通学区域の再編案
群馬県のニュースをお伝えします。(1)館林市が、小学校通学区域を2~5エリアに分割する6つの案を公表しました。
少子化に伴う児童生徒の減少を受け、館林市は、現在11に分割されている小学校・通学区域を2つから5つのエリアに再編する6つの案を公表しました。
今後、保護者代表や校長らをメンバーとする審議会が、就学人口の将来の展望や通学時間、地域性、クラス編成など考慮して案を絞り込み、来年2月に建前市に答申する見通しです。
新たな小学校通学区域の設定後に、11校ある小学校、5校ある中学校の再編計画を各エリアごとに協議するとしています。
6つの案は、審議会事務局を務める館林市がアンケート結果協議を踏まえてまとめ、10月の第3回審議会で示していました。
(2)7日未明、北関東道で大型トラックがトレーラーに追突。トラック運転手が死亡しました。
7日午前2時ごろ、伊勢崎市三和町の北関東道東行き伊勢崎インターチェンジ付近で、石川県小松市に住む62歳のトラック運転手の大型トラックが、
加速車線から本線に合流した富山県射水市の40歳のトラック運転手の大型トレーラーに追突しました。
62歳のトラック運転手は、胸を強く打つなどして太田市内の病院に搬送されましたが、死亡しました。
県警高速隊が詳しい事故原因を調べています。
この事故で、7日の午前3時50分からおよそ6時間にわたり、北関東道東市域の伊勢崎インターチェンジ・太田藪塚インターチェンジ間が通行止めになりました。
(3)東急田園都市線の列車衝突脱線事故を受け、JR東日本が緊急点検を行いました。
JR東日本は7日、東急田園都市線の列車衝突脱線事故を受けた緊急点検で、
上越線水上駅と高崎線熊谷駅の在来線合わせて2カ所で信号の設定ミスが見つかったと発表しました。
東急では信号ミスが原因だったため、国土交通省の指示で新幹線34駅と在来線865駅を点検していました。
JR東日本によりますと、2駅とも通常は停車しない線路のポイント付近に予期せず止まった場合、
侵入してくる列車と接触する恐れがありました。
該当箇所の使用を中止しており、11月中には対策を終える予定です。
(4)県の次世代移動サービス「グンマース」の登録者数が2万7000人以上となりました。
公共交通の経路検索やチケット購入ができる県の次世代移動サービス「グンマース」について、
県は8日までに昨年度末時点の登録者数が前の年度末の1.8倍となる2万7237人だったと明らかにしました。
今年度はこのサービスで利用可能な交通機関や店舗数を拡大していく方針です。
県交通イノベーション推進課によりますと、グンマースは
誰もが多様な移動手段を選べる社会の実現を目指し、2022年度に運用を開始しました。
今年3月からの半年で専用ウェブサイトで2回以上ログインしたアクティブユーザーは全登録者の27.3%だったということです。
(5)高校生が科学的な知識や技能を活用する力を養う「科学の甲子園」の県大会が8日、
伊勢崎市の県総合教育センターで開かれました。
伊勢崎四ツ葉学園中等教育学校が総合優勝し、来年3月に茨城県つくば市で開かれる全国大会で出場します。
この大会は、10月に実施された理科・数学などの筆記、
文化・文化の関係などの課題について、全国大会で開かれました。
8日は実験と課題実技が行われ、県内13校のおよそ100人が参加しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。