補正予算の発表
群馬県のニュースをお伝えします。(1)山本一太知事が今年度一般会計12月補正予算案を明らかにしました。
山本一太知事は9日の県議会議会運営委員会で
388億2700万円を増額する
今年度一般会計12月補正予算案を明らかにしました。
物価高騰の影響を価格転嫁できない医療機関や高齢者施設などへの支援金支給に
42億3900万円、幼児の教育・保育施設への支援金支給に5億5800万円盛り込みました。
この他、県内外で相次ぐクマ被害への対策費用として
1300万円を盛り込みました。
(2)富岡市の妙義山で発生した火災は9日も延焼が続き、
焼損面積は30ヘクタールに拡大しました。
8日に富岡市の妙義山で発生した火災は1夜明けた9日も延焼が続き
焼損面積は30ヘクタールに拡大しました。
県が派遣要請した陸上自衛隊のヘリコプターが上空から散水しましたが
鎮火に至らず、10日も継続します。
これまでに家屋への延焼や人的被害は確認されていないということです。
県によりますと、陸上自衛隊のヘリ3機と群馬・山梨両県の防災ヘリ各1機が
合わせて46回散水しました。
延焼範囲は広がったものの火の勢いは弱まっているということです。
(3)渋川市の用水路に車が転落、運転していた女性が死亡しました。
9日午前8時ごろ渋川市の市道で
81歳の女性が乗る軽乗用車が左前方のフェンスに衝突し
用水路に転落しました。女性はおよそ3時間半後
水没した車内から発見され、死亡が確認されました。
警察によりますと9日午前8時半ごろ転落現場近くの中古車販売店の男性から
車がフェンスを突き破って転落したと110番通報がありました。
通報で駆けつけた県警機動隊や渋川広域消防本部の隊員が
潜水するなどして用水路などを捜索。10時20分ごろに
下流に流されて水没していた軽乗用車を発見しました。
転落現場には高さおよそ1.6メートルの鉄製のフェンスが設置されていましたが
激しく破損し一部が水路側に大きく傾いていました。
(4)県内で、引き続きインフルエンザ警報が発令されています。
県によりますと今月1日から7日までの1週間に
県内の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は
医療機関当たりの平均で34.44人でした。
55.09人だった前の週より減少したものの感染が続いていて、警報の基準となる30人を超えています。
地域別にみますと、西毛地域が41.60人、中毛地域が35.67人、
東毛地域が30.92人、北毛地域が21.17人となっています。
この期間中、県内では小学校で1校が休校したほか
小学校や中学校など合わせて99校で
学年閉鎖や学級閉鎖の措置がとられました。
また県内では15歳未満を中心にマイコプラズマ肺炎も増加しており
県はいずれも飛沫や接触により感染が拡大するとして
定期的な換気など基本的な感染対策を徹底するとともに
早めの予防接種を検討するよう呼び掛けています。
(5)前橋市は9日、54歳の男性職員を停職6ヶ月の懲戒処分にしたと発表しました。
前橋市の小川晶前市長とラブホテルを利用し
この問題が報じられて市民の信頼を損なったなどとして
前橋市は9日、職員課副参事の54歳の男性職員を
停職6ヶ月の懲戒処分にしたと発表しました。
男性職員は12月31日付で依願退職します。
前橋市によりますと男性職員は公務外で小川氏と打ち合わせる場所として
ラブホテルを提案し10回以上利用しました。
前橋市は11月以降行政処分審査委員会で審議し
地方公務員法の信用失追行為に当たると判断しました。以上、群馬県のニュースをお伝えしました。