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群馬県のニュースをお伝えします。
インフルエンザの感染状況
インフルエンザの感染状況について、1医療機関あたりの患者数が4週連続増加しました。
(1)県衛生環境研究所によりますと、今月4日から10日までの1週間で、1医療機関あたりの平均患者数は46.45人と、前の週より7.6人多くなりました。
県内別で多い順に、富岡が74人と最も多く、伊勢崎が66.1人、宇治岡が64.67人、安中が61人などとなっており、国が定める警報発令の目安の30人を上回りました。
群馬県は、先月28日から県内全域に警報を発令していて、手洗いや換気に加え、希望する人は早めに予防接種を受け、
感染対策を徹底するとともに、症状がある人にはマスクを着用するよう呼び掛けています。
(2)上越新幹線終電繰り上げで、JR東日本が架線張替工事を公開しました。
耐震化や老朽化対策工事の作業時間確保のため、来年の春から上越新幹線の終電時刻をおよそ20分繰り上げるのを前に、
JR東日本は12日未明、高崎市内で架線張替工事を行いました。
JR東日本は、作業員の人手不足に対応するため、少人数での工事が可能となる大型機械の輸送時間を確保する必要があると説明しています。
工事は、全車両が運行を終えた後にほぼ毎日実施する予定で、新幹線の作業時間は現在およそ5時間を確保していますが、
基地と現場の往復移動や作業後の確認におよそ2時間かかっています。
実際に作業できるのはおよそ3時間で、終電を20分繰り上げることで、作業時間が約1割増えるとしています。
(3)北関東自動車道で事故が発生し、1人が死亡しました。
12日午前2時ごろ、前橋市駒形町の北関東自動車道東行きで故障で停車していたトラックに大型トラックが追突するなどして3台が絡む事故がありました。
トラックと前方に停まっていた
大型トラックの間で作業していた大田市に住む運転手45歳男性が衝突に巻き込まれ、搬送先の病院で死亡しました。
警察によりますと、邑楽町に住む37歳男性が運転するトラックが故障し、走行車線の路肩寄りに停車、
同僚の45歳男性がその前方に大型トラックを止め、2人で積み荷を移していたところへ大型トラックが突っ込んだということです。
(4)鳥インフルエンザを予防しようと、
県が防疫対策会議を開きました。
渡り鳥の飛来シーズンとなり、致死性が高い「高病原性鳥インフルエンザ」の感染リスクが高まっていることを受け、
県は12日、県庁で防疫対策会議を開きました。
養鶏関係団体、飼料販売業者、県や前橋市、高崎市などの職員合わせて35人が出席し、
予防のポイントや感染が判明した際の対応などを確認。
農林水産省によりますと、
昨年10月から今年4月にかけては26道県の農場で発生し、
過去最多のおよそ1,771万羽が殺処分されました。
今季はこれまでに4県発生し、野鳥の感染確認は15都道県で58県に上っています。
県は流行期前の9月から10月に養鶏農家165戸に、
消石灰を配布、消毒命令を出しています。
(5)(玉村町で)上水道基本料金を一定期間減免します。
長引く物価高騰への対策として、
玉村町は上水道の基本料金を一定期間減免します。
玉村町は12日の町議会本会議で、
関連事業費8300万円を含む本年度一般会計補正予算案と水道事業会計補正予算案が可決しました。
町の公共施設を除く一般会計と事業者が減免対象で、期間は半年間を予定しており、
来年度のなるべく早い時期から始めたいとしています。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。