だからあの昔からその細かく分けたり再びくっつけたりとかいろんな形にしたりっていうことができたわけ。
でさらに金って美しいやん。だからそれで珍しい光り方もするからどやれるっていうそういう話。
なるほどね。地球上にちょっとしかなくて腐らなくて加工もしやすい。
その通り。
なるほどね。確かになんとなくみんなが価値を感じるものとしてはこれ以上ない素材な感じがするよね。
でこの金の価値をベースにして作られた世界のルールっていうのが昔あってそれが金本位制っていうね。
紙紙幣っていうのはただの紙切れなんだけれどもこれをいつでもその金庫の本物の金と交換できる引き換え券ですよっていう風にする。これダカンって言うんやけど。
引き換え券ね。確かにね。それは確かに紙切れに価値が出るってのもわかるよね。金と結びついてるから金みたいなもんやもんねその紙も。
そうそうそうそう。だからそれがいいっていう。あともう一つはその場合ね金庫にある金と同じ分しか基本的にお札をすることはできひんはずやん。
だから政府っていうのは自分の借金を返すのにお金をバーってすりまくるっていうこともできない仕組みになるし。
しかもよいろんな国の通貨が全部金と結びつくとするやん。そうすると例えばイギリスのポンドは金が何グラムです。
アメリカのドルは金と何グラムですっていう風にやると金をベースにして考えるからそれぞれの通貨同士が交換レートがガチって固定されて貿易がめちゃくちゃ安定するっていうわけよ。
おーなるほどね。いいね。めちゃくちゃシンプルでいいルールやん。
そうそう。
じゃあこれで終了ですね。解散っていうことにはならなかったってことね。
そういうことそういうこと。これね弱点があって世界経済が成長するとするやん。でも地球上のゴールドの量は増えへんわけよ。
だから取引するためのお金が足りなくなっていくっていう風になると。そうするとそのものがいい感じに流通しなくなるわけ。
こういうお金が詰まる状態っていうのをデフレーションっていう風に言うと。
デフレってやつだよね。何となく知ってるよ。デフレは金詰まり。
第一次第二次世界大戦くらいまで話進めるな。戦争が始まるやんか。そうすると各国は戦争に勝たなあかんと。
そのために一時的に金との引き換えっていうのを止めるわけ。金本位制は一旦停止します。
で金の量を無視してお札をブワーってするってことをやって。それでガンガンいろんなものを買って戦うっていうことをやったわけよ。
そうするとデフレの逆ね。お金の価値が金と結びついてないからどんどん下がっていくっていう状態になるので。
これがインフレーションっていう風に発生して世界経済はそれでボロボロになるっていうことが大戦争起きてしまったっていうことなんよ。
最近これよく聞くよねインフレはね。
そうね。
自分だけバカ正直に金と交換するルール守って戦争負けたら金がそもそも取られるしね。
そうそうそうそう。各国はしゃーなかったっていう気持ちもあるんかもしれんけど。
まあでもそんな2つの対戦の中でですね。一国だけ超独り勝ちをした国がありましたっていうね。
まあまあそれはアメリカやね。
アメリカっていうのは他国に武器を売るときにそんな風にインフレーションしてるわけやんか。
だからお前の通貨なんか信用できひんから金で払えやと。
しかもキャッシュでね。その場では後で払えばダメでその場で払えやみたいなことをやるキャッシュ&キャリー原則っていうのを徹底してたと。
そうすると各国がゴールドを全部アメリカに払うから世界のゴールドの約7割をアメリカが一国で集中して持つっていうとんでもない宝の偏りが起きてしまったっていう。
なるほどね。世界の金の7割がアメリカに。ウハウハやなすごいな。
で第二次大戦の勝ちがねほぼ見えてきた1944年に連合国ね。
日本が負けた方の国の人たちのお偉いさんたちがアメリカのニューハンプシャー州のリゾート地のブレトンウッズってとこに集まって
アメリカの金を土台にした新しいルールっていうのを決めた。これがブレトンウッズ体制っていうやつなんや。
なんかリゾート地とウッズのせいでもうゴルフする黒人がもう頭ん中にフワフワフワフワ。
タイガーウッズな。あいつはちょっと今頭から追い出してくれる。
いらん。あいつ雑。あいつ雑ねんな。ブレトンウッズ体制です。
どういうもんかっていうと世界で一番ゴールドを持ってるアメリカのドルだけが金と結びつくね。
これちなみに金1オンスあたり35ドルっていう風にルールが決まってたんやけど。
他の国はドルと固定相場で結びつくという感じになると。意味わかるかな。
ドルだけがゴールドに変えられる。
他の国の通貨はドルと交換はできるけど金とは交換できない。
ほぼ正解正解。正確にはドルも個人で金に変えることはできひんねんけど。
要は変えられるのは各国の中央銀行とかだけなんやけど。
でもほぼ合ってる。この時に日本円は1ドル360円っていう固定レートに設定されたわけ。
さらにいろんな国がそれを無視してお札をすりまくったら意味ないから全体を監視しようっていうので
IMFって国際通貨基金っていう見張り役の国際組織も作ったっていうことで
このドルの裏に金を置いてそのドルの絶対的な信用で
世界は為替リスクがゼロですよっていう超絶安定した社会を作ったっていう風になっていて
日本は戦争に負けてしまうんやけどその後戦後に驚異的な高度経済成長をするんやけど
この時にこの固定相場っていうのがあったっていうのが一つの一因やって言われてるらしい。
うまくいきそうやけどね今んとこ。でもこれそうなってないってことは何か問題があったんやろうね。
そうそうそうなんよね。これが最初から逃れられない弱点っていうのがここに潜んでたわけ。
これを専門用語でトリフィンのジレンマっていうね。
なんとかのジレンマってなんか書けないでめっちゃかっこいいなジレンマ。
なんかジレンマってことあるかな。板挟みってことあるかな。
そうそうそうそう板挟み板挟み。
この場合はどういうことかっていうとまず通貨を安定させます。
そしたら世界経済が広がります。
それって世界中の人がドルを持つっていうことでもあるやんか。
でもアメリカ側から見たらドルが世界中に持つってどういうことかっていうとドルが外に出てるってことやんか。
つまりアメリカ的には貿易赤字っていう意味なわけなんよ。
だから世界にドルが溢れれば溢れるほど人々は思うようになるわけ。
これほんまにアメリカの金庫にある金の量と釣り合ってんのかなっていう風に。
これなんか多くないっていう風になっていくわけなんよ。
なるほどね。
貿易赤字のアメリカさんのこのドルは本当に信用できるのかっていう。
そうそうそうそう。
だからドルは信用されてるから広がるのに広がると信用に疑問が出るっていうね。
行ったり来たりする。
これは流動性のジレンマっていう風に言うわけだ。
世界中にドルをたくさん売るとドルの信用が落ちると。
かといってドルの信用を守るためにお札をするのをやめると
今度は世界中でドルが足りなくなるからデフレになるっていうね。
そういうことそういうこと。
なるほどね。完璧に見えたシステムだと思ったんやけどね。
最初からだから問題はあったんや。
そういうことそういうこと。
こういう弱点がもともとあるのに潜在的に潜んでるのに
これに加速する問題が1960年代に起きて
それがベトナム戦争やねんか。
だからアメリカはそのベトナム戦争に莫大な戦費を賄わなあかんと。
だからお札をジャンジャン吸って世界中にドルを垂れ流すわけよ。
それやったら金庫の金と合わなくなるって話じゃなかった?
そうやね。だから禁断の果実にこれ手つけちゃってて。
だから最初にこれを問題視した人がいて
それがフランスのドゴール大統領っていうので
ドゴール大統領が言ったわけ。
アメリカさんはあんたらが吸ってるドル絶対金庫の金の量を超えてるやろってことで。
今のうちにだから俺らの手持ちのドルを全部本物のゴールドに変えてくれへんっていう話をしたわけよ。
やり寄った。ルールに沿って引き換えを要求してきたよね。
イギリスとかからも同じような要求が来て
これも銀行の取り付け騒ぎの国家犯みたいやんか。
アメリカの経済を保護したいっていう風に思ってるやんか。
だからアメリカはここでジャイアンムーブってかましてくるわけよ。
あーめっちゃやりそうやなそれ。
つまりあれやろ沖縄返してるからうちらのために働き
アメリカ経済をなんとかせいやみたいなことやろ。
さあさあさあさえ方さえ方さえ方。
ニクソンっていうのは特に日本の繊維産業が鬱陶しかったらしくて
日本の繊維産業が入ってくるのを規制しろっていう風に言ってきたんよね。
これさニクソンって南部の白人層に支持されてたわけ。
で繊維産業ってアメリカの南部にあってさ
南部は奴隷とかで面家を育てた歴史があるやん。
そこをきっかけに繊維産業っていうのがあったわけよ。
でも一方でさ日本っていうのも明治の近代化以降に
もともと最初の主要輸出品は絹なシルク、キートやったわけよ。
でそこがスタートになって育てていって
この頃はね日本の戦後にもう一個培った化学の技術で河川になってたけど
日本にとってもそういう意味で繊維はすごい得意分野やったって
お互い繊維は得意分野やったんやな。
でそん中でニクソンは日本の繊維産業をどけっていう風に言ってきたっていうことだよ。
なるほどね。歴史ある産業を差し出せっていうのはまあまあひどいよな。
まあね結構強引やんか。
でも佐藤首相は決断するわけ。背に腹はかえられんということで。
だから沖縄のために国内の繊維業界にはドルをかぶってもらおうっていう決断をすると。
この時のその日本政府の対応っていうのはよく糸で縄を買ったっていう風に批判される。
あーなるほどね。糸が繊維産業で沖縄の縄で糸で縄を買った。
最悪だ最悪だ。
繊維産業を売って沖縄を買ったって。
最悪だ最悪だ最悪だ。
もちろん日本の繊維業界ってこれに大反対で。
なんで資分類が犠牲にならなあかんねんっていうことで。
この時に通産省の大臣にいたのが宮沢喜一ってこの人もいずれ後に省理になるけどね。
この人がまあ必死に調整して作った妥協案っていうのが送料規制ってやつだよ。
繊維を送る送料をどうするかってこと?
送料は送料でもその送料と違って送るお金じゃなくてトータルの送料ね。
だから送料規制っていうのは。
送料ね。
アメリカに輸出する全体量を減らしますよって。
でもどれを減らしてどれを減らさないかはこっちで決めさせてもらいますっていうそういう案なわけ。
これ妥協案というかギリギリの案やったわけ当時の日本の。
なるほど。自主規制はしますよと。
でもやっぱり模型が出るやつは残して出ないやつはやめますとかできるんですね。
そうそうそうそう。
でもこれニクソンがめちゃめちゃ怒ったらしくてこれ怒ったことは後でわかんない。
いやでも日本企業ってこんな日でもドルがないとビジネスにはならんわけよ。
さらにアメリカに大物を売ろうっていうのもあるわけ。
だから裏で繊維問題とかも必死にまとめてるし。
頑張ってる。拙者ドルを買い支えているでござるみたいな。
ほら見て!頑張ってます!みたいなね。
けなげや。でもたぶん伝わらんわアメリカにそれ。
悲しい。何が起きたかっていうと、ヨーロッパの市場は全部閉まってると。
世界中のズル賢い投資家さん、トキスジやなどっちかっていうと。
これが暴落中のドルを引き取ってくれる窓口開いてるやん。
ドルガンガン売ったらってなるわけよ。
だから東京・川瀬市場は怒涛のドル売りを食らうわけ。
日銀は360円を支出せなかった。
だからドルをひたすら買い支えるっていう。この間10日間よ。
室井さん、どうして現場に縁が抱かれるんだ!みたいなね。
そうそうそう。
これ後でドルの価値下がったらマジですっごい損失になるよね。
しかも下がるよね。
そう。そしてそうなる。これバック損額約40億ドルや。
日銀の外貨準備に勝負を挑んだトキスジっていうのはこれでボロ儲けしたと。
でこれ儲けたお金なんやねんってことは日本国民の欠税などなどじゃないですか。
楽しい。
この時に放送したんやけど、逆にバック損を決定的にした人がいて。
頑張ったのにバック損を決定的にした人。
これが日本のエース、柏木裕介財務官っていう人なんよ。
この人は大倉省の国際金融専門のエースの人やって、英語完璧やね。
欧米の財務系の交換とも対等に渡り合える唯一無二の存在って言われてて。
彼のために官僚トップの事務次官と同格のポストで大倉財務官っていうのが新設されたぐらいのそういう人なわけ。
へーじゃあもう貸し買いさんにこれ何とかしてもらうんだこれ。
そうなんよ。佐藤首相っていうのはこの事態を受けて貸し上げさんに頼んだわけ。
すぐその関係確保言って、出方探って、アメリカと直談判やってきてって言って。
貸し上げさんは国際金融を考えた時に、日本企業がドルにいかに依存してるかを知ってたから、市場は閉めるべきではないって考えやったから。
市場は一旦閉めないでって言って、俺交渉行ってくるわって言って交渉に行ったんよ。
で、国内に残された大臣はその後バンバンドル売られてるけど、いや俺は判断できんしなーってなって方針転換できないようなズルズルズルズルズル行くっていう。
すごいなー。現場のエースが不在のまんまパニック状態で上も判断できず何もできひん。ただ見てるだけやもう。
残念なことに貸し上げさんはアメリカで交渉相手のボルカーという人と対談して、いよいよ無理やなってなって、アメリカ本気ですと。