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2025-08-27 05:01

2025年8月27日 いせさきFMニュース

8月27日 いせさきFMニュース

(1)群馬県の最低賃金改正について、群馬労働局に答申。
(2)野球を通じた地域活性化に取り組む桐生市を、王貞治さんが訪問。
(3)前橋市の電子地域通貨「めぶくPay」を不正利用したとして、ベトナム国籍の男を逮捕。
(4)ポータブル電源を無断で持ち帰ったとして、陸上自衛隊の2等陸曹を停職処分。
(5)民俗研究家の酒井正保さんが玉村町の横樽音頭の発祥に迫りました。

サマリー

群馬県の最低賃金は1063円に引き上げられており、これは2002年度以降で最大の上げ幅です。また、桐生市では地域活性化のために元プロ野球選手の大定晴さんが野球を通じた取り組みを視察しています。

群馬県の最低賃金の改正
群馬県のニュースをお伝えします。(1)群馬県の最低賃金の改正について、2025年度の時給を1063円とするよう、群馬労働局に答申しました。
群馬県の最低賃金の改正について、労使の代表や有識者らでつくる群馬地方最低賃金審議会は26日、2025年度の時給を78円引き上げ1063円とするよう、群馬労働局に答申しました。引き上げは、時給額で示す現在の方式となった2002年度以降で最大の上げ幅で、増額は2004年度から22年連続。
時給は過去最高となりました。
例年、答申に対する異議申し出などの手続きを経て、10月に最低賃金を改定しますが、大幅な引上げ額のため、企業側の準備期間として発効する日を来年の3月1日としました。
(2)野球を通じた地域活性化に取り組んでいる桐生市を、元プロ野球選手の王貞治さんが訪れました。
桐生市は、古くから野球の盛んな町として、野球を通じた地域活性化の取り組み、「球都桐生プロジェクト」を進めていて、王貞治さんはこの取り組みを視察するために26日、桐生市を訪れました。
このうち、廃校となった学校の校舎を利用した野球の室内練習場では、練習中の中学生に声をかけて激励し、バッティング練習を見守っていました。
また、スイングの軌道や飛距離などをその場で確認することができる最新の設備について説明を受けていました。
その後は、野球に関する資料が展示されている施設も視察し、桐生市の野球の歴史が戦前にまで遡って示されている年表を興味深そうに眺めていました。
(3)前橋市の電子地域通貨「めぶくPay」を不正利用したとして、ベトナム国籍の男を逮捕しました。
前橋市の電子地域通貨「めぶくPay」を不正利用したとして、県警サイバーセンターと前橋署は26日、電子計算機使用詐欺と組織犯罪処罰法違反の互いで、31歳のベトナム国籍の男を逮捕しました。
警察によりますと、逮捕容疑は仲間と共謀して、昨年12月18日午後9時ごろ、「めぶくPay」の決済システムの管理会社に不正に入手した桐生市に住む60代女性のクレジットカード情報をインターネット通信端末で送信し、自身が使うアカウントに13回にわたって合わせて11万6000円分をチャージした疑いです。
調べに対し、男は容疑を否認しています。
通貨を運営する「めぶくPay」が被害を確認した後、昨年12月、警察に相談していました。
(4)ポータブル電源を無断で持ち帰ったとして、陸上自衛隊の2等陸曹を停職処分としました。
陸上自衛隊の部隊が保有するポータブル電源を無断で持ち帰ったとして、陸上自衛隊相馬原駐屯地は26日、36歳の2等陸曹を停職60日の懲戒処分としました。
駐屯地広報室によりますと、2024年7月にポータブル電源を許可を得ずに自宅へ持ち帰り、8月1日にポータブル電源がないことに気づいた別の隊員が報告しました。
2等陸曹は訓練で使用する資材を自宅で作成するのに使おうと思った。深く反省していると話しているということです。
これを受けて駐屯地は、「このような規律違反が起きたことは誠に遺憾。同様の事態が発生しないよう指導を徹底する」とコメントしました。
(5)民俗研究家の酒井正保さんが玉村町の横樽音頭の発祥に迫りました。
民俗研究家の酒井正保さん96歳が玉村町南玉地区に伝わる横樽音頭についてまとめた、「日本唯一の横樽音頭を訪ねて」を出版しました。
民俗、文芸、音楽の観点から横樽音頭を紹介しています。横樽音頭は横にした樽をバチで叩いたり軽く吸ったりして演奏します。
60年以上研究してきた坂井さんは、「音頭と民謡が結びついた例は日本はもちろんアジアにもない」と強調しています。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
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