてください。
この後回収されていくので大丈夫です。
ここからもうほぼ全て読んでいこうかな。もうそれ以外に方法がないなと僕は思ってしまうので。
はいはいはい。
どうしようもないな。はしょれる部分も一つもない。
なんかはしょりたくはないですね、確かに。
いや本当に。
それでも時間にも限りがありますので。
季節感の話をしてますね。
窓越し、木々からまだらな陽光。季節はほとほとせっかちで、ひどく焦ってしまうもので。
時間は平等と言いますが、平等ほど残酷なものはないですね。
もう端的に表されていて、本当に平等ほど残酷なものはないっていうこのワードは、
いつどのタイミングでも誰にでも入るような単語のような気がするんですよね。単語、ワードのような気がするんですね。
平等であることが逆になるという、逆に残酷になるっていう、
当たり前のようで当たり前じゃないような気づかないことみたいなのがね。
ここのフレーズすごいなんかキーワードっぽいかなと思ってたんやけど。
なんかあんまり自分の中で、これっていう具体的なイメージができなくて、どういうことなんやろうって思ってたんやけど。
どうなんでしょう?なんか具体的なエピソードが何かありますか?
そうですね。時間っていうのは本当にもう誰にでも同じだけ迫っては過ぎていくものじゃないですか。
もうね、ベッドで寝っ転がってスマホを見てた3時間と、外に働きに出てバイトで3時間働いて得た3000円と同じ時間を過ごしている。
さらには全く違う場所で、もう誰にも考えつかないようなことを考えて、
その発見がもう人類の進歩に役に立つような発想がその3時間のうちに出て、
いろんな内容の、いろんな濃さの出来事っていうのがいろんな人間に起こり得るんですけど、同じだけ時間が平等に進んでて。
いわばその1時間や3時間のうちで、誰かが何かを生み出している間に、俺は何かできたのであろうかっていうことを、
僕はたまに考えてしまったりするんですけど、そういうのが非常に時間の平等さの残酷さっていうのを感じるかなと僕は。
うん、思って。ここにもううっと思っている部分がありますね。
うん、うっと思いますよね。
うーん。なるべくね、時間って無駄には過ごしたくないなってこう感覚的には思ったりしますけど、
比べるものではないのかもしれないけど、あいつの1時間と僕の1時間でどっちが価値があるというか、
何か身になったとか、何かを生み出したとか、そういったことをたまにふとこう考えてしまったりして、
辛くなったりする時ってあることだと思うんですよね。その辺も書かれているんじゃないかなと思ったりします。
うん、なるほどなるほど。
だって時間はだってこれって、生まれがどうだとか、勉強ができるできないだとか、スポーツができるとか、そういうのってもう全然関係なくみんな平等だから、
一切負けないですね。
だからこそやっぱり残酷ですよね。
うん、本当にこの一文に込められてますね。
うん、で当然、生きてみんな死ぬわけだから、そういう残酷さっていうのもやっぱあるし、
ありますね。
うん、それは本当時間って自分次第だし、
うん。
うーん、そうですよね。
もうこれはいきなり前半に吹っかけられた命題ですけど、
かなり重たいところここにありますね。
うーん。
じゃあその次行きましょう。
はい。
サビ前ですけど、
世界に望み託す人には、世界は白状に見えるものです。どうだっていいか。
っていう、だからいわば期待すればするほど裏切られたような感覚をこう持つことってありませんか。
うーん。
それを世界に対して感じているんですよね、この主人公というのは。
で、どうだっていいかっていうのはそんなことは、
お前らというか周りの人間にはそんなに大した話ではないよっていうある種の定観かなと思います。
うん。
サビに行きましょうか。
はいはい。
本当のとこ後悔ばっかりで、今日も眠れない夜が来て、悔やんでも悔やみ切れず、
成仏できない思いが真っ暗の夜になりすまし、真っ黒に塗りつぶす空に、
一粒の星明かりだって見当たらない街の底で、
それでもしがみつく光を生きていくための言い訳を、
死んではいけない理由を、悲しむ家族の顔とか、掴みたかった憧れとか、
希望と呼べるかすかなもの、見つかりますように見つかりますように。
というのがサビ前文ですね。
もう前から行きますけど、もう文字通り後悔ばっかりして、
それを考えて眠れない夜があって、悔やんでも悔やんでも、
この成仏できない思いがっていうのが、その重さを有弁に語っているような気がするんですね。
うんうんうんうん。
この真っ黒な夜になりすまし、真っ黒に塗りつぶす空に、という一文があるんですけど、
これ、実はさっき紹介した曲に、ここの描写出てきたんですよ。
真っ黒な夜、真っ黒な夜でこそ思い出せ、生まれた街よ、今年も花が咲いたよ、
っていうあの、帰ってこいよという曲の中で、
いわゆる暗く曇った心の中をそう、メタファーで表現したところが、
ここにも出てきたんですよね。
うんうんうん。
天沢さんの曲は、曲の中で他の曲が差し込まれたりというか、
同じような表現をされることがよくあって、
あ、こことここ繋がるなっていうのがあるんですけど、
これはまさしくそうかなって、勝手に思っています。
それでもしがみつく光を生きていくための言い訳を、
死んではいけない理由を悲しむ家族の顔とか、
掴みたかった憧れとか、希望と呼べるかすかなものを見つかりますように、
見つかりますように。
もうね、どんだけ絶望しとっても、
それ何かにしがみついて生きていくためのとか、
生きていくための言い訳というのと、死んではいけない理由をっていうのが、
同じようなことなんですけど、2パターンでこう描写されているのが、
厚いな、分厚いなと思うんですね。
これ何かここのお菓子聞いた時に、
これって多分僕が死のうと思ったのは、
主人公の気持ちっていうのが多分ここに出てるんだろうなって俺思って、
ありますね、そうですよね。
生きていくための言い訳とか、そういうのも出てくるし、
死んではいけない理由、悲しむ家族の顔、掴みたかった憧れ、
こういうのって全く僕が死のうと思ったのはで、
描かれた世界観だなと思って、
そこでドーンとなったところから、
希望と呼べるかすかなもの、見つかりますように見つかりますように、
これ、あなたに見つかりますようにってことじゃないですか、これって。
そうですね、まさしくそうだと思います。
だから僕は見つけたんだよっていうことを言ってるわけじゃないですか、ここで、
そういうもの、死んではいけない理由とか、
掴みたかった憧れ、希望と呼べるかすかなもの、
そういうものを俺は見つけられたから、君たちも見つかりますように、
俺は願ってますっていうこと。
なんかこの歌って、いつも手紙感謝しますっていうのもあるけど、
ファンに当てて歌ってるんだろうなって俺すごい思ったんですよ、この曲聴いてて。
ファンに当ててっていうのもあるし、過去の自分に対しても歌ってるんだろうな、
そういうのを、過去の今までのことを生産したくてこの曲作ったんだろうなって、
俺すごい思ったんですよね、この曲聴いてて。
そうですね、いろんな方向にも捉えられますよね。
そういうファンのこういう気持ち、君たちも持ってるよねっていうのを
歌いたかったんだろうなってすごい俺は思ったんですよね。
うん、ですね。
この希望と呼べるかすかなもの見つかりますようにっていうのは、
自分ではなく、いわば君に向かって言ってるんだと思うんですけど、
自分が見つかったよっていうのは、おそらくこの歌詞の1行目のね、
少なくともあなたは1です、僕にとってあなたは1です、で表現されているんですね。
これはもう少し進めばなるほどっていう思うところがあるので、
かすかなものっていうのはこの、ここで1と表現されていますが、
1つそれを心に置いてちょっと次いきましょうか。
あーなんかすげー牛若さんの話聞いてたらなんかだんだん泣けてきた。
えー。
なんかすごくジーンと今来てますもん俺。
あーいいですね。ありがとうございます。
ではもうこのまま行きますね。
はいはいはいはい。
ラスサビ前のCメロがあります。
友達も学校も家族も社会も恋人も世界との繋がりが煩わしかった。
僕らを縛り付けていた無数の糸は繋ぎ止めるためのものだった。この世界へと。
もう短いんですが、その自らをこう縛り付けている本当に煩わしい世界との繋がりって書かれていますが、
まあ人間関係や社会や本当にそういうものが鬱陶しくてたまらなかった。
けどもその糸は本当はその自分にとって悪いものではなくて、
自分がこの世界で生きている理由を作り上げるためのものだったっていうのがここに表現されているのかなと思います。
その糸っていう表し方がまた秀逸だなぁと思うんですね。
繋ぎ止めるためのものっていうところに引っかかる。
この無数の糸っていうのがやはりこのロープのような太さではなくて糸と表現されているのが、
なぜかこう脆さ儚さみたいなものもなかば感じられて僕は序章的だなぁって思うんですけど。
その後、ラスサビとその手前ですかね。
入っていきます。
きっとゼロか一でしかなくて、その間に海原が広がり、泳ぎきれずにもがいている。
生きたがりの亡霊たちが凍える心に声もなく、消えたい願いすら叶わず。
死にたいなんて嘘ぶいたって、対岸の日が眩しくて。
それでも逃げ込める居場所を、あなたを呼び止める声よ。
もうここで死んだっていいって心底を燃える夜とか、報われた日の朝とか、
あなたにとっての位置が見つかりますように。見つかりますように。
どうにかなるさって言える、あなたにとっての位置が見つかりますように。見つかりますように。
というのがラスサビです。
いい詩ですね。
これがいい詩ですね、本当にね。
なんかね、この詩をずっと今読みながらこうやってやってたじゃないですか。
それで、さっきも出た昔の友達、まあ昔ってか別に今も友達ですけど、
そいつとね、俺バンドやってたんですよ。
20歳ぐらいの頃ぐらいまでやってたんですけど、その20歳ぐらいの頃の大晦日に、
そのバンドのメンバー、まあ3人だったんですけど、3人と、
バンドのメンバー3人と、あともう1人友達いたんですよ。いつも高校時代からツルんでた友達。
で、4人で車乗って、初日ので見に行こうぜって言って、
夜に、なんていうんですかね、初詣して初日ので見に行こうぜって言って、海に行ったんですよね。
なんか、その時の情景すっごい思い出しちゃって、今聞いてて。
ありますよこれは。
すごい忘れてたことだったんですけどそれ。
あーあったなーと思って。
そんな記憶もあったなーとね、思い出してしまいますよね。
みんな全然、そいつらと今でも仲いいんですよ。
だけどなんかそういう、まだ20歳ぐらいだから、なんつったらいいんだろうね、
大人なんだけど上手くいかない自分っていうのもいて、
で、ちょっと僕もその時、僕も割と鬱になる、鬱じゃないかもしれないですけど、
ちょっと鬱っぽくなる状態っていうのはすごく時々あるんですよ。
バシバシで。
なんかその時も俺ちょっとガーンて落ちた時期で、
なんかそういう時でもそいつら行ってくれたなっていうこととか。
いい友達ですよね。
なんかそういうのを思い出したらすごいなんか急にその時の海のこととか、
別に全然その時は大したことじゃないかったんですけど、
あの時のあれってすげー。
そう当時からすればね。
良かったよなって、なんか今すごくジーンと聞いてますね。
その初披露では海に見に行かれたんですか?
そうそうそう、地元の海に見に行ったんですよ。
それはもうなおさら響きそうですね。
そうなんですよねこれ。
この最後のサビで一番最初に出てきた1ってなんやねんっていうところが回収されにかかってくるんですよね。
きっと0か1でしかなくて、その間に裏腹が広がり泳ぎきれずにもがいている。
生きたがりの亡霊たちが凍える心に声もなく、消えたい願いすら叶わず。
0か1ってもうかなり極端な表現のように捉えられるんですけど、
やはりその無限のグラデーションっていうのは多分この海原で表現されてて、
もう何もない、この0か1は生として表されるものなのかもしれないんですけども、
その間でもうジタバタジタバタ苦しみながら、
数多の人間がこう生きているわけじゃないですか。
それを生きたがりの亡霊って言うんですよね。書いてあるんですよね。
おそらく生きている人間ですよ。書かれていることは。
でもそんな亡霊たちの消えたい願いすら叶わずっていうのが、
なんかもう全部嫌になって死にたくなってるけど、そんなのも許されない死ねない理由とか、
生きなければならない理由みたいなのがあって、
死にたいなんて嘘ぶいたって対岸の日が眩しくて、
いわば見えるところ、届くところに光があるんですよね。
逃げ込める場所や呼び止める声とか、
もうここで死んだって言って心底を燃える夜とか、報われた日の朝っていうのが、
あなたにとっての1とここでようやくはっきり描かれる。
もうどうにも生きたいとも死にたいとも思わないまま、
ただ惰性で暮らしていたりとか、いろんなふうに日々を過ごしている人がいるんですけど、
このあなたというのもおそらくそんな状況なんでしょう。
でもそんなあなたにとっての1っていうのが、ここでいろんなパターンで出されているんですよね。
居場所だったりとか、もう報われたっていう日の朝。
ありますよね。僕も劇的なあれはないんですけど、
こういう経験があるから今こうやって思えてる、こうやって生きてるとかっていうのは、
ここでガンと最後に打ち出されて、
何やらやっぱり前半も暗いまま進んできたこの曲なんですけど、
ここに来てようやくパッと開けたような明るい印象を出してくるっていうのがかなりありますね。
ここで落ちサビのところでいきなりコーラス入るじゃないですか、ハモリが。
そうですね。
俺このコーラスが亡霊のイメージなんだろうなと思って聞いて。
人間が出てきてますもんね。
それまでってずっとこのひろむさんのソロというか普通に歌だけだったんですけど、
そこにコーラスが入ってきて、そこで亡霊が入ってきて、
なんかその亡霊がサンドウェイが入ってすごく華やいた感じがしたんですよね。
その歌詞が、そのコーラスが入って。
で、過去とのグラデーションとか。
その亡霊って俺、もちろんたぶん牛若さんの考え方っていうのも俺ありだと思うんですよ。
でも俺この亡霊って過去の自分が死にたかったときの気持ちだとか、
そういう過去の自分のことなんだろうなって俺は思っててこの子のところ。
俺はそう捉えたんです。
だからその過去の自分が凍える声、すごく寒いって言ってる声とかも聞こえてて、
死にたいって嘘ぶいてた自分っていうのもいて、
でも向こう岸を見たらすごく世界眩しくて、
それがすごく生きる理由に今俺は見えてるんだっていうことなんだろうなって。
で、それがあるから俺はそこを見つけられた。
だからあなたにとっての位置が見つかりますように俺は願ってるよっていう風に言ってるんだって俺は捉えたんですよね、この歌詞を。
いやーいいですね。それも非常に思います。
雨晒しさんの曲を5曲とちょっと紹介しましたけど、
いや、濃厚でしたね。
歌詞深いね。
すごい負の側面を表現されて、すごく鮮明に具体的にリアルに書きながら、
それでも光というか希望に満ちた歌詞。
もう曲の後半ではもうすごく力強く表現されているというのが、
もうなんか全体的な特徴でもありながら、もう僕の1番好きなテーマというか、
ここにもうぶっ刺さってしまって沼にズブズブハマってしまっているのが僕なんですけど、
これをちょっと今日は共有できて本当に良かったなと、
かなりのリスナーさんを置いていけぼりにしているような気はしながらも、
これはでもどこかで誰かに話したいなって思っていたことなので。
それがポッドキャストじゃないですか。
いやまあそうですね。
それがポッドキャストですからね。
いやでも俺今日こうやって歌詞の話をできたのすごい楽しかったですもん。
いやー良かったです。
ずっとお話ししたいなと思ってたお二人とこうやって自分の好きな音楽、
天晒しは僕そんな詳しくないですけど、音楽っていうものを通していろんな歌詞の話だったりとか、
だって話している中で歌詞って言っても自分の人生観とか生き方とか、
そういうところの話とかになっていくじゃないですか、
天晒しの歌詞って特に。
それがすごくこういう同年代の人、ちょっと俺は年上ですけど、
でもそういう人と話してきてすごい楽しかったです。
嬉しい。
僕の今日の一番の感動した曲が、僕が死のうと思ったのはこれですね。
良いですね。
本当に自分で聴いただけでのイメージと、
実際のこの歌詞に込められた思いっていうののギャップの差がすごすぎて、
歌詞ってここまで表現できるんやっていうのがすごい感動しましたね。
すごい。
心を少しは取り戻していただけたようで。
いやでも本当僕はもうお二人の歌詞からこういうイメージを受けたっていうのを聞いて、
へーっていう。
アホ面で。
お二人の歌詞のイメージを聞いて人間の心を取り戻したように思ってますけど、
いざまた同じように歌詞を聞いててしてたら、イメージ出てくるんかなどうなんかなって。
悲しいですよね。
心配なところではありますけど。
ちょっとずつステップアップしてきますよ全然。
そうですそうです。
いつですか?
また僕の番組の方でもそういう話しますんで。
そっちでもぜひ楽しんでもらえればと。
いや楽しみですね。
カスみたいなコメントを待ちしてますよ。
考えておきます。
ということでここまではね、
雨晒し僕はもう大好きで大好きでしょうがないアーティストの曲を彫っていきましたが、
しゅんチャーズさんのポッドキャスト番組、しゅんチャーズのリフレクションリフレクションの方でも、
また別のアーティストさんの歌詞を彫ったり、
しゅんさんや我々牛若松坊の音楽をどう触れてきたのか、
音楽メディアなどの編輯であったりとか、その辺のちょっと広いところも話していきたいなと思っていますので。
結構世代によって違ってくると思うので。
そうですよね。
この辺もね、なかなか自分でも楽しみだなと思うんですけれども。
はい、楽しみですね。もう旬陸工業部なんですかね。
旬陸工業部。
旬陸工業高校ですかね。
旬陸工業高校、バイクが走り回ってそう。
そうそう。そんな感じでぜひやりたいと思います。
はい、よろしくお願いします。